« RFID Journal 抄訳 2020/02/07号 | トップページ | RFID Journal 抄訳 2020/02/21号 »

2020/02/15

RFID Journal 抄訳 2020/02/14号

今週興味深かった記事はIEEE 802.15.4ベースのオープンなIPメッシュネットワーク標準を開発しようとするプロジェクト。Zigbee AllianceのほかAmazon、Apple、GoogleといったIT業界の巨人たち、そしてユーザー企業が参加しているようで、今後の展開が楽しみです。

レストラン向けのセルフ注文用NFCキオスクの話も興味深かったです。この手のソリューションはタブレットを流用しちゃえばと思っていたのですが、画面が大きい方が売上高や収益が向上するそうで、最近は大型スクリーンの需要が増えているのだとか。

なお、元記事はこちらになります。

RFID Brings Visibility to Ballots for Elections Board

オハイオ州スターク郡の選挙管理委員会は投票箱などの選挙用機材の管理にRFIDを利用します。導入したのはMetalcraft社子会社のUHFパッシブ製品で、投票終了後に器材が存在することの確認に用いられます。

Unipac Increases Inventory Accuracy to 98 Percent via RFID

ブラジルのプラスチックメーカーUnipac社は会社の資産管理のためにRFID、BLE、QRコードを組み合わせたソリューションを活用しています。このソリューションはCIAg社が開発しました。

With NFC Kiosk, Your Order Is Ready

Grubbrr社とFreedomPay社は共同してNFC支払いに対応したレストラン向けのセルフ注文端末を開発しています。端末はクレジットカードの磁気スワイプにも対応していますが、NFC払いの方が高速に処理できます。近年の調査により注文画面のサイズと売上高、収益に関連が分かってきたため、注文端末は大型のスクリーンを搭載するようになってきています。

IoT Companies Moving to Open Standards

Zigbee AllianceはオープンなIoT接続プロトコルの標準を作成するプロジェクトProject Connected Home over IP (Project CHIP)を立ち上げました。Project CHIPはIEEE 802.15.4規格に基づいたIPベースのメッシュプロトコルThreadを用います。Project CHIPにはZigbee AllianceのほかAmazon、Apple、Google、Schneider ElectricおよびSignify(元Philips Lighting)が参加しています。

RFID News Roundup

  • Confidex社とThales社が公共交通機関チケット向け薄型ICカードで提携
  • Kerlink社とSmart Traffik社がLoRaWANを利用する小売分析ソリューションを発表
  • Swissbit社が組込式IoTセキュリティ製品を発表
  • Impinj社がIoTソリューション向けのエンタープライズ級RFIDリーダーを発表
  • Altizon社とDeloitte社がHIL社の産業向けIoT対応工場で提携
  • Industrial Internet Consortiumがコミュニティフォーラムを解説
  • Connect&GO社がKool Replay社を買収
  • Altair Semiconductor社のIoTチップセットがDeutsche Telekom社のグローバル認定を取得

IoT Security Challenges In 2020 and Beyond

5Gの世界ではIoTデバイスの大規模な普及が予想されますが、IoTに関するセキュリティプロトコルが標準化されていないことが大きなセキュリティリスクになります。IoTデバイスが脅威と必要な対応を能動的に学習、対処できるようにしたり、ブロックチェーンを用いた分散型の検証を活用することが必要になります。

RFID Tracks Fish at High Speed in Washington Dam(有償記事)

アメリカ海洋大気庁(NOAA)はワシントン州にあるコロンビア川のダムでの鮭の通過状況をRFIDで計測します。毎年放流される100~200万匹の鮭にLFタグが取り付けられ、ダムの水路の底にリーダーが埋め込まれています。

 

|

« RFID Journal 抄訳 2020/02/07号 | トップページ | RFID Journal 抄訳 2020/02/21号 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« RFID Journal 抄訳 2020/02/07号 | トップページ | RFID Journal 抄訳 2020/02/21号 »