2010年5月22日 (土)

京劇{龍鳳呈祥}@長安大戯院(2010/05/20)

引き続いて北京出張中。今夜も夜の予定が無かったので、ちゃんとした京劇に再度チャレンジしてみることにした。今回出かけた劇場は長安大戯院。シティバンクなどが入る近代的なオフィスビルにある劇場で、会場のしつらえは日本のごく一般的なホールと同じなのだが、劇としての内容は火曜日よりも全然レベルが高かった。

今回の演目は三国志演義から取ったもので、劉備と孫権の妹の結婚の話で二人を荊州に逃がしてしまった周瑜が憤死するところまで。ストーリを良く知っているのでそのぶん演出に意識を向けられたのが良かった。京劇らしい歌も存分に入るし、武将たちの奇抜なメイクもエキゾティズムを満足させてくれるもの。会場が広い分立ち回りのシーンも迫力がある。公演時間が2時間と火曜日の2倍あったこともあり素人の僕にとっては京劇を見たなーという満足感が存分に満たされた。

僕が購入したのは180元の席で、これが通常座席の一番良い席のよう。280元以上出すとテーブル席になってお茶とお菓子が出てくるし、安い席は60元まである。それほど広くない会場なので60元でも充分に楽しめるんじゃないかな。北京にまた来ることがあったら今度もぜひ足を運んでみたい。

1492681624_48 1492681624_74

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月21日 (金)

京劇{拾玉勾/虹橋贈珠}@湖広会館(2010/05/18)

今週は北京に出張に来ている。ホテルが最寄の地下鉄駅から徒歩30分という不便な場所にあり、タクシーも文化や言葉の壁で拾いにくいのでどうしても出かけるのが億劫になっているのだが、今夜は会食が無かったので京劇を見に出かけてきた。

会場は湖広会館。中国でもっとも広い劇場の一つで、孫文が国民党決議大会を開き、古くは梅蘭芳、最近は坂東玉三郎がここの舞台に立ったという由緒のある劇場だとのこと。四合院作りの由緒ある建物で初心者でも分かりやすい演目をやると言うのでここに決めた。観光シーズンは満席のことが多いと書いてあったので心配していたが開演1時間前に到着したらすべての価格帯のチケットが残っていてほっと一息。

会場は小さめのライブハウス程度の広さで舞台はいかにも由緒ある京劇の劇場という風情のあるもの。

一方で今日見た劇のレベルは正直それほど高くない。30分ほどの小品の二本立てで、前半の拾玉勾は夫婦と間男(?)の台詞中心のもの。台詞は当然分からないものの効果音や身振りにあまり品が無く、吉本新喜劇のような空気を感じた。虹橋贈珠はその反対に矛や件を使った立ち回りの舞台で、ヒロインのバトントワリングのような妙技には感心したが京劇ならではかと言われると、うーん。そういうのが目当てなら雑技専門の劇場に行った方が良いかも。

観客のほとんどが外国人だったし、まじめに演劇・伝統芸能を見せるというよりは建物の雰囲気と合わせた観光コースなんだろうなー。180元という値段の割には楽しかったし建物自体に充分値打ちはあると思うけど、チャンスがあれば別の京劇も見てみたいものだ。

1491011860_55 1491011860_228

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 6日 (木)

Samamidon@Stone(2007/11/24)

NY二日目。実は今日はDave Brubeckのライブがあって、一時間前に行けばバーに入れるかもと思ったが既に満員札止め。僕らしくLESに行けということかと思いThe Stoneに移動。

今夜出演のSamamidonはSam AmidonとThomas Bartlettのデュオ。Samはギターとバンジョーを弾くフォークソングのシンガーなのだが、Thomasの楽器は何とラップトップ。つまりアンビエントな電子音にカントリーやフォークが乗るわけで、ありそうに見えるが僕は初体験だった。ゲテモノっぽく見える組みあわせかもしれないが、シンプルで美しいメロディーのフォークと、それに合うように組み立てられたノイズやアンビエントの電子音の組み合わせは結構新鮮で、なにより思った以上に美しい。

サンプリングでも似たようなことはやれるのだろうが、ライブでやるというのが肝なんだろう。しかし、これは日本では聴けないライブだよなー。

634558565_253

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月22日 (日)

天台声明公演@Cathedral Church of St. John(2006/10/20)

今日は天台宗のお坊様が聖ヨハネ大聖堂で声明(しょうみょう)を唱えるイベントがあった。これは平和法要を兼ねたもので、「大法百光明供」を20人の僧侶で唱えるのだとか。別に信心が深いわけでは無いのだが日本のお経が懐かしくなって出かけてみた。

聖ヨハネ大聖堂は名前の通りのカトリックの荘厳な建物で、園中に現れた20人の御坊たちはまさに逆エキゾチックジャパン。声明の方も結構民族音楽として聴けてへぇと思った。最近相当テンパリ気味だったのでずいぶん癒された気がする。

Photo_102006_002

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年6月15日 (木)

吉田兄弟@Knitting Factory(2006/06/14)

今日の夕方はNYUの授業があるつもりでいたのだが、いざ授業を受ける段になって授業が昨日だったことに気が付いた。今更後悔しても仕方がないし(まぁ授業自体はオンラインなので録画したものがいつでも見られる)、やることは片付けてきてしまっているので気持ちを切り替えてライブを見に行くことに。今夜はKnitting FactoryでYoshida Brothersこと吉田兄弟のライブがありるのだが、授業と重なると思って諦めていたのだ。

僕は純邦楽を聴くのはこれが初めて。なので他の奏者と比べてレベルがどうとかいうのは分からない。ただ、彼らは三味線を今の時代にプレイする意味については意識的なのだろうというのは良く分かった。三味線が弦楽器とパーカッションの間を自由に行き来する表現力を持っているということは初めて知ったし、ゲストにパーカッションを迎え途中にソロパートを入れるといった構成はたとえばジャズの影響を受けているだろう。最後の曲として津軽じょんがら節を選び、その一方でアンコール曲にはDeep PurpleのSmoke on the Waterのイントロをカバーするなどのお遊びを入れていた。いわゆる民俗音楽にありがちなユルさが一切無く、むしろ非常に良くできたエクスペリメンタルが持っている高いテンションを感じさせる。なのに独りよがりさを全く感じさせないのは伝統の力か。

客は6:4の割合で日本人が多かったけれど、アメリカ人の反応はビビッドで、演奏中はしんと静まりかえり、曲が終わるとどっと拍手が来る。これだけの反応があれば日本から来た甲斐があったろう。今度はもう少し大きな会場で見たいものだ。

Photo_061406_002_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月14日 (日)

女子十二楽坊@Beacon Theater(2005/10/14)

流行りモノだし押さえておかないとなーっていうのと、オルゴールアレンジのBGMみたいで面白いとは思えないんだよなーって思いのはざまで悩んでたのだが結局見にきた。でも、チケットは決して安くない。一番安い2階のバルコニー席で$38.5で、NYの感覚だとMadonnaあたりのビッグネームでないと取れない値段だ。ひょっとしたらチャイナタウンのこの店で買うと$8とかその手の話があったのかもしれないが。

感想はまぁ予想の通りで、ライブとしてもショウとしてもさほど感銘を受けなかった。一番納得できなかったのは伴奏が録音だったことで、ライブの緊張感がこれだけでぶちこわし。でも、一応売れている(のかな)アーティストを厳しいことが分かりきったこんなツアーに出すマネジメントの決断はほめてあげたい。日本のアーティストもアメリカに出てこいと。

あと、何故かメンバーが13人いたんですが...

| | コメント (0) | トラックバック (0)