2009年10月17日 (土)

リレット@南青山Body and Soul(2009/10/16)

前回と同じ友人のお誘いでBody and Soulへ。今夜出演のリレットは鹿児島在住の女性ボーカリストで、地元でジャズクラブを持って活躍されている人だそう。kjfk氏は2セット目から参加ということで1セット目は一人で聴く。セットの半分はバックバンドのみの演奏で、半ばあたりからボーカルが入る。Fly Me to the MoonやYou'd Be So Nice to Come Home Toとかの古いスタンダードやBilly Joelなどのなじみ深い曲が中心。歌い方もジャズボーカルらしいものでこのハコの雰囲気によくマッチしている。

2セット目が始まったところで友人が合流。1セット目と同じ方向性のセットで最後まで楽しむことができた。素直に楽しめるいいライブでした。

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2009年9月28日 (月)

片倉真由子トリオ@六本木Body&Soul(2009/09/25)

友人からBody and Soulでのライブのお誘いを受けた。連休前半にライブを三連荘したところだったのだが、他の店ならいざ知らず近所のこの店では断るわけに行かない。今夜は接待だったのだがその後に駆けつけ、2セット目が始まって少ししたところで店に到着。

今夜の出演の片倉真由子はBody and Soulに定期的に出演している女性ピアニスト。今夜はレコ発ライブということでかなり気合いが入っていた様子。とても演奏力がありいいライブだったので、遅れて到着したのが残念だった。

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2009年9月12日 (土)

中村好江わくわくHOT6@新栄Swing(2009/09/11)

学会の全国大会で名古屋に来ている。今夜は懇親会が終わってもまだ早い時間だったのでジャズを聞いてからホテルに戻ることにした。友人のジャズシンガーからホテルの近所のハコを何件か教えてもらっていて、開始時間がちょうど良かった新栄のSwingという店に入る。雑居ビルの地下にあり、三角形の店内の頂点に演奏スペースが作られているちょっとおもしろいレイアウト。

そんなわけで入店前にライブの内容を確認したわけでは無かったのだが、今夜出演の中村好江のバンドはなんとデキシーランドジャズ。バンジョーの入った6人編成で、どこかで耳にしたことのある有名曲が続く。デキシーをライブでこんなにちゃんと聞いたのはニューヨーク時代を含めても初めてかも。旅先でふらっと入った店で出会いというのはあるものだ。

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2009年6月26日 (金)

サムライビバップトリオ@お茶の水NARU(2009/06/24)

夕方は九州から出張で出てきた友人に付き合ってジャズのライブにお茶の水NARUへ。僕は姉妹店の代々木NARUには行ったことはあるがお茶の水のほうは初めて。姉妹店だけあって店内の印象はとてもよく似ているが、お茶の水の方がかなり広く、代々木の店にある圧迫感は感じない。

本日の出演はサムライビバップトリオ。納谷嘉彦(p)、俵山昌之(b)、大坂昌彦(ds)ののピアノトリオで、演奏したのはジャズらしいジャズ。こういうライブをしみじみ見るのも実は結構ひさしぶりかもしれない。45分の演奏を3セット、その合間に同じくそれぞれ45分の休憩を挟むというゆったりしたスケジュールで、一人で来ていたら休憩時間を持て余したかもしれないがこういうときは連れがいるとありがたい。全体に端正な演奏でこういうのもやっぱいいなーと堪能することができた。

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2009年6月14日 (日)

グレース・マーヤ@南青山BODY&SOUL(2009/06/12)

今週はライブに行けなかったなー、と思い、近所のジャズクラブのスケジュールを見比べ一番気楽に聴けそうなBODY&SOULに。今夜出演のグレース・マーヤはギターの入ったピアノカルテット編成で登場。スタンダーだけではなくポップスやちょっとボサっぽい曲まで幅広い選曲で、のんびり楽しむことができた。
2セットたっぷり聴いてぶらぶらと歩いて帰宅。いや、やっぱりジャズクラブは歩いて行ける範囲に無いといかんですよ。

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2009年5月17日 (日)

稲垣貴庸Big Band@新宿SOMEDAY(2009/05/16)

何も予定のはいっていないのんびりした週末。夜はライブに行こうと思ったが馴染みのあるアーティストが出ているイベントが見つからない。それなら久しぶりにビッグバンドにするかな、ということで新宿SOMEDAYに。

今夜出演の稲垣貴庸Big Bandはオリジナルとスタンダードを織り交ぜて披露。とてもオーソドックスなアレンジと併せ、ニューヨークのジャズクラブにレギュラー出演しているようなビッグバンドを思い出した。こういうライブもやっぱいいもんだな。

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2009年3月18日 (水)

Bossa Nova Night{Pecombo/行川さをり/TOYONO}@六本木サテンドール

先日見たイベントが良かったので機会があればまた見たいと思っていたPecombo六本木サテンドールでライブをやるのを見つけた。複数のアーティストが出るイベントなのに値段が手頃で、これは見に行こうということで足を運ぶ。久しぶりに来てみるとやはり店内が明るくゆったりしているし、料理もお酒も良心的な価格でいい店だなと思う。

今夜の出演はPecombo、行川さをりTOYONOの3組。今夜は3セットなので順番に出てくるのかと思ったら、そこはジャズクラブなので各セットに全員が出てくる。各アーティストが2曲ずつ歌い、セット最後に全員で1曲歌うという趣向。

Pecomboは前回と同じく美しいコーラスワーク。やはりこういうゆったりした店で聴く方が似合うと思った。曲はイベントの趣旨から行ってボサノバ系のものだったのだがストレートな選曲からは少し外れていて、前回よりちょっと通好みなものを選んでいたのかな。

2人目の行川さをりは今夜のヒットだったかも。見かけはちょっと地味な普通の女性なんだけれど、歌ったときに出てくるオーラがすごい。何というか、本場の空気感がばぁーっと出ている感じがする。

最後のTOYONOは以前にモーションブルーヨコハマで見たことがあり、そのときと同じ安心して気持ちよく聴けるという印象。ボサノヴァ聴きたいなーと思ってライブに出かけて彼女が歌っていたら誰もが納得するだろうという、王道のステージだった。

全員で歌う曲はそれほどでもだったかな。普段のイベントなら出演者のコーラスが聴き所なんだろうけど、今夜は本職のコーラスグループが入っているので全員でのハモりはなかった。

全体的にはとても満足感のあったイベントで、これで2,800円はとても安い。スケジュールが合えば次回も来よう。

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2009年3月13日 (金)

大城蘭@六本木alfie(2009/03/12)

大城蘭は沖縄出身のジャズシンガー。彼女の名前は1月末のブルーエアロの時にイクスピアリのスケジュールで見かけ、調べてみたら外国特派員クラブで歌って「和製ノラ・ジョーンズ」と好評を博しているとか面白そうだったので聴いてみたいと思っていた。alfieでライブがあるのを見つけて出かけてみることに。

ライブは思っていたのとちょっとイメージが違った。バンドにギターが入っていてそれが楽曲の印象をリードしている。あまりジャズジャズした感じではなく、どちらかというとアメリカーナ的な印象が強い。そういう意味で確かに「和製ノラ・ジョーンズ」ですね。彼女の低めでちょっとハスキーな声がそのアレンジによく合っており、酒を飲みながら聴くには最高の音楽になっている。とはいえ土曜・水曜に聴いたカクテルミュージックではなく客に向き合ったちゃんとした音楽。また楽曲にはボサっぽいアレンジの曲やアンコール曲の「てぃんさぐぬ花」など沖縄音楽も入っていて、幅の広さも感じさせる。

ともあれいい感じのライブだった。これから更に伸びていく人だと思うので、機会を見つけて今後もライブを見ていきたいな。

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2009年3月 9日 (月)

大森明トリオ@セント・ジョージ・バー(2009/03/07)

今夜は自分にご褒美シリーズでヒルトン東京に宿泊。バーでジャズライブがあるとのことで足を運んでみた。ライブをホストするセント・ジョージ・バーは名前の通りのイギリス風の内装でなかなか洒落ている。ただ値段もそれに見合ったものでコンラッドのトゥエンティワンより高い感じではあるが…。

今夜のライブは大森明氏のサックストリオ。MCが一切なかったりとホテルのバーのBGM的といえばそういう面もままあるとは思うのだが、その一方でカクテルジャズでは終わらせないというプレイヤーの気迫は伝わってきて、それがとても良かったと思う。あと以前から気になっていたピアニンこと井上ゆかりのピアノを聴けたのは全然予想していなかっただけに嬉しかったな。結局2セット粘ってしまった。

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2009年3月 7日 (土)

Fake Jazz Quintet@渋谷PLUG(2009/03/06)

Fake Jazz Quintetのライブは一年ぶり。前回のライブが結構良かったのと、ミニアルバムTHE SEVENをとても気に入って月に数回は聴いているので、是非もう一度ライブを聴きにいきたいと思っていた。今回、そのTHE SEVENが店頭発売になった記念ライブをやるとのことで早速チケットを入手して楽しみにしていた。

今回は会社を出るのが遅れて会場の渋谷PLUGには開演30分遅れで到着。結構混雑してはいたが空席を見つけ座ることができた。この時点で最初のゲストの出演は終わっており、2番目のゲストPecomboが演奏中。男女4人組のボーカルグループにギタートリオとトランペットのサポートという編成で、初見だったのだがとても楽しめる内容。コーラスを間近で聴くというのはやっぱりいいもんだ。カバー曲もさることながらハッピーなオリジナル曲が素敵だったな。こちらもまた聴いてみたい。

で、当然ながらトリがFJQ。今回はボーカル、ビブラフォン、ピアノにベースというフルバンドスタイル。レコ発ライブということでTHE SEVENからの聞き込んだ曲が中心であり、その意味で新たな発見があったわけではないけど、ピアノとベースが生で入るとかなり印象が変わる。今回もワクワクする時間を過ごすことができた。これからレコーディングに入り、秋口には次のミニアルバムを出すとのこと。そちらも今から楽しみ。

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2009年2月15日 (日)

青木カレン@代々木NARU(2009/02/13)

先日出かけたブルーエアロノーツのライブの時にClub IKSPIARIのスケジュールで青木カレンの名前を見つけた。彼女のCDは以前に買っていて(確かAmazonで「これもお勧め」表示されてそのまま買ったんだと思う)、結構良かった記憶があった。Webで検索して代々木でライブがあるのを見つけ、値段も手頃だったので出かけてみることに。

会場の代々木NARUはお茶の水の有名店の姉妹店らしい。小さめの喫茶店の真ん中にグランドピアノを置いたようなかなり無理矢理な作りになっている。予約無しに開演30分前に入ったらピアノすぐ横の大テーブル席に案内してくれたが、しばらくしてから入ってきたフリー客はカウンターに案内されていた。実際店内は満員で、まぁイクスピアリでライブできる人が定員30人ちょっとの店でやるんだから当然かもね。

ライブはボーカル、ピアノ、ギタという編成。CDはかなりクラブ寄りだったという印象があるのだが、今夜のライブは日本の女性ジャズボーカリストとして割と平均的なセット。ちょっと肩透かしではあったがレベルが低いわけではなく、2,625円とは思えないような演奏を楽しめた。

ちょっと誤算だったのは大テーブルの他のお客さんがカレンちゃんファンクラブみたいなノリの人ばっかだったこと。それが悪いと言うことではないが、今夜は静かに音楽を聴きたい気分だったので、これならカウンターで静かに聴いていた方が良かったな。

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2009年2月 6日 (金)

Gretchen Parlato@丸の内Cotton Club(2008/02/05)

先週コットンクラブからダイレクトメールが来た。来週のGretchen Parlatoのライブを自由席5500円のところ3000円でご優待というもの。普段は一人でふらりと出かけるにはちょっと敷居の高いハコだが、3000円ならしばらくぶりに出かけてみるかと予約を入れた。開演1時間前に入るとまだまだ空いていてステージ最前列の席に案内してくれたが、開演時にはいい感じの入りになった。

キャッチコピーはジャズ界の新歌姫・NY直送のサウンドということだったのでなんとなくイメージがあったのだが、聴いてみると結構印象が違った。浮遊感のあるウィスパーボイス、選曲も全然ゴリゴリしていないもので、ニューヨークというよりはむしろ日本のクラブジャズのシンガーに近いんじゃないかしら。がっかりとか言うことではなく、哀愁と滑らかさを持つ歌声は実に日本人好み。サービス価格を出してでも聴かせたかった自信アーティストなのがよく分かる。これから結構名前を聞くようになるんじゃないかな。いいものを聴いた。

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2009年2月 2日 (月)

Blue Aeronauts Orchestra@Club IKSPIARI(2009/01/31)

ブルーエアロノーツオーケストラ前回ライブを見てから1年以上になる。今回のライブはClub IKSPIARIで、実は今回が初めて行くハコになる。僕の好きなジャンルをホストしているし実際行こうかと思ったライブもあったのだが、舞浜って遠い気がしてつい後回しにしていた。今日は休日だし一度ぐらいは行ってみるかと足を運んだ。

開演よりかなり早い時間に着くがまぁイクスピアリで暇をつぶせるかと思っていたが甘かったというか夢の国をナメていた。ディズニーランドの中でもないのに男一人が浮くこと浮くこと。喫茶店でさえ周りはレジャー客ばかりだったので諦め、かなり早い時間に入店することに。店内はもちろんジャズクラブらしいシックなものだが、ブルーノート系列のようなやりすぎ感は無い。場所柄ことさら非日常感を強調することもないと言うことなのだろう。2月のスケジュールを貰ったので眺めていたら15日に鼠先輩が出ることになっていて笑った。ミッ○ーに怒られたりしないのか、鼠先輩。開演時間の8時が近づいてきてふと周りを見渡すとちらほら立ち見がでるほどの満員。早めに入っておいて良かったんだな。

今夜のライブは入れ替えなしだが休憩の入る2部構成。休憩部分を抜いても正味2時間たっぷり演奏してくれた。2部では去年のジャズフェスで披露したという8人編成の曲やミュージカル・ウエストサイド物語からのカバーなど、いろいろなジャンルの曲を披露してくれた。

これは前回感じたことと重なるが、とにかく力の抜け加減がプラスになっている。このメンバーでアルバムをもう一枚作りたいという欲もあまりなさそうで、サイドプロジェクトとしてのビッグバンドによくある実験目的ではなく、同年代の女性ミュージシャンで集まって音を出すのが楽しいのだろう。セット最後の曲はSing Sing Sing、アンコール曲はTake the "A" Trainで、どちらもアレンジはほぼオリジナルのまま。これとメンバーのオリジナル曲とを並べて演奏できるのはこのバンドならではだろう。

お遊びの分あまり本数をやれないのは分かるが、何とか半年に一度ぐらいはライブやってほしいな。今日もとても楽しいライブだった。

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2009年1月28日 (水)

市原ひかり@スイートベイジルSTB139(2009/01/27)

今月はあんまりライブ行けなかったなと思いながら情報誌をめくっていて、市原ひかりって若手ジャズミュージシャンとして名前は見かけるけど見たことなかったな、スイートベイジルなら近いし出かけてみるか、とチケットを買った。久しぶりのスイートベイジルだが、こういう洒落たジャズクラブ感はやっぱ悪くない。

市原ひかりはアーティスト写真ではツンとした感じを受けたけど実物は全然気さく。小動物っぽい感じが何となく貫地谷しほりに似てる、って今更スイングガールズネタでもないですかそうですか。

今日は最新アルバムJoyのレコ発ライブということでレコーディングと同じメンバーを集めたそうで、前半はカルテット、後半はホーン5人が入ってほぼビッグバンドという編成。ビッグバンド好きの僕としては当然後半の方が楽しかったのだが、思い入れのある店だとかレコーディングメンバーでの初のライブだとかでMCも結構テンションが高く、そのテンションが演奏にも伝わって全体にワクワク感のあるライブだったと思う。

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2008年12月14日 (日)

Milky Banana@綱島Blue Corn Cafe(2008/12/13)

今日の夕方は綱島で忘年会。久しぶりの伊勢源で料理も馬鹿話も堪能し、勘定を終えたところで時計を見ると9時半ぐらい。今からだと第2セットに間に合うな、ということでブルコンに。

今夜の出演はMilky Banana前回のライブがいい感じで、そのとき買ったアルバムは愛聴くしている。今日のライブも良かったのだが、忘年会で結構飲んだ後だったのでちょっと勿体なかったかな。いや、酔いつぶれる寸前に心に沁みる音楽が流れているのが良いのか…。

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2008年11月 1日 (土)

深井克則バンダカリエンテ・グランデ@新宿SOMEDAY(2008/10/30)

出張後ちょっと疲れ気味だったり用事があったりでなかなかライブに足を運べなかった。やっぱ週に一度くらいは音楽を生で聴きたい。しばらく溜まっていた書き物が片づいたので帰りに少し寄り道していくことにした。

場所は久しぶりの新宿SOMEDAY。出演は前回見たときと同じラテンビッグバンド、深井克則バンダカリエンテ・グランデ。前回とかなり曲がかぶっていたのはそういうもので、洒脱なトークや熱い演奏は充分以上に楽しかった。風邪気味で前半だけで引き上げるハメになったのが残念。

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2008年9月22日 (月)

小林香織@Blues Alley Japan(2008/09/18)

女性ジャズプレイヤー好きとして以前から名前は知っていたサックス奏者の小林香織。一度ライブを見てみたいとは思っていたもののスケジュールが合わなかったりでなかなか果たせなかったのだが、先日ふとBlues Alley Japanのサイトを見てみると予定が入っていたのでチケットを買った。

バンドメンバーが先に登場し、演奏を開始してからしばしで本人が登場。最新のアー写がちょっと凄いというか萌え系でいくらなんでも実物はこれはないだろうと思っていたら、案の定別の人だった、というか、髪型といい衣装といい凄く80年代なんだけれど。狙っているのかしら。楽曲は良くも悪くもちゃんとしたフュージョンで、ある意味イメージどおり。下手と言うことでは全然無く、休憩無しの2時間近いセットをだれずに聴くことができてとても楽しかった。

今夜のライブはテレビ東京系のみゅーじんで流れるそうだ。受信できる人はぜひ。

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2008年9月14日 (日)

Milky Banana@綱島Blue Corn Cafe(2008/09/13)

今夜はアメリカからの出張帰り。帰りのフライトの中では眠らず、今夜普通の時間に寝ることで一気に時差ボケを治そうと思っていた。とはいえブルコンまで出張ってきたのは単なる時間潰しではない。今夜出演のMilky Bananaはマスターや出演の他アーティストから面白いよと名前を聞いていたのだ。

Milky Bananaはヴォーカルとピアノの女性二人のユニット。Elysian Fieldsを思い起こさせるノワールな、とても僕好みの音を出す。おかげで1セット目で帰ろうと思っていたのが2セット目まで残ってしまった。完全オリジナルの曲は無く基本的にかなり古いスタンダード曲なのだが、アレンジの妙で独自の世界を作り出している。日本のバンドがこの路線を狙うと往々にして昭和歌謡になってしまうのだが(それはそれで嫌いではない)、それとは違う情念を感じさせるのは見事。演奏後に少し話したら伴奏がピアノ一本という編成のせいですかねと言っていたが。

しかしこれだけのバンドが地方のインディーズシーンの中に埋もれているのか。日本の音楽シーンは厚い。

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2008年8月31日 (日)

原美術館グッバイサマーパーティー@原美術館(2008/08/29)

今夜は原美術館のメンバーズパーティー。ちょっと風邪気味だったのだが予約を入れていたこともあり、気合を入れて出かけてきた。

パーティー自体はセンスは良いけれどもそれほどの規模のものではない。目当てはライブイベント。ジャズシンガーのakikoが出演する。伴奏はハモンドオルガン奏者の金子雄太氏。本当は中庭でやる予定だったらしいのだが天気が怪しいので急遽講堂での開催になった。

イベントの趣旨が趣旨なので選曲は知名度の高いスタンダードが中心。ボサノバやシャンソンは何曲か入ったが現代ポップスのカバーが無いのはいいな。客の雰囲気も良いアットホームなライブで、きっとジャズクラブで聴くのとはまた別の楽しみ方ができたと思う。

最後の曲を歌い終わり拍手を受けているときに雷が轟き、夕立が振り出した。なんというタイミング!まさにグッバイサマーパーティーにふさわしい派手な演出になった。

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2008年8月 2日 (土)

singers showcase@Jazz Spot 845(2008/07/27)

この週末は大阪に帰省中。今夜は友人のジャズボーカリスト、太田雅文氏の主催イベントがあるので難波のJazz Spot 845に出かけてきた。singers showcaseというタイトルのとおり才能あるジャズシンガーの発表の場を作ろうというイベントで、今夜は竹田都子と鎌田華という二人の女性アーティストが登場。

ジャズに限らずボサノバやディズニーナンバーまで幅広い選曲で、案外生で聞く機会の少ないツインボーカルでの掛け合いもあり予想以上に楽しめた。もう一つ気分が良かったのがステージでの態度がきちんとしていてこの種のイベントでありがちな内向きの振る舞いがなかったこと。基本的に毎月開催しているそうなので、関西近辺の方はぜひ足をお運びください。

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2008年7月22日 (火)

リズム屋本舗@綱島Blue Corn Cafe(2008/07/19)

先週に引き続いてのブルコン。ここ最近大混雑が続いていてファンとしては欣快に耐ええなかったのだがちょっと窮屈だったので、今日はゆっくり座れてちょっと嬉しい。

今夜の出演のリズム屋本舗は地元のラテンジャズバンド。実はブルースバンドのつもりでブックしたらしいのだけど、おかげでいつもとちょっと雰囲気の違うライブを楽しむことができた。プレイヤーは若手なのだけれど演奏はなかなかの実力派。モヒートやコロナがすすむ。あえて言うなら1セットを30分で終えた淡泊さが気になるというか今時の若い人らしいというか。せっかく初登場のハコなのだから持ち時間がっつりやって自分たちを印象付けようとかはあまり思わないのかな。

ともあれいいライブで、できれば今後もホストしてほしいな。

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2008年4月30日 (水)

矢野沙織@六本木alfie(2008/04/28)

先日alfie井川弥生さんのライブを見に来たときにスケジュールを貰って帰り、矢野沙織のライブがあることに気が付いた。どうせ売り切れだろうなー、と思って放っていたのだが一週間前にふと思い立って電話をしたらあっさり予約ができてちょっと驚く。ステラボールをいっぱいにできる人なのにキャパ50人のライブハウスがソールドアウトしないとは。それとも、ジャズリスナーにもコンサートホールには行けるけどジャズクラブは怖そうで入れない、という人が案外多いのだろうか。

今日の編成はsax矢野沙織にオルガン金子雄太、ドラムス小松伸之のトリオ。矢野沙織は白の長袖シャツにコルセット、黒のミニスカートに黒の帽子という不思議目の格好で登場。あのファッションは何風というのだろうか。ちなみに髪は金髪だ。

今日は贅沢というか太っ腹なことに2セット入れ替え無し。前半はチャーリー・パーカーの曲だけを演奏した。僕は演奏を聴いてあああれかと判るようなジャズ通ではないのだが、若い女性とは思えないとてもクールで硬質な演奏だった。元ネタを知っているマニアにはたまらなかったんじゃないかな。後半はオリジナルや映画音楽のカバーなどを織り交ぜつつ古めの曲を中心に。アンコールでチャーリー・パーカーの曲をもう一度やって締め。

ステラボールではちょっとピンと来ない部分もあったが、今日のライブは素直にとても格好良かった。CD買ってみようかな。

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2008年4月25日 (金)

Heko壱番屋@JAZZ SPOT 845(2008/04/19)

この週末は父の十七回忌で大阪に帰省している。夜に時間が出来たので在阪のジャズシンガーの友人と飲みに行き、その流れでライブを見に出かけた。場所は1年前にやはりこの友人とライブを見に行ったJAZZ SPOT 845

今夜のライブはちょっと人を食ったタイトルだが、リーダーがHEKO西川というベーシスト。ピアノ・ベース・パーカッションにフルートの入ったラテンジャズバンドでの登場で、フルートとラテンジャズの組み合わせはちょっと面白いけど、あまりフルートの面白さを出せていなかった気がするな。

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2008年4月 9日 (水)

井川弥生クインテット@六本木alfie(2008/04/06)

井川弥生さんの帰国ライブがある、というのを先日mixiでの告知で知った。今回のライブはBridge Projectと題し、日本とアメリカの若手のプレイヤーが共演する機会を作っていきたい、というのが趣旨だそうだ。スケジュールを開けて予約もし楽しみに待っていた。

会場は六本木alfie。いいプレイヤーが出るジャズクラブで以前から気にはなっていたのだがなんとなく足を運ぶ機会が無かった。六本木駅の出口の真上にあるビルの5階で。50人ほどで満員になるハコだろうか。今日はほぼ満員で、予約しておいて良かった。内装はかなりしっかりしており、例えばデートとかにも全然使えるだろう。

彼女のライブはちょくちょく見ているつもりだったが、デュオだったりビッグバンドだったりでコンボは久しぶりかもしれない。今日の参加メンバー5人は全員作曲ができて、それぞれが作曲・編曲した曲を持ち寄ったセットリストになっている。そういう曲の選び方もあるのだろうし、クインテットという編成もあるのだろう、楽曲のバリエーションに驚いた。だけど、やっぱり彼女の演奏やリードの幅が広がったんだろうなぁ。他のパートのソロのときは存分に任せ、自分の出番には実にいろいろなポケットからネタを取り出してくる。

ともかく、久しぶりで現在のニューヨークのジャズを聞くことができたのでかなり満足。日本のシーンが嫌いなわけでも評価しないわけでもないけど、やっぱりニューヨークの音は懐かしい。今後もBridge Projectは続けていくそうなので、非常に期待したい。

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2008年3月30日 (日)

深井克則バンダカリエンテ・グランデ@新宿SOMEDAY(2008/03/29)

新橋にあったジャズクラブSOMEDAYが新宿に移転した。移転を記念して10日連続でビッグバンドが出演するとのことで、これはどれかには行っておかなければと同じくビッグバンド好きの友人と話し、スケジュールが合った今夜見に行くことにした。

新しい会場は厚生年金会館近くのちょっと繁華街からは離れた場所。食事をしようと会場15分後に待ち合わせて中に入ったのだが驚いたことにほぼ満員。その後も客が入ってきて結局立見も出る大盛況。100人以上の観客だったのではないだろうか。会場は新橋時代より気持ち広くなった感じだが、器材やメニューが変わらないのであまり変化は感じない。

本日登場の深井克則バンダカリエンテ・グランデはラテンビッグバンドということでどういうタイプの曲をやるのか分からなかったのだが、聴いてみるとニューヨークで見たことのあるビッグバンドと違いあまりベタベタのラテン臭は無く、全体的にはフュージョンの印象を強く受けた。僕の知る限りだと一番近いのはBob Mintzer Big Bandかな。ビッグバンドの気持ちよさを十二分に感じさせてくれるライブで、日本で見たビッグバンドの中で一番いいかも。2セット最後まで残ったのだが知らない曲ばかりなのにあっという間に時間が経ってしまった。

聴いてみると深井克則氏はふだんはトリオやデュオで活動していて、ビッグバンドは年に一度この時期だけにやるとのこと。勿体無い。来年は3月になったらスケジュールをチェックしてまた来よう。

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2008年3月11日 (火)

トミー・キャンベル ボーカルセッションバンド@南青山BODY&SOUL(2008/03/08)

BODY&SOULは南青山の外れにあるジャズクラブ。以前から名前を聞いていたハコで、機会があれば行ってみたいと思っていた。今夜はジャズを生で聞きたい気分だったけど遠出も嫌だったので初めて足を運んだ。

このハコは骨董通りから一本奥に入ってそのまた横道のビルの地下というなかなか分かりにくい場所にある。店内はBlue Note Tokyoとその仲間たちとも、あるいはSOMEDAYPIT INNとも違う雰囲気。ニューヨークの小さめのジャズクラブによく似ている。店員の接客もキビキビしていて気持ちいいのだが、8時半の第1セットは混雑していて参った。10時半からの第2セットは入れ替え無しなのに結構人が減った。まぁ、終わると12時前だからなぁ。僕は歩いて帰れるからいいが。あと、客に外国人が多くてびっくり。土地柄かな。

本日の出演はトミー・キャンベルというドラマーのバンド。この人はいろいろなジャズミュージシャンのバンドに参加した経験のある結構名のあるドラマーらしい。ボーカルセッションバンド、という名前の通り、ピアノ・ベース・ドラムのトリオにボーカルが、しかも男女二人乗るというおもしろい編成のライブだった。考えてみたら僕はジャズのライブでツインボーカルというのは初めてかもしれない(メインとゲスト、という携帯でなら何度か見たことがある)。

ボサノバやモダンジャズの曲も何曲かやったのだが中心はスタンダードジャズのオリジナル。どの曲もポピュラーミュージックとして仕上がっていたのが面白かった。聞き応えもあって満足。

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2008年2月24日 (日)

Room Eleven@Cotton Club(2008/2/23)

Cotton Clubは丸の内にあるジャズクラブ。会社から近いし、好みのジャンルの音楽もやっているので以前からずっと出かけてみたかったのだが、今回が最初の訪問になる。Blue Note Tokyoの姉妹店だけあり店内の作りはBlue Noteや、同じく姉妹店であるMotion Blue Yokohamaによく似ている。モダンというよりちょっとレトロっぽい感じにまとめてあるのが違いかな。

本日の出演はRoom Eleven。オランダのバンドで、ジャズやラテンなどに強く影響を受けたポピュラーミュージックをやっている。ニューヨーク在住時にシティ誌で名前を見かけ、ちょっと試聴したりして気になっていたがいままでライブを見る機会がなかった。

生で聴いてみると思っていた以上にジャズ色が強いが、その一方でちゃんとポップスになっている。アメリカのジャズ系ポップスの歌手よりはコンセプトがはっきりと立っている。音源で聴いても楽しめるだろう。もちろんライブがつまらないかというとそんなことはなく、すばらしい演奏だったし客席をイジるのも手慣れたもの。帰りにCD買おうと思ったんだけど物販ブース見つからなかったんだよな。注文しなくちゃ。

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2008年2月13日 (水)

Fake Jazz Quintet@渋谷PLUG(2008/02/12)

Fake Jazz Quintetを知ったのは年末帰省したときの阪急百貨店(確か)のコマーシャル。ボサっぽい洒落たメロディーにおやっと振り向いて画面を眺めるとFake Jazz Quintetという人を食った名前。これは一度生で見たいと思っていた。

会場の渋谷PLUGは109-2の並びのビルの地下というかなりへぇーな場所にあるハコ。入口が高架側にあるので全然気づかなかった。中はライブハウスというよりラウンジで、赤と黒を基調にしたインテリアと大きめのミラーボールがイイ感じだ。基本椅子席なのもポイント高い。

会場に着いたときにはすでに最初のバンド、カーミンズの演奏が始まっていた。3曲ほどしか聴けなかったが、癖の少ない感じの良いポップス。次に登場したのが新宿フォーク。その名前の印象と真逆の、ゴリゴリにソウルフルな曲とファッションとで演奏が始まった。ライブが進むにつれブルージーな曲アコースティックな曲と幅の広いところを見せてくれた。楽しめたのだが、あえて言うなら器用貧乏な感じが少し。どのジャンルの曲も良く演れているのだが、ソウル以外の曲はちと個性が薄いのだ。もっとソウルにこだわって良いと思うのだが。

で、最後が目当てのFake Jazz Quintet。Quintet、と言いながらボーカルとキーボード、ビブラフォンの3人編成。ドラムとベースはライブでも打ち込みだ。が、これが面白い効果を生んでいるのだ。スタンダードやスウィングっぽい曲も多かったのだが、それらの曲でバックが深みのない打ち込みの音、そしてピアノではなくキーボードの軽い音だと、キャバレー曲にありがちなクドさが無くなりまるで今時のB級ポップスのようにするりと聴けてしまう。アイデアの勝利、かな。こういう表現があるというのはとても新鮮だった。

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2008年2月 3日 (日)

AMI★TAME@綱島Blue Corn Cafe(2008/02/02)

散髪の後いつものBlue Corn Cafeに。もっちゃんがいたのでこの前のライブ良かったですと伝え、その後雑談に。あれだけ歌えてお店つながりのお客さんもたくさんいるのに、歌えるハコを探すのは大変なのだとか。この世界は厳しい。

今夜の出演はAMI★TAME。夫婦のギターデュオで、アメリカンオールドミュージックを中心にオリジナルを取り混ぜて聴かせてくれた。音楽もとても良かったがトークが印象的で、夫婦と言うこともあるのかネタっぽい話の振りは無かったがとても軽妙。帰国後見た中でニューヨークで見たキャバレーショーに一番近いライブだった気がする。この路線、みんながみんなやるべきだとは思わないけどもっと狙う人が日本でも増えて欲しいんだけどなー。

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2008年1月26日 (土)

木住野佳子@スイートベイジルSTB139(2008/01/25)

スイートベイジルSTB139は六本木にあるジャズクラブ。東京では有名どころと言ってよいジャズハウスで、もちろん以前から存在は知っていたのだが見たいアーティストの公演とのスケジュールが合わず今夜が初めての訪問になる。内装は居心地は良いが過剰にムーディーではない。高い天井が良い感じだ(壁に沿って少し2階席が設けてある)。料理も美味で手ごろな値段なのが嬉しい。

今夜の出演は木住野佳子というジャズピアニストで、トリオにギターが入った編成で登場。休憩無しでほぼ2時間という熱演で、ジャズからボサノバ、クラシックという幅広いジャンルの曲を熱演してくれた。これだけ幅広い曲をやったのに雑然とした印象を与えない端正なライブだった。レストランで食事をしながら、なおかつ主目的は音楽で聴きに来るのであれば、ある種最良の音楽だったと思う。こういうきちんとしたライブを聴くとこちらも背中がしゃんとするような思いがするなー。

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2008年1月23日 (水)

大倉山水曜コンサートVol.1118@大倉山記念館(2008/01/23)

今夜の大倉山水曜コンサートはジャズ。「ユニバーサル鹿鳴館ジャズ」と題し、ドラム・パーカッションのケイ・マスダとピアノのTom Piersonのデュオが出演した。このタイトルと、開催案内に出ていた枯葉や虹の彼方にという曲からスタンダードジャズをやるものだと思っていたらいきなりここはTONICかSTONEかというようなフリージャズが始まった。どの曲のアレンジもほとんど原型をとどめていない。まぁ変則的な編成から気づくべきだったんだけど。

久しぶりのフリージャズでとても楽しむことができた。こういうのって普段は使わない脳や感性の隠れた部分を刺激してくれるようで気持ちいい。会場にはストレートなジャズを期待してきたお客さんも多かったようで、その人たちには気の毒だったど…

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2007年12月14日 (金)

Mooney@綱島Blue Corn Cafe(2007/12/08)

マンションの近所では不慣れな雑用や買い物を片付けに綱島に出てきた。用事を済ませた後は綱島ラジウム温泉で一風呂浴び、その後はBlue Corn Cafeに。

今夜の出演は前回来たときと同じMooneyで、別の人のライブも見てみたかったとは思うが彼の演奏であれば酒を飲みながら聴くのには全然文句は無い。今夜も酒と音楽とバーテンダーとの語らいで楽しい夜だった。

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2007年12月10日 (月)

Blue Aeronauts Orchestra@Blues Alley Japan(2007/12/02)

Blue Aeronauts Orchestraは女性16人のビッグバンド。デビューはたしか2004年、ちょうど女子十二楽坊が流行っていた頃で、その柳の下の泥鰌を狙ってAvexから出てきたと思うのだが、その年の末にスウィングガールズが出てきて意図しない形でスポットライトが当たっていた。その後どうしたのか、と思っていたがAvexとの契約は切れたもののコンスタントに活動していることを知った。ユニットというよりはジャズミュージシャンのプロジェクトだし、メンバーがやってて面白いと思えばどうにでも続けていけるんだろうな。

てなわけでライブに足を運ぶことにした。会場はBlues Alley Japan。ホテルの地下にあるクラブで、結構いいライブをホストしているからホテルも高級なのか、と思っていたらホテルは簡素なビジネスホテルの雰囲気で、そもそも運営も全く分かれている様子。内装はジャズレストランとして標準的なものだと思うけど、会場の真ん中に太い柱がどーんと立っている。今夜は満席でその柱の後ろのテーブルか、あとは立ち席と言われてしまったので、やむなくその席に。結構ファン多いんだ、と思ったが、16人のバンドだし、レッスンや先生やってるメンバーも多そうなので、関係者だけでも随分な人数になるのかもしれない。

彼女らのライブは2004年末にも見たことがあり、その時は上に書いたように女子十二楽坊やスウィングガールズを意識したとおぼしいちょっと中途半端なライブだった(まぁ百貨店での無料イベントだったし)。今回はちゃんとしたというか普通のビッグバンドのライブらしいイベント。アメリカのDiva Jazz Orchestraほど堂々とはしていないがそれは善し悪しではないだろう。1セット目は以前と同じ、AOR曲をビッグバンドアレンジでカバーしたものが中心で、オリジナル曲や、カバーでもハービー・ハンコックの曲など、ハードな要素を取り入れていた。2セット目ではほとんどがスタンダード曲。ソロを回すよりも同時に鳴らす音を多くして華やかさを増すアレンジだ。最後はSing Sing Singで大盛り上がり。

2つのセットの曲の割り振りがちょっとちぐはぐかな、と思ったが、あるいは2セット目から見に来る固定のジャズファンがいるのかもしれない。音だけではなかなか分からないが、生で聴くと女性のビッグバンドって華やかだし、これからも長く続けていって欲しい。

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2007年12月 9日 (日)

渋さ知らズオーケストラ@月見ル君想フ(2007/11/30)

渋さ知らズのライブが月見ル君想フである、というのを見つけたときは結構へぇと思った。ホールやフェスの大ステージでやるバンドだし、ライブハウスでもO-EASTクラスのハコなので、月見ル君想フで見られるというのはとても貴重なチャンスだ。このハコは時々こういうお宝ライブがある。

渋さ知らズはフリージャズのユニット。特にロック系のメディアでは「ジャンルを超越」「フリージャズなのに踊れるのは唯一無比」とか表現されることが多いが、例によって個人的には「何でそんな表現をするかなぁ」と思う。出してる音だけ取ってみれば普通に現代ジャズのストライクゾーンに入ると思う。Rouletteや今は亡きTONICでこの手の音が流れていても全然違和感は無い。あ、誤解の無いように書くが演奏のレベルは高いし楽しめるし、オリジナリティはあるバンドですよ。

一方、これは確かに無比と言ってもいい、というのは総合的なパフォーマンスの部分だろう。半纏に褌という姿のMCがいたり、ダンサーが舞台の隅でずっと踊っていたり、はては山海塾のような全身白塗りのいかにもなパフォーマーが舞台に出たり入ったりしたり。だけど正直そういうのは鼻についたな~。「実力のあるプレイヤーが集まっているんだから普通に演奏すればいいのに」とかいうとファンの人に鼻で笑われるだろうし、そういう熱心なファンがいるだろう、というのは納得できるけれどもね。その視点からは、ヨーロッパで熱狂的なファンがいるのに比べてアメリカでの公演実績がパッとしないのは良く分かる。どちらが進んでいる、とか、どちらが本流、というわけでは無いけど、ヨーロッパのファンはこういうトータルコンセプトを評価するような気がするし、ニューヨークのファンは凄いプレイヤーがシンプルなステージを披露する方を好む気がする。

ま、ともあれ良いものを見た。音楽ファンの知り合いと話すときにはちょっと自慢できるかも。

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2007年11月28日 (水)

mooney@綱島Blue Corn Cafe(2007/11/09)

綱島Blue Corn Cafeは寮から徒歩5分ほどのライブバー。以前からバーとしての存在は知っていたのだが、通勤経路からは寄り道になるので愉しい飲み屋の多い綱島ではわざわざ立ち寄ることもないか、と思いずっと足を運ぶ機会が無かった。この火曜日に近くの店で焼肉を食べた帰りにたまたま入ってみると、ダイニングバーとしてのレベルが高いのもさることながら毎週金曜・土曜日にライブをやっている!しかもジャンルは酒を飲みながら聴くのに最高なアメリカンルーツミュージック。綱島のライブハウスは相当調べたつもりだったのだが全くノーマークだった。

そんなわけで引越しの前日ながら足を運んでみることにした。料理も酒も美味いし、店員も客もフレンドリー。スペースは結構ゆったりとってあるとバーとしての実力も充分。8時半からのライブは、こんなライブが500円で聴けていいのか?!と思ってしまうほどの濃い内容だった。引越し準備のために10時に店を出るときは後ろ髪を引かれる想いだった。

とまぁ、非常に良い店である。もっと早い時期に存在を知っていたらこのタイミングで引っ越すかどうかの判断に大きな影響がマジであったと思う。綱島在住の人はもとより近辺の人は是非一度足を運んでみてください。

横浜市港北区綱島西2-13-11
Tel:045-531-0700

ライブは毎週金曜・土曜の8時半からです。

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2007年10月20日 (土)

ウチダユタカカルテット@新橋SOMEDAY(2007/10/15)

ジャズシンガーの友人に推薦されたライブで、久しぶりにSOMEDAYに足を運んだ。今夜は用事があり2セット目からの参加で、既にアルコールが入っているのでかなり気分がいい。音楽をちゃんと聴くという観点では実にモッタイなくはあるのだが...

ライブはそんないい気分をさらに上げてくれるようなものだった。ウチダユタカ氏はNY在住なのだが、僕はNYの都市的なクールさより西海岸的な解放感を強く感じた。ピアノで参加したアキコ・グレースのカラーが出たのだろうか。参加メンバーのオリジナル曲のほかカバー曲も幅広い選曲で楽しい。日本のプレイヤーのいかにもというトラッドなジャズもいいんだけど、こういう自由な演奏を聴くとニューヨークに住んでた頃を思い出してほっとするなー。

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2007年10月10日 (水)

井川弥生デュオ@吉祥寺ストリングス(2007/10/07)

今夜は吉祥寺で井川弥生さんのライブ。吉祥寺に出てくるのは7、8年ぶりになるだろうか。その時もライブで、たしかスターパインカフェに出かけた記憶がある。今日の会場のストリングスは初めて出かけるハコ。ブッキングのセンスもいいし、料理も美味でリーズナブルだったので誉めたいのだが、これで定員が30人ではなく20人だったらなぁ。座席配置がキチキチのところでまったく身動きのできない席に座らされ、結構きつかった。もっともピアノのすぐ横、手を伸ばさなくてもピアノにさわれるようなすごい席だったので文句を言ってもいけないか。

今夜のライブはご主人のトランペット奏者ジョナサン・パウエル氏とのデュオ。ピアノとトランペットのデュオというのは聴いたことがないので新鮮だ。演奏した曲は最新アルバムColor of Dreamsからのものに加えていくつかのカバー曲と、最近手がけているという映画音楽のものから。知的なピアノは記憶にあるままだが、特に映画音楽のものは非常に端正だ。そしてそこにトランペットがねっとりと絡むのはベースとのデュオなどとは違う趣がある。前回のライブからずいぶん表現の幅が広がった印象を受けた。

2セットにアンコールまでたっぷり聴いて堪能して帰ってきた。11月のカルテットでのライブも楽しみ。スケジュールを書き写しておこう。

11/14 (水) 神戸 萬屋宗兵衛 http://www.soubei.net/
11/15(木) 福岡 ニューコンボ http://www.f2.dion.ne.jp/~combo/
11/16 (金) 金沢 もっきりや http://www.spacelan.ne.jp/~mokkiriya/
11/17 (土) 静岡 富士 ケルン http://www.fujinokuni.co.jp/cz/koln.htm
11/18 (日) 広島 バード http://jazzclub-bird2206.rakurakuhp.com/
11/19 (月) 大阪 ジャズオントップ http://www.jazzontop.com/
11/20 (火) 名古屋 ドキシー http://www.doxy.biz
11/22 (木)盛岡 スペイン倶楽部 http://spain-club.jp/
11/23 (金) 秋田 キャットウォーク http://www.jazzcatwalk.net/
11/24 (土) 東京 TUC http://www.tokyouniform.com/tokyotuc/
11/25 (日) 横浜 ドルフィー http://www.dolphy-jazzspot.com

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2007年9月27日 (木)

Tokyo Jazz Party Express@東京国際フォーラム(2007/09/21)

今日は思ったよりも早めに仕事が終わり、せっかく丸の内でやってるんだからサポートしなくちゃなと東京JAZZフェスティバル2007のメインイベントに。会場の東京国際フォーラムはバリバリのホールで、当日券を買って案内された席はバリバリの2階席。はぁこういう場所でジャズを聴くんですか、という感じ。音響はちゃんとしてるからその点での文句はないのだが、ジャズはやっぱり小さなハコで聴かないとね。

本日は4セット3時間半みっちりのヘビーなイベント。これならチケット代6,500円も元が取れるな、といったところ。最初に出てきたのがSOIL&"PIMP"SESSIONS。客席を盛り上げた、という意味では今日の出演者の中で一番だったかも。いいライブだったんだけど、CDで初めて聴いたとき以来の疑問もぶりかえす。至って普通にジャズだと思うのだが、クロスオーバーとかジャンルにとらわれないとか表現されるのはなぜだろう。

3番目に出演のCandy Dulferが今日の一番の目当て。キャンディかわいいよキャンディ、と書くつもりだったが、実物を見るとやや微妙。彼女がヴォーカリストだったら、あるいはピアニストでも、才色兼備という表現ははたしてされていたかしらん。演奏はファンキーさに女性らしい華やかさが加わった楽しいものだったのでそんなこと言っちゃいけないかな。

最後に出てきたのがJoe Sample & Randy Crawford。トリだけあってショウマンとしての格はやっぱり違った。とにかく良い物を聴かせて貰いました、という気分。

全体を通してNYにいた頃の華やかなショウの雰囲気を存分に楽しむことのできたイベントで、値打ちはあったなぁ。こういうライブが結局僕には一番合っているのかも。

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2007年9月22日 (土)

The Duke Ellington Orchestra PICK UP MEMBER@JAZZ MIX Cafe(2007/09/19)

今週は東京JAZZ 2007とかで東京国際フォーラムでのメインイベントのほか関連するイベントが丸の内の各所で開催されている。このJAZZ MIX Cafeもその一つ。丸ビルの一階に入っている喫茶店Cafe Easeのオープンスペースで連日ライブを開催しているのだ。 本日の出演はThe Duke Ellington Orchestra。とはいえさすがに全員が出てくるわけではなく、クインテットでの出演。ピアノがエレクトーンだったりして妙にフュージョンっぽいのがちょっと意外で面白い。スペシャルワークショップ、と謳っていて、演奏の途中で「何か質問は無いか」とか何度も聴いたりアマチュアのプレイヤーをステージに引っ張り上げてセッションをやったりしていたが、聴いていたのはジャズのイベントをやってるらしいと集まってきた普通の人。何か行き違いがあったのだろうか。 ともあれ、久しぶりのDuke Ellington Orchestra。懐かしかったー。なんかホームシックになっちゃうよな(笑)。

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2007年9月 9日 (日)

榎本秀一カルテット@新宿Pit Inn(2007/09/02)

先週は結局ライブに行き損ねてしまった。週末にはライブに行きたいが夜遅くなるのは嫌だし...ということで新宿Pit Innの昼の部に。こういう使い方ができる店があるというのは気持ちが豊かになるね。

てな決め方をしたのでプレイヤーに心当たりがあったわけじゃない。ただスケジュールにはリーダーの演奏楽器がサックスと尺八となっていたのでおっと思ったのだが、2曲演奏した尺八曲は喜太郎みたいなニューミュージックになっていたので、悪くはなかったが尺八でジャズ?っていうのを期待していた僕にはちょっと肩すかし。だが他の曲も含めてストレートな手堅い演奏で、まずまず日曜の午後に出てきた甲斐はあった。

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2007年8月 1日 (水)

JOYCE@ブルーノート東京(2007/07/24)

今夜はギャラリー廻りでお世話になっている関西の友人が東京に来ている。食事しましょうよ、ということになり、せっかくだから一人では入りづらいところにしようとブルーノート東京にした。

実は僕はブルーノート東京に行くのは今夜が初めて。スパイラルで待ち合わせて店に向かうがちょっと迷ってしまう。岡本太郎記念館の横を抜けると見慣れたBlue Noteの旗が見つかった。

予想はしていたけれど、店内は、というかエントランスからロビーにかけての空間は、僕は今オシャレピラミッドの頂上付近にいる感に満ちている。それに比べるとホールはややカジュアル。妙に暗くし過ぎていないのが良い。料理は場所代込みだがちゃんとした味で待たせることなくかといってタイミングはきちんと見計らって持ってきてくれる。

今夜の出演はJOYCE。実はほとんど知らないままにライブにのぞんだのだがとても良かった。今夜のセットはサンバジャズということで、カフェでCDで流れていればすっと聞き流せてしまいそうな音楽なのだが、生で聴くと歌にも楽器にも力があり、それらと洒落たメロディーとの絡みが生々しい。彼女は日本での公演を定期的に行っているそうで、MCでもかなり日本語をしゃべっていた。

ハコもライブも満足だった。また行ってみたい、とは思うが、高いしバー席もないしでやっぱり敷居は高いんだよなー。だからこそコットンクラブモーションブルーヨコハマなどの関連クラブをプロデュースして客層を広げようとしてるんだろうけど。

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2007年7月22日 (日)

矢野沙織@品川ステラボール(2007/07/19)

矢野沙織の名前はNYにいるときから「バップを演る女子高生サックスプレイヤー」として知っていた。当然(笑)興味はあったのだけれどライブに足を運ぶ機会がなかった。バイオを見ると2003年からLenox LoungeZinc Bar、Smoke、Blue Noteといったハコでの出演があると書いてあるのだが出演の案内は全然記憶に無い。

今夜の会場は品川ステラボール。場所の見当が付かずWebで調べてみたら高輪ウイングをそのまま奥に入っていった場所だった。品川は結構歩いているつもりだったのにこんな場所にこんな建物があるとは以外だった。プリンスホテル併設の建物、ということで洒落たホールを想定していたのだが中に入ってみるとBlitzやAXを思い起こさせるオールスタンディングのすっきりしたライブハウス。ただ今夜はパイプ椅子が並べられていた。

オープニングアクトなどはなく開始時間にはいきなり矢野沙織が登場。今夜は彼女のベストアルバム「ジャズ回帰」のレコ発イベントという位置付けらしく、彼女が影響を受けたというアーティストの曲を、というかどの曲もスタンダードなのだが、ビリー・ホリデイからチャーリー・パーカー、マイルス・デイビスといったあたりの曲を演奏していき、最後の曲は自作曲のI&Iで締めた。

どの曲もきちんと吹けているし、かといって既存のスタイルに絡め取られていかにもコピーという感じになっているわけでもない。「若手実力派ミュージシャン」という表現がしっくりと来る。確かに若い女性だしスタイルも良いしで、そういう意味での華やかさにばかり注目が集まるが、それだけというわけではない(アホの子っぽいMCはどうかと思ったが)。
一方でこういうカクテル・ジャズをコンサートホールのパイプ椅子に座って聴く、というのにはとても違和感がある。何と言うか、クラシックの世界によくいる、若くて美人の女性で外国のコンクールで金賞を取って、という演奏家の扱われ方のようだ。日本のジャズのメインストリームはそういう世界なのかなぁ。

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2007年7月 5日 (木)

河原秀夫@新橋SOMEDAY(2007/07/03)

日曜日にぴあをめくっていてニューヨークで見覚えのある名前を見かけたのでSOMEDAYに出かけることにした。が、入口には予想と違う出演者が張り出されている。しげしげと月間スケジュールを眺めてみると目当てのバンドは昨日の出演だった。どうもSOMEDAYでは出演者のスケジュールをよく間違える。何故だ?!

とはいえせっかく出かけてきたのでライブを聴いて帰ることに。今日の編成はサックスカルテットで、プレーヤーはみなベテランのようだ。スタンダード中心のかっちりしたライブで、いいものを聴いたなーという感じ。ここしばらくジャズのライブが続いてずいぶん充電できた。

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2007年7月 3日 (火)

小林陽一&グッドフェローズ@新宿PIT INN(2007/07/01)

せっかくの週末だしライブを一本聴きに行っておきたい。が、ぴあのライブ欄をみてもどうしても、というライブが見つからない。さてどうしようか、と思いつつページを繰っていくと新宿PIT INNで午後にライブがあるのを見つけた。値段も1 Drink付きで2,500円とお手頃だ。一度行っておきたかった有名なジャズクラブなので知らない出演者ながら出かけてみることにした。

新宿PIT INNは地下鉄新宿三丁目の出口すぐにあり、新宿駅からはちょっと歩く。新宿だしジャズクラブだしということで濃ゆい目の内装をイメージしていたが予想よりも明るくさっぱりとしていた。飽きずに何回も通って音楽を楽しめそうなハコだ。

今日の出演の小林陽一とグッドフェローズはサックスとトランペットにリズム隊3人。バップとスタンダード半々ぐらいに演奏し、オリジナルも含めどの曲もちゃんとしている。昼間とはいえこんな値段で聴けてもったいないくらい。僕が知らないだけで東京にはまだまだジャズを聴く機会があるんだなー。いろいろなところを開拓していこう。

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2007年7月 1日 (日)

東京ブラススタイル@DUO Music Exchange(2007/06/28)

東京ブラススタイルは新聞の芸能欄で名前を知った。アニメの名曲をジャズアレンジした「アニジャズ」で人気を集め、メジャーデビューが決まったとかいう記事で、その時はふーんと思っていた。で、土曜日の山中千尋のライブでライブの案内がチラシに折り込まれていたので(同じユニバーサルの所属になる)思い出し、今日の夕方予想外に時間が空いたので出かけてみた。会場はDUO Music ExchangeO-EASTの1階にあるハコで、バーカウンターがゆったりしてたりバーで出す食べ物がちょっと充実していたりでO-EAST/WESTよりは少し大人の雰囲気。

で、ライブだったんだけれど、「別にジャズじゃないじゃん」というのが第一印象(悪口のつもりはない)。演奏した曲のアレンジにはバラエティがあるが、均してみればインストのスカバンド、というあたりが据わりのよいジャンルになるのではないだろうか。今日のライブは「お色直しライブ」と謳っていたし貰ったチラシでは全部「ブラス・ユニット」という表記になっていたのでひょっとしたらメジャーデビューにあわせて少し路線修正をしたのかもしれない。気になったのは曲によって演奏の出来にあまりにもばらつきがあったこと。定番と思しき曲ではそれなりに吹けていたのだが、「新アルバムからの曲でーす」とかいう中には結構酷いものも…。プロのジャズミュージシャンだったら初見でも合わせろよ、とまで言うのは意地が悪いかもしれないが。

アメリカのDiva Jazz Orchestraなどを見ると女性のビッグバンドには可能性があると思う。ブルー・エアロノーツ・オーケストラの商業的な失敗を考えると、やっぱり癒しだけではなくてエンターテイメントとしてのフックは必要で、ブラスタの方向性は間違って無いとは思う(幸薄そうな衣装(笑)はどうかと思うが…)。今何より必要はプレイヤーとして、バンドとしての地力だろう。こういうベタなエンターテイメントをやるには普通にバンドをやる以上の実力が必要なはず。秋にツアーをやるそうだがその頃には化けていると期待したい。

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2007年6月25日 (月)

山中千尋トリオ@草月ホール(2007/06/23)

山中千尋澤野工房時代の2004年の秋にニューヨークでライブを見る機会があった。detourという今は閉店してしまった小さなジャズクラブでの話で、彼女はほぼ月に一度ほどのペースで出演していたのだが詳しい日付が直前まで決まらない形でやっていたので日本人の旅行者がわざわざ、というのは少なかった気がする。僕がライブを見たころにユニバーサルとの契約が決まったようで、その後はdetourはもとよりニューヨークの他のライブハウスでも名前を見かけることはなくなった。日本ではコンスタントにライブをやっているのは知っていて、どんなライブをやっているのだろう、と出かけてみた。

会場は赤坂にある草月ホール、クラシックや現代音楽をホストする場所で、こういう場所で酒も飲まずにジャズを聴くというのは個人的には物足りないところもある、が、彼女の出す音を聴いて納得した。とても厚い音を出し、音響の良いホールに良く映えるのだ。彼女がこういう演奏をしたいのであれば、音のあまり良くないジャズクラブを避けたい、というのは分かる気がする。個人的にはジャズピアノは軽くてクリスプな音が好きだし、彼女については最初に聴いたdetourでのアップライトピアノの尋常ではない緊張感の印象が強いので残念ではあるのだが。

今回トリオを組んでいるのはベースもドラムも女性のプレイヤー。彼女は一時女性だけのビッグバンドDiva Jazz Orchestraに所属していたのでそちらの方の縁が何かあったのかもしれない。華やかな演奏で楽しく聴くことができた。

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2007年6月19日 (火)

村上ゆき@Motion Blue Yokohama(2007/06/10)

Motion Blue Yokohamaは横浜のウォーターフロントエリアにあるジャズクラブ。同じ横浜市とは言っても僕の住む綱島からは渋谷に出るのと大して変わらないのだが、それでも地元のクラブではあるし結構面白いブックをしているので気になっていた。Blue Noteがプロデュースしているのだが出演ミュージシャンはあんまりジャズジャズしていない人も多い。今夜は夕方時間があいたので出かけてみることに。

横浜といってもハコのあるエリアは今回が初めて。近づくにつれてあまりにもデートコースなエリアなのでちょっと引く。ちょうど日が沈んだ頃だったのでミナトの夜景が美しい。店の印象もそんなエリアの印象と違わないもので、洒落てはいるが接待向けの店のような過度な重厚さはない。店内を見回しても20代のカップルがちょっと背伸びをしている、という感じの客が多かった。

今夜の出演は村上ゆきというヴォーカリスト。演奏した曲の多くはオリジナルで、ジャズ寄りのポップス、という感じだったが、結構ハードなスキャットをやったり、そして僕は途方に暮れるのカバーをやったりと幅広い選曲だった。聴いた人の多くが大人のポピュラーミュージックと認めるだろう内容で、それをこういう敷居の高くないクラブで聴けるというのはとてもいいことだ。この手の音楽、日本には良いミュージシャンがたくさんいると思うんだけど、受け手がそれに追いついてない気がするんだよね。

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2007年3月11日 (日)

ゾイネ・マッシー・ジャズ・オーケストラ@金沢もっきりや(2007/03/10)

もっきりやは金沢の柿木畠にあるライブハウス。この柿木畠は地元の感度の高い若者が集まるエリアのようで、いろいろそれっぽい店が集まっている。この手のエリアは往々にして観光ガイドから漏れてしまうけれど、その街の状態を一番はっきりと映し出すエリアだし、僕はこういうエリアをぶらぶらする楽しさをアメリカで覚えた。もっきりや自体は40人ほど入れば満員になってしまうような小さなハコだが、レイアウトなどにもセンスと気配りを感じさせレベルが高い。ジャズだけではなくフォークからロックからいろいろなジャンルのライブをホストしているのは店の方針かライブハウスが金沢に少ないからか。

今夜の出演のゾイネ・マッシー・ジャズ・オーケストラは金沢大学のジャズ研のOB・OGのビッグバンド、だそうだ。僕は学生が演奏するジャズ、特にビッグバンドは嫌いではない。ニューヨークでもジュリアード音楽院New School Universityの学生のライブを何度も聴いた。まぁこの2つの学校はプロフェッショナルの音楽家を養成するためのものだけれど…。ちなみにNYUのロースクールやビジネススクールのジャズ研OBのビッグバンドが半年に1回ぐらいBlue Noteの月曜夜に出ているという、何と言うかこう実に黒い気持ちにさせられるイベントがあるのだが、興味はありつつも幸か不幸か見に行く機会が無かった。

ジャズ研OBのビッグバンドで演奏曲はCount Basieがメインで後は秋吉敏子だったりCharles Mingusだったりというと口の悪い日本のジャズファンは「うぁーありがちー」とか言うのだろうが、どうしてどうしてとても楽しいイベントだった。僕がビッグバンドに甘いというのは確かだろうけど、上手なプレイヤーが出たからといって必ずしも良いライブにならないというのはビッグバンドの魔力だし面白さだと思う。その意味ではバンドとしてのまとまりはしっかりあって良いイメージを追及しているのが分かって気持ちよかった。今日のライブ自体は満員40人の客のうち全くの部外者は僕のほか一人二人という状態だったようだが、市民イベントにガンガン参加している様子。ビッグバンドの楽しさは生演奏でないと伝わらないので地元のジャズシーンにとってとても良いことではないか。これも百万石の城下町の懐の深さだろうか。なんちて。

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2007年3月 1日 (木)

鈴木正男&SWING TIMES@南青山MANDALA(2007/02/27)

今夜の会場の南青山MANDALAは以前から名前だけは知っていた。ベテランの女性ボーカルが出るハコという印象があったのだが、今回ふとぴあで目に留まったのが「A TRIBUTE TO BENNY GOODMAN~18人編成フルバンドでスウィングジャズを~」というコピー。最近ビッグバンド付いているとはいえ好きなものは好きなのだ。以前から興味もあったし足を運ぶことにした。

店内はそこそこ名前が売れたミュージシャンが出る割には広くない。しっとりした大人の雰囲気だが妙に薄暗かったりしないところが良い。バーの他に食事もサーブし、僕が注文したヘレカツサンドは1200円したがそれに見合った味だった。キャッシュオンデリバリーなので支払い時は面倒だけれど演奏後に待たされることが無いのは僕は好きだな。

さてライブの方だが、これが完全なキャバレーショウ。バンド名が鈴木正男&SWING TIMESというところから古風さを感じさせるが内容もその印象を裏切らない。楽曲はBenny Goodmanの曲だけではなくMoonlight SerenadeやIn the Mood、アンコールでTake the A Trainなどのベタな曲を中心にやり、尖がったところは無いが隙も全く無いプロのプレイヤーの演奏。途中にコンボでのボーカル曲を少し挟み、最後の曲では派手なドラムソロ。どうせならSing Sing Singをやって欲しかったが…。Danny's Skylight RoomやSwing 46でやっていても全然おかしくない内容とレベルのショウだった。実はこういうショウって好きなんだよなー。先週の羽毛田耕士BIG BANDとはある意味対極にあるバンドだと思うけど、どちらの極もちゃんと存在してのジャズシーンだと思う。

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2007年2月25日 (日)

羽毛田耕士BIG BAND@新橋SOMEDAY(2007/02/23)

一週間おいて新橋SOMEDAYに再訪。今夜の出演は羽毛田耕士BIG BANDで、先週のTokyo Leaders Big Bandの時に貰ったフライヤーを見てこれが今回のフェスティバルの中で一番面白そうだと感じたのが出かけてきた理由。金曜日の新橋は土曜日とはやや客層が違い、会社の飲み会だとか、その一種だがオヤジが部下らしい若い女の子を連れて、というグループが結構いる。あまりライブに慣れてないだろうそういう人たちも演奏が始まると静かに聴いていて偉いなぁと思ったのだが、唯一演奏が始まっても喋っているグループが隣の席だったのはちょっと…。注意したのだが収まらず、結局僕のほうが第1セットを終えた所で席を移った。そんなに喋ることがあるんならわざわざジャズクラブに来るなよオヤジ…。

てな不愉快なこともあったのだが、ライブはとても良かった。オリジナル曲やビッグバンドナンバーの他に、ポップスやボサノバ、スタンダード曲など盛りだくさんの内容だが、カバー曲もリーダーのオリジナルアレンジだそうで散漫さは感じない。Over the RainbowやNight in Tunisiaといったベタながら個人的に好きな曲をやってくれたのも嬉しかった。全体的にスムーズで聴きやすいけれど、今の東京でビッグバンドをやる意味と言うのをきちんと考えていることが伝わってくる。先週のTokyo Leaders Big Bandより良かったかな。今まで日本のビッグバンドシーンを見くびっていたようです。ごめんなさい。

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2007年2月18日 (日)

Tokyo Leaders Big Band@新橋SOMEDAY(2007/02/17)

新橋SOMEDAYはジャズシンガーの友人に勧めてもらったジャズクラブ。東京の良いジャズクラブは中央線沿いに多いのだが、綱島に住んでいると帰りが辛い。新橋(もしくは内幸町)からならそれほど遠回りにならずに帰宅できるのでどういうハコか確かめようと土曜日ながら出てきてみた。

JRの新橋駅から歩いてみると思ったより遠い。雑居ビルの看板がおとなしくなってきたあたりのビルの地下1階に新橋SOMEDAYはある。店内は明るめの内装で席間も広く、妙にムーディーさを狙ったものでは無いことに好感を持てる。ドリンク・おつまみの他にいろいろな料理も出しており、店員もキビキビとサーブしてくれる。カレーを注文してから出てくるまでに一時間かかったのには閉口したが…。

今夜のライブはビッグバンド。もともとこのハコはビッグバンドで有名らしく、2月の下旬は毎年ビッグバンドイベントを続けて入れているそうだ。今日の出演はTokyo Leaders Big Band。普段は自分のバンドを率いているソロプレイヤーが集まってビッグバンドをやるというプロジェクトらしい。ニューヨークではそういうイベントは日本に戻ると見れないのかと思っていたので、志の高い企画に拍手したい。演奏した曲はスタンダードありオリジナルありのバラエティーに富んだもので、ビッグバンドの良さを充分に感じさせてくれるアレンジ・演奏だった。僕の好みからするとややソロパートを作りすぎかな、とも感じたが、それはバンドの成り立ちの印象に引きずられた勘違いかもしれない。

9時過ぎに第1セット終了。この店は入れ替え制ではなく最後まで聴きたい気持ちはあったのだが、ちょっと風邪気味でもあったし帰りの時間の検討を付けたかったので今日はここで引き上げる。内幸町を廻って帰宅するまでにかかった時間は1時間15分。頑張れば第2セットまで見ることができるな。近いうちにまた来よう。

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2007年2月12日 (月)

東雲マリ@JAZZ SPOT 845(2007/02/10)

大阪に帰省して大阪在住のJazzシンガーの友人と再開。せっかくなのでジャズスポットを案内して欲しいと頼んでいて、難波にあるJAZZ SPOT 845という店に行くことになった。

ここは歴史のあるジャズ喫茶が一時閉店していたのをリオープンした店らしい。地下にある店内は雰囲気の良い内装になっていて、いい感じのバーカウンターとテーブルがある。今夜は今夜はミュージシャンのお客が多く、どんどん飛び入りが入って実ににぎやかなセッションになった。こういう店を寮の近所でも見つけたいなー。

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