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2020/03/07

RFID Journal 抄訳 2020/03/06号

今週気になったのはバッテリーレスのBLEセンサータグ。WiFiなどからの環境給電で読み取り時以外にもセンサーを動作させ続けることができるとか。バッテリーレスのBLEタグの話は数年前からぽつりぽつりとニュースが流れていましたが、どうも本格的に実用化された様子がありません。今回は期待したいと思います。

特集記事はインド国鉄の車両位置RFID管理。車両にUHFパッシブタグを、線路脇にリーダーを取り付けることで最新の通過位置を判定します。記事を読みましたがNECが出てきませんでした。確かインドのこの案件には噛んでいた記憶があるのですが…。

なお、元記事はこちらになります。

NFC Headlines at Afro Nation Festival

アフリカ音楽のフェスティバルAfro Nation Festivalではリストバンドチケットによるキャッシュレス支払いが行われます。ソリューションとしてFesticket社のEvent Geniusが採用されており、旅行や宿泊、アクセス管理、ブースでの支払いなどの複数の機能が統合されています。

Ceramics Company Gains Efficiency With RFID

ブラジルの陶器メーカーPorto Brasil Ceramica社は倉庫での在庫・出荷管理にRFIDを利用しています。利用している技術はUHFパッシブで、iTag社のシステムが採用されました。

NFC Delivers Hemp Product Authentication, Information to Consumers

大麻由来の鎮痛薬カンナビジオールを販売するPearlCBD社は商品ボトルに商品情報を提供するNFCラベルを埋め込みました。カンナビオールは大麻由来であり、多くの州では合法的に販売されていますが連邦ベースのものも含めて複雑な規制が存在します。同社の商品の顧客はラベルにスマホを当てるだけで詳細な商品情報を得ることができます。

Confidex Drives Tire Tracking With Small RFID Tag

Confidex社はタイヤ向けUHFパッシブタグの新製品TyreTagをリリースしました。TyreTagは直径40ミリの円形で、読み取り距離は3メートル。指向性が無いため車両に装着されたとき、在庫されたときのどの状態でも読み取ることができます。

Avery Dennison Announces RFID Factory in Brazil

Avery Dennison社はブラジルにRFIDタグの工場を新設します。この工場はアメリカ、メキシコ、ヨーロッパ、中国に続く5箇所目の工場です。

Companies Testing Passive BLE Sensor Tag

Wiliot社はバッテリーを搭載しないBLEのセンサータグを初日しました。この製品の読取距離は3メートルで、環境電波からの給電を行うため読み取り時以外でも温度計などのセンサーを稼働させてデータを取得することができます。現在同社の製品は20社がトライアルを実施中で、サトーやAvery Dennison社などと協業を行っています。

RFID News Roundup

  • Printronix Auto ID社がサーマルRFIDプリンターを発表
  • Wiliot社が切手サイズのIoTコンピューターで資金調達
  • Swift Sensors社が防水のPoEブリッジを発表
  • TAG Sensors社がノルウェーに工場を設立
  • CalAmp社が資産管理向けのスマートセンサーを発表
  • Armstrong International社とEveractive collaborate社が上記トラップのIoT監視システムで提携

Get the Basics Right

「顧客があなたの店に戻らない本当の理由:リアル小売店舗の状況」という業界レポートに、リアル店舗を訪問した顧客の5人に2人が自分が探している商品が在庫切れになっている体験をしています。多くの経営者は業務の革新に目を奪われますが、革新の土台になるのはこのような基本的な部分であり、そのためにはRFIDの利用が有効です。

RFID Simulations for Faster, Smarter and Cost-Effective IoT

RFIDを用いてIoTアプリケーションを構築することで、より迅速に検証サイクルを廻すことができ、必要なアクションに注力することができるため効率の良い構築が可能になります。

Indian Railways Deploys RFID to Manage 350,000 Railcars(有償記事)

インドの国有鉄道会社Indian Railways社は車両の所在の確認のためにRFIDを導入しました。これは車両のそれぞれにUHFパッシブタグを貼付し、線路脇の固定リーダーで通過を読み取るものです。インド国鉄は2008年に独自システムをテストしましたが、拡張性に欠けるためオープン標準に基づきマルチベンダーでの導入を行うこととなりました。現在タグが貼付されている車両は2万4千台で、2021年にかけて同社の保有車両35万台すべてにタグを貼付する予定です。

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