2009年6月29日 (月)

Non Filter{ヒナタカコ/佐藤ひろこ/服部祐民子}@南青山MANDALA(2009/06/27)

今夜は南青山MANDALA服部祐民子企画のイベント。2月の江古田マーキーで競演してなかなか良かった佐藤ひろこも競演ということで、興味はあったのだが用事が片付くか微妙だったので予約は入れていなかった。幸い用事が早く片付き、当日券も出ていたので見に行くことができた。

今夜の出演は3人のシンガーソングライターで、最初に出演したのはヒナタカコ。情念系というか歌い上げるタイプのアーティストで、歌唱力もあるし世界観もあるしでいい感じ。

佐藤ひろこは2番目の出演。2月に見たときとずいぶん印象が変わっていてびっくりした。曲が変わったわけではなく、MCも含めた全体の雰囲気がずいぶんリラックスしたものになっている。デビュー10年の人が半年でそんなに変わるわけはないだろうから、前回が緊張していたのか今回がノッているのかどちらかだろう。彼女の楽曲はこういうリラックスした雰囲気・MCにとても合うもので、歌詞の世界観がより深く伝わってきた気がする。

トリはもちろん服部祐民子。今回は女っぽい曲を選んだとのことで、実際男が聞くとちょっとどきっとするような生々しい歌もあったのだが、核になっている力強いギターとまっすぐな歌は前回と同じ。単に上手いだけではなく伝えるべきメッセージをきちんと伝えられているという点では、僕が知る日本の女性シンガーソングライターの中では間違いなくトップクラスだ(他にぱっと思いつくのは拝郷メイコぐらいか)。これだけの人が表に出てこない日本の音楽シーンって何だろう、とちょっと考えてしまう。

全員弾き語りということで転換も手早く、3人出演のイベントなのに2時間強で終了。もうちょっと聴きたいな、というくらいで終わるイベントというのは後に良い余韻が残る。次も見に来なくちゃ。

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2008年8月12日 (火)

Houston Calls@Blender Theater at Gramercy(2008/08/10)

ここしばらくニューヨークで見ているライブって、座って見られてセットの時間も限られているジャズクラブ系のものばかり。たまにはロックなライブも見に行かないとなぁ、とTimeOutのライブ情報欄を眺めていた。

結局出かけたのはBlender Theater at Gramercy。僕がニューヨークを去ってからできた比較的新しいハコで、昔は確か映画館だったんじゃないかと思う。Irving Plazaと姉妹館らしく、一回り狭いながらも内装の雰囲気が結構似ている。Irving Plazaは好きなハコでもありとても懐かしかった。

6時半開始ということで早めに終わるかな、と思って出かけたのだが、5バンドもあるイベントで10時半までかかってしまった。グラムありミクスチャーありのバラエティーに富んだイベントだったのだが、男性アイドルグループが2組出ていたのにちょっとへーと思った。Jonas Brothersがブレイクしたからなー。The Velonicasの前座で出ていたのが嘘のようだ。

今日のメインのHouston Callsはニュージャージー出身のポップパンクバンド。試聴してみたところシンセの使い方が面白かったのでいいなと思ったのだが、ライブで聴いてみるとどうしてもギターが前に出てくる。日本のバンドでもよくあるパターンだけどね。ノリは良かったし盛り上がったし悪いステージじゃなかったけどちょっと残念。

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2007年8月29日 (水)

An Evening of Original Music@梅田azul(2007/08/21)

今夜はジャズシンガーの友人と食事の後にライブに。彼が今度共演するミュージシャンが出るので、ということで梅田azulというライブバーに。とてもきれいな内装なのにテーブルチャージが1,000円とリーズナブル。梅田の駅にも近いし、こういう店をいくつか知っていると特別ジャズ通でなくても街遊びが楽しくなるだろう店。

今日はレギュラーミュージシャンが自分のオリジナル曲を演奏するという趣向のイベント。ハコの性質上オリジナル曲は客受けが悪いのではと思ったが、結構どの客も普通に聴いていてへぇと思った。後半はゲストのドラマーを入れたりボーカルを入れたりしてスタンダード曲を。

食事の後に行ったので飲むだけだったのだが、料理もリーズナブルそう。ライブも平日は毎日やっているのでちゃんと覚えておこう。

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2007年5月13日 (日)

Cornelius@Webster Hall(2007/05/10)

ニューヨーク最後の夜をコーネリアスでもないだろう、と思ったのだが、日本ではチケットを取りづらいだろうしニューヨークでどんな人間が見に来るのかにも興味があってこのライブに行くことにした。彼のライブは2度目、前回もニューヨークで2002年のことだったからPointのレコ発だったことになる。そのときの会場はBowery Ballroomだったから今回のWebster Hallは気持ちだけ広くなった。最近の日本のポップカルチャーブームで分かりにくくなってしまったが、日本のポピュラーミュージックとして一般の音楽ファンに評価が高かったのは彼やPizzicato Fiveのようなジャンルの音。Shibuya-keiという単語はアメリカの音楽雑誌では特に解説無しで通用している。

ライブはVJを多用した視覚的にも派手なもの。僕は彼の音楽はアルバムも聞いておらず良いリスナーではないのだが、今日のライブをニューヨークと言う場所で聞いて渋谷系の音楽が他のジャンルに先駆けて評価された理由がなんとなく分かった。アメリカのミュージシャンの多くはどれほど才能が先行したタイプの人でもエンターテイナーとして完成された部分が却って鼻についたりする部分があるのだが、Corneliusの楽曲・演奏はそういう泥臭さを持っていない。この種の泥臭さが悪い、と言っているわけではないが、少なくとも当時のアメリカの音楽ファンにとっては新鮮を通り越してある種の衝撃だったとしても不思議ではないと思う。

渋谷系というジャンルについてはその種のインパクトは今は薄れてしまっているだろうが、それでもこれだけの会場を満員にするのは彼のミュージシャンとしての実力あってのことだろう。ライブも納得。

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2007年3月17日 (土)

音楽の絆{坂本美雨・Stardust Revue}@マルキューブ(2007/03/15)

昼食の帰りに丸ビルを通ると夕方にコンサートがあるとかいうことでチラシを配っていた。見ると坂本美雨Stardust Revueが出るとかで、これは見に行ってみるかな、ということで仕事を終えるとちょっと早めにオフィスを出る。マルキューブというのは丸ビル1階のイベント広場で、いつもは丸いカフェ風の机が間隔をあけておいてあるのだが今日はパイプ椅子をずらりと並べている。とはいえ僕までは戻って来ずに立ち見になる。

このイベントは実演家著作隣接権センターというところが主催で、コンサートに続くパネル・ディスカッションの案内を始めにちょっとだけやって、すぐに坂本美雨が登場。坂本美雨はママダディはニューヨークで見たことがあるのだが、彼女を見るのは初めて。笑ったときの大きなクチはママに良く似ている。うーん、声楽の方のバックグラウンドがある人なのかな。こういうスタイルの歌を、とくにポップスとしてやる人の上手い下手とか芸術性とかは良く分からない。全体としてピンと来なかったが、「彼と彼女のソネット」(原田知世が歌っていた日本語版の方のカバー)はその中でもちょっと外してるかなと思い、「the never ending story」はすんなり聴くことができた。

10分ほどの手際良いセットチェンジの後にスターダストレビューが登場。スタレビは名前は良く知っているのだが、じゃあ彼らの代表曲は、と聞かれるとうーんと考え込んでしまう。実際今日歌った5曲のうち知っていたのは木蘭の涙だけだった。が、他のどの曲も確かな実力を感じさせる大人のポップス。自虐ネタなども織り交ぜたMCも達者で、こういうバンドのライブは値打ちがあるよなぁと思わせる。最後はメンバー全員でのアカペラでAmazing Graceと芸達者なところを。デビュー25周年を迎えたそうだが、なるほどと納得させられるライブだった。機会があればちゃんとしたライブも見に行ってみたいなぁ。

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2007年1月14日 (日)

Exit Clov@Mercury Lounge(2007/01/11)

帰国直前になってすごいバンドを見つけてしまった。Exit ClovはDCを拠点に活動する5人組。キュートでちょっと毒のあるパワーポップをやっていてフロントがアジア系の女の子というだけで充分以上なのに、女の子が一卵性双生児のツインボーカル、自分で楽器を演奏して、しかも二人とも結構かわいい(双子なので同じ顔だが)となると、お前が妄想で作った脳内バンドだろという勢いだが実在するのだからしかたがない。

TimeOut New Yorkでバンド紹介を見つけてこれは行かねばとMercury Loungeに出かけてきた。もちろんインディーズで、フルアルバムすらリリースしていない状況なので客の数はそれほど多くなく会場の半分程度。二人はどちらもギター・キーボード・バイオリンを演奏できるようで、互いの楽器を取り替えつつプレイしていた。このバイオリンというのがバンドの個性になっていて、良くできているがもう少し個性が欲しいかな、というメロディーに花を添えている。Yellowcard程に弾けるわけではないので現時点で圧倒的なオリジナリティーとまでは行かないが。

音だけでも今の時点で充分イケる感じだし、ビジュアルやキャラの立ち具合を考えると日本やアジアではすぐにブレイクしてもおかしくないレベルだと思う。ジャパ専洋楽アーティストを探しているような日本のレコード会社の人は今すぐコンタクトを取るべし、マジで。

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2006年12月31日 (日)

Brazilian Girls@Irving Plaza(2006/12/29)

Brazilian Girlsはイーストヴィレッジのクラブシーンから出てきたダブユニット。当然今夜のイベントもクラブイベントになるのだが、大阪弁で言う「いらち」の僕はクラブイベントが苦手だ。なのに出てきたのにはそれなりの訳があって、要はNYを去る前に一番アパートに近いIrving Plazaにもう一度行っておきたかったのに、今夜を逃すと来年は出発日前日までライブが無いのだ。Irving Plazaの運営会社はLive Nationといい、最近NY近辺の大バコをいくつも買収したのだが、どこも毎週1・2回くらいしかライブを開いていない。付けるタマも無いのにライブハウスを買い占めるんじゃねぇ、と言いたいね。

そんなわけで今夜のライブ、いやイベントは、最初こそ楽しんでいたものの案の定延々と続くDJプレイに耐え切れず途中で帰ってきてしまった。なんでメインの登場時間とか事前に発表してくれないんだろうか。ま、ライブとすればメインを見ることができないのは悔しいけど、クラブイベントなら楽しめるところまで楽しめばそれでいいよな。

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2006年12月21日 (木)

Sean Lennon@Bowery Ballroom(2006/12/19)

サポートの本田ゆかが目当てながらも前売券を買って楽しみにしていたショーン・レノンのライブ。直前の論文の打ち合わせでかなり不快かつ困ったことが起こり、不安定な精神状態のまま臨むことになった。このライブはソールドアウトだそうで、ハコの周りにはダフ屋がうろうろしているし、入口ではスノッブな連中が押し問答している。

ゆかは背中に深く切込みが入った黒のキャミソールで登場。スノッブな客層ゆえか、はたまたサポートとしての立場ゆえか、いつもよりシックな印象がある。ファンが投げ込んだプラスチック製のアクセサリがキーボードを直撃してショーンが怒るなんて一幕もあった。

え、ショーンのライブ?・・・ってこれが良かったんですよ。僕が今まで聴いたライブの中で、これほど美麗なメロディーが瑞々しく表現されていたものはどのジャンルにも無かったように思う。不純な動機だったが聴きに来て本当に良かった。ライブが終わることには入場したときの憤りや不安といったネガティブな拭ったように無くなっていた。CDを買って聴いてみたいという気持ちと、ライブの感動をそのまま取っておきたいという気持ちとがせめぎ合っている。しばらくは買わずに悩むことにしようか。

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2006年12月18日 (月)

Andrea Parkins@Experimental Intermedia(2006/12/17)

Blue Noteには水曜に行ってしまったので今夜はどこのライブに行ったものかと思う。TimeOutのライブのページを探すと面白そうなエクスペリメンタルのイベントがあるので出かけてみることにした。

会場のExperimental IntermediaはChinatownの北の外れのビルの中。外見は寂れた倉庫っぽいビルでやや怯むが中に入ってみるとギャラリーなどが複数入っている。Robert Longoのオフィスがあったりしてへーと思う。Experimental Intermedia自体はライブハウスというよりは住居と創作スペースを兼ねているロフトを片付けて客を入れているという感じ。Chinatownは決して賃料は安くないので、これだけのロフトを所有しているオーナーはよほど裕福と見た。どうでも良い話だが。

今夜の出演のAndrea ParkinsはTimeOutの紹介記事によるとインプロ系のミュージシャンでありかつアコーディオンのプレイヤーであるらしい。インプロとアコーディオンの組み合わせというのは僕にはとても新鮮で、それが今夜足を運んだ大きな理由でもある。ライブ自体はそれほど奇を衒ったものではなく、ラップトップを操作してサンプリングでライブを開始し、途中でアコーディオンをある意味いかにもという感じでサンプリングのトラックに乗せ、最後はサンプリングの音を少しずつ少なくしていって締め。こう書くと退屈そうだが、そういう訳ではなくアコーディオンをもう少し面白く使えなかったものかなとは思うが総合すれば結構良いライブだった。もう少し早く知っていれば何度か足を運んだかもなぁ。

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2006年12月11日 (月)

本田ゆか/羽鳥美保@Japan Society(2006/12/09)

今夜はJohn ZornのレーベルTadzikのイベントで本田ゆかと羽鳥美保がJapan Societyでライブをする。僕にとっては夢のようなイベントで、前売り券を買って以前から楽しみにしていた。

先に登場したのは本田ゆか。考えてみれば彼女のライブはサポートや企画物では今年に入っていくつか見たものの、彼女自身のバンドのライブを見るのはほぼ3年ぶりになる。ソロアルバムからの曲も何曲かやったが、新曲と思しきものも何曲か。また、彼女が自分でボーカルを取った曲も数曲。ボーカリストとしては美保ほどの個性は無いけれども、まぁゆかのボーカルを生で聴ける機会というのはそれほどあるわけではないので有難い。正直、全体としてはちょっとピンと来ない部分があったかな。ブランクがあったから本調子じゃないのか、ホールだったのが音楽性に合わなかったのか、どちらかは分からないけれど。

美保のライブは今回はアコースティックではなくアルバムオリジナルの編成。アコースティックのほうがいいのにな…と思っていたのだが始まってみるとそうでもない。電子音でないとできない表現についてぐっと自覚的になった感じがする。アコースティックをずっとやってきた成果なんだろう。2ndアルバムのための曲で、と披露してくれたのはかなりビートの効いた曲で、2ndアルバムはどういう構成になるんだろうかと楽しみ。

ライブが終わったあとはレセプションルームでちょっとした質疑応答のコーナーがあった。ゆかと美保のツーショットはいつ以来なんだろうか。ソロになって気付いた点は、とか、自分の音楽への日本の伝統は、とか、いろいろ面白い質問に答えていた。

何度かここにも書いたが、美保とゆかは僕が幅広い音楽を聴きはじめるきっかけになったアーティストなので、ニューヨーク生活の最後にこういうイベントがあって本当に良かったと思う。ま、最後とは言ってもライブはあと10本以上は見てから帰るだろうけど。帰るまでにどちらかだけでももう一度ライブを見ることができたらいいな。

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2006年11月22日 (水)

Tahiti 80@Mercury Lounge(2006/11/21)

結構久しぶりのロック系のライブ。今夜のメインのTahiti 80は4年前にBowery Ballroomで見た記憶がある。以前にも書いたがさほどファンというわけではないアーティストでも会場が小さくなったりするのは淋しいものだ。

WebサイトにはTahiti 80の出演が10時からと書いてあったので一応その時間に行ってみると予想どおり前座のBrookvilleが演奏を開始したところ。笑っちゃうほどベタなネオアコだけどレベルは低くない。なんだかんだで持ち時間の演奏は充分に聴かせてくれた。

で、メインのTahiti 80。CDも買ってない身でいうのもなんだけど、こんな音出してたっけ。中途半端にグルービーな音になっていて、あまり個性を感じられない。ちょっと残念。

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2006年11月19日 (日)

Maybe Monday@Stone(2006/11/17)

Maybe Mondayはスリーピースのエクスペリメンタルユニット。以前に本田ゆかとここStoneでライブをやったFred Frithとサクソフォン奏者、そして何と琴の奏者Miya Masaokaがメンバーだ。音はまぁエクスペリメンタルとして結構ありがちなんだけれど、とにかく琴の音の存在感が強い。バイオリンの弓を使ったりとかいろいろやっていることもあるんだけれど、音色だけで他の楽器に完全に対抗できる。邦楽器ってこういう風に使えるんだなぁ、というのが発見だった。

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2006年11月 6日 (月)

Guy De Bievre@Roulette(2006/11/05)

Rouletteという名前は今年の夏くらいからシティ誌で見かけるようになった。Stoneのようなエクスペリメンタル系のイベントが多く、一度は見ておきたいなと思いつつもチャンスが無いまま時間が経ってしまっていた。今夜は特に他に見たいライブがなかったので、思い切って足を伸ばしてみることに。

RouletteがあるのはSOHOの南の外れ。なんとなく地下のバーのような場所を想像していたのだが、地上にありSOHOのギャラリーそのままの場所を内装を取っ払うことでライブスペースにしている。椅子はパイプ椅子、酒は置いてはいるがJazz Galleryと同じくチップの名目になっている。StoneやJazz Galleryはマンハッタンとはいえかなり寂れた場所にあるから遣り繰りできるかもとは思うが、外れとはいえSOHOにあるハコでこういう商業的でない音楽をやるのは大したものだ。

本日のイベントのタイトルはVery Slow Disco Suite。なんでもディスコミュージックを6分の1の速度で再生し、その上に生演奏を載せるというコンセプトのライブだそうだ。音としては普通にアンビエントなトラックの上にトロンボーン、サックスとギターの音が載って、ぼんやりと聴くにはちょうど良い。

パンフレットを貰ってきたらずいぶん日本人も出演しているようだ。場所も良いしこれからちょくちょく通ってみようかな。

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2006年10月29日 (日)

Jennifer Charles does Pastorini@Stone(2006/10/26)

NYはもうすっかり晩秋で、夜遅くに出歩くとそれなりに着込んでいても寒い。僕が出かけるライブハウスはちょっと寂れた場所にあることが多く、駅からは歩くしタクシーもなかなか拾えないし風を遮るものが無くて寒いしとこれからはあまり楽しくないシーズンになる。

とか言いつつ今夜もStoneに出掛けてしまった。このイベントはElysian FieldsのボーカルJennifer CharlesがEd Pastoriniというアーティストの曲を本人の演奏でカバーするというもの。僕はJenniferの歌のファンなのだがElysian Fieldsはちょっと行きづまっているんじゃないかと思ってたのでどんなイベントになるか楽しみにしていた。

結果は予想以上に楽しいライブだった。カバーイベントなので元曲を知らない以上はコメントしづらいのだが、コンセプトで固められた感じのあるElysian Fieldsのライブと違い、Jenniferがいろんな曲調の曲を自由に楽しく歌っていたのが良かった。アルバム出さないかな。

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2006年10月15日 (日)

Melomane@TONIC(2006/10/13)

せめて週に一度はライブを、ということで、ちょっと早く帰れた今夜はTONICに寄る。今夜の出演はMelomaneというバンド。トランペットやバイオリン・チェロが入った7人の編成で、大雑把に括るとアメリカーナになるだろう。

が、このバンドの面白いところは、「古き良き時代の音楽」のいろいろなエッセンスを上手に組み合わせ、とてもスムーズに聴けるポップスに仕上げている点。「音楽狂」を意味するバンド名は伊達では無いようだ。派手でキャッチーな部分は無いが、それはそれでミュージシャンズミュージシャンぽくて渋い。

考えてみればTONICで結構この手のバンドを見ているような気がする。これも一種のエクスペリメンタルということか。

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2006年9月11日 (月)

Cat Power@Irving Plaza(2006/09/10)

Cat Powerのライブに足を運ぶのは今日が2回目。最初に観たのは1年半前の2005年の3月。BrooklynのSouthpawというハコで(そういえばあれいらい行ってないな…)、季節外れの吹雪(!)の中を出かけたので消耗しきっておりろくに印象が残らないという苦い体験を味わった。今日はアパートの隣のIrving Plazaでゆっくりと聴くことができる。

前回のライブではピアノとギターとの弾き語りだったのだが、今回はカントリーのバンドをバックにしての登場。カントリーをバックにした曲は、悪くは無いんだけれど最近ありがちな感じで、ふーんこんな感じだったっけ、と思いながら聴いていた。後半になってバックバンドが下がり、前回と同じピアノとギターの弾き語りのステージで。これは前回の記憶にあるのと同じスタイルだった。

前回は聴いていて眠くなったステージで、これは寒いところを歩いてきたからかな、なんて思っていたんだけれど、体調充分で聴いてもやっぱり眠くなる(笑)。これは、退屈だ、ということでは決して無くて、催眠的、というか、体内を辿っていくような不思議な感覚にさせてくれるのだ。個別の音の要素としては奇を衒った部分の無いアメリカーナだと思うのだが、作り出す世界は唯一無比と言ってもいいだろう。2回目を観るチャンスができて良かったし、いいライブで値打ちがあった。

Cat PowerことChan Marshallはモデルも勤めるというルックスでも有名なのだが、そっちの方はやや不摂生が目立ったような…。あと、ステージでタバコを吸っていたが、あれはどうやってハコと話をつけたのだろう。謎(何度か書いたがNYのライブハウスは禁煙)。

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DJ Krush@Irving Plaza(2006/09/07)

今週は残業が続いていて、今日もアパートの前までたどり着いたのは10時前。ちょっと音楽でも聴きたいな、と思い、アパート横のIrving PlazaでやっているDJ Krushのイベントに入る。これはライブと言うよりはクラブイベントで、DJがターンテーブルを回しているだけで特に生演奏があるわけではない。僕はクラブミュージックが嫌いなわけじゃなく、自分の部屋では絶対に聴けないような大音量を体に受けるというのは楽しいのだが、どうしても遅くなってしまうので夜更かしに弱い僕は足を運べないでいたのだ。1時間ほどで退散したけれどまずまず楽しかったな。

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2006年8月31日 (木)

Miho Hatori@Joe's Pub(2006/08/30)

羽鳥美保の2ヶ月振りのライブ。今夜も前回と同じアコースティック編成ということでとても期待していた。仕事もトラブルがあってバタバタしていたのだが何とか抜け出してJoe's Pubに。洒落ていてあまりとんがっていない彼女の音楽はこのハコによく似合うと思う。

前回のライブで何か手応えがあったんだろう。今日のライブは最初からしっかり各パートの音が噛み合っていた。僕は美保の歌声はアコースティックのほうが似合うと思っているのでこのライブはとても楽しめた。アンコールでは新曲も披露。10月24日にはいよいよEcdysisのUS版が発売になるそうで、アコースティックの楽曲が収録されていたら買ってもいいなと思っている。

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2006年8月27日 (日)

Adam Levy's Nice Place to Visit@TONIC(2006/08/26)

今週も平日にはライブに足を運ぶことができなかったので週末に帳尻合わせ。ちょっと早めの時間にTONICに出かける。

今日のライブはギタートリオにバイオリンとファゴットが入ったバンド。なんだかエクスペリメンタル臭い編成だが、音は至ってオーソドックスな大人のポピュラーミュージック。弦楽器が多くそれぞれの重なりあいの妙を楽しむことができた。こういう音楽は聴いて素直に得したと思えていいな。

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2006年7月30日 (日)

Catherine Jauniaux, Marc Ribot & Tatsuya Nakatani @TONIC(2006/07/29)

なんか全然ライブに行けない日が続いていた。今週はちょっとは余裕ができたと思っていたのだが、持ち合わせがなかったりチケット売り切れだったり雨が降ったりといろいろ細かな問題が起きてことごとく挫折していた。どうしても行くんだ、と思い切れる気持ちの余裕がまだ足りないんだろうな。

そんなわけで一週間ぶりのライブはTONICに。セットの長さといいアクセスの良さといい酒を飲まずに済むところといい(Stoneと違いバーはあるので飲みたければ飲める)、気分転換にちょっと生演奏という気分の時にはちょうどいい。

今夜のセットはエクスペリメンタルだったのだが、ボーカルが凄かった。人間ボコーダーというか、エフェクターを通していないとは信じられないような声が出てくる。江戸屋猫八もびっくりだ。他のメンバーもエクスペリメンタル界隈では名の通った人なのでまぁ外れはない。しかし、エクスペリメンタルが苦手と言ってる割にはこの手のライブに結構足を運んでるよな、俺。

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2006年7月23日 (日)

Okkyung Lee@Stone(2006/07/22)

Okkyung Leeは韓国出身の女性チェリスト。アルファベットにするとインパクトのある字面だし、結構頻繁にTONICに出演しているので、名前だけは知っていた。先日の羽鳥美保のライブにサポートで出ていて、ひょっとしたら僕好みの音を出しているかなと感じる部分があったので彼女のショウに足を運んでみることにした。

会場のStoneに入ってみると中は真っ暗で、しばらくすると演奏と共に映像インスタレーション作品の上映が始まった。後で知ったが彼女はもともとBerkleeで映像を専攻していたらしい。演奏はチェロとドラムのデュオで、メロディーなどを一切無視した音を出す完全なエクスペリメンタル。僕はこのジャンルはあまり得意ではないのだが最後までだれずに聴けたのは映像がついていたのもさることながらチェロの音の奥の深さのおかげのように思える。機会があればまた足を運んでみよう。

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2006年7月16日 (日)

PUFFY@Park West(2006/07/15)

PUFFYツアーを追っかける最終日。最近ちょっと疲れ気味で、「わざわざ出かけなくてもいいかな」という気分だったんだけれど、もうフライトもホテルも代金を支払ってしまってるし、せっかくだから無理をしないように出かけてみることにした。

Chicagoでの会場はPark West。ちょっと面白いハコで、そこそこの広さがあるのだが大部分が椅子やテーブル、あるいはソファーを置いたラウンジ席になっている一方で、スタンディングルームもきちんと区切った区画が用意されている。NYで言うなら、Joe's Pubを広くしてスタンディングルームを入れたような作り。内装もシックというよりは白黒メタリックを多用したクールなもの。NYにもこういうハコがあれば座ってロック・ポップスのライブを気楽に楽しめるんだけれどな。

オープニングアクトのTally Hallはミシガンが本拠だとかで、今日のライブでは彼らが目当てらしい客も多数参加していた。演奏にも気合が入っていたし、MCでも「俺たちマンハッタンで演ってきたんだぜ」などと結構アガっていた。このあたりはいろんな土地を回るツアーならではだな。

PUFFYはセットリストから一曲抜くなどちょっとお疲れ気味。それでも笑顔は絶やさないし歌に疲れは見せないところはさすがデビュー10年のベテランだ。一方でバンドメンバーのほうは調子を上げてきたようで、一週間前のPhillyとは比べ物にならないほど締まった演奏を聞かせてくれた。もともとどのメンバーもベテランばかりなのだがこのツアーで初めてバンドを組んだので最初は息が合っていなかったような感じ。一週間程度でもライブを重ねてショウが仕上がって行くのを見るのはやはり楽しいものだ。

僕はさすがにこれ以上追っかけることはできないが、ツアーは確かあと2箇所のはず。良いライブをして元気に日本に戻ってほしい。

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PUFFY@World Financial Center Plaza(2006/07/11)

PUFFYの今回のツアーでのNY公演は屋外での無料イベントになる。これはRiver to RiverというWTC跡地の復興を目的としたイベントのシリーズの一貫で、3ヶ月ほどの間に音楽だけではなくさまざまな文化イベントがWTC跡地の近辺で開催されると言うもの。会場のWorld Financial Center PlazaはWFCビルのハドソン川沿いにあるイベントスペースで、正面には小さなヨットハーバー、ハドソン川を挟んだ向かいにはJersey Cityの高層ビル群が見えるというなかなか感じの良い空間。僕は大阪南港のATC下にあるオズのイベントスペースを思い出しだ。関西人しか分からない例えで申し訳ないけど。

無料のイベントだし集客はどうかな、と思っていたのだが、椅子席600の他に立ち見客も多数いて集まり具合は上々。Irving Plazaでの今までのライブより多くの人が聴いてくれたんじゃないかな。早い時間なので子供連れの客も多く、場所が場所だけにいかにもヤッピーという客もいたりと今までのNYのライブよりもずっといろいろなリスナーにアピールすることができたのは良かったと思う。

僕はPUFFYを野外で聴くのは初めてなんだけれど、これほど野外栄えのするアーティストだとは思っていなかったのですこしびっくりした。まぁ楽曲もバックバンドも超一流のプロが参加しているわけだし、歌いやすい曲を何年も歌いこんできているわけだからある意味当然ではあるのだろうけれども。

PUFFYのライブでは「アジアの純真」が定番の締めの曲になっていて、2回目の「あふれ出ても~」の後の「アジア」の部分をご当地の地名に変えて歌うらしい。「あふれ出ても~ニューヨーク!」という歌声を聴くのはこれで4度目。最初に聴いたのはNYに引っ越してきた夏のことだから、彼女らの本格的なアメリカデビューは僕のNY生活とほぼ重なることになる。来年もNYで彼女らのライブを見ることができるのかな。

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2006年7月10日 (月)

PUFFY@9:30(2006/07/09)

PUFFYのツアー2日目はWashington DC。会場は9:30という名門ライブハウス。名門、というか弁護士とか外交官、議会関係者といったインテリの多い街DCではクラシックやオペラが幅をきかせていて、ジャズ以外の軽音楽をかけるハコはここぐらいしかない印象がある。地下鉄の駅近くにありアクセスは悪くないが周りは結構寂れていて暗くなるとちょっと怖いかもしれない。 Tally Hallは昨日で客層を捕んだのかセットリストをがらっと変えてきていた。客の反応も昨日よりビビッド。このあたりオープニングアクトの身軽さだよなぁ。 PUFFYは昨日とセットリストもMCも同じ。まぁ言葉の壁もあるし仕方ないだろう。ライブは昨日とは全く印象の違うしっかりしたもので、続けて来た甲斐があったと思える内容。全体的にポップな曲が多い分演奏をハードにしてバランスを取ろうとしたんだろうなという意図が良く分かる。いいライブだった。ツアーの成功に期待。

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2006年7月 9日 (日)

PUFFY@Theatre of the Living Arts(2006/07/08)

PUFFYのアメリカ東海岸ツアー。今回は出来の良いアルバムを引っさげてのツアーとなるし、来年以降は見られるかどうか判らないので、足を運べるショウは出来る限り出掛けてみることにした。今夜の会場Theatre of Living ArtsはPhiladelphiaにある。NYでいうなら大体Bowery BallroomからIrving Plazaくらいの格のアーティストが出演するハコだ。サイズはこれらのハコと比べるとやや小さめ。バースペースがゆったりしていて椅子も多いのがありがたい。周りのSouth St.一帯は若者向けの店が多い、NYでいうとEast Villageのようなエリア。Philadelphia名物のチーズステーキの有名店Jim's Steaksがこのハコの隣の隣にあるので遠征のときはそこで食事をするのがおすすめ。

今回オープニングを務めるのはTally Hallというアメリカの男性5人組のバンド。ラップにラテン、ドゥワップ風のコーラスと何でもありの音楽性のグループで、楽しく聴くことができた。確かにPUFFYのファン層にアピールするかもしれない。こういう日本バンドのファンを業界側にも作って行こうとする努力は大事だよなぁ。

手際のよいセットチェンジを終えてPUFFYの登場。新アルバムからの曲はあまりやらず初期の代表曲も含むキャリアのなかからまんべんなく選曲したものだった。気になったのはアレンジで、妙にブーミーで楽器の音がほとんど潰れてしまっていた。ツアー初日なのでPAのセッティングに失敗したのだと思いたいが…。やや不満の残る内容だった。

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2006年6月29日 (木)

羽鳥美保@Stone(2006/06/28)

で、10時からの2本目のライブは羽鳥美保。ファンにはありがたい贅沢な夜だ。彼女のライブもいやというほど見ている(Smokey and Mihoを含めると2桁は行った)のだが、今夜はアコースティックということでどんなライブになるのか期待していた。

会場に入ってみると、美保の他にはピアノ・チェロ・ハープ・ウッドベースという編成。アコースティックというよりはちょっとオーケストラ的な音を出していた。最初はちょっとこなれていないと感じたのだが、ライブが進むにつれて美保の声とバンドとが良い感じに混ざってきた。これももう少しライブの中で揉んでほしいんだけど、企画物的なユニットにも見えるし難しいのかな。あと、やった曲は全部Ecdysisからのもの。できればそろそろ新曲も聴いてみたいところではある。

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Petra Haden & Yuka Honda@TONIC(2006/06/28)

ここしばらくバテ気味でライブに足を運ぶ回数が減っていた、ってこの前に行ったライブは先週の木曜なので世間の基準で言うなら少なくもなんともないのだが、音楽切れの自覚症状はかなりある。

そんな訳で一週間ぶりのライブはダブルヘッダー。まずは8時からTONICで、のはずだったのだがバスが遅れてしまい会場に着いたのは40分遅れ。さすがにライブは始まっていた。今夜の出演はPetra Hadenと本田ゆか。ゆかは良く知っているがPetraについてはほとんど知らない。どんなライブになるかを楽しみにしていた。

ステージを見てみるとボーカルが3人。なるほど、しばらくずっとインストをやってきたゆかの音にコーラスを乗せようという趣向だったのか。評価についてはとりあえず保留。今日の段階でもアーシーで美しい歌声を楽しめたし、ゆかのソロ曲にボーカルを乗せるた曲はがらっと印象が変わっていた。が、このユニットの引き出しはこれだけじゃないと思う。それを感じさせる部分は所々あり、たぶんライブを重ねることで仕上がって行くんだと思う。これからもこのユニットでしばらく活動を続けてくれるかな。今後が楽しみ。

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2006年6月17日 (土)

Do As Infinity@Cutting Room(2004/06/07)

今日の夕方は日本から来たDo As Infinityのイベントを見にThe Cutting Roomというライブハウスに。このイベントは事前に「日本でファンクラブのツアーを募集した」とか聞いていたのであまりいい印象を持ってなかったんだけれども(なら行くなよ)、終わってみると良いライブだった。客層は日本人とアメリカ人が4:1くらい。日本人はいかにも今時の街の若者という感じの人が多かったのだが、アメリカ人の方はちょっと雰囲気のつかめない人が多かった。ライブの中で「この曲は『犬夜叉』とういアニメのテーマ曲で…」というMCがあり、そこでドッと反応があったのでなるほどアニメファンだったのかと分かった。MCも流暢とは言えないながらも力強い英語でガシガシ喋っていたし、演奏の方も気合の入ったもので、初めはファンクラブのノリに明らかに引いていたアメリカ人の観客も最後は一緒になって盛り上がっていた。このバンドのやる曲は基本的にはベタなJ-POPなんだけれど、こういうジャンルの曲をしばらくぶりに聞くとやっぱいいなぁと思う。普段出かけてるライブはちょっと衒ってるのかもしれない。

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2006年6月14日 (水)

PUFFY@Theatre of Living Arts(2005/08/20)

木曜日のPUFFYライブが良かったのでPhiladephiaに遠征してもう一度見てみることにした。Philadephiaの会場はTheatre of Living Artsというライブハウスで、ニューヨークで言うとBowery Ballroomくらいの広さのハコ。会場はほぼ満員だったが、ライブが8時開始だったために子供の比率がやけに高かった。3割くらいが小中学生の女の子だったので、客のほとんどが家族連れだったのだろう。小さな女の子が曲にあわせてピョンピョン飛び跳ねている様は結構感動的なものだ。ポケモンもいいけど、生身の日本人の歌声を聴いた、という事実は大きいのではないかと思う。ライブ自体も木曜日に負けない熱いものだった。

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PUFFY@Irving Plaza (2005/08/18)

今日の夕方は1年ぶりのPUFFYのライブ。会場は3年前と同じIrving Plazaでほぼ満員。お客の7割近くはアメリカ人か。1時間半、20曲弱のライブで、観客の反応も良く今までの2回のライブから一皮むけた感じがある。「彼女らもようやくアメリカの音楽シーンのインサイダーになったなぁ」という感じだ。これは上手くなったとかいう話とは別で、例えばギターウルフや少年ナイフのライブにはどこか「しょうがねぇなぁ」という微苦笑感が漂っているが彼(女)らは間違いなくアメリカのバンドとして受け入れられているし、一昨年のイースタン・ユースのライブで彼らはアメリカの観客を圧倒するパフォーマンスを見せたがそれでも会場の雰囲気はアウトサイダーを迎えたものだった。「じゃあどこが違いなんだ」と聞かれると、バンドと客の双方の「慣れ」と答えるしかない。あいまいな話で申し訳ないが、これでもライブは日米合わせて数百本、アメリカでの日本バンドのライブだけでも数十本見ているのだ、信用していただけまいか(苦笑)。

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PUFFY@Webster Hall(2004/10/08)

今日はWebster HallでPUFFYのライブ。彼女らはアメリカでの公演は2002年の春以来になる。Bowery Ballroomをちょっと広くしたくらいの会場はほぼ満員で、客層はアメリカ人と日本人が7:3くらい。前回はSonyがかなりハイプ気味のパブリシティをかけてIrving Plazaを満員にしたけど、今回はその手のパブリシティも無し。なおかつ日本人コミュニティへの露出も抑えてこの動員というのは大したものだと思う。ライブはといえば僕が知っているヒット曲の他に英語詞の曲を何曲か。ブルーハーツの「人にやさしく」のカバーをやったのも良かった(ちなみに登場時のSEはギターウルフの「環七フィーバー」のカバー)。前回のコンサートよりもやりたいことをやれてる感じで良かったんじゃないかな。楽曲にしろキャラにしろ、彼女たちのそれは歳を取っても続けていけるものじゃなかろうか。とにかく「思い出作りに来ました」という感じが一切しなかったのが好感を持てる。これからも頑張れ。

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PUFFY@Irving Plaza (2002/07/20)

今日の夕方はPUFFYのコンサート。会場は思っていたより混んでおり、アメリカ人の比率が高い。まぁ、パブリシティは嫌と言うほどあちこちで見たから、興味を持ったアメリカ人も多かったんだろう。正直、今の実力と釣り合っていない力の入れ方だったと思う。前にも書いたけどソニーはこういった企画力・広告力で売ろうとすることがあるから嫌い(彼女らには罪は無いけど)。コンサート自体は久しぶりに楽しかった。でも、パフィーも歳を取ったよな。デビューから5年だもんなぁ。

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2006年6月10日 (土)

Natasha Bedingfield@Nokia Theatre Times Square(2006/06/08)

Natasha BedingfieldのことはTimeOutのライブ広告で知った。キュートなルックスにこれは見に行かなくてはと(笑)。一応そのあとに裏は取り、イギリスで売り出し中の気鋭のアイドルだということは判った。

会場のNokia Theatre Times Squareは名前の通りTimes Squareに面したハコ。ヒットチャート系のミュージシャンが出るハコでNYの有力クラブの一つなのだが今まで来る機会がなく今日が初めてとなる。キャパは多分1,800くらい。段差のついた1階建てでうしろに400席くらいの自由席がある他はスタンディング。内装も近代的で、日本でいうとなんとなくShibuya-AXを彷彿とさせる。客電が付くと明るくなるので日本のライブハウスにしか行ったことがないという人にも馴染みやすいのではないだろうか。

1時間ちょっとで前座2バンドを片付けるという手際のよい進行の後にNatasha Bedingfieldが登場。楽しいライブだった。NYに来てからずいぶん洋楽アイドルのライブを見たが一番良かったかもしれない。クラブミュージックの影響を強く受けた楽曲は幅が広く、最近のアメリカのアイドルがしばしば持つ単調さを感じさせない。そのくせ歌唱力はあるしダンサブル。ヨーロッパのアイドルはやっぱりいいなぁと感じ入った。アメリカでロックアイドルブームが落ち着くまでは海外を見ておくべきだな。

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2006年6月 9日 (金)

Fred Frith and Yuka Honda@Stone(2006/06/02)

StoneはLower East Sideにあるエクスペリメンタル系のハコ。John Zornがオーナーで、食事どころか飲み物も出さず客には音楽に集中してもらう、という非常にストイックなポリシーを持つ。単にリカーライセンスを取れてないだけとちゃうんかと思わないでもないが、サイトにわざわざ書いてしまうぐらいだから本気なのだろう。ちなみにこのハコは出演者の日本人比率がやけに高い。単にそういうジャンルだということなのかもしれないが。

今夜の目当ては本田ゆか。僕がNYに来た4年前は定期的にライブをやっていて、「へーチボマットの人か」ということでTONICなどの小さなライブハウスに足を運び始めたという、僕のNYでの音楽ライフの恩人のような人だ。もちろん当人は知る由もないことだが。その後しばらくして、ちょうど2ndソロアルバム「Eucademix」のリリースを前にしてぷっつりとライブに出なくなってしまい、ちょっと心配していた。今月は月末にもライブを予定しており、活動のペースを戻してきてくれるのならばファンとしてはうれしい。

今日のライブはFred Frithというエクスペリメンタルのギタリストと共演。相手に合わせてということか、ほとんどノイズが中心で、僕にとってはかなり厳しめのライブであった。ただそんな演奏であっても軽さや優しさがでるのはやはりゆからしさだろう。今月末のライブに期待。

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2006年6月 3日 (土)

Tara Jane O'neil@Union Pool(2006/05/12)

昨日へばったばかりだというのにTimeOutで面白そうなイベントを見つけたので今日もWilliamsburgに出張って来てしまった。会場のUnion PoolはL LineのLomier駅からすぐの場所。なんとなく遠いというイメージがあって敬遠していたのがもったいない。ライブスペース自体はそれほど広くないがバースペースがゆったりしている。広めのパティオがあるのがこの時期は嬉しい。ビールをあおりながらBQE(Brooklyn Queens Express)を眺めているとこの近所のヒップな若いのの仲間になったような気がする。

今日のメインのTara Jane O'neilは90年代のインディーロック界のカリスマだったそうなのだが、今日のライブでの音はしっとりとしたギターの弾き語り。決して悪くはないし例えば初夏の昼下がりにこういう曲を聴きながら昼寝したら気持ちいいだろうなぁとは思うのだが前座2本、2時間待った後にライブハウスで聴くにはちょっと弱い。むしろ前座のSamara Lubelskiのほうが面白かったかな。フォークなのだがおもちゃの琴や鉄琴のチープな音を使い不思議な浮遊感を作り出していた。

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The Can Opener@TONIC(2006/05/11)

TONICで気になるエクスペリメンタルのバンドを見つけたのでやって来てみたのだが、最近ちょっとハードワークが続いていたからか待ち時間にビールを飲んだら小瓶一本だというのにひどく廻ってしまい、演奏を聴いていたら気分が悪くなってしまった。結局最初の15分ほどで早々に退散。勿体ないことをした。エクスペリメンタルのイベントは体調充分で臨まないと音楽に負けちゃうよなー。

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2006年5月30日 (火)

Ambitious Orchestra@Galapagos Art Space(2006/04/29)

Galapagos Art SpaceはWilliamsburgにある多目的イベントスペース。ライブはもとより映画の自主上映やダンス、演劇などのさまざまなイベントを毎日開催している。NYで一番ホットなイベントスペースと言っても反論は出ても笑われることはないだろう。個人的には月曜のBurlesque Nightがおすすめ。

今夜の出演はAmbitious Orchestra。脈絡の無い楽器が20人入った不思議な編成で、ちょっと前衛的な音を出す。アングラ劇団のようなビジュアル効果も考えているようだ。音楽的に言えばハープとかバンジョーとかの面白い楽器が編成に入っていたのに使い切れずに不満が残った。バーでの暇潰しとしては充分以上だったからあまり厳しいことを言ってもしかたないのかな。

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2006年5月27日 (土)

Gaijin a Go-Go@Brooklyn Botanical Garden(2006/04/29)

大学院の春のクラスがようやく終わる。明日からのLas Vegas行きの後はしばらくゆっくりできそうだ。今日はブルックリン植物園に。Park Slopeにあるこの植物園にはなかなか見事な八重桜の並木があり、毎年花の盛りに桜祭りなるものを開催している。日本がらみの売店や出し物が出たりしてアメリカ人にも大人気だ。出し物の一つにミニコンサートがあり、去年は矢野顕子が出ていた。

今年の出演はGaijin a Go-Go。日本から見たガイジンとアメリカから見たJ-Popとをミックスしてカリカチュアライズするというコンセプトのバンド。僕が最初に見たのは2002年のPUFFYのライブでの前座としてだからかなりのベテランということになる。惜しむらくはと言うべきか、以て瞑すべしと言うべきか、当時はフリーキーでエッジィだったそのコンセプトはメインストリームに追い付かれてしまった。Gwen StefaniのHarajuku Girlsとか見たら判るよね。そんな訳で今どんな音出してんのかなぁという興味もありライブを覗いてみることにした。

このバンドのボーカルは大柄な白人女性。そんな彼女が日本のアイドル風のフリフリの衣装を着てやはり日本のアイドル風のぬるいダンスを踊るというのがコンセプトかつ面白さの中心だったのだが、桜祭りということもあってか服装は強いアクを感じないもの。音もちょっとベタなJ-Popぽさを狙ったものだがホーンを入れてアレンジの薄さを感じさせない。なるほど、こんな風に進化したのか。ひょっとしたら化けるかな。

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2006年5月19日 (金)

Elysian Fields@TONIC(2006/03/17)

普段はあまり意識しないのに、シティ誌で名前を見かけるとふとライブに出かけたくなるというタイプのアーティストがいる。先日のRasputinaがそうだし、今夜のElysian Fieldsもそうだ。共通点があるのか…と考えてみたが余り思い浮かばない。

Elysian Fieldsは男女の二人組みのユニット。最初にライブを見たのは2004年の7月で、その後に2005年の4月に見た。彼女らの楽曲はちょっとダウナー系で、当地では「ノワールロック」と呼ばれているようなのだが、それほど間隔が開いているほどでもないのにライブごとに印象が違う。最初のライブではEGO-WRAPPIN'のような「昭和歌謡的」な印象があってへぇと思い、去年のライブではエクスペリメンタルな方に入っていったという感じを受けた。今夜のライブでは、そういった「~風」といった印象が引っ込み、メランコリックなボーカルに哀愁を帯びたメロディーを素直に楽しめるようになっていた。日本ではいまひとつ知名度が無いみたいだけれど、個性も強いしツボに嵌るひとは多いと思うんだけどなぁ。

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Dave's True Story@The Living Room(2006/03/07)

今日の夕方は会議の予定だったのだが当日になって突然キャンセル。仕事も思ったより早く片付いたので友人に勧められていたライブを見に行くことにする。

会場はThe Living Roomというロアーイーストサイドにあるハコ。具体的にはPianosの2軒南になる。場所柄立ち見のライブハウスかと思っていたが、中に入ってみるとテーブル席になっていたのでちょっと驚いた。ノーチャージでもあるし嬉しいハコかも。ただ廻ってきたチップバケツには「5ドル以上推奨」と書いてあったけれど。

Dave's True Storyは女性ボーカルの四人組バンド。友人からはジャズ系と聞いていたんだがどうだろう。これはジャズだよなぁという曲も何曲も歌っていたが、ジャズ色は無くフォークやカントリーの影響の強い曲もやはり半分くらい。あえてジャンルを言うならアメリカーナになるのだろうか。まぁジャンルなどは余計といえば余計で、酒を飲みながら生で聴くとゴキゲンな音楽なのには間違いない。今日は座って聴くことが出来たし、得した気分。

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2006年5月16日 (火)

The Veronicas@Avalon(2006/02/14)

The Veronicasはオーストラリアの双子ガールポップユニット。いや素直にアイドルというべきかな。TimeOutで紹介されていたのを見つけた。今週は訳が分らないくらい忙しいのだが、こんな僕好みのイベントを見逃す訳にはいかない。

今日の会場はAvalonというハコ。僕には初めての場所で、入口が判らずしばらく探した。それもそのはず、古い教会の中を改装してライブスペースにしているのだ。バチがあたるぞと思うのだが。新しいからか、改装が徹底していたからか、内装には鉄骨が多用されており、デザインもそれを生かしたものになっている。ニューヨークというよりは東京のライブハウスに近い雰囲気。クラブにはスケジュールを置いておらず、どうもライブハウスというよりはただのクラブじゃないかと思う。

定刻から一時間遅れで会場に入るとJonas Brothersといういかにもアイドルの前座という感じのちょいイケメンロックバンドが演奏を終えるところだった。女の子の客も多く黄色い声援が飛んでいたのであるいは地元の有名バンドだったのかもしれない。

で、The Veronicas。一言で感想を言えば「歌うOlsen Twins」あるいは「実写版のHi Hi Puffy AmiYumi」。もっとも彼女たちは楽器を持つわけではないが。楽曲は僕の高校時代に~つまり20年前に~「洋楽」と言われていた音そのもの。ハコの音響が悪かったので断言は出来ないが、歌唱力はそれほど高い方ではないと思う。でも、彼女らの魅力はそのあたりにはないのだろう。ステージ上でじゃれている姿を見て「オージーにも萌えが分かるのか…」としみじみ感じ入った。はたして萌え後進国のアメリカでどれだけ食い込めるか。これからウォッチしていきたい。ところで日本には進出しないのかな。ヒット確実だと思うんだが。

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2006年5月15日 (月)

Mi and L'au@Cake Shop(2006/01/13)

Cake Shopはロワーイーストサイドにあるハコ。Ludlow St.のPianosやThe Living Roomの並びにあり、何度も前を通っているはずなのに見た記憶がないので、あるいは新しいハコなのかもしれない。もちろんライブを見に来るのも初めて。このハコは地上が普通のバー、地下がイベントスペースになっている。ライブスペースのバーとしては珍しくsakeやKirin Ichibanを置いている。日本人が関係しているのかな。

今日の目当てはMi and L'auというフィンランド人のモデルとフランス人のミュージシャンのユニット。TimeOutに囁くように愛を謳うとか書いてあったので、最近その手のお洒落感にご無沙汰だった僕は出掛けてみることにした。アメリカのエンターテイナーってみんなちょっと堂々としすぎてるんだもんなぁ。そんな出演者のせいか客も若くてお洒落な人たちばかり。

この手のイベントでいつも思うのだが、こういうお洒落さんは日中は何をしているのだろうか。音の方はある意味期待通りで、大きな不満も無かったけれど目新しい感動もない。中途半端な前座が2本、2時間も待たされた後だったので疲れて途中で帰ってしまった。

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羽鳥美保@TONIC(2005/12/16)

TONICはロウアーイーストサイドにあるエクスペリメンタル系のハコ。John Zornなどのニューヨークアンダーグラウンド系のアーティストが根城にしてるほか、アバンギャルド的な小編成のジャズなどもやっている。それほど大きなハコではないが見逃せないライブも多く、一時は本田ゆかや羽鳥美保が毎月のように出ていたので足しげく通っていた。昨年の秋に資金不足で寄付を募ったら若者向けのシティ紙で大きく取り上げられ、オノヨーコを始めとする大物のチャリティライブも何度か企画されてピンチを切り抜けた。サイズ以上に存在感の大きなハコなのだ。

今夜の出演は羽鳥美保。彼女のライブは2週間前に見たばかりだし、セットリストもそれほど変わらないだろうことは分かっているが、彼女のライブは見るたびに違うのでつい足を運んでしまう。今夜はアルバムに収録されていないブラジル民謡をやったりして、足を運んだ元は取ったという感じ。

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2006年5月14日 (日)

羽鳥美保@Mercury Lounge(2005/12/01)

元Cibo Mattoの羽鳥美保のショウ。彼女のショウはSmokey and Mihoでのものを含めたら10回ほども見ただろうか。スタイルは色々変わったが、彼女の声がなんとなく性に合うのだ。

今夜の会場はMercury Lounge。このハコはmonoの時に書いたように目利きは良いハコなのだが、手際は数あるNYのハコの中でも最低に近い。出番が1時間遅れるとかはしょっちゅうで、今夜は1時間半遅れ、しかも出番が2番目なのにだ。まぁそういうハコだと割り切ってつきあうしかないのだが。

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美保は今夜はOLっぽいベージュの服で登場。曲は先月日本でリリースしたアルバムEcdysisからのものだけれど、アルバムではアコースティックに振り切った感があったのに対し今日のアレンジはラップトップやキーボードが前に出たちょっとやんちゃなもので、僕はこっちのほうが好みだな。彼女のライブは毎回少しずつアレンジが違うから楽しい。

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