« RFID Journal 抄訳 2019/12/20号 | トップページ | RFID World Watcher Monthly November 2019 »

2019/12/29

RFID Journal 抄訳 2019/12/27号

今回の記事で興味深かったのは携帯モデムを使ったプラスチック製クレートの所在管理ソリューション。このレベルのソリューションに携帯モデムが降りてきていたことが驚きでした。LoRaWANなどの普及を考えると今後の輸送部材管理ではクラウド直結型が増えてくるんでしょうね。

小ネタですが小規模ランニング大会で利用できるRFIDタイム測定システムも興味深いですね。日本でも扱うところが出てくるといいのにと思います。

識者投稿は2020年のIoTトレンド。技術的なものから大きなビジネストレンドまで幅広くカバーされています。

なお、元記事はこちらになります。

Retailers Track Reusable Crates via the IoT

輸送器材レンタルを行うSensize社は携帯モデムを使ってプラスチック製クレートの所在管理を行っています。同社が利用しているのはArm社の接続ソリューションです。このソリューションによりクレートの改修漏れや破損、紛失などを検出できると共に、接続したセンサーを用いて温度や振動などの追加データも取得できます。

Baby Atacadao Boosts Sales via RFID

ブラジルで子供用品店を営むBaby Atacadao社はRFIDを用いた店舗の商品管理を行っており、在庫管理や精算に利用しています。

Donaldson Provides IoT-Based Filter Management

濾過装置のメーカーDonaldson社は客先に納入した濾過機の稼働状況を携帯モデムを利用してリアルタイムで取得するシステム、iCueを導入しています。iCueはVodafone社の携帯ネットワークを活用しており、顧客は通信料を含めた月額料金で利用することができます。

RaceKit Pro Offers RFID Race Timing in a Box

Agee Race Timing社はSensthys社と提携して小規模ランニング大会で利用できるRFIDタイム測定システムを販売しています。ランニング大会向けのRFIDタイム測定システムは従来から存在していますが、参加者が千人未満の小規模なレースではコスト面や運用負荷の面で利用が困難でした。両者が提供している製品は安価で経験の少ないスタッフでも利用可能です。

RFID News Roundup

  • RFIDチケットのFineLine Technologies社がConsolidated Printing社を買収
  • Datamars社がRFID対応コインランドリーのソフトウェアを開発
  • ViewTag社が航空手荷物用のRFID-BLEタグにPowercast社のチップセットを採用
  • Telensa社とLIGMAN社がアジア太平洋地域でスマートな街灯・センサーを提供
  • Pulse Secure社とNozomi Networks社がセキュアな産業向けIoT接続で提携
  • KORE社がIntegron社を買収
  • IKEA社がZigbee Allianceの役員メンバーとして参加
  • Ergosense社とThingstream社がIoTによる施設管理ソリューションで提携

Opportunities for Label Converters

RFID業界はここ5~10年で大きく拡大し、特定の用途でのタグの利用ボリュームも大きく拡大しています。これは特定の用途向けにカスタマイズしたラベルを製造・供給することに大きなビジネスチャンスが生じていることを意味します。2020年のRFID Journal LIVE!でAvery Dennison社がこのテーマでの無料セミナーを開催します。

IoT Trends: What Will 2020 Bring?

2020年のIoTのトレンドとしては以下のようなものが想定されます。

  • MQTTがIoTメッセージングプロトコルの標準になる
  • 産業向けIoTの規模がコンシューマー向けIoTを凌駕する
  • IoTとブロックチェーンの統合ソリューションの利用が始まる
  • コンシューマー向けIoTの技術がオフィス利用に進出する
  • 5Gの登場により複数の通信手段が乱立する状況が強まる

Intelligent Packaging: On the Rise at Large Companies(有償記事)

スマートパッケージングの国際業界団体AIPIAは今年の総会AIPIA World Congress 2019をアムステルダムで開催しました。Carrefour社やCoca-Cola社、Nestle社などが登壇し、リサイクルや顧客体験などのソリューションについて発表を行いました。

 

|

« RFID Journal 抄訳 2019/12/20号 | トップページ | RFID World Watcher Monthly November 2019 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« RFID Journal 抄訳 2019/12/20号 | トップページ | RFID World Watcher Monthly November 2019 »