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2007年5月11日 (金)

Awakenings: Zen Figure Painting in Medieval Japan@Japan Society Gallery(2007/05/09)

Japan Societyで中世の禅画の展示会をやっているというので出かけてみた。今回の展示会は日本から国宝1点に重文14点、さらにアメリカやヨーロッパのコレクションからもそれに負けない作品が集まった重量級のもの。12世紀から16世紀の日中の作品を対象としたものだそうで、それが理由なのだが、「禅画」と聞いてぱっと思い出す一本線で書いた顔にちょんちょんと目鼻を打ったようなほとんど抽象画という作品は出ておらず、どの作品もそれなりに写実的な表現のものだった。

作品の迫力は凄い。ニューヨーク滞在中で日本人としての自分のルーツやアイデンティティに揺らぎを感じている人ならこの分野に造詣が無いと思っていても伝わるものはきっとあるだろう。好事家は日本からでも見に行く価値はあるかもしれない(図録を見たが巡回の予定はなさそう)。

ただ、普通の日本人が見に行くにあたって残念と言うか惜しいことが一つある。宗教画の展示会としてキュレーションがなされているので当然作品の解説もそれを踏まえたものになっているのだが、英語に直されると何がなんだか分からないのだ。単語だけでもビジネス系の英語が相当できる人でも全然太刀打ちできないようなものが並ぶから携帯辞書は必須だし、辞書を引き引き読んでも説明全体としてのコンセプトが伝わってこないからもどかしい。もちろん上に描いたように作品が持つ力は圧倒的なのでそれから感じられるものだけでいいじゃん、と考えても良いのだが、解説がある以上は読んで理解したいではないですか。だれかが私家版の解説を作ったりはしないだろうか。

Art515

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