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2019年12月30日 (月)

迎春特別企画「大縁起物展」@白白庵(2019/12/29)

今日のお昼は白白庵に。現在開催中なのは年末の特別展。実は先週土曜日のオープニングレセプションには来ていたのだけれど後ろのライブがあったのでさっと廻っただけで引き上げてしまっていた。せっかくの展示なのでじっくり見たいと思って再訪することに。

今回の企画は「えんぎもの」ということで、取り扱い作家総出演という感じでさまざまなおめでたいものが並んでいる。ちょっとしたアクセサリーとかマスコットとか、そういう感じのものも多く展示されているほか、普段の展示と同じうつわやバッグなどもどことなく華やかな印象のものが多い。オープニングレセプションに来た時は夜だったけれど、今回並んでいる作品たちはどちらかというと穏やかな日の光の下の方が映える気がするな。

せっかく縁起物の展示に来たのだから、と思い前川多仁氏のお守りを購入。白白庵は今日が年内最終営業日になる。来年もこちらでたくさんの素敵な作品に出合えますように。

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2019年12月26日 (木)

七菜乃個展「Nananano Nude Photo Exhibition」@清アートスペース(2019/12/25)

今日の夕方は自宅隣の清アートスペースに。現在開催中なのは写真家の七菜乃氏の個展。

展示されているのはヌード写真で、一人を写したものと群像とがあるが個人的には群像の方が面白かった。被写体そのものが必ずしも強烈な魅力を放っている訳ではない(と書くとモデルの方々には大変失礼なのだが…)写真でも、ヌードモデルたちの絡みがちょっとポール・デルヴォーの作品を思い起こさせる、どことなく非現実的な雰囲気を放っているのがとても良い。

展示作品にはカラーとモノクロがあって、アートとしてのヌード写真はモノクロの方がスタイリッシュなことが多いのだが(カラーだと肉体の持つ生々しさに作品のコンセプトが圧倒されてしまう)、展示されていた作品は上記のような群像のアレンジが上手くとてもアーティスティックなものに仕上がっていた。

展示の後にはバーでビールを一杯頂き、スタッフの方の少しお話をしてから退出。来年の展示も楽しみ。

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2019年12月24日 (火)

田村セツコ・矢吹申彦・竹井千佳「冬の3人展 vol.5」@スペースユイ(2019/12/23)

今日の夕方はスペースユイに。現在開催中だったのは田村セツコ矢吹申彦竹井千佳の3人のグループ展。こちらのギャラリーの年末最終展示の恒例になっていて、今回が5回目の開催になる。実力派のアーティスト3人それぞれの個性が楽しめる展示で、毎年楽しみにしている。

田村セツコさんの作品はいかにも彼女らしい作品で、クリスマスの街の華やかさを意識したモチーフが彼女の個性にマッチしている。いつまでたっても作品から瑞々しさが失われないのは本当に不思議。

矢吹申彦さんの今年の作品のテーマはグレゴリオ聖歌。テーマに見合ったちょっと端正で堅めな雰囲気の中の子供たちと、そのバックに舞う音符。派手さはないがいつまでも眺めて慈しんでいたいと思えるような作品。

竹井千佳さんの今年のテーマは猫。女性が文字通り猫を被った(ウィッグのように)作品とか、肉球のスタンプをポップにあしらった作品とか、猫好きの僕としてはどの作品もとても楽しめた。今回は猫の髭とか爪とか線で表現される部分が多かったのでその部分につい目が行って、実は線の描写力もとても達者な作家さんだったんだなーということを発見。塗りの美しい作家さんなのは知っていたけど、作品の魅力は線の確かさもあってのことだったんだな。

今年もクリスマス気分が盛り上がった素敵な展示だったなー。ちょっと気が早いが来年も楽しみ。

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2019年12月22日 (日)

太田雅文@カフェコハナ(2019/12/21)

クロスノエシスのライブ終了後は太田雅文さんのライブを見に錦糸町に。会場は錦糸町と押上と中間にあるカフェコハナというお店。定期的にライブをやっているというお店ではないらしく、今夜もチップ制の緩い感じのライブ。第2セットの途中からの参加だったんだけどお腹が空いていたので入店してビールに加えてチキンと野菜のカレーを注文。これが良いカレーで、別途グリルした野菜がたっぷりついてきて栄養バランスもばっちりでボリューム満点だった。

ライブのフライヤーには太田雅文(Vo)、望月智子(Pf)、斎藤琢磨(Ba)とだけ書かれていたのだが来てみるとゲストミュージシャンが多数。ニューヨークで活躍しているピアニスト、クニ三上さんが飛び入り参加されたのは嬉しかったな。カフェという場所もあり、木曜日のKo-Koとは違ったゆったりした雰囲気でとても楽しめた。

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クロスノエシス@新宿MARZ(2019/12/21)

今年の夏からクロスノエシスというアイドルグループを気にしている。最初に見たのは8月末の月見ル君想フ。あてもなくふらりと見に行ったイベントで偶然出会い、不条理感と優雅さがミックスされたダンスに惹かれた。その後もMaison Book Girlと共演するイベントを見に行ったりしていたところに12月末に初のワンマンを開催という告知が流れてきた。チケットを買って楽しみにしていたところ、開催直前になって今回のワンマンでメンバーの一人SODAが脱退することになったと告知が。良いライブをしていたユニットなのにな、これからどうなるのかな、という思いを抱きながら見に行くことに。

会場は新宿MARZ。歌舞伎町の外れにあるライブハウスで、広さや作りは月見ル君想フを思い出す感じ。チケットはソールドアウトになったそうで会場は見動きにも不自由するほど。開演前にぼーっとしていてふと思い出す。そういえば、アイドルのイベントはちょこちょこ見てきたけれど、チケットを買ってワンマンを見るって10年前のPerfume以来だなー。

ライブの曲数は全部で9曲でアンコールの待ち時間やMCも入れて1時間ちょっととやや短め。先日発売されたファーストミニアルバムが9曲入りで、現在の持ち曲がそれぐらいということなんだろう。前半7曲が現メンバー4人。今までのライブで見たのは5曲なので未見の曲もあるのだがどの曲もやっぱりダンスが美しく、混雑してステージの一部しか見えないのに目が離せない。そしてアンコール2曲が脱退したSODAが抜けた3人で、新衣装で登場。新体制でのダンスはちょっとスタイルが変わるのかな?

全体を通して良いライブで、ライブハウスでのワンマンってやっぱり良いな。新体制でも活躍していってほしい。

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2019年12月21日 (土)

太田雅文@渋谷Ko-Ko(2019/12/19)

今日の夕方は友人のジャズシンガー、太田雅文さんのライブに。場所は渋谷のKo-Koというジャズクラブ。道玄坂のライブハウスが密集するエリアからわずかに離れ、ちょっと色っぽいお店が立ち並ぶエリアにある。見に来るのは今回が初めてだが東京の老舗のジャズクラブの一つだそう。
 
今回のメンバーは山口友也(Tp)、望月智子(Pf)、永見寿史(Ba)、野村綾乃(Ds)。クリスマスシーズンに老舗ジャズクラブで、ということで、クリスマスソングがふんだんに入りつつも硬派なライブ。トランペットとボーカルとの絡みも聴き応えがあり、今回も楽しみました。
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2019年12月20日 (金)

へ・シャンユ「Who Are Interested in Us」@SCAI THE BATHHOUSE(2019/12/18)

今日は午後一番で東大で開催される学会イベントに出ることにしていた。せっかくだから久しぶりにSCAI THE BATHHOUSEに寄り道していこうと昼休みにオフィスを出る。

現在開催中なのは何翔宇(へ・ シャンユ)という中国人アーティスト。展示されている作品はいずれも立体作品で、使用感のある椅子の脚の一本を取り外してその場所にブロッコリーのブロンズ像を置いたもの、グラスを床に置きその縁をなぞる線をわずかにずらして床に引いたものなど、ゴリゴリにコンセプチュアルな作品が並ぶ。北京とベルリンに拠点を置き、大規模な国際展でも活躍しているのも頷けるような切れ味。

中国にも、なのか、中国だからこそ、なのか、こういう誠実な思考をギリギリまで突き詰めるようなタイプの作家がいることに驚かされ、励まされ、意を強くする。こういうタイプの中国の作家をまとめて見てみたいな。

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2019年12月19日 (木)

アジアのイメージ-日本美術の「東洋憧憬」@東京都庭園美術館(2019/12/17)

今夜は東京都庭園美術館へ。ブルームバーグが利用者向けに開催しているアートイベント「Bloomberg ARTS CLUB」の貸切観賞会があるのだ。社内の端末でユーザーIDだけは持っているので喜び勇んで登録。開催を楽しみにしていた。

現在開催中の展覧会のテーマは20世紀前半(1910~60年頃)の日本の中国美術熱。日本の経済力が高まる一方、ヨーロッパとの接触で日本人の美意識が揺らいでいた時期に、近代の発掘によって従来は資料を通してしか知られていなかった古美術品の現物が多数出土したことにより、日本の実業家の間で蒐集ブームが発生、それは美術作家や知識人にも広がっていったとのこと。

今回の企画展は館長みずからがキュレーションを行ったとのことで、ガイドツアーも館長の解説付き。日本の作家が中国の古美術を題材に作品を作ることで自分たちは洋画の世界では二流にしかなれないというコンプレックスを克服したこと、日本の実業家は当時の中国の作品序列に捉われず自らの作品で作品を選んで購入したこと、泉屋博古館は所蔵作品の一般展示は行わないが今回は特別に何点か借り出すことができたこと、など、ガイドツアーでないと聞けない、気づけないことを多く知ることができた。

展示終了後には新館のカフェスペースに移って軽食とお酒を。楽しいイベントだったなー。こういうイベントを開催する会社って素敵だと思う。

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2019年12月17日 (火)

三谷拓也個展『なけなしの世界』@アートコンプレックス・センター(2019/12/15)

今日は信濃町のアートコンプレックス・センターに。今回の目当ては三谷拓也氏の個展。氏は美女・美少女のイラストを日本画の技法を使って描くアーティスト。2年前に初めて見た時に、イラストとして直球ど真ん中に好みでありつつそれを日本画の技法で描くことで得られる仄かなバットテイスト感がアクセントになっていて、一発でファンになってしまった。今年も何度か個展を開催していたのだがスケジュールが合わず、個展を見るのは1年ぶりになる。
 
今回の展示は過去よりも広い展示室で、さまざまなアプローチの作品が展示されていたが、背景などの書き込みを抑えたシンプルな作品が目を引いた。美しい女性、バッドテイスト感、この世ならざるものとのつながりなど、氏の作品の個性になっている要素がうまくバランスしていたと思う。このバランスのとり方って、特に女性をモチーフにしたアートとイラストのクロスオーバー分野の作品では、とても難しいと思うのだ。
 
いろいろなアプローチを積極的に試しつつ作品に深みが出てきていて、今後の活動が楽しみ。来年はもっと見に行く回数を増やしたいな。

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2019年12月15日 (日)

アウラ クリスマス・コンサート2019@Hakuju Hall(2019/12/14)

今日の午後はアウラという女性5人組ボーカルグループのコンサートに。彼女らはアカペラでさまざまな楽曲を歌うというというコンセプトで活動しているグループで、代々木八幡のHakuju Hallで毎年開催されるクリスマスコンサートに出かけるのがここ数年の年末の恒例になっている。

今年はニュー・アルバム「クリスマス・ソング・ブック」をリリースしたということで、そのアルバムに収録された曲を中心とした直球のクリスマスコンサート。「ママがサンタにキスをした」や「サンタが街にやって来る」といったベタなクリスマスソングから、「戦場のメリークリスマス」「ハッピー・クリスマス」といったちょっと大人の曲までバラエティに富んでいるけれどもどれもオリジナリティ溢れる楽しい曲ばかり。

そして最後の曲は「ボヘミアン・ラプソディ」。この曲は10月のフリーライブで一度聴いていたんだけれど、音響がちゃんとしたホールで聴くとちょっと鳥肌が立つほど凄い。

今年もとても楽しかったクリスマスコンサート。良い年を迎える祝福を貰ったような気がする。

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2019年12月13日 (金)

安座上真紀子「HAPPY HOLIDAYS」@スペースユイ(2019/12/11)

今日の夕方はスペースユイに。開催中だったのは安座上真紀子氏の個展。
 
彼女の作品は3年前にhpgrp GALLERY TOKYOで見たことがある。厚紙を使った立体作品を作る作家さんで、緻密な処理と厚紙の立体作品ならではのギミック(曲線部分の貼り合わせが歯車のように処理したノリシロになっているなど)のバランスが作品の個性になっている。3年前に見た時は家電製品がメインだったので立体模型的なギミックの印象が強かったが、今回はジュエリーやティーポットなどが中心で、紙の質感と対象物の本来の質感とのギャップを面白く感じた。本来なら紙の質感は陶器や宝石の再現には向かないはずなのだが、まっさらの色厚紙を前にした時の身の引き締まるようなワクワクするような感覚がモノとしての質感に上手く転換されているのが実に鮮やか。
 
会場にはたくさんの種類のカードも並んでいてクリスマスにもってこい。良い展示を見ることが出来ました。
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2019年12月11日 (水)

瀧口修造/加納光於《海燕のセミオティク》@富山県美術館(2019/12/10)

今日は出張で富山に。仕事を終えて帰りの新幹線まで少し時間があったので、富山県美術館に出かけることにした。富山駅の北口からぶらぶら歩き、途中に美しい親水公園を通って15分ほどで美術館に到着。

現在開催中だった企画展は瀧口修造と加納光於の交流に焦点を当てた展示。どちらも名前を知っている作家だったが交流があったという話は今回初めて知った。どちらの作家の作品もしっかりと展示されており、加えて両者の交流に関する展示も多い充実した内容。個人的に良かったのは加納光於の油彩作品。僕は版画作家というイメージを持ってたんだけど、絵具に蜜蝋を混ぜることで生まれるという独特の透明感というか立体感がとても印象深かった。

他にも常設展示もとても見ごたえがあるし、それ以外のパブリックスペースも楽しい。全体にゆったりとした作りのとても素敵な美術館。繁華街からは離れているので旅行者にとってはちょっと不便な場所だが、機会があればぜひ足を運んでほしい。

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2019年12月 9日 (月)

ニュースペース移転記念展@清アートスペース(2019/12/08)

自宅の近くにギャラリーが移転してきた。清アートスペースというギャラリーで、移転前には六本木交差点の近くにあったギャラリー。東アジアの現代作家を中心に取り扱っているとのことで、気になっている作家の個展も何回か開催していて存在は知っていたんだけれどなかなか訪れる機会がなかった。

開催中だったのは移転記念展。ギャラリーの取扱作家20人の作品が展示されている。作品の中心はモダンアジアンな美人画。日本人作家は日本画の手法を使った作家が中心で、他のギャラリーで見て動向を追いかけている三谷拓也氏の作品も展示されているのが嬉しい。面白かったのは中国人作家で、民国時代の上海モダンを彷彿とさせる作品を現代風のテイストに仕上げている。韓国の作家は少なかったんだけどキム・ジョンギ(金政基)という漫画家の作品が凄かった。筆ペンの作品で圧力が吹き出してくるような筆力。

案内にはカフェ併設と書かれていて、実際カウンターもあるんだけれど、メニューも置かれていないし中のスタッフが声をかけてくるわけでもない。あるいはオープニングパーティーの時などだけに使うのかな。カフェ使いもできると良いなと思っていたのでそこは残念。

ともあれ好きなジャンルの作家を扱うギャラリーが自宅の近所に引っ越して来てくれたのは有り難いこと。展示予定などまめに見ながらなるべく足を運ぼう。

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2019年12月 8日 (日)

あだちのりふみ「にこまんが展」@スペースユイ(2019/12/06)

今日の夕方はスペースユイに。現在開催中なのは漫画家のあだちのりふみ氏の個展。あだち氏は広告代理店に勤務しながらマンガの創作活動を続けてきた方だそう。

展示されているのはタイトルの通り2コマ漫画。キャラクター自体もシンプルでありつつとても可愛らしいものだが、2コマの展開の妙に唸らされる。単純にほのぼのとさせられるもの、深イイ話的なもの、あっと驚かされるもの、とさまざま。展示には「作者の35年に及ぶデザイン・マンガ・広告の3ジャンルの経験の溜まった何かから生まれたものです」と書いてあって、ああ確かに良い広告の持つ切れ味に似ているな、と思った。

心がほっこりする良い展示だった。会社勤めをしながらこういう漫画を描き続けて来られたって、大変だったろうけど良い人生だな。

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2019年12月 5日 (木)

大槻香奈個展「おなじ光、違う空の下」@アートコンプレックス・センター(2019/12/03)

今日の夕方は信濃町のアートコンプレックス・センターに。今回の目当ては大槻香奈さんの個展。

彼女の個展はここ数年見てきていて、最後に見たのはちょうど1年前での白白庵での展示。その時の展示は作家性をひたすら研ぎ澄まして来たアーティストがふと立ち止まって深呼吸をしてみた、といった印象を受けた。今回の展示には「今年は海外に行ったり、また自分自身の環境を変えたり、写真作品等の新しい表現に挑戦したりと、これまでとは違う景色を感じられる体験を意識的に取り入れていた」といった解題が付けられていて、あの時の印象とつながっているんだな、と思った。

出展された作品は、今まで辿ってきた制作履歴を改めて確認しようとしたという感じの作品が並んでいる。僕の観賞眼ではどこが違うのかは分からない作品も多かったのだが、彼女の代表作である少女の上半身像についてはなるほどと思った。確かに彼女の作品なのだけれど今まで見てきた作品とはちょっと違い、かつ今回の出展作品の間でも違いがある。彼女の作品の進化の中の特定の時点を基点にし、そこから違う方向に変化したらどうなったのかな、ということを想像させるような作品と感じた。

今までの個展とはまた違った意味で、今後の展開が楽しみになった個展。作家さんの変化をリアルタイムで、かつ自分の変化と重ねて感じられるのが、同時代の作家を追いかける醍醐味ですね。

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2019年12月 2日 (月)

伊藤千穂個展「日日是降誕日」@白白庵(2019/11/30)

今日の夕方は白白庵のオープニングレセプションに。今日から始まるのは陶芸家の伊藤千穂さんの個展。

会場にはお茶の道具だけではなく、普段使いの器やアクセサリーなど様々な焼き物が並ぶ。今回の展示のテーマは「和のクリスマス」ということで、例えば星形のお皿のようなこのシーズンらしい華やかさを持ちながら、でも浮かれすぎない侘び寂びも感じさせるしっとりとしたお皿が並んでいた。飾り付けがまた素晴らしく、ぜひ会場で眺めて欲しいと思う。

僕は今回カラー(色でなくお花のcallaの方ね)のプレートを購入。陶板画としても食器としても違和感のない、不思議な佇まいに心を惹かれた。このシーズンだし、チーズやハムを並べて晩酌を楽しんでみたい。

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2019年12月 1日 (日)

篠崎裕美子「SAMSARA」@SNOW Contemporary(2019/11/29)

今日の夕方は西麻布のSNOW Contemporaryに。現在開催中なのは陶芸家の篠崎裕美子の個展。このギャラリーでの個展開催は3度目になる。

彼女の作品を初めて見たのは7年前になる。最初の印象は、陶芸作品らしからぬビオモルフィックな形態とヴィヴィッドでポップな色使い、というものだったんだけど、SNOW Contemporaryでの最初の個展の頃からは作品が持つ毒~半永久的に残る陶器でありつつ、ポップでキッチュな今っぽさを持っていること~をアーティスティックなテーマと結びつけた展示になっていた。今回の展示も、大量生産され本来であればそのまま使い捨てられるはずの作品がリサイクルされ使い続けられることがテーマになっている。

過去の作品に比べて現代美術としての切れ味は確実に増しているんのは見ていて感じるんだけど、その一方で過去の作品の「テーマの無い無軌道さ」もちょっと懐かしくなってしまった。

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