2009年10月23日 (金)

Chico & The Gypsies@ブルーノート東京(2009/10/21)

地元でありながら敷居が高く出かけるなかなか機会の少ないBlue Note Tokyo2年前のJoyceのライブ以来で確か2回目になる。New Yorkの方は50回以上は軽く出かけていて、その違いはやっぱりチケット価格。ただ、東京店には値段が高いなりの雰囲気はやはりあり、チケットを奮発して入ってみると悪くない。

今夜の出演はChico & The GypsiesGypsy Kingsの元メンバーが作ったバンドで、というか、代表曲もほとんど重なっていて関係はどうなっているのかと思ったのだがその辺の経緯には余り詳しくない。とにかくどこかで耳にしたことがある有名曲がバンバン流れるライブで満腹感ありまくり。ステージングも達者で客を煽って半分ぐらいの曲ではオールスタンディング。大物のライブというのは格に酔うものだなーというのを実感。

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2009年9月10日 (木)

寿永アリサ@Motion Blue Yokohama(2009/09/08)

今日は人間ドックで午後早くにフリーになり、何かライブに行こうと近場のハコを調べてみたがあまりピンと来るものがない。ふとモーションブルーヨコハマのスケジュールをみてみると今夜はノーチャージのライブだとのこと。それならちょっと遠出をしてみようか、と足を運んだ。

今夜の出演は寿永アリサというラテンボーカリスト。近所のライブハウスのスケジュールでも見かける名前で、どういうライブをやるのか興味があった。今夜はバンドをバックにした演奏で、アゲアゲのサルサからしっとりしたバラードまで幅の広い選曲で、これだけのライブをチャージ無しで聴けたらとても嬉しい。

このハコは赤レンガ倉庫の中という観光エリアにあり、今夜入ってきた客は無料ならとりあえず聞いてみようかという感じのフリーの客が多かった様子。ミュージシャンにとってはアウェイ感があって厳しいだろうけど、リスナーを育てるという点ではとても有意義だと思うので頑張ってこれからも続けて欲しい。

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2009年8月23日 (日)

北御堂盆おどり{河内家菊水丸}@北御堂(2009/08/21)

今夜はジャズボーカリストの友人と本町で飲む約束をし、待ち合わせ場所から店に向かう途中で北御堂が今夜盆踊りだというのを偶然見つけた。1件目の店を出たのが7時半。2件目に行く途中でちょっと冷やかして行こうかということで北御堂に立ち寄った。

今夜の音頭は河内家菊水丸。美空ひばり物語と侠客祐天吉松との2本で延べ1時間ほどの持ち時間(この後にアンコールをやったがその途中で出てしまった)。僕は彼の河内十人切りのCDを持っていてちょくちょく聴いているのだが、単独で楽曲として機能するCD作品とは違い、櫓で生で聴いた音頭はダンスミュージックとしてあまり主張が強くないものだった気がする。あるいは単にPAの違いだったのだろうか。

近代河内音頭はレゲエやダブなどのダンスミュージックを取り込んだものだとはいえ、古典のフォーマットを守りながら今踊れる音楽になっているのはやはり凄いことだと思う。ただ、河内家菊水丸は今年の夏で新聞詠み河内音頭家元を返上し、今後は継承者の高齢化が進む古調の河内音頭の保存伝承に専念するのだとか。惜しいなぁ、というか、彼の後を継ぐ新聞詠みの若手にはどんな人がいるのだろうか。

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2009年6月21日 (日)

デーモン小暮の邦楽維新@港北公会堂(2009/06/20)

フハハハハ。諸君たち喜べ、諸君たちの町でミサを行う。来ない奴は呪われるぞ。というわけでデーモン小暮閣下のコンサート。まさか閣下のコンサートに来る機会があるとは思っていなかったが、先日大倉山水曜コンサートでチラシを貰ってイベントの存在を知ったのだ。港北公会堂とはまた中途半端な場所で、と思ったが、地元のボランティアが運営する芸術イベント群の一つという位置づけらしい。それで大倉山水曜コンサートでチラシを配っていたのだろう。会場は横浜の区のホールだったらこんなもんだろうなぁという広さと内装。僕はフロアに置かれたパイプ椅子の席だった。このコンサートはタイトルの通り純邦楽奏者とのコラボレーションイベントで、客層も閣下のファンらしき若者と邦楽愛好者の年輩の方々が混ざり合ってカオスな雰囲気を醸し出している。ちなみに写真は開演前なので空席が目立つが実際には満員だった。

イベントは普通のコンサートだと思っていたのだが、ゲスト奏者の自己紹介的な演奏が終わって始まったのはなんとロックオペラ。「煩悩のハムレット」というサブタイトル通り忠臣蔵でハムレットという内容になっている。で、これが良いのだ。今回参加している邦楽奏者は浪曲・三味線の国本武春と尺八の三橋貴風。僕はニューヨークでバンド編成に邦楽器を入れたイベントは何度も見たが、今回はそのどれよりもレベルが高い。浪曲がメインのパートも、閣下がメインのメタルのパートも、実に自然にボーカルとバンドと邦楽器が調和している。そして劇というか語りの部分も実に秀逸。もっとも、浪曲師や閣下のトークを普通のミュージシャンと比較するのはそれ自体が失礼という話だろうが。

このイベントのプロデューサーは尺八の三橋氏。もう10年も続いているシリーズだそうで、港北公会堂での公演は2回目になるそうだ。三橋氏のライブは去年の春に大倉山水曜コンサートで見たことがあり、その時もとても刺激的な内容だったことを思い出す。

アンコールも含め3時間のステージでお腹一杯。最高の大人のエンターテイメントだった。また見にいきたいなー。

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2008年9月18日 (木)

大倉山水曜コンサートVOL.1146@大倉山記念館(2008/09/17)

今夜の大倉山水曜コンサートは邦楽。木村伶香能というプレイヤーの琴と三味線の楽曲だ。先日までこの大倉山水曜コンサートでシリーズ開催していた邦楽の現在以来、僕はすっかり純邦楽の味を覚えた。正直クラシックの小編成より好きかもしれない。

今回の楽曲はオリジナルでも他ジャンルのカバーでもない、邦楽の定番曲のよう。意外さは少なかったが、その分弦楽器の演奏を至近距離で聴く快感に集中する事ができた。やっぱいいねぇ。

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2008年9月15日 (月)

SALSA SWINGOZA@EATS and MEETS Cay(2008/09/14)

昼間に買ってきたぴあを見ていると表参道で今夜サルサイベントがあるのを見つけた。場所はspiral地下のレストランCay。サルサは嫌いではないしせっかく近所でやるイベントなので出かけてみることにした。

Cayは初めてのハコ、というか店。レストランなのでは、と思っていたのだがちゃんとステージがあり、しかもテーブルは取っ払ってあって完全にライブハウス仕様になっている。バーとフードカウンターとがありどちらも開放的でアメリカのライブハウスを思い出す。サルサのイベントだからという先入観どおり、お綺麗ながら年齢不詳の女子の方々が観客のメイン。ダンスフロアも用意してあるし演奏が始まったらさぞかしガシガシ踊り狂うのかと思っていたがそんなこともなかった。

SALSA SWINGOZAは海外進出も果たした伝説のサルサバンド、オルケスタ・デ・ラ・ルスの元メンバーが中核のダンス・サルサ・バンド。ジャンル的にはラテンに含まれる曲は何でも、という雑食性も気持ちいいし、スペイン語ネイティブのヴォーカルも熱い。7時に始まって休憩を挟み10時半までというボリュームでお腹一杯な感じになってしまった。もうちょっと気合い十分で臨みたかったな。

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2008年8月27日 (水)

bpm All Stars from Brooklyn, NY. JAPAN TOUR 2008 after party@月見ル君想フ(2008/08/24)

ここしばらく全然日本のライブに行けていなかったので、この週末にどこかに行こうかと思いつつもやはりお疲れ気味で、結局近所の月見ル君想フにした。

今夜のライブはブルックリンのbpmをベースに活躍する日本人ミュージシャンの帰国イベントとか。bpmって凄い懐かしいんですけど。確か2002年の8月末に見に行って、WUSSYとか出てたんだよなー、世間で話題になる前のスキージャンプペアのビデオが何故か流れてたんだよなー、もう6年も前の話になるのか。

日本人とはいえアメリカ帰りの人たちのイベントらしく、日曜なのに開始時間は8時からと遅めで、さらに実際に演奏が始まったのは30分押し。日本のバンドにブルックリンから帰国した人がゲストで入り、さらに後半には明日ここでライブ予定のTony Allen Bandが飛び入りで参加してセッションに。Tony Allenという人はアフロビートのパイオニアだそうだが、本日のライブはちょっとジャズ寄りではなかったかと思う。それでもなかなか日本では聴けないようなうねる様にグルーヴィーな音は凄い。TONICやSTONEの凄いライブを思い出してしまった。

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2008年6月24日 (火)

Gonpapa@TeTeS西麻布(2008/06/21)

TeTeS西麻布は西麻布交差点の角にあるアジアンカフェ。場所に似合わず値段や味がいたってリーズナブルなので以前からちょくちょく利用している。ここではごくたまにライブをホストしていて、以前から一度見てみたいと思っていた。今日ようやくスケジュールがあったので小雨の中ぶらぶら出かける。

本日の出演はGonpapa。ベタな名前から想像できるとおりのギターのインストデュオ。ただ、二人とも結構若く、GontitiというよりはDEPAPEPEの方に雰囲気が似ているかも。今夜演奏した曲はカバー・オリジナルともにボッサ中心で、なかなか楽しめた。一つ言うなら、それほど広くないスペースだし観客のマナーも良いのだから、アンプを使わずに純粋にアコースティックでやった方が良いのではないかな。ともあれ、無料ライブだし、飲み放題食べ放題で3,150円という値段は場所を考えなくても安い。インストはちょっと敷居が高いかも、という人にもおすすめのイベントと思う。

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2008年4月23日 (水)

Laajy & Wood Block@綱島Blue Corn Cafe(2008/04/12)

今夜のBlue Corn Cafeのイベントはいつもとちょっと違う。何とベリーダンスだ。もっともカラオケで踊るだけだったらこの日記に書くネタではない。バックバンドに民俗音楽のユニットを迎えて生演奏が入るイベントなのだ。

ダンサーはLaajyという女性(そりゃそうだ)二人のユニット。ベリーダンスに限らず、いろいろなダンスの要素を上手く取り入れている。要素の中ではベリーダンスよりフラメンコの色がむしろ強いのではなかろうか。僕はニューヨークでベリーダンスは数回見る機会があったが、結構堂々とした体格の女性が踊っていて正直ちょっとあれかなと思ったのだが、本日のお二人は小柄でキュート。バックバンドのWood Blockはエスニックのパーカッション2人とエスニックの弦楽器1人で演奏していて、まずは踊り優先だったのであまり目立たなかったが面白いフレーズとかがところどころで耳に残った。

ダンスだとBlue Corn Cafeのレイアウトでは視野が限られるからどうかな、と思ったのだが、どんどん通路に入り込んで踊って大盛り上がりのイベントだった。またやらないかな。

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2008年4月12日 (土)

大倉山水曜コンサートVol.1128@大倉山記念館(2008/04/09)

前回からまたずいぶん開いてしまった大倉山水曜コンサート。早帰り日の水曜とはいえ6時前に会社を出るのはキツい時期が続いていたからなー。

今夜は1年間のシリーズイベント「邦楽の現在」の最終回。邦楽のみらい、と題し、尺八、琵琶、琴という邦楽の代表的な楽器をフィーチャーした内容になっていた。琵琶での「壇ノ浦」の語りとか、「ノヴェンバー・ステップス」などの現代音楽とか、両極端ながらある意味イメージどおりの作品も出ていたがそれだけではない。現代の琴の作家による作品や、冬のソナタのテーマ曲、フォルクローレの「コンドルは飛んでいく」、果てはバッハのフルートソナタを尺八でカバーするなど、実に多彩な内容で、どの曲も滅茶苦茶刺激的だった。特に外山香氏による琴の演奏が凄く、最高のプレイヤーによるクラシックギターの演奏と全然遜色の無い、素晴らしい表現力に感動した。

後半にピアノの伴奏を付けて尺八の演奏をしたのだが、そのピアノのプレイヤーが何と前半の琵琶のプレイヤー。首藤久美子、という人で、音大でピアノを専攻していたそうだ。主催の尺八の演奏者である三橋貴風氏も大学から尺八を学んだそうで、このイベントの趣旨を「今の邦楽の演奏家は家元を継いだとかではなく西洋音楽を学んでから自分の意思で邦楽器を手に取った人の方が多い。そういう世代のプレイヤーは、邦楽の持つ精神性にこだわりすぎることで可能性を狭めてしまっているので、あえて精神性にこだわらず邦楽器ができることを見つめなおした内容にした」という趣旨の話をされていた。実際、実験しました、といった肩肘の張ったものではなく、どの曲も邦楽器の音がすなおに耳に入ってきた。

とにかく凄いイベントだった。もう一度このコンセプトのイベントをやって欲しいと思う。

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