« 2019年10月 | トップページ | 2019年12月 »

2019/11/28

RFID World Watcher Monthly October 2019

10月のRFID Journalはやや事例記事が少なめで、新製品発表の記事が多くなりました。単体測位ができるUWBチップなど面白い新製品も含まれているので、これらが早く事例に広がってほしいところです。

RFID World Watcher Monthly October 2019(PDF形式、207KB)

| | コメント (0)

2019/11/24

RFID Journal 抄訳 2019/11/22号

今週気になった記事はSmartrac社のグリーンタグ。以前から開発が続いていたテーマですが、メインストリームでも利用が広がろうとしているのでしょうか。

編集後記はアパレル分野でのRFID Journalの過去記事の紹介。ジャンルごとに代表的な記事がセレクトされた、とても良い記事だと思うので、興味のある方はぜひ目を通してみてください。

なお、元記事はこちらになります。

Essentiel Antwerp Prepares 40-Store RFID Deployment

ベルギーのアパレル小売りチェーンEssentiel Antwerp社では55店舗のうち40店舗へのRFID導入を終えました。導入したのは店頭在庫管理のソリューションで、在庫切れの防止のほかオムニチャネル対応の向上も期待されています。利用技術はUHFパッシブとハンドヘルドリーダーで、採用したソフトウェアはNedap社の!D Cloudです。

Missouri City Staging IoT Pilot for Storm Emergency Simulations

セントルイス市は暴風雨時に発生する可能性がある洪水や浸水、火災などの災害に対応するためにIoTを活用するパイロットプログラムを実施します。このプログラムはスマートシティーの防災用途での活用であり、国土安全保障省の支援により実施されます。

Passive RFID Tracks Conditions for Construction, Smart Buildings

SensThys社とSmartrac社は共同でスマートビルディングのセンサー情報管理に用いるソリューションを開発しました。このソリューションは温度や湿度、水分の存在を検知するUHFのセンサータグをSmartrac社が提供し、それらのタグをSensThys社のリーダーが高速で読み取るというものです。

Smartrac to Sell Its Smallest Green Inlay

Smartrac社は環境負荷の低いUHFパッシブRFIDタグEAGLE Greenを発表しました。EAGLE Greenタグは支持体にプラスチックではなく紙を利用し、アンテナの形成には化学物質によるエッチングではなくレーザーによる切断を利用、接着剤の利用も削減するなど、さまざまな工夫が行われています。EAGLE Greenタグは既存のEAGLEタグと同じ読み取り特性を持っており、2020年第1四半期に販売が開始されます。

RFID News Roundup

  • Stora Enso社とAtos社が持続可能な小売自動化ソリューションで提携
  • PragmatIC社とSchreiner MediPharm社がスマートラベルで提携
  • Understory社とMSI GuaranteedWeather社が自動車保険用の気候センサーを発表
  • Altair Semiconductor社が自動車向けIoTチップセットを発表
  • the Industrial Internet Consortium社が産業向けIoT技術レポートの最新版を発表
  • PT Next社がCodeNameWhat社を買収
  • Triax Technologies社とSkanska社がAutodesk UniversityでIoTシステムを共同発表

The Benefits of RFID in Apparel

アパレル分野には多くのRFIDのユースケースが存在します。メーカー、ブランドオーナー、小売りのそれぞれでの利用事例に関するRFID Journalの過去記事をご紹介します。

What's the Real Traction on Blockchain in the Supply Chain?

サプライチェーンにおけるブロックチェーンへの取り組みはさまざまな業界で行われていますが、なかでも海運業界で活発で具体的な取り組みが行われています。

 

| | コメント (0)

2019/11/16

RFID Journal 抄訳 2019/11/15号

今回気になった記事はZebra Technologies社はIoTの導入調査レポートです。毎年出ているレポートなので単体で読むよりも読み比べて変化を見ていくのが正しい使い方なのかもしれませんね。

編集後記はRFID技術の啓蒙は必要か、という話。勉強もせずに導入を拒む人は新技術を入れない言い訳を探しているだけだから困っている人をターゲットにすべきというのはマーケティング論としてとても正しいと思います。

なお、元記事はこちらになります。

Stora Enso Releases Paper-Based Sustainable Labels

製紙会社のStora Enso社はサステナビリティ対応タグをリリースしました。同社は独自のテクノロジーで木材繊維ベースの支持体とアンテナとの接着技術を開発し、リサイクル不可能なPET層を取り除きました。

IoT Technology Helps Diabetic Patients Share Data

スウェーデンのスタートアップ企業Brighter AB社は糖尿病患者のインスリン注射のモニタリングを行うデバイスActisteを提供しています。インスリン注射では定期的に血糖値を測定し、基準値を超えた時に注射を行います。Actisteはこの測定・注射情報をクラウドに送信する機能を持ち、いつでもセキュアな通信が行えるようeSIMを搭載しています。

Zebra Survey Shows Security, Management Planning Driving IoT Growth

Zebra Technologies社はIoTの導入調査レポート”Intelligent Enterprise Index”の2019年版を公開しました。このレポートは業界ごとのIoTの導入状況をアンケート結果に基づいて示したものです。IoTの実導入を行った企業が2018年の8パーセントから2019年には18パーセントに増加し、現時点でのIoTに関する大きな懸念はシステムのセキュリティ、およびパートナーとのデータ共有でした。

RFID Solution Tracks Goods in Stock

ドイツの通信・IT企業のT-Systems社のブラジルのSIベンダーValid社はRFIDに対応した倉庫管理システム(WMS)の開発を共同で進めています。

RFID News Roundup

  • CISC Semiconductor社がRFIDリーダーとタグの製品ラインを拡大
  • CAEN RFID社は屋外固定式のRFIDリーダーの新製品を発表
  • iDTRONIC社がAndroid 9ベースのRFIDハンドヘルドリーダーを発表
  • Particle社がQualcomm Venturesなどから4千万ドルを調達
  • NiceLabel社がラベル管理ソフトABAPの新製品でRFIDに対応

Does the RFID Industry Need to Provide More Education?

RFID技術に対する古い見方が普及の妨げになっているという意見がありますが、新しい情報を調べもせずに新技術の導入を拒絶するのはそもそも今のやり方を変えるつもりが無い人々なので説得しようとしても効果はありません。それよりも具体的なペインポイントを持ちコストとリスクを甘受してでもそれを解決しようとしている人々を相手にすべきです。

Universities Are Primed to Capitalize on the IoT's Transformative Potential

大学キャンパスでのIoT利用には、スマートビルディング、建物のアクセス制御、学生への情報提供など、さまざまな機会があります。

U.K. Rolls Out RFID for Used Tire-Management Pilot(有償記事)

Topolytics社とPragmatIC社は共同で英国の中古タイヤ管理プロジェクトに参加しています。このプロジェクトはRFIDを用いて中古タイヤの廃棄、リサイクルのプロセスを追跡することを目的としたもので、Topolytics社がソフトウェアを、PragmatIC社がRFIDタグを提供しています。タグの読取りは近距離から一本ずつ行うためHFタグが採用されています。

| | コメント (0)

2019/11/09

RFID Journal 抄訳 2019/11/08号

今週気になった記事は識者投稿のIoT時代のプライバシー管理の話。各国でさまざまな形のプライバシー規制が法制化されている中、生成される莫大なデータのコンプライアンスは確かに大きな問題になってくると思います。

HID Global社はNFCとクラウドを用いたブランド品の真贋判定システムを提供という記事も興味深いです。NFCも決済用途に加えて偽造品防止と顧客エンゲージメントを統合したソリューションの提供が今後本格化してきそうですね。

なお、元記事はこちらになります。

RFID Pours Beer at Shopping Market

バージニア州のLynn Street Marketではセルフサービス式のビールサーバーを設置しています。システムはPourMyBeer社が提供しています。

NFC Technology Protects Brands Against Piracy

HID Global社はNFCとクラウドを用いたブランド品の真贋判定システムを提供しており、複数の顧客が同社のサービスを利用しています。このソリューションではNFCタグは製造プロセス中で貼付され、NFC対応のスマートフォンで判定を行うことが可能です。

How Fort Bragg Improved Its Asset Tracking With RFID

Vizinex RFID社とSmarTrack社は軍事施設でのRFID資産管理システムに関するWebセミナーを開催し、その録画版がオンラインで視聴できるようになりました。取り上げられているのはFort Braggという世界最大の軍事施設です。

GSM Logistica Reduces Costs via RFID

ブラジルの物流会社GSM Logistica社はRFIDを用いたソリューションを導入し、コスト削減を果たしました。導入したソリューションはiTag Intelligent Systems社の製品です。

RFID News Roundup

  • Smartrac社がビア樽向けUHFタグを発表
  • JADAK社がRFIDスターターキットを発表
  • HID Global社がBigWise社のPOSに指紋認証を追加
  • Traxens社がスマートコンテナ向けIoTプラットフォームにAVSystem社の製品を選定
  • Nordic Semiconductor社が自社のLTE-M/NB-IoT SiPを採用したモデムを発表
  • Thingstream社がLoRaWAN向けの接続ソリューションの提供を開始
  • OptConnect社の開発キットがBanyan Hills Technologies社のIoTプラットフォームに対応

Listening, Learning and Getting RFID Right

RFID技術が進歩してマーケットが広がり、RFIDを導入するユーザーが増えていますが、それら企業の多くはRFIDについて十分な知識を持たない知り合いのベンダーに発注しています。このようなケースでは限定的な機能しか持たず拡張性も不十分なソリューションになりがちです。RFIDの導入に当たっては業界イベントに参加するなどして情報を入手すべきですし、その見返りは十分にあります。

Conquering Identity and Access Challenges Amid the IoT Boom

IoTの本格的な普及に伴って発生する大量のデータには、誰によって作成されたか、データプライバシー規制などに基づきどのようなアクセス権限を与えるか、という問題が発生します。この問題に対処するためにはデジタルIDを適切に管理・活用する能力が不可欠です。

RFID Powers WIP and Tool Management for Composites Manufacturer(有償記事)

イギリスのメーカーAtlas Composite Technologies社はRFIDを用いた仕掛品管理ソリューションを導入しました。このソリューションはPlataine社と共同開発したもので、利用している技術はUHFパッシブ、データはERPシステムと連動します。

 

| | コメント (0)

2019/11/01

RFID Journal 抄訳 2019/11/01号

今週はUWBの記事が2本ありました。久々にRFID分野で大規模なユースケースが見込まれる新技術ということで、RFID Journalも気合が入っているようです。

編集後記で取り上げられていたeyefortransport社のサプライチェーンレポート、読んでみると「Excelを主なサプライチェーン管理ツールとして利用している企業が62パーセント」といった記述もあり、RFIDの導入前に業務を整理する必要があるのでは…と思ったりもします。

なお、元記事はこちらになります。

UWB in iOS 13 Could Prompt Widespread Growth

Appleが次期iPhoneへのUWB搭載をアナウンスして以来、UWBが注目を集めています。今年の2月にUWBの標準規格IEEE 802.15.4zが発表されたことを受け、製造現場でのRTLSやタッチを伴わないアクセス管理などの新たなソリューションが注目されています。

SML Offers Sustainability With New Products

RFIDラベルベンダーのSML社はRFIDラベルのサステナビリティに取り組んでいます。同社はPET層を持たないなどカーボンフットプリントを排除したRFIDタグであるEcoInspireを提供しているほか、RFIDを利用したエネルギーや廃棄物の削減ソリューションにも取り組んでいます。

Fret SNCF to Present at RFID Journal LIVE! Europe

フランス最大の鉄道会社Fret SNCF社がRFID Journal LIVE! Europeに登壇します。同社は貨車の管理にIoTを導入しました。

Cisco, Sewio Team Up Regarding Ultra-Wideband Access Points

RTLSベンダーのSewio社がCisco社と提携してUWBリーダーを組み込んだアクセスポイントを提供しています。これにより、電源や設置場所などのインフラの影響を受けずにUWB RTLSを導入することが可能になります。

RFID Company's Acquisition Combines BLE With UHF for Assisted Living, Hospitals

IoTベンダーのQuake Global社はヘルスケア業界向けBLE製品を手掛けるSkynet社社を買収しました。これにより、UHFパッシブRFIDとBLEを組み合わせて高機能で低コストのヘルスケア業界向け資産・スタッフ所在管理ソリューションを提供できます。

RFID News Roundup

  • Kathrein Solutions社が貴重品発見用のRFIDリーダーを発表
  • STMicroelectronics社がiOS13プラットフォームにNFCサポートを追加
  • Antenna Co.社がIoT/BLEなどのアンテナの新製品を発表
  • FogHorn社がIoTをベースにしたAIプラットフォームを発表
  • Kerlink社とSenRa社がインドでスマートシティ向けネットワークを展開
  • Nova Mobile Systems社がLPWAN NB-IoT対応の資産管理システムを発表

Fix Your Supply Chain Now

eyefortransport社は”2020: State of Retail Supply Chain Report”というレポートを発表しました。このレポートによると、サプライチェーンがとても効率的だと回答したメーカーや小売業者は1社もありません。サプライチェーンを可視化し効率を高めるためにはRFIDの導入が有効です。

Utilizing the IoT for Smart Agriculture

IoTは農業分野でさまざまな活用が可能です。食品サプライチェーンを監視して廃棄ロスを削減したり、気象条件を監視して最適のタイミングで水やりをしたりということが可能です。

Con Edison Reduces Risk of Power Failures and Accidents via IoT Solution(有償記事)

アメリカの電力会社Con Edison社は地下電力ケーブルの安全管理にCNIguard社のIoTソリューションを採用しました。電力ケーブルが地下で劣化すると可燃性ガスが生成され、それが引火するとマンホールの蓋を吹き飛ばすような大事故が起こります。CNIguard社のソリューションはセンサーとカメラ、携帯モデムを搭載しており、センサーによって不審な状態が観測された場合にはカメラで状態を確認することができます。

 

| | コメント (0)

« 2019年10月 | トップページ | 2019年12月 »