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2020/02/24

RFID World Watcher Monthly January 2020

今月は年明けということで例年通り記事が少な目。その中でも事例はUHFパッシブを利用したものが多く取り上げられていました。


RFID World Watcher Monthly January 2020 (PDF形式、205KB)

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2020/02/21

RFID Journal 抄訳 2020/02/21号

今回興味深かった記事はOmni-ID社がアクティブタグを開発しているという話。金属対応のUHFパッシブタグでしっかりポジショニングした会社だと思っていたのですが、他の分野にもチャレンジしているのですね。

濾過機内蔵のステンレスボトルにNFCタグを装着、という記事も興味深かったです。水質が給水場所によって異なるので濾過機の寿命管理はせず、給水ができる場所の表示をスマホと連動して行うとか。もう少しユースケースは増やせそうです。

特集記事はブラジルのカーニバル。カーニバル4.0という、RFIDとQRコードを装着したユニフォームのチームが参加するとか。

Carnaval1

なお、元記事はこちらになります。

RFID Has Good Chemistry for Polymer Management

ポーランドの化学メーカーAzoty社は倉庫内で製品の袋を管理するためにRFIDを利用するパイロットを実施しました。利用しているのはUHFパッシブタグとポータルリーダー、ハンドヘルドリーダーで、Comex社の金属タグが利用されています。

NFC Personalizes Ice Bottle to Reduce Waste

Pure Hydration社は濾過機内蔵のキャップを搭載したステンレスボトルを販売しています。同社は製品にNFCタグを搭載し、水の補給ができる提携企業の店舗を紹介したり、自分が水を飲んだ記録を確認したりします。なおこのシステムではフィルターの交換回数の監視は行いません。

Omni-ID Offers New Product Family With BLE, LoRaWAN

Omni-ID社は従来のUHFパッシブタグに加えてアクティブタグを開発しています。開発中なのはLoRaWANで通信するSense Locate Positionと、BLEで通信するSense Locate Kinetic。いずれも広域での資産管理を行うための製品です。これら製品は今年の後半に発売になります。

RFID Label Converter Releases Full Solution

世界的な小売り向けラベルメーカーのITL社は、UHF RFIDラベル、リーダー、クラウドベースのアプリケーションを組み合わせた小売り向けの統合RFIDソリューションをリリースしました。このソリューションは実証実験と本番導入の両方に対応でき、数日で導入が可能であると同社は述べています。

RFID News Roundup

  • STMicroelectronics社が産業向けIoTコネクティビティのエコシステムを発表
  • サトーがアメリカで感熱式のモバイルプリンターを発表
  • Brytemap社が大麻向けのRFID対応コンプライアンス製品を発表
  • Portable Technology Solutions社のソフトウェアがAlien Technology社のRFIDリーダーに対応
  • Layer3社とLORIOT社がナイジェリアでのIoTソリューションで提携
  • Senet社とDigital Matter社がLoRaWANによる資産管理ソリューションで提携
  • Litmus Automation社とParker Hannifin社がIoTソフトウェアのライセンスで合意

Why You Should Attend RFID Journal LIVE! 2020

業界の展示会に参加するのは費用も時間もかかりますが、RFID Journalは参加する価値のあるイベントです。ユーザー企業によるユースケースのプレゼンが多くあり、複数のベンダーと話すことができ、探していた以外の技術・ソリューションに偶然出会う機会があるからです。

It's RFID's Turn

2020年は小売セクターでRFIDの本格利用が開始される年になります。利用アプリケーションとしては、在庫の確認、サプライチェーントレーサビリティ、盗難防止、オムニチャネル対応、顧客エクスペリエンスの向上などがあります。

Carnival 4.0 Enters the Sambadrome(有償記事)

今年のサンパウロのカーニバルではAnhembi Sambadrome社の技術を用いたカーニバル4.0というチームが参加します。これはサンバスクールRosas de Ouroのもので、コスチュームにQRコードとRFIDタグが装着されています。このプロジェクトはGS1 Brazilが支援します。

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2020/02/15

RFID Journal 抄訳 2020/02/14号

今週興味深かった記事はIEEE 802.15.4ベースのオープンなIPメッシュネットワーク標準を開発しようとするプロジェクト。Zigbee AllianceのほかAmazon、Apple、GoogleといったIT業界の巨人たち、そしてユーザー企業が参加しているようで、今後の展開が楽しみです。

レストラン向けのセルフ注文用NFCキオスクの話も興味深かったです。この手のソリューションはタブレットを流用しちゃえばと思っていたのですが、画面が大きい方が売上高や収益が向上するそうで、最近は大型スクリーンの需要が増えているのだとか。

なお、元記事はこちらになります。

RFID Brings Visibility to Ballots for Elections Board

オハイオ州スターク郡の選挙管理委員会は投票箱などの選挙用機材の管理にRFIDを利用します。導入したのはMetalcraft社子会社のUHFパッシブ製品で、投票終了後に器材が存在することの確認に用いられます。

Unipac Increases Inventory Accuracy to 98 Percent via RFID

ブラジルのプラスチックメーカーUnipac社は会社の資産管理のためにRFID、BLE、QRコードを組み合わせたソリューションを活用しています。このソリューションはCIAg社が開発しました。

With NFC Kiosk, Your Order Is Ready

Grubbrr社とFreedomPay社は共同してNFC支払いに対応したレストラン向けのセルフ注文端末を開発しています。端末はクレジットカードの磁気スワイプにも対応していますが、NFC払いの方が高速に処理できます。近年の調査により注文画面のサイズと売上高、収益に関連が分かってきたため、注文端末は大型のスクリーンを搭載するようになってきています。

IoT Companies Moving to Open Standards

Zigbee AllianceはオープンなIoT接続プロトコルの標準を作成するプロジェクトProject Connected Home over IP (Project CHIP)を立ち上げました。Project CHIPはIEEE 802.15.4規格に基づいたIPベースのメッシュプロトコルThreadを用います。Project CHIPにはZigbee AllianceのほかAmazon、Apple、Google、Schneider ElectricおよびSignify(元Philips Lighting)が参加しています。

RFID News Roundup

  • Confidex社とThales社が公共交通機関チケット向け薄型ICカードで提携
  • Kerlink社とSmart Traffik社がLoRaWANを利用する小売分析ソリューションを発表
  • Swissbit社が組込式IoTセキュリティ製品を発表
  • Impinj社がIoTソリューション向けのエンタープライズ級RFIDリーダーを発表
  • Altizon社とDeloitte社がHIL社の産業向けIoT対応工場で提携
  • Industrial Internet Consortiumがコミュニティフォーラムを解説
  • Connect&GO社がKool Replay社を買収
  • Altair Semiconductor社のIoTチップセットがDeutsche Telekom社のグローバル認定を取得

IoT Security Challenges In 2020 and Beyond

5Gの世界ではIoTデバイスの大規模な普及が予想されますが、IoTに関するセキュリティプロトコルが標準化されていないことが大きなセキュリティリスクになります。IoTデバイスが脅威と必要な対応を能動的に学習、対処できるようにしたり、ブロックチェーンを用いた分散型の検証を活用することが必要になります。

RFID Tracks Fish at High Speed in Washington Dam(有償記事)

アメリカ海洋大気庁(NOAA)はワシントン州にあるコロンビア川のダムでの鮭の通過状況をRFIDで計測します。毎年放流される100~200万匹の鮭にLFタグが取り付けられ、ダムの水路の底にリーダーが埋め込まれています。

 

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2020/02/08

RFID Journal 抄訳 2020/02/07号

今週興味深かった記事はCheckpointのオムニチャネル対応のIoTプラットフォーム。BOPISをハンドヘルドリーダーで行うための機能を標準で搭載しているそうで、こういう製品がどんどん普及してオムニチャネルを牽引すると良いなと思います。

NRF Big Show 2020関連では記事が2本。Under Armourが登壇したユーザー側のセッションの話と、編集後記でのRFIDベンダーの動向。どちらも一読しておく価値はあると思います。

DHLのレポート、”Rethinking Packaging”も気になります。スマートパッケージ以外にもいろいろ記載されているようで、読まなければ…。

なお、元記事はこちらになります。

Under Armour: RFID Is a 'Must Have'

Under Armour社がNRF Big Show 2020のRFIDセッションに登壇し、RFIDの取り組みについて発表しました。同社はサプライチェーン部門主導で今年の秋冬シーズン向けの全ての衣類についてRFID貼付を始め、現在店舗部門に取り組みが広がっています。同社は小売業が次のレベルに進むためにはRFIDの利用は「あった方が良い」ではなく「不可欠」と述べています。

DHL Survey Reveals the Future of Packaging

DHLは”Rethinking Packaging”というレポートを公表しました。このレポートには企業へのアンケート結果が掲載されていますが、それによるとスマートパッケージソリューションが3つの主要な関心分野に含まれています。近年スマートパッケージングはバッテリー不要の通信モジュールやセンサー、表示モジュールの高度化などの進化を遂げています。

Retailers Deploying New Omnichannel Functionality With RFID

Checkpoint社はIoTプラットフォームHALOの最新版をリリースしました。このバージョンはオンラインで注文された商品の店舗ピックアップ(BOPIS)をサポートするための機能を搭載しており、店舗の担当者はハンドヘルドリーダーで必要な商品のピックアップを行うことができます。

Hybrid IC Adds Content Access to UHF-NFC Product Label

EM Microelectronic社はNFCとパッシブUHFの両方に対応したRFIDチップの新製品em/echo-Vを発表しました。これにより、同一のラベルを在庫管理と顧客エンゲージメント管理の両方で利用することができます。

Janam Offers Contactless Self-Credentialing Solutions With NFC

Janam Technologies社がセルフサービス式のNFC入場認証システムの新製品を発表しました。この製品はAndroidを搭載したタブレット型の端末で、設置スタンドと共に提供されます。

RFID News Roundup

  • Semtech社が社がスマートホーム用IoT向けのLoRaデバイスを発表
  • MachNation社がIoTプラットフォームのパフォーマンス試験用ソフトウェアを発表
  • STMicroelectronics社とFieldscale社がスマートデバイスにタッチ操作対応を追加
  • Roambee社が荷主向けサプライチェーン自動監視ツールで資金調達
  • DeltaTrak社がリアルタイムロガーを発表
  • PVH Corp.社がTommy Hilfiger社向け店舗案件のRFIDコーディネーターを募集

RFID at NRF's Big Show 2020

NRF Big Show 2020にはさまざまなRFIDベンダーがソリューションやデモを出展しました。それらベンダーの展示をABC順にご説明します。

Undeniable Benefits of Level Monitoring in the Oil and Gas Sector

石油・ガス業界にとって、タンクの液面計をIoT化し、残容量をリアルタイムでモニターしたり変化にアラートを発信することは有用なアプリケーションとなります。

RFID Tracks Jewelry Inventory, Shopping With Smart Tray(有償記事)

香港のジュエリーメーカー周大福はRFID対応のジュエリートレイを利用して顧客のエクスペリエンスを向上させることに取り組んでいます。同社が導入したのはConverge Retail社のソリューションで、ジュエリーに取り付けられたRFIDタグを用いて在庫管理を行うほか、顧客に見せるジュエリーをスマートトレイに置くことで顧客に見せた履歴の収集を行い、加えて関連情報をディスプレイに表示させることができます。

 

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2020/02/01

RFID Journal 抄訳 2020/01/31号

今週興味深かった記事はNTTドコモとソニーによるおサイフケータイのタッチレス対応実証実験。日本では12月に報道が出ていたようですが見落としていました。スマホへのUWB搭載が視野に入る中興味深い動きで、今回はぜひ日本初の規格が世界標準を取ってほしいです。

特集記事はアメリカでの家畜タグの導入状況。連邦政府による義務付けの撤回について知りたいと思ったのですが記述は少なくさらっと流されていました。RFID Journalとしてはこのあたりは書けないんだな、別ソースに当たるのは重要だな、と改めて感じました。

小ネタですがクリケットボールのスマートボール化、当初はゴルフボールで考えていたがロストボールが発生しなくなると困るボールメーカーの協力が得られずクリケットを選んだ、という記述にニヤリとしました。どの国、どの業界でもディスラプションは難しいですね。

なお、元記事はこちらになります。

RFID Powers Smart Balls, Luggage Tags

球技用のスマートボールを開発するSportCor社は、クリケットボールのメーカーKookaburraとセンサー付きのクリケットボールを開発しました。このボールは加速度などのセンサーを搭載し、取得したデータをBLEでスマホに送信します。ボールの充電はPowercast社が利用する2.4GHzワイヤレス給電システムを利用しています。

Blockchain Protects Sicilian Oranges

シチリア島のオレンジ生産者は偽造防止のためにNFCとブロックチェーンを活用します。利用されているのはAlmaviva社のソリューションで、オレンジの箱に貼付されたNFCタグにブロックチェーン情報が格納され、スマホで読み取ることで真贋確認に加えて商品情報にアクセスできます。

Partnership Targets Flexible, Low-Cost NFC for Pharma

Schreiner MediPharm社は医薬品に貼付するUHFパッシブRFIDとNFCのラベルを製造しています。NFCラベルはPragmatIC社のプリンテッド技術を用いた製品ConnectICシリーズを採用しており、シリコンチップのタグでは貼付できないような小型の製品に貼付可能なものになっています。

Mobile Phone Companies to Demonstrate UWB Payments

NTTドコモとソニーはおサイフケータイのタッチレス対応の実証実験を開始しました。これはUWBを利用するもので、NXP社のチップセットSR100Tが利用されます。現在スマートフォンへのUWB搭載の動きが進んでおり、iPhoneへの搭載に加え、Samsung社が参加するFiRa Consortiumなどが立ち上がっています。

RFID News Roundup

  • SensThys社とConvergence Systems社がハンドヘルドRFIDソリューションで提携
  • STMicroelectronics社がZigbee Allianceに参加
  • Conectis社とIgor社がヨーロッパでスマートビルディングソリューションを提供
  • iDTRONIC社がHF RFIDリーダーのWiFi、イーサネットインタフェースを改善
  • Nerf ChallengeがConnect&GO社のスマートリストバンドを採用
  • IoTdc社が南アでKerlink社のIoT solutionsの販売店契約を獲得

A Brief Look at Near Field Communication

NFCは短距離デバイス間通信のためテクノロジーで、当初からの決済利用に加えて現在では非決済利用が市場の拡大を牽引しています。

U.S. States Further Livestock RFID Use Despite USDA Pause(有償記事)

米農務省は州をまたいで取引される牛のトラッキングにRFIDタグの利用を義務付けるという規制を取り下げましたが、多くの州は引き続きRFIDタグの利用を推進しています。

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