2009年11月10日 (火)

拝郷メイコ@渋谷Club Quattro(2009/11/08)

今夜は渋谷のクアトロ拝郷メイコのワンマンライブ。彼女が9月にリリースしたアルバムHello treeのレコ発ツアーファイナルということになる。

クアトロは昔は毎月のように通ったハコなのだがニューヨークに赴任になってからは全く出かける機会が無く、2002年から7年ぶりになる。アメリカだったら裁判沙汰になるんじゃないかという感じの柱は記憶にあるままだったが、ステージの後方に松本メーターかよという感じで設置してある各種のライトは記憶に無かった。あんなんだっけか。メインフロアに椅子が入っていたのはちょっと違和感だったが、フロア後方にも相当立見客がいたのでまずまず満員という感じではあった。

今回もバンド編成のライブで、今までと趣向が違ったのはバイオリンが入ったこと。レコ発ツアーとはいえHello treeは既に入手して何度も聞いているしそもそも以前からやっている曲がほとんどなのであまり違和感は無い。今年6月のfabでのワンマンの時と似た印象なのだが、声の透明感が今までのライブと比べて出ていなかった気がする。クアトロの音響か、あるいは今後はハスキーなロック姐ちゃんっぽい歌声に変えていきたいのか、あるいは僕の勘違いか。あの透明な声は彼女の一番の魅力なので次回のライブでは堪能したいものだが。

ツアーファイナルということで入り口にはツアー映像を流すモニターが設置され、ダブルアンコールでは本編中でも演奏したGardenを客席に分け入って歌うなどスペシャル感もいっぱい。良いライブだったと思う。

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2009年10月30日 (金)

Perfume@横浜アリーナ(2009/10/29)

以前からずっと行ってみたかったPerfumeのライブ。ライブはプラチナチケットで抽選予約に申し込んでは落ち申し込んでは落ちを繰り返しているうちに、「GAME」の後のシングルを聴いてこれはピークを超したかな感もあり「⊿」はまだ聴いていなかったりするのだが、ライブは見たいよなと思って申し込んだ横浜アリーナ追加講演に立見席ながら当選した。

横浜アリーナに来るのは8年ぶり2回目。その時は話の種にと思って見に来たモーニング娘。だった。今回の客層もそんな感じかと思っていたのだが、普通の若者ばかりだったのでとても驚いた。いわゆるアイドルファンのノリの人はほとんど見あたらず、かといってインディーズ女性アーティストのライブで見かける深海魚みたいな雰囲気の人もいない。もう一つ意外だったのは女性比率の高さ。だいたい男女比は3:2ぐらいではなかったろうか。

ライブはDVDを何度も見ているので「こんなことをやるのか」みたいな意外性はない。ほとんどの曲がリップシンクなのでその意味でのライブのケミストリーがないのもみなさんご存じの通り。だけど、ライブ会場で聴くとやっぱりいいのだ。一つは音響。Perfumeの曲は中田ヤスタカのちゃんとしたエレクトロポップなので自宅では絶対出せないような大音量低音ズンズンで聴くとそれだけで気持ちいい。そしてダンス。DVDと違い3人の動き全体を目で追えるとへーこういう風に動いてるんだという感動がある。そして一番は会場のノリ。上に書いたようにいかにもアイドルファンという感じの人は少ないんだけど、そこはそれ日本のトップアイドルだけに客の方もあれこれのお約束は覚えてきていてそれを楽しもうという気分があるし(「キミとイチャイチャしてるところを見られちゃったーわ♪」「のっち~!」)、そしてPerfumeの側も客のノセ方煽り方が上手い。

今回のライブでは⊿収録曲らしい聴いたことのない曲がかなりの比率で、やっぱりこういうライブは予習しないと楽しみが減るなぁとしみじみ感じた。そういう新曲はハードなエレクトロ曲が多く、客観的に見れば楽曲の幅が広くていいことなんだろうけど、僕はパーフェクトスター・パーフェクトスタイルやTwinkle Snow Powdery Snowといったいかにもアイドルテクノポップという曲が好きなので、このあたりがセットリストから抜けたのはちょっと淋しい。あと、コンピューターシティーも楽しみにしていたのでやらなかったのは残念。(←コメント頂きました。私の勘違いでちゃんとやったそうです)

などといろいろありつつ、6時半開演でアンコールが終わったのが9時半を廻っていた。長年の願いが叶ったということもあり、満足のいくライブでした。

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2009年10月20日 (火)

秋の×2フェス{えのもとまどか}@川崎ラ・チッタデッラ(2009/10/18)

ブルコンのマスターから今日川崎のラ・チッタデッラでミニフェスがあるという話を聞いた。「秋の×2フェス」というタイトルで、ライブ演奏に加えて川崎・横浜のミュージックバーなどが屋台で出店するとのこと。今日は用事が立て込んでいてスケジュールがきびしかったのだが、もっちゃんが出演するとのことで時間を作って出かけることにした。

ラ・チッタデッラの一帯はニューヨークに行く前にクラブチッタに何度か出かけたことがあるが、その後はすっかりご無沙汰している。ちょっとテーマパーク的な作りになっていて、大都市の繁華街としては面白い作りではないだろうか。フェスは広めの通路で行われていて、ミュージックフェスと言うよりお祭りといった風情。ブルコンのカフェでガンボを買い、たべながらもっちゃんの出番を待つ。

今日のライブはサポートギターと二人。前回のFATMANでのライブがカバー曲中心だったので今回もその路線かと思ったがほとんどオリジナル曲だった。上手いのはもちろんのこと、普通にいい曲書いてるんだよな~。いいライブだったし、音量でバンドより不利なのに会場の反応も良かったので嬉しい。

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2009年10月11日 (日)

森川アキコ@下北沢mona records(2009/10/10)

以前からライブを見てきた森川アキコがファーストソロアルバム「small music」をリリースした。初めてライブを見たときからずっと待っていたアルバムだったので非常に嬉しい。今夜はそのアルバムのレコ発ライブ。会場はmona recordsでほぼ満員。一応座れはしたものの低くて座り心地の悪い椅子は相変わらずでちょっと辛い。

本日のライブは二部構成。前半はキーボードも入ったフルバンドのサポート付きで、後半は弾き語りからサポートを増やしていってフルバンドに。アンコールでは久しぶりにウクレレも聴くことができた。演奏した曲は今までのライブで披露してきたものばかりでアレンジも大きく変わってはいなかったので新たな一面を発見!といったたぐいの感動はなかったが、ここまでのソロ活動をアルバムという形にできたことをまずは共に喜びたい。

当然物販でアルバムも購入。帰って聴くのが楽しみだ。

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2009年9月26日 (土)

Shiho@目黒Blues Alley Japan(2009/09/23)

連休最終日のライブはShiho。僕が彼女を知ったのはFried Prideのボーカルとしてではなく、今月で終了になった音楽番組Speak in Musicでカビラとかみ合わない会話をしていたMCとして。そのからみで番組で流れていた楽曲を聞いてこれは実力のある人だろうと思っていて、ライブを見るチャンスを探していた。会場はBlues Alley Japan。立見席でチケットを買っていたのにテーブル席(それも結構いい場所)に案内されてちょっと嬉しい。

今夜のテーマは懐メロとかで、前半セットが日本語曲、後半セットが英語曲という構成だった。まず前半セットで圧倒される。最初の曲こそ浅川マキのブルージーなナンバーだったのだが、それに続く曲は陽水にサザンに聖子にルパン三世のテーマ、おまけにどれも代表曲という無造作なもの。ホテルラウンジのカクテルジャズどころかほとんどカラオケかよ!みたいな選曲なのだが、それがボーカリストがバイネームでやるライブの水準を遙かに超えているのだから恐れ入るしかない。様々な曲を歌いこなす幅の広さと、リスナーの耳になじんだ曲をShihoの歌だと納得させる個性の強さとが高いレベルで両立しているのだ。上にも書いたようジャジーなセンスとソウルフルな歌声はすでに知っていたつもりだったのだが、これほどのキャパシティのある人とは思っていなかった。

後半のほうはスタンダード曲が入ってさらに何でもアリに。シナトラからスティービー、マイコーにビートルズ。はてはスパニッシュからラップまで。前半よりもぐっとロックな曲が多く客席も盛り上がった。

昨夜のカヒミと同じカバー曲のライブなのにファイアイテム向けな感じが一切無く最高のエンターテイメントになっていたのは本当に凄い。これはFried Prideのライブも見ないとなぁ。最高の連休の締めくくりになった。

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2009年9月23日 (水)

BLOC DE L’ECHO PREMIUM{Petteri Sariola/カヒミ・カリイ}@月見ル君想フ(2009/09/22)

3夜連続ライブの2日目はカヒミ・カリイ。えへへ、っていやDMCネタは書かないが、おしゃれピラミッドの上のほうにいそうな客が多いのは確か。まぁ場所が月見ル君想フだしな。ギュウギュウ詰めかと思っていたのだが意外にそれほどでもなかったのは昨日に続いてありがたい。

今夜は出演2組のイベントで、最初に登場したのはPetteri Sariolaというフィンランドのギタリスト。何気なく出てきたのだが超絶テクの持ち主で、どう考えてもギターでは出せないような音をしかも同時に何種類も出しながら演奏する。まずは最初の曲で「え、ギターが一人で出てるんだろ?」と絶句した。次の曲は自己紹介とかで今までの音楽遍歴をトークとギターで表現したのだが、ギターを弾いているのにベースやドラムの音が出ているのに驚愕する。そして、次以降の曲は再びギター一本なのに分厚いバンド編成としか思えない音が。なまじ2階席から見下ろせてギターに目と耳が行ってしまうが歌もなかなかのもので、洋楽ヒット曲のメドレーをショウ的にやるセクションでは確かなアレンジでセンスを感じさせてくれた。しかし凄いプレイヤーがいるものだ。ギターを弾く人にはぜひ生で見て驚愕してもらいたいと思う。

カヒミ・カリイは南博ピアノデュオを引き連れての登場。今夜は全曲がジャズのスタンダード曲のカバー。メロウなアレンジに乗せてフレンチジャズ風にウィスパーボイスで歌っていたのだが、個人的には曲に負けちゃってる印象。下手だと言っているわけではない。ただ、これだけの(良い意味で)ベタな曲をベタなアレンジで演奏しているので、普通にその上に歌が乗ってるよねという感じになっちゃって個性があまり感じられないのだ。彼女の声が生きるのは彼女のために作られたオリジナル曲なのかなぁ。実際、去年の春のライブはとても良かったし。まぁ、シークレットギグに近いようなこういう小さいハコでのライブなので、音楽性を追求するというよりは自分の好きな曲を好きに歌い、ファンもそれを聞いて納得する、というのでもいいのかもしれない。

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2009年9月22日 (火)

服部祐民子@南青山MANDALA(2009/09/21)

この5連休は出張もプライベートの旅行もせず自宅で過ごしている。8月半ばから週末がずっと潰れていたので休養も兼ね青山で過ごす時間を楽しもうという趣向だったのだが、あいにく溜まっていた作業がなかなか捗らず日中はあまり外出できていない。それでも夜は今日から3日連続でタイプの違う女性ボーカリストのライブを入れている。

初日の今日は服部祐民子。場所は前回イベントで見たときと同じ南青山MANDALAで、その時にワンマンの告知を聞いて楽しみにしていた。かなりの混雑だろうと思っていたのだがチケットの発行数を抑えたようで身動きがとれないというほどではない。何とか座ることはでき、久しぶりにマカロニグラタンを注文して夕食に。

今夜は彼女のデビュー15周年記念ライブということで、デビュー当時の曲から新作までの幅広い選曲だった。最近始めたという弾き語りで衝撃を受けてライブに通うようになった僕には少しイメージの違う曲もあったが、それでもダブルアンコール含め2時間のライブでまったくだれさせなかったのはさすが。もちろんこれは!という凄みのある曲も多く歌い、とてもいいライブだった。

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2009年9月13日 (日)

日倉士歳朗&荏原和弘@綱島Blue Corn Cafe(2009/09/12)

名古屋からの帰り、せっかくの土曜の夜だからということで新横浜で降りてブルコンに立ち寄った。自分でも何もそこまでと思わないでもないのだが…。

今夜の出演は日倉士歳朗荏原和弘去年に見たときと同様店内は満員に近かったがカウンターの前の比較的良い場所に席を取ることができた。彼らは上手いという点ではブルコンレギュラー陣の中でもトップクラスではないだろうか。今夜は新アルバムかなという曲を何曲も披露してくれた。

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2009年8月31日 (月)

えのもとまどか@綱島FAT MAM(2009/08/30)

ずいぶん久しぶりになるもっちゃんのライブ。実は昨夜にもライブがあったのだが出張から帰ってきたばかりでさすがに出かけられず、一日遅れての参加となった。

場所は綱島のカフェバーFAT MAM。ブルコンのすぐ横にある店で、ライブはホストしないがとても良いバーである。僕が店に入ったころには結構満員になっていてちょっと嬉しい。

ライブは13時からと14時からの2セットで、ギターのサポートと二人だけのシンプルな構成。オリジナル曲にやや古めの洋楽邦楽のカバーを取り混ぜた内容で、シンディー・ローパーのTime After Timeを歌ってくれたのは好きな曲なので嬉しかったな。

次回のライブは未定ということでちょっと淋しいけれど、それまでには新曲も用意しておきたいということなので、楽しみに待ちたいと思う。

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2009年8月25日 (火)

高瀬麻里子+佐藤芳明Duo@外苑前Z.imazine(2009/08/23)

足かけ8日の帰省を終えて東京に帰ってきた。溜まっていた郵便やらメールやらを片づけたら6時過ぎ。近場で何かライブを見ようか、と思い、外苑前駅前のZ.Imazineに出かけることに。

今夜の出演は先日to the southとして見てなかなか良かった高瀬麻里子。今回はアコーディオン奏者佐藤芳明とのデュオでの演奏。彼女が属する現代詩バンドDiVaからの曲を中心に普通の曲を混ぜてのセットだったが、やっぱり現代詩ベースの曲での日本語の表現力が印象に残る。アコーディオンが伴奏で日本語の響きが中心だとどうしても幅が狭くなると思うんだけれども、力のある人はその枠の中でいかに自由に表現ができるものかを感じ入った。

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2009年8月22日 (土)

多和田えみ@桜川Flamingo the Arusha(2009/08/20)

帰省中に大阪でも一つくらいはライブを見ておこうか、と思って伊丹に着いてすぐに関西版ぴあを買ったのだが、ライブ情報のページがすっかりやせ細ってしまっている。昔はもう少しカバーするライブハウスの数が多かったと思うのだが…。そんな中で見つけたのが桜川にあるFlamingo the Arushaというハコ。今夜出演の多和田えみは東京のジャズクラブのスケジュールでときどき見かけたことがある程度だったが、ハコはモーションブルーヨコハマをちょっとユルくしたみたいなところのようで、これならホストするライブにあまり外れはないだろうと出かけるのを決めた。

出かけてみたFlamingo the Arushaの雰囲気はだいたい予想したとおりだったのだけど、テーブル席ではなく椅子席だったのがイメージと違った。料理を食べながら聴くのが似合いそうなアーティストが出演してるんだけどね。

ライブはスウィートでソウルフルでなかなか良かった。ゲストにsaigenjiが入ってそのコラボもまたよし。結構いい加減に見に来たライブだったのにしっかり楽しめて満足。

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2009年8月16日 (日)

MID SUMMER SPECIAL{さくらかおり/河合杏林/ヒメノアキラ/拝郷メイコ}@赤坂グラフィティ(2009/08/15)

ちょい久しぶりの赤坂グラフィティ。お盆だしそれほど混んでもいないだろうとたかをくくって開演間近に店に入ったのだがかなりの混雑に焦る。それでも座ることはできたのでほっと一息。

今夜は女性シンガー4人のイベントで、前半2人は今回のライブが初見になる。最初に登場したのはさくらかおり。キーボード弾き語りで、楽曲もMCも雰囲気もとってもガーリー。それも稚拙さの裏返しのものではなく、経験も実力も感じられる。正統派という表現が似合うアーティスト。

2番目に登場したのは河合杏林。彼女はギターの弾き語り。雰囲気とか楽曲のタイプはちょっと拝郷メイコに似ているかもしれない。ちょっと地味ではあるがこちらも実力派で、別の機会にまた聞いてみたいと思った。

3番目の出演はヒメノアキラ。このイベントでは彼女だけがウッドベースとドラムを従えたバンド編成。現在は新曲「勇敢な鳥」をひっさげてのツアー中だそうで、前回ライブを見たときよりずいぶん調子を上げていると感じた。キラキラした躍動感のある曲が多く客席も盛り上がっていたのだが、「勇敢な鳥」はそれに加えてスケール感もあり、これを核にツアーをやりたいと思ったのがよく分かる。10月4日にワンマンだそうで、見に行きたいなぁ。

で、今日もトリは拝郷メイコ。9月4日にニューアルバムのリリースを控えていて、今日もイベントながらアンコールあり1時間以上の熱演だったのだが、いつものライブほどの出来では無かった気がする。セット中に新しめの曲がいくつか入っていたからか、あるいは僕がまだ「海月」「グライダー」のセットを期待しているからなのか。アルバムを入手して聞き込むとライブの感想もまた変わってくるのかな。

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2009年8月15日 (土)

オダトモヒデ@綱島Blue Corn Cafe(2009/08/14)

この週末は帰省のためにバタバタするので綱島での散髪を今夜済ませた。金曜なのでそのまま部屋に帰るわけもなく、しばらくご無沙汰してしまったブルコンに。

今夜の出演はオダトモヒデ。前半のセットは超定番のポップスナンバーのカバーが中心で、リラックスして楽しむことができた。本当は彼のライブはオリジナル曲やちょっとマニアックなカバーを歌う後半セットの方が面白いんだけど、今週は月曜日から毎日飲みで(今夜もギネスを1パイント飲んでしまった)、体力の限界を感じて前半で引き上げる。近いうちにフルセット聞きに来なくちゃ。

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2009年8月 4日 (火)

Ett/森川アキコ@下北沢lete(2009/08/03)

しばらくぶりの下北沢leteは今回も森川アキコ。開始30分前に入ったら相当ガラガラでこれはどうかと思ったのだが直前になって人がぞろぞろ入ってきてちょっと安心。まぁ、狭いハコなので人が少なければその分楽に聞けるのだが、応援してるアーティストのライブで閑古鳥が鳴いてるのも悲しいもんね。

本日は森川アキコが先に登場。今回はマイクも使わない全くの生音のライブ。彼女にとっても最初の試みだとか。もともとアコースティックのライブの人だしそんなに印象も変わらないかな、と思っていたのだが、マイクを通さない声の印象はかなり違ってびっくり。へぇこの部分の本当のニュアンスはこうだったのか、とか、とても興味深かった。9月11日のアルバム発売に向けての準備も順調のようでなにより。

次に出演したEttは女性ボーカルに男性ギターの二人組。名古屋をベースに活動しているそうだ。女性のボーカルが訥々というか昭和歌謡風というかそういう感じで、結構狙った作りの音楽をやっている。面白さも分かりつつ狙いすぎ感も気になって、個人的にはトータルでまぁまぁというところ。あと、ずいぶん熱心なファンが何人か見に来ていて、ミュージシャンが煽ってないところでもいきなり合唱が起こったのが何カ所か。悪いことではないと思うが、leteのような狭いハコでそれをやられると事情が分からないものには置いてけぼり感がかなり。ブッキングの時点でちょっと考えてくれると正直助かるのだが。

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2009年7月30日 (木)

藤原奈津美@表参道FAB(2009/07/30)

藤原奈津美は去年たまたま見てから気になっているアーティスト。必ずしも個人的なツボのアーティストではなく、初めて見たイベントでは感想も残していなかったのだが、見るたびにスケールがアップしてきていて「この子はひょっとして化けるかも」と感じ、その成長を見届けたいと思うようになった。今回は表参道FABでのワンマンということでチケットを買って楽しみにしていた。

そんなライブだったのだが仕事が長引いてしまい30分ほど遅刻することに。あわてて入った会場は椅子席に加えて立ち見がそこそこ出ているというまずまずの入り。ライブはやっぱり面白く、ロックな曲やファンキーな曲がゴリゴリ来る一方で、歌い上げるバラードは声量もあって聞かせる。前回感心した月見ル君想フのイベントの時と比べるとちょっと持ち時間を使いきれていなかったかな、という気もしたが、あの時は他のアーティストも含めイベント全体への印象が良かったからな。それを差し引いても客観的に良いライブだったと思う。

今度はイベントでいいからもう少し大きめのハコで聞いてみたいな。やっぱり今後が楽しみ。

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2009年7月18日 (土)

MEG@新木場STUDIO COAST(2009/07/17)

MEGは小文字の頃から知っている、といきなり書いても何のことやら分かるまい。彼女は6年前にmeg名義でroom girlというアルバムを出していて、当時ニューヨーク在住だった僕は何かでアルバムの存在を知りAmazonで取り寄せてみた。しっとりして洒落た佳作のポップスアルバムで、今でもよく聴いている。その後しばらく名前を聞かななくなったので音楽をやめてしまったのかと思っていたのだが、いつの間にやら今をときめく中田ヤスタカのプロデュースで再デビューしていた。音楽性もずいぶん変わっていたが今のピコピコな音もそれはそれで嫌いではなく、いつかはライブを見てみたいと思っていた。チケット情報誌でたまたまライブを見つけ、チケットが残っていたので購入することに。

会場はバンアパ以来になる新木場STUDIO COAST。今日のライブはドレスコードが白とのことで、一人一人見るとお洒落な人も多いのだが、それが集団になると何となく宗教の集まりみたいだ(笑)。

ライブは思った以上に楽しめた。前半と終盤に一つ前のアルバムSTEP中心のちょっと甘めのポップナンバー、中盤には最近のハードなエレクトロを配した構成。リップシンクではなく生歌で、正直圧倒的な歌唱力があるという訳では無いのだがライブらしい臨場感がよく出ていて音源とは違う気持ちよさがある。ダンスもそれほどアクションは大きくはないものの膝から下がきちんと動いているキレのよいもの。何より良かったのは彼女の表情で、エレクトロというジャンル、モデル出身のルックスからアー写やPVではいつも感情を押さえたクールビューティーなビジュアルなのだが、その彼女が満面に笑みを浮かべて楽しそうに歌っている姿にちょっとキュンとしてしまった。

ぬいぐるみを使ったダンスや幕間劇、ややアーリー90'sのガールポップの匂いがするMCや客の煽り方などは好みがあるかもしれない。僕はもっと構えた内容を予想していただけにアイドル的な部分を隠さないところはむしろ素直に楽しむことができた。

かえって貰ったチラシを眺めていたら六本木ヒルズのmado loungeでアフターパーティーの身にライブがあったそう。うーん、行きたかったが、明日の朝は早いんだよなー。次の11月のライブはぜひ見てみよう。

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2009年7月17日 (金)

Entre Nous Duo@ヒルトン名古屋Windows on the World(2009/07/15)

今日から2泊名古屋に出張に来ている。宿はヒルトン名古屋。本来は国内出張の宿泊限度額を超えてしまう宿なのだが、現在連泊キャンペーンをやっていてそれを使うとギリギリ枠内に収まることが判明。ありがたく宿泊してアップグレードやタダ飯タダ酒タダプールを満喫している。

タダシリーズの一環、つまりミュージックチャージ無料ということで見に来たのが最上階のバーWindows on the WorldでホストしているEntre Nous Duoのライブ。古めのポップスが中心のカバーをやっていて、これはまぁ土地柄しょうがないかな。男女二人編成で楽器演奏はかなりマシンに依存してほとんどカラオケ状態というのは予測していたのだが、男女のツインボーカルを上手く使った面白いライブをしていて予想以上の収穫だった。

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2009年7月11日 (土)

09下北沢・七夕集会{ヨシンバ/Swinging Popsicle/ハックルベリーフィン/森川アキコ}@下北沢mona records(2009/07/07)

去年も見に来てなかなか良かった森川アキコの七夕イベント。会場は去年と同じくmona recordsなのだが、いつの間にかスペースが増えてカフェとライブエリアが別々になっていた。個人的にはおしゃれだが座り心地の悪い椅子はあまりポイント高くない。数十分、せいぜい1時間程度のカフェユースならおしゃれ優先でいいと思うけど、この店のライブは3時間を超えるのに。

このイベントは面子も去年とまったく同じ。最初に登場したヨシンバは結構ヘビーな曲をやるようになっていて今までと印象が違った。ヘビーな曲が悪いというわけではないけど、ベタなくらいメロウな曲が個性になっていたのにな。

2番目の登場はSwinging Popsicle。こちらはいい意味でスタイルが変わらない。エバーグリーンという表現がぴったりくる美しいポップスはいつ聴いても気持ちがいい。9月12日にアルバム発売だそうで、最近のアルバムもちょっと聴いてみようかなと思った。

その次に登場したハックルベリーフィンも1年ぶりになる。前回のライブと比べてぐっとグルーブが増した印象があり、とてもいい方向に成長しているなと思う。売れるジャンルじゃないから大変だろうけど、これからも頑張って欲しいな。

トリは森川アキコ。今回はバンド編成で、彼女のバンド編成のライブを見るのは2年ぶりぐらいになるんじゃないだろうか。新アルバムを9月にだすとかで収録曲らしい新曲も披露し、バンドらしい華やかさのあるセットだった。

最後はお楽しみのボーカルセッションで「雨に濡れても」。今回もご機嫌なイベントだった。

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2009年7月 2日 (木)

彼のいない彼の部屋で彼女とふたり{柴草玲/しらいしりょうこ}@南青山MANDALA(2009/06/30)

しらいしりょうこはその筋では結構名前を見かけるアーティストで、以前から一度ライブを見てみたいと思っていたがなかなか都合が合わなかった。今回のライブはMANDARAのサイトで事前に見つけていて、他に予定の無い日だったので前売券を買って準備していた。

で、彼女のライブ自体は、正直可も無く不可も無く、というレベルだった。好き嫌いとか上手い下手というのではなく、自分的に引っかかる癖や個性が良くも悪くもなくすっと聞き流せてしまう感じ。そういうアーティストの評価をするのも無責任だがあえて言うならピュアで曇りの無い楽曲やボーカル。そういうタイプの女性シンガーが好きなら楽しめるのではないかと思う。

その一方で、非常にツボだったのが共演の柴草玲。僕は彼女の名前はCoccoへの楽曲提供で知ってはいたのだが、自分自身でどのような演奏活動をしているかは知識を持っていなかった。タイプとしてはピアノ弾き語りで、楽曲のタイプは情念系なのだが、ショウとして無茶苦茶面白かった。ちょっと(いやかなり)自分を笑うことができるユーモアに富んだMCと、それを演奏の中にも取り込んでかつ違和感を感じさせない演奏力と構成力。僕はショウとして出来の良いライブのことをキャバレーショウに例えることがあるが、今回は掛け値無し、ニューヨークのものと比べても遜色の無いそれだったと思う。彼女のライブは別のところでも見てみたいなー。

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2009年6月28日 (日)

To the South@外苑前Z.imagine(2009/06/26)

Z.imagineは外苑前の駅前、交差点の角の地下にあるミュージックバー。以前から前を通ると看板が出ていてライブをやっているのは知っていたのだが、なかなか足を運ぶ機会がなかった。出演者に心当たりがあったわけではないが、今日は何となく入ってみようかという気になりふらりと入店。狭い店内のかなりのスペースを割いてステージがしつらえてあり、その上にはグランドピアノ。ステージの奥には客室と分かれた楽屋があるなどちゃんとした作りになっている。暗めの照明やビロードのカーテン、煉瓦を多用した内装など、どことなくニューヨークのミュージッククラブを連想させる。こういう雰囲気は好みだな。

今夜の出演のto the southはボーカルの高瀬麻里子とピアノ・サンプラーの南方美智子の2人ユニット。僕を含め客が2人だったので始まる前はこりゃ外したかなと思ったのだがどうしてどうして素晴らしいライブだった。キャッチーではないが夢見るように美しいメロディーにちょっとウィスパーボイスなボーカルがよく合う。楽曲もバラードからサンプリングを多用したエクスペリメンタルな作品、はてはスキャットからポエトリーリーディングまでと幅広い。1時間2セットのライブだったのだが最初から最後まで引き込まれたままだった。後でフライヤーを見てみると別のグループではマンダラやスイートベイジルに出れる人らしい。これだけの力量があればそりゃそうだろう。このライブを2人で独占できるというのはもったいない。

会場の雰囲気とライブの内容とが合わさり、まるでニューヨークの今は無きTONICにいるような気分で2時間を過ごしたが、店を出てみると毎日歩いている外苑前の駅前。ちょっと不思議な感覚だった。いいハコもいいミュージシャンも出会ってないだけで本当に多いんだなーということを今夜も改めて感じた。

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2009年6月25日 (木)

shy@綱島Blue Corn Cafe(2009/06/20)

閣下のライブが良かったのでちょっと酒飲んで帰りたいなーという気分になったのだが港北公会堂には当然バーカウンターはない。ならブルコンに寄ってライブのハシゴということにするか、と綱島で途中下車。

今夜出演のshyは何度か見ているので驚きは無いがその分安心して聴ける。オリジナル曲もかなり覚えているしね。いつもの通りのオリジナルとカバーを取り混ぜたアメリカーナなセット。途中下車した甲斐のある内容で、1セット目の途中から2セット目終わりまでしっかり聴いて帰宅した。

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2009年6月 7日 (日)

拝郷メイコ@表参道fab(2009/06/06)

今夜はfab拝郷メイコのワンマンライブ。ワンマンもバンド編成でのライブも僕にとっては去年の5月のライブ以来とあって(彼女の普段のライブはギター弾き語り)以前からとても楽しみにしていた。ライブ自体はMCもしっかり挟んだとはいえ2時間+アンコールという長丁場。今年の9月4日にニューアルバム「Hello tree」のリリースが決定し、現在レコーディング中とのことで、そのアルバムに入る新曲が数曲披露された。今までの曲から大きく曲調が変わったわけじゃないんだけど、それでも最新アルバム「ウタカタクロール」からのインパクトの強い曲を中心から外した(海月はセットに含めず、グライダーは冒頭に披露)ので、最近のイベントライブとはちょっと印象が違う内容になった。

こうやってバンド編成で聞いてみて改めて思うのは、彼女は決して弾き語りアーティストではないんだな、ということ。いやもちろん、女性SSWで彼女ほど説得力のある弾き語りのステージをできるアーティストはそうはいない(MCを含めたらなおさら)のだが、こうやってバンドアレンジにした曲を生で聴いて比べてみると、やはりバンドの方が生きる、という気がする。今回は演出でアルミテープを打ちだすクラッカーを使っていたのだが、こういう演出があるアリーナでやりたいとかがどこかにあるのかな、と思った。

ともあれ、2時間半ほどという時間分充分に楽しめたライブ。「Hello tree」のレコ発ワンマンがClub Quattroであるそうで、それも是非見に行かないとなぁ。

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2009年6月 6日 (土)

no title{土田聡子/hirokophone/迫夕美子}@原宿JET ROBOT(2009/06/05)

hirokophoneのライブ次回は原宿です、と案内のメールを貰い、ちょうど空いているしということで足を運ぶことにした。会場のJET ROBOTは原宿の竹下通り入口のすぐ横にあるカフェ。作り自体が防音設備もあるように見えない普通のカフェで、こういうハコでライブやっちゃおうというのは日本では珍しいんじゃないだろうか(普通は近所の苦情がうるさいはずなのだ)。個人的には開放的な雰囲気が気に入った。

今夜の出演は3組で、最初の出演は土田聡子というギター弾き語りの女性アーティスト。悪く無かったんだけれど、まだまだこれから伸びる人かな。

hirokophoneは2番目に登場。前後は女性弾き語りだったのだが彼女らはフルバンドでノリノリの演奏。そろそろ曲も覚えてきたので曲に合わせて口ずさんでみたりと今まで以上に楽めたライブだった。

トリで登場したのは迫夕美子。僕好みのジャジーでちょっとノワールなポップスで非常にいい感じだった。こういう音楽をやる人って僕が思っているよりたくさんいるのかな。もっとライブなり音源なりで触れる場が多かったらいいのに。

転換もてきぱきしていて気持ちよく聞けたライブ。原宿は会社からも家からも便利な場所にあるので、スケジュールをちょくちょくチェックしよう。

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2009年5月24日 (日)

Satchika@綱島Blue Corn Cafe(2009/05/23)

今夜ブルコンに出演のSatchikaは女性ボーカリストSachikoCHiKAのユニット。どちらも以前にブルコンで見て良かった記憶があり(Sachiko/CHiKA)、その上に女性二人が企画で組んだユニットだといろいろ華やかな仕掛けもあるだろうと以前から楽しみにしていた。

でまぁ、ライブは予想以上の内容。SachikoとCHiKAはテンガロンハットにショートパンツというカウガールスタイルで登場。このユニットのテーマは「ナマ足」だそうで(笑)、実際楽曲の方はジャンルレスというかカントリーに限らずクラシックロックから民謡からオリジナルまで実に幅広い曲を歌っていた。それぞれ水準以上にアメリカーナを歌える基盤がある上に自在なハモりが乗って実に気持ちいい。さらに女性の企画ユニットに特有の「これ楽しいよねー」オーラが出まくりで(この雰囲気はどんなに上手くても若くても男には出せない)、個人的には相当に最高というかお腹一杯のライブだった。

次回は8月18日に曙橋でライブがあるそうで、見に行けたらいいなー。

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2009年5月 7日 (木)

戸川純@南青山MANDALA(2009/05/06)

今夜の戸川純のライブは偶然に南青山MANDALAのスケジュールで見つけた。へー名前見るの久しぶりだなこんなところでライブやるんだと店にチケットを買いに行ったら最後の一枚だった。なんという偶然。そんなわけで今夜は当然に満員で、というかテーブルはほとんど取っ払われて横に並んだ椅子席とあとは立ち見。若い人たちが多くてへぇと思う。あと、何故か客の喫煙者率が非常に高かった。

実は今回のライブは腰を壊して入院した後の復帰ライブで、腰を壊した後遺症でファルセットもまだ出せないそう。上に書いたように僕は興味本位で見に来たのだが、ファンの人にとっては大事なライブだったんだろうなぁ。ライブの内容は、上に書いたようなことを全く感じさせないもの、とは正直言えなかったけれど、それでもパフォーマンスの迫力と歌の世界観はすばらしかった。「蛹化の女」「さよならをおしえて」といった代表曲のほか、このライブの共同名義のピアニスト福原まりのバンドの曲も2曲。間に10分の休憩を挟んでアンコールの「パンク蛹化の女」まで2時間の熱演だった。。やはり一時代を築いた人のパフォーマンスには華がある。

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2009年4月23日 (木)

no title{アコジィ/和紗/保刈あかね/藤原奈津美}@月見ル君想フ(2009/04/22)

僕のアパートから徒歩30秒のライブハウス月見ル君想フ。本当なら足繁く通ってよいのだがなかなか足が向かない。4バンド5バンドといったブッキングイベントが多く、出演者もどうも名前を見かけないアーティストが多いのがその理由。とはいえ、場所が場所だけに馴染みにしていきたく、ライブの案内メールを貰ったのを機に久しぶりに足を運んだ。今夜のアーティストはみなちょっとしたハコでワンマンができるクラスの人たちらしく、最初はガラガラだったが3人目ぐらいからかなりの立ち見が出る入りに。

最初の出演はアコジィ。男性2人のアコギ弾き語りユニットで、イベントでなければ自分ではなかなか見に行かない編成だ。が、演奏は楽しかった。楽曲の幅が広く、どのタイプの曲もきちんと歌えている。7月にO-Crestでワンマンだそうだが、これだけ歌えてればと納得した。

次に出演したのは和紗という京都で活動中の女性ボーカリスト。透明感のある声に少しR&Bのフレーバーが乗って、という今の女性ボーカルのメインストリームのタイプ。が、このタイプの声って結構フォーマットに負けて個性が消えちゃうのに彼女はそんなことはなくへぇと思った。これはいいよ。

3番手の保刈あかねはうってかわってCoccoを彷彿とさせるスタイル。5年と少し前はCoccoフォロワーみたいな女性ボーカルがずいぶんいたが最近見なくなったな。もっとも彼女はフォロワー的な臭みはまったくなく、ちょっと久しぶりのタイプの女性ボーカルにゆったり浸ることができた。

女性が2組続いた後に登場したのは佐伯youthKという男性アーティスト。曲はどファンクでこれがいい!コーラスに男性と女性がそれぞれ入るというハコのサイズに似合わぬステージで、あまり聴くジャンルではない僕もこりゃスゴいと思ったので好きな人にはたまらんだろう。関ジャニ∞に曲を提供しているそうで知っている人はちゃんと知っているアーティストだったんだろうな。

トリは藤原奈津美。今回のライブ案内のメールは彼女から来た。前回見たときはツボでは必ずしもなかったものの伸びしろはあるなぁと感じ、実際メルマガでの活動報告では着実にステップアップしていることが伺えたのでぜひもう一度見たいと思ったのが今夜足を運んだ理由。これほどのイベントでトリか、と思ったが、始まってみると納得の内容。迫力も説得力も前回見たときよりぐっと増していて、最後のバラードとか息をのむほどだった。これは近いうちにブレイクするかもなー。

まるでフェスに来たようにタイプが違うアーティストのレベルの高い演奏を楽しめた今夜。これからはもっとこのハコに足を運ばなくちゃ。

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2009年4月19日 (日)

Steve Gartner@綱島Blue Corn Cafe(2009/04/18)

ブルコンのライブはどうもスケジュールが合わなかったり体調が悪かったりですっかりご無沙汰してしまった。前回は1月17日だったので3ヶ月も間が空いたことになる。ランチでは時々覗いていたのだが…。

今夜の出演はSteve Gartnerという外人さん。ミシシッピー出身というブルーズシンガーで、ベースのサポートを付けてのデュオでのライブ。ブルコンではずいぶんブルーズ・ルーツミュージックのライブを見たが、外人さんが醸し出す空気はMCや客のノセ方も含め、上手い下手とは別に日本人とは違う。内装もあってまるでアメリカのバーにいるような気分になった。これでチャージ500円というのは安すぎないかーしかし。2セットじっくり堪能して帰ってきた。

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2009年4月13日 (月)

hirokophone@渋谷7ef(2009/04/12)

先日ブルコンで見て好みだったhirokophone渋谷7efでライブをやるとの案内メールを貰った。7efも先日のmadocaのライブで知っていいハコだと思ったところ。場所も近いしちょうどいいと言うことで出かけることにした。

今夜は3アーティストが出るイベントで、最初の登場はJuice Tone。スリーピースのインストバンドで、フュージョン、ボサ、ファンクなどのいろんなジャンルの曲をやっていた。悪くなかったんだけど、個人的にはこういったジャンルの曲はボーカルが乗った方がしっくりくるかなー。あと、演奏とは関係ないけど、彼らの出番が終わった後に手洗いに行って戻ってきたら僕のいた席に座られていたのは少しムカっとした(苦笑)。他に空いてる席はあったのに…。

次に登場したのはMoyen。こちらはボーカル付きの普通のバンド。ボーカルの声質とか、昔のジャズやフォークなどの要素の取り入れ方とか、面白い要素はいくつかあったんだけれど、曲ごとに作風が違いすぎてバンドの個性として前に出てこないのが惜しい。

で、トリがhirokophone。他の2バンドと比べると完成度が全然違う。前回ブルコンで聴いたときはシティーポップスという印象が強かったけど、今夜はずいぶんファンキーな感じ。なんでかなーと思ったら、今日はドラムが入ってるけどブルコンの時がカホンだったんだね。キーボードのペダルの調子が悪くて苦戦していたけど、それをものともしない演奏とMCで楽しませてもらいました。

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2009年4月11日 (土)

カラフルワンダフル vol.11{hatsumi/堀川千尋/erica}@赤坂グラフィティ(2009/04/10)

夕方は赤坂グラフィティで女性ボーカリストのイベント。客は10人弱と少なかったが、内容はそれに反してなかなか楽しめるものだった。

最初に登場したhatsumiはギターの弾き語り。現時点で突き抜けた個性があるわけではないけど、女性SSW的な手癖(という表現はちょっと違うかもしれないけど)も付いていない。声もメロディーも内向きでないのが気持ちいいし、MCもなかなか達者だ。このまま伸びていってほしいなぁ。

次の堀川千尋は最近グラフィティやFABでときどき見かけるようになった名前で、どんな人なんだろうかというのが今夜足を運んだ主な目的。キーボード弾き語りで、どちらかと言うと大人向けの曲が似合っていたかな。MCの声がちょっと低めで歌声とのギャップが楽しい。

最後のericaが(トリだから当然かもしれないが)目当てにしていた客が一番多かった様子。ちょっとベタな世界観をうまくまとめた曲を、ちょっとしたドラマ仕立ての構成で歌っていて面白かった。

正直現時点で「やられた!」と感じた人はいなかったけど、これぐらいの段階で聴いたアーティストが育っていくのを見るのもまた楽しみ。どこかで名前を見かけることがあったらいいな。

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2009年4月 5日 (日)

フォフォフォフォ{ヒメノアキラ/辻香織/伊藤サチコ/拝郷メイコ}@表参道FAB(2009/04/04)

久々の拝郷メイコのイベントは表参道FAB。女性ボーカル4組のイベントで、メンツが豪華なこともあり結構混むだろうと思っていたら、同じような内容だった去年2月のflower voiceの時ほどではないがそれでもほぼ満員という大盛況になった。

出演4組はいかにもFABという感じの組み合わせ。トップバッターのヒメノアキラは名前は良く行くハコのスケジュールで何度も見かけていたのだけれどライブを見るのは今回が初めて。ピアノトリオでの出演で、想像していたとおりのいい感じのポップスだった。辻香織伊藤サチコは以前に見たときとだいたい印象は同じかな。トリの拝郷メイコはほんわかした感じの曲中心のセット。新曲の「グライダー」を披露したがこれがなかなかの出来で作成中というアルバムが楽しみ。最後は全員が出てきてスピッツの「空も飛べるはず」を歌って終わり。こういうイベントならではのお遊びはやっぱ嬉しいよね。

全般に桜の時期らしい良い意味でちょっと浮ついた雰囲気が漂ったイベントで、アーティストそれぞれが今年の抱負とか語っていて愉快だった。

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2009年3月22日 (日)

イカルス渡辺@東神奈川High Pitch(2009/03/21)

今夜は伊勢源で海外に赴任する同期の忘年会。いつもであれば終了後はブルコンに流れるのだが、今夜は同期の「知り合いが面白いライブをやるから」というお誘いがあり、それに乗ることにした。場所は東神奈川駅前にあるHigh Pitchというバー。それほど大きくはない店で設備らしい設備もないのだが、スケジュールを見るとほとんど毎日ライブを入れていて頑張ってるなぁと思う。

今夜出演するアーティストはイカルス渡辺。「涙の天保山」という演歌系コミックソングで去年メジャーデビューしたそうだ。80年代の洋楽のカバーが半分ぐらいだったんだけど、やはりオリジナルのコミックソングが面白い。こういう種類の曲、というか芸は、会場が狭ければ狭いほど映えるんだよね。久しぶりのジャンルのライブだったけど、とても楽しむことができた。

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2009年3月14日 (土)

ふたりごと{戸田和雅子/森川アキコ}@下北沢lete(2009/03/13)

今夜は久しぶりの森川アキコのライブ。会場は下北沢leteというハコで、彼女はここで何度かライブをやっているのだが定員27人要予約となかなか敷居の高く、今まで気が付いたら満員だったというのを繰り返していた。今日はなんとか予約が取れ、初めて見に来ることができた。

leteは思ったよりもかなり小さかった。ライブをやるレストランかと思っていたのだが10畳ほどのスペースにむりやりギター二人の演奏スペースとバーカウンター、そして座席を詰め込んでいる。ジョージア・オキーフのような荒涼としたイメージを意識したという内装は味はあるが、ゆっくり足も伸ばせないというのはちと辛いな、と最初は思った。

が、演奏が始まってみるとこれがいいのだ。ステージと客席に段差がないこともあり、まるで友達の家に招かれて、というか大勢で押し掛けて、そこで演奏を聴いているよう。弾き語りのファンには夢のようなシチュエーションではないか。

今夜出演の戸田和雅子と森川アキコはこの組み合わせで以前にライブを見ていたこともあり楽曲や演奏に驚きは無かったが、先に述べた理由でライブ全般の印象はとても新鮮。ガールズトーク爆発のグダグダMCや、普通のライブだったらちょっと引っかかったかもしれないミスも、むしろアットホームさを演出するアクセントに感じられる。アンコール曲がPUFFYのサクラサクという最後のちょっとしたサプライズも含め、満足のいくショウだった。

いやしかし、面白いハコだったな。気になるアーティストが出演するなら絶対損はしないと思う。僕も今後スケジュールを定期的にチェックしよう。

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2009年2月22日 (日)

月のご馳走 vol.42{佐藤ひろこ/拝郷メイコ/服部祐民子}@江古田マーキー(2009/02/21)

今週はライブが続く。今夜の会場は江古田マーキー。SSW系のライブをホストするハコとしては東京でも老舗で、実際僕の聴くアーティストも何度もここでライブをやっているのだが、どうにも遠いイメージがありなかなか足を運ぶ気になれなかった。今夜のイベントは見に行きたいなぁ、と思ってちゃんと調べてみると大江戸線で一本(新江古田駅)だったということが判明し、なんだ食わず嫌いをするんじゃなかったと。店はビルの地下2階にあり、スタンディングではなくテーブルでもなく講堂のようにベンチが並んでいるというちょっと面白い作りになっている。その分立ち見のお客さんはバー前の狭いスペースに押し込まれて気の毒だったが…。

最初に登場したのは佐藤ひろこ。初めて聞く名前だったが結構キャリアのあるシンガーソングライターのよう。ソウルフルな歌声と足が地に着いた歌詞の世界観の組み合わせが面白く、人を引き込む強い力がある。

拝郷メイコは2番目に登場。ここしばらくのライブの中ではかなり気合いの入ったものだったんじゃないだろうか。定番曲の「海月」など鬼気迫ると言っていいほどのもの。いつものショウマンシップあふれるMCをたっぷり挟んだセットだったが、僕は終わったときに緊張が解けてほぅと声を漏らしてしまった。ハコの音響か、透明感は普段ほどには感じなかったが、一つ一つの音、というか声がコントロールされていることがよく分かる。歌の中で勢いで流してしまっている部分はないんだろうなーこの人は。

トリは服部祐民子。彼女の名前は10年以上前から知っていて、いつかはライブを見てみたいと思っていた。弾き語りを始めたのはここ1年ほどのことだそうで、昔から弾き語りをしていたような印象があったのでちょっと意外。ライブは男気あふれるというか男臭いとすら言っていいほどのもの。フォーキーで力強いギターに青臭いほどまっすぐな歌詞が乗る。30代の半ばでこういう曲を歌えるなんてなんて素敵なことなんだろう。終演後に当然ながらアンコールがあり、10年前の曲だけど今日来てくれた人と縁がある曲なので、と「アドバルーン」という曲を歌い始めた。今の曲ほど濃くはないがこれもいい曲だなーと思って聴いていると、サビのところであっと思った。10年前にTVKで、おそらくライブのCMで何度も流れていた、僕が彼女の名前を知った曲だったのだ。時間が10年前に戻ったような、不思議な気分になった。

とにかく充実した時間を過ごすことができた。わざわざ出てきた甲斐は十分以上。帰国してからのベストライブだったかも。

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2009年2月21日 (土)

madoca@渋谷7ef(2009/02/20)

渋谷7efは名前の通り渋谷駅前の雑居ビルの7階に入っているミュージックバー。本当に駅前と言っていい場所で、そこにこんなマッタリしたバーがあるとはかなり意外だった。普段だったら隠れ家と言って良い店なんだろうけれど今日は客が大入りで立ち見客をかき分けてトイレに行くにも一苦労。

今夜はブッキングで3組が出演。最初のアーティストはちょっとタイプが合わなかったので感想はパス。地声と裏声を使い分ける、面白いスタイルの人だとは思ったけれど…。

で、今夜の目当てのmadocaは2番目に出演。今夜はギターとベースのサポートが入ったアコースティック。サポートは二人とも音楽学校の時からの友人だそうで、そのせいかとてもリラックスした雰囲気のライブだった。前回のライブで気になった固さが取れ、新しいスタイルでやりたいことが自然に伝わってくるような内容。これならこれからも安心して聴きに来れる。もうちょっと明るめ・アップテンポな曲を増やしてもいいと思ったけれど、それは新しいスタイルがこなれてからでもいいのかな。

トリに出演したのは登坂亮太という男性ボーカリスト。プロのコーラスマンで大きなフェスやコンサートにも出演しているようだ。今夜はキーボードとパーカッションがサポートでの編成。これもまた楽しめた演奏だった。タイプは下北のアコースティック系のハコでよく聞くタイプの男性ボーカルで、とにかく気持ちの良い声ですっと耳に入ってくるのが良い。女性ボーカリストをゲストに迎えてデュエットを1曲やったり、MCなども含めて余裕綽々。良い物を聴けた、と素直に思えた。

これで1,500円なのでとてもいいライブ。このハコはこれからもちょくちょくスケジュールをチェックしようかな。

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2009年2月20日 (金)

土岐麻子@恵比寿リキッドルーム(2009/02/19)

なんだかんだ言いつつも帰国後毎年出かけている土岐ちゃんの新春ライブ。いつの間にやらアルバムがオリコンデイリーチャートに入ったりしてすっかりブレイクしてしまった彼女だが、今年の会場はリキッドルーム。新宿から恵比寿に移転したのは知っていたが訪れるのは今回が初めてになる。妙に階段を上り下りさせる設計やホール内部に邪魔な柱がある作りは新宿時代と同じ。まぁロック向けのコヤだしこれも味なんだろう。

去年のライブではAORなシンバルズという感想を書いた記憶があるが、今年はそれがさらに進んでほとんどシティポップス。だけどそれがちゃんと個性になり今風の音になっている。普通の歌手がこういう曲を歌うとクドくて懐メロになっちゃうだろうけど、彼女の薄々だけど清涼感のある声で歌うと「あは~、いい気持ちだ~、ちにゃ!!」となる(それはトキ違い)。本人も「今のポップスとしてこういう音を出せるのはアタシしかいない」と自信を持っているのが伝わってくるのも良い。

だけど、アンコールで披露したのが以前からの持ち歌のSeptemberやTake Me Out to the Ball Gameだったりして、ほんとはこっち系の歌を歌いたいのかなとも思う。そしてそっちの歌には2年前のライブで感じた物足りなさが残るのもまた事実だったりする。

ともあれ、5月にはビルボードライブ出演が決まったという彼女。間違いなく今は乗っている時期だろう。またライブを見に行くだろうな。

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2009年2月 1日 (日)

mouve@HMV横浜VIVRE店(2009/01/31)

mouveは六本木vanilla moodで去年の7月にライブを見たことがある。女性ボーカルにピアノ・ベース・ドラムというバンドで、ジャズやソウル色の強い大人のポップスをやっていて僕の好みにかなりストライクだった。その後しばらく名前を忘れていたのだが、最近モーションブルーヨコハマのスケジュールをチェックしていたら2月3日にライブがあることを発見。へぇこんなハコにライブが入るようになったんだ、とさらに調べてみると、最近「光と影」というアルバムを出したこと、そのレコ発イベントがHMV横浜VIVRE店であることが分かった。前回のライブの印象は良いものだったから、アルバムも気に入るだろうと思ったので、綱島で用事があったついでに出かけてきた。

3時の開始時間になってもステージ前にはあまり人がいなかったのだが、いざライブが始まると足を止めて見入る人が出始め、最後はなかなかの盛況になった。アルバムは全曲オリジナルだけれどもライブではスティービー・ワンダーのカバーも披露。なんか、無料ライブなのにvanilla moodの時よりかなり良くなっていてちょっと悔しい(笑)。こういうジャジーでノワールなポップスってほんとツボなんだよなー。

インストアライブなので30分とちょっと短めだったが満足の行く内容。もちろんアルバムも購入した。7曲入りだがイントロやインターリュードがあるので実質5曲のミニアルバム。ただどの曲も6分ぐらいとしっかり長いし内容は想像していた通り。夜にゆったり過ごす時間の良いお供になりそう。

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2009年1月23日 (金)

madoca@三軒茶屋Grapefruit Moon(2009/01/21)

madocaは元ブルコンのスタッフ榎本まどかさんの新アーティスト名。去年の10月にブルコンを卒業し、その後はプロデューサーについて活動を始めていた。今回がmadocaとしての最初のライブになる。会場は三軒茶屋にあるGrapefruit Moonというハコ。住宅街の中という立地でいかにも住宅街の飲み屋というバーの地下にあるのだが、中に入ってみるとピアノもドラムもOKの本格的なライブハウス。

今夜はブッキングのライブで、会場に着いたときには別のバンドのライブが始まっていた。B-Clubというギター、キーボード、バイオリンというちょっと面白い編成。男性なのにタイツをはいたりコミカルな曲をやったりで色物っぽいんだけどシリアスな曲はデジタルなビートにバイオリンのスケール感を上手く融合させたなかなか聴けるもの。僕は初期のT.M.Networkを思い出した。色物っぽいことをせずこの路線でやっていけばいいのに。

次に出演したのはOWL。女性ボーカルにピアノ、ベースという編成で、やっていたのは90年代前半っぽいガールポップ。ありそうでいて最近あまり音を聞かないジャンルだったので結構新鮮。目の付け所はいいし古臭い音に聞こえないあたり作りはちゃんとしていて、僕のツボのジャンルだったので楽しめた。もう一工夫何か個性を出せればもっと面白いバンドになると思う。

で、madocaはトリで出演。まずは元気そうで安心した。ギター、ベース、キーボード、サックスと大編成のバックを引き連れての出演で、最初はバンドに負けているかと思ったが後半になるにつれて徐々に自分らしさが出てきた。前半は去年の7月に見たときよりもしっとりと大人びた曲が中心になっていて、前回のライブで感じたちょっと素直すぎる世界観を少し修正したのかなと思った。そのアプローチはありだと思うし、しっかりと歌唱力があるのでこういう曲も安心して聞けるのだが、後半のアップテンポの曲、そしてアンコールの弾き語りのほうが伸び伸びと歌えていた気がする。再スタートしてから最初のライブで仕上がりをどうこう言うのは野暮だし、これからのライブを通してどんどん曲も育っていくんだろうな。次回のライブは2月20日に渋谷であるとのことなので、1ヶ月の進歩を見届けに行きたい。

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2009年1月18日 (日)

Sachiko&KATZ@綱島Blue Corn Cafe(2009/01/17)

松の内も過ぎてしまったが新年最初のブルコン。本日の出演はsachikoという女性シンガーで、ブルコンのレギュラー出演者の中で今まで見たことの無かった最後の人。そんな訳で今夜のライブは以前から楽しみにしていた。

ブルコンに置いてあるフライヤーから何となくジャズ寄りの人かと思いこんでいたのだが、実際にはジャンルはフォーク、それも透明な声で丁寧に歌うタイプ。オリジナル曲とビートルズやキャロル・キングなどのカバーとが半々ぐらいだったのだが、カバー曲でも2番以降には日本語詩をつけていたのが多かったのが印象に残った。アンコールがあり蘇州夜曲を歌ってくれて大満足。

ジャンル的にも力量的にも、数千円のチャージを取るライブレストランでやってても全然おかしくないライブで、それをチャージ500円で特等席で見られるブルコンはやっぱスゴい。次回もまた見に来よう。

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2009年1月13日 (火)

新春艶姿'09 Special 3days{Pigeon's Milk/シミズリエ/坂本麗衣/拝郷メイコ}@赤坂グラフィティ(2009/01/12)

土曜に引き続いてのライブは赤坂グラフィティ去年も見に来たイベント、新春艶姿 Special 3daysの3日目。去年と同じく休日だというのにかなりの混雑で立ち見がでるほど。女性ボーカリストファンの間では定着したイベントなんだろうな。

最初に登場したのはPigeon's Milk。女性ボーカルのバンドで、キーボードやバイオリンまで入った厚い編成になっている。楽曲はその編成を上手く使ったもので、特に壮大なアレンジの曲が面白かったな。

二番目の登場はシミズリエ。このイベントで一番の収穫だったかな。ピアノ弾き語りの女性シンガーソングライターなのだが、かすかにダミ声、とでも表現すればよいのか、やや癖のある声が個性になっている。そしてその声がリアルで強い歌詞の世界と良く合っているのだ。メロディーの出来にも不足がない。アルバム制作のためしばらくライブはお休みだそうだが、ぜひまたライブで聴いてみたい。

その次の坂本麗衣もバンド編成での出演。個人的には今日の他のアーティストと比べるとあまりピンと来なかったかな。曲はこのハコに似合った物だったし、歌も演奏もちゃんとしてたんだけど、僕がおっと思う部分とかみ合わなかった感じ。

拝郷メイコは今夜もトリ。思えば彼女を最初に見たのは去年のこのイベントだった。個々の曲はいつもと変わらないんだけど、ライブの構成とか全体的なイメージは模索中なのかな。アンコールでグライダーをやってくれたので改めて思ったんだけど、彼女の声で切ない系とかほっこり系の歌詞世界とかは合うのは当たり前で、ケミストリーを起こせるのはむしろ伸びやかで開放感のある歌だと思うんだよなー。

ともあれ、4人とも水準以上というお得なイベント。長丁場ながら大満足だった。

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2009年1月11日 (日)

森川アキコ@代々木Bogaloo(2009/01/10)

帰省の間に風邪を引き込んでしまい、しばらくライブもギャラリーも休んで大人しくしていた。今日になってようやく体調が戻ってきたので、2009年初のライブに出かけることにした。場所は代々木Boogaloo去年の5月森川アキコのライブを見に来た場所だが、今回も彼女が目当て。

今日はサポートにパーカッションが入るというちょっと変わった編成。とはいえ音楽的にそれほど面白い挑戦があったわけでもないし、いつも楽しみにしているカバー曲も今夜はやらなかったので、全体にちょっと地味目のライブだったかな。最後の曲をギターでなくウクレレで演奏したのが一番の聴き所だったかも。MCで声がZARDの坂井泉水に似ていると言われたという話をしていて、確かに声質はちょっと似ているかなー。

今夜はイベントライブだったんだけど風邪が治りきってないので残念ながら途中で退散。今年もいいライブにたくさん出会えますように。

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2008年12月29日 (月)

オダトモヒデ@綱島Blue Corn Cafe(2008/12/26)

今日は仕事納め。会社の会議室で少し飲んでオフィスを出たらその足で綱島に向かう。髪を切ってすっきりしてから本屋を冷やかし、今年最後のブルコンに。今夜出演のオダトモヒデ4月に一度見ている。今回は時間の関係で最初のセットしか見ることができなかったが、古めのロック・ブルースのカバーを中心に演り、満足できるライブだった。

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2008年12月26日 (金)

L'Ultimo Bacio Anno 08{アン・サリー/細野晴臣}@恵比寿ザ・ガーデンホール(2008/12/24)

去年のイブは代官山だったが今年は恵比寿。ガーデンホールは今回が初めてになる。ちょっとリュクスなスペースを想像していたのだが結構カジュアルで、普段は普通にライブハウス使いをしているのでは。客席前方はフロアに、後方が作り付けの階段席になっている。今日はフロアにパイプ椅子を出していて、僕の座席はそこ。通路の角の席で見通しは良いし足もゆっくり伸ばせるのだが、休憩時間はひっきりなしに人が通ってちょっと鬱陶しい。

今日の出演二人だと大物は細野晴臣のほうということになるのだろうが、僕の目当てはどちらかというとアン・サリー。彼女は僕がニューヨーク在住中の帰省時にレコードショップのフライヤーで名前を見かけ、何の気なしにCDを聴いてみてこんなに歌の上手い人がいるのかとちょっとショックを受けた。それ以来一度はライブで聴いてみたいと思っていたのだがなかなかスケジュールが合わず、結局こういう日になってしまった。

で、生で聴いてみると、やっぱ上手いなぁと。ちょっとオリジナル曲もあったけれど基本的にはスタンダードを歌うステージで、アメリカのそれはもちろん日本のスタンダード(「蘇州夜曲」とか「桑港のチャイナタウン」とか)もよく似合う。細野氏へのトリビュートということで「ガラスの林檎」を歌ったのも良かったな。アレンジによって曲を自分のものにするというよりは、オリジナルの意図に忠実に向かい合う過程に個性が入り込むという感じのカバー。もっと狭い店で聴きたかった、と思うかと事前に考えてたんだけど、歌が全然ホールの広さに負けておらず伸びやかでこちらの方がいいなぁと思うほど。

20分の休憩を挟んで細野晴臣の出番だったのだが、実は僕は彼が今どんな音楽をやっているかの予備知識がなかった。なので、いきなりアメリカンオールディーズ、それもブルコンでやってるような直球ど真ん中のやつが始まったときは少し驚いた。当然ながら上手いし、バンドメンバーも多いので音も厚い。それに加えてトークが絶妙で、日本人ミュージシャンでアメリカのキャバレーショウの味を出せる人を僕は初めて見た。

当然ながらセッションタイムがあり、最後はWhite Christmasをデュエットして終了。クリスマスイブの夜にふさわしい、スペシャルなライブだった。

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2008年12月23日 (火)

December Song Book'08{furani/大森洋平/拝郷メイコ}@赤坂グラフィティ(2008/12/22)

師走のバタバタが片付いたので今週はあちこちライブに行ける。今日は赤坂グラフィティ。ステージ横にクリスマスツリーが飾ってあってちょっと気分。

最初に登場したのはfuraniという女性アーティスト。最初の曲をキーボード弾き語りで、その後はベース、ドラム、バイオリンのサポートを入れて演奏していた。このハコらしいやさしくしっとりしたポップスだったのだが、しっかり上手いうえに楽曲にも幅があり飽きさせない。

次に出演したのが大森洋平。こちらは全曲ギター弾き語りでやはりいい感じだった。僕は男性SSWを直接目当てに出かけることはあまりないので、イベントライブでこういうアーティストに出会えると嬉しくなる。ただ、MCがぶっきらぼうというか照れがあるのはちょっと頂けない。こういうジャンルを、特にライブで演る以上はトークもショウの重要な一部だと思う。

トリが今夜の目当ての拝郷メイコ。最近のイベント用のセットから少し変えていて、新曲でもなかったんだけれど、クリスマススペシャルということだったのかな。しばらくぶりに生で聴くと、この透明感のある声を生の人間が出しているということにちょっと感動する。

最後にはセッションでHappy Christmasを。イベントならではのお楽しみで得した気分になるよね。客席にコーラスを求めたりして、ちょっとハッピーな気分になったライブだった。

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2008年12月 9日 (火)

ザ・バファリンズ@新宿BAR非常口(2008/12/08)

ザ・バファリンズというユニットを知ったのは不思議な経緯で、この地の夏に社員旅行に出かけたときに海老名SAにフライヤーが置いてあったというもの。それも半年も前の名古屋でのライブイベント告知のもので、なぜそんなものがおいてあったのか分からない(何枚かまとまって置いてあったので誰かが捨てていったというわけではないと思う)。最近部屋を片づけていたらそのフライヤーが出てきてそのときのことを思い出し、ネットで調べてみたら今日が最後のライブと言うことを知った。これも何かの縁かと思い出かけることに。

会場のBAR非常口は新宿2丁目にあるライブスペース。バーとラウンジに分かれた作りになっていて、バーには土地柄ゲイコミュニティーのポスターが貼ってあったりして少しぎょっとしたが、ラウンジは広さも適度でソファーが置いてありいい感じ。こういうスペースで音楽が聴けるって日本にはあまりないんだよね。

本日はイベントでザ・バファリンズの出番は最後の4番目。場所柄なのかサブカルっぽいイベントで、出演者のダメっぽい感じがいい味を出している。筋肉少女帯っぽい路線を狙って楽曲はそれほど悪くないけどわざわざ入れたダンサーが全然踊れてないとか、MC中に自虐ネタで女性メンバーの日記を読むというのを入れたはいいが客を置いてけぼりにして内輪で盛り上がってスケジュールが押しまくったとか。その中で島村秀男という男性シンガーが端然とした印象で、アコーディオンの弾き語りでシャンソン的な曲をいい感じで歌っていた。他の出演者との関係でバックバンドが無くアコーディオン以外がカラオケだったのが非常に残念で、機会があれば是非もう一度聴いてみたい。

で、ザ・バファリンズ。他のアーティストに例えると椎名林檎 meets Perfumeとでもなるだろうか。女性二人のユニットで楽曲のベースは電子音、プラスチックなダンスを踊るのだが、キャラ立てとかは初期の林檎チック。コスチュームがボディコンのナース服というのも僕は「本能」のPVを思い出した。フライヤーを見てYouTubeで試聴して見当を付けていた通りのベクトルでビンゴ。予想外の驚きはかなり完成度が高かったこと。正直もっとグダグダかもと思っていたのだ。アングラ的なショウとしてライブで見るにはとても楽しめた。結成から1年ほどでの解散は惜しい。

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2008年11月30日 (日)

CHiKA@綱島Blue Corn Cafe(2008/11/29)

先週に引き続いてブルコン遠征。先週にマスターから今週はいい人が出るよと薦められていたからで、登場したのはCHiKAというギター弾き語りの女性。前半は英語曲のカバーで、シャナイア・トウェインやシェリル・クロウといった、このハコらしくアーシーながらもわりと若い世代の作品から。それが結構良かったので後半まで残ったら、こちらは全曲日本語のオリジナル。それも結構ツボだった。音は前半と同じく渋め系統なんだけれど、28歳という女性らしいちょっと若々しい感じが良い。10年ほどのキャリアがある人で、最近8年間組んでいたデュオを解散したのだとか。機会があればまた見てみたい。

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2008年11月23日 (日)

hirokophone@綱島Blue Corn Cafe(2008/11/22)

今夜ブルコンに出演のhirokophoneはブルコン初登場とのこと。ブルコンの常連勢に不満があるわけではないけれど、新しいアーティストの出演が増えるのはとてもいいことだと思う。

hirokophoneはキーボード&ボーカル、ギター、ベース、カホンの四人組(とフライヤーには書いてあったがWebサイトにあるのとは編成が違う)。ジャンルで言うとシティポップスとかになるのかな。いつものルーツミュージックとは少し毛色が違うがこれもまた酒を飲みながら聴くにはうってつけのジャンル。30分強とちょっと短めのセットで、カバーとオリジナル曲を取り混ぜてだったがどちらもイイ感じだった。今夜は最初のセットで帰ってしまったので、今度はもっとゆっくりと聴いてみたいな。

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2008年11月19日 (水)

高良結香@表参道FAB(2008/11/19)

高良結香という名前は去年の5月、ニューヨークを訪れた際にリバイバル上映されていた"A Chorus Line"を見に行って知った。彼女は中国人のコニー役で出演していて、見ている間はてっきり中国人、というか中国系アメリカ人だと思っていたのだが、後でパンフレットを見て沖縄出身の日本人、しかも調べてみると高校を卒業してから渡米したのだということを知って二度びっくり。世の中には凄い人がいるものだと思った。ちなみにこのコーラスラインのリバイバルのオーディションの様子が「ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢」という映画になっていて、彼女も出演しているそうだ。

で、彼女のサイトを調べたときに音楽活動もしているということが書いてあって、へーチャンスがあれば聞いてみたいなと思った。しばらく忘れていたのだが、先月ぴあのチケット欄を眺めていると名前が載っていて、あぁFABでライブをやるんだと早速チケットを買いに行った。

本日のライブは椅子が出ていたが立見が出る大入り。彼女はバンド形式のライブもやる人のようだが今回はギターを従えてのアコースティックセット。演奏した曲はオリジナル曲とカバーが半々ぐらいだったかな。カバー曲はAmazing Graceやシンディ・ローパーのTrue Colors、そしてコーラスラインからのナンバー、What I Did for Loveなど多彩。歌が上手いのは、まぁ当然で、こういうライブを日本で楽しめるとはなぁとうっとりしながら聴いていた。ただ、オリジナル曲よりはカバー曲の方がかなり良かったように思う。楽曲のレベルの違いというよりも、日本の大人のポップス風のオリジナル曲より、感情を大仰なくらいに表現する向こうの楽曲の方が彼女のボーカリストとしてのスタイルに合うと思う。

今後もアメリカでのミュージカルと日本での音楽活動を両方頑張っていく様子。応援したいなぁ。

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2008年11月11日 (火)

ヨツドモエ!{森川アキコ/戸田和雅子/mitatake/鈴木晶久}@下北沢mona records(2008/11/10)

久しぶりのライブは下北沢mona records森川アキコの企画イベント。先日のイベントライブで共演した戸田和雅子のほか、mitatake鈴木晶久という男性のギター弾き語りアーティストを加えてのイベント。

出演者が全員ギター弾き語りになっていて、一応それぞれが自分の持ち時間を持っているものの、互いをゲストに迎えて自在な編成での演奏をしていた。ギター4本のユニゾンなんて凄い曲もあったな。弾き語りだから当然だが転換時間もほとんど無く、2時間半ほどの時間の割りに密度の濃いイベントだった。男性陣はいずれも初見ながらなかなかの演奏を聞かせてくれた。

そして森川アキコ、こういう他のアーティストと聴き比べやすいイベントでは声が際立つ。上手いからというだけでなく声や表現が弾き語りに向いているんだよなぁ。もう少しアグレッシブに活動してくれればいいのに、欲が無いのか…。

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2008年10月23日 (木)

Octorber Song Book'08{川崎萌/伊藤サチコ/拝郷メイコ}@赤坂グラフィティ(2008/10/19)

出張から帰ってきてやっと一息。久しぶりに日本語の歌が聴きたいなぁ、と思い、赤坂グラフィティの女性SSWのイベントに。最初に登場した川崎萌はとてもフレッシュな印象。下手とかぎこちないとかではなく、人前で歌うことにすれていないというか。曲もとても素直な感じだった。

次の伊藤サチコ。名前は以前から知っていて、ライブで聴いてみたいと思っていたアーティスト。思っていたよりもちょっとタイトというかクールな歌で少し意外。ピアノ弾き語りだったんだけれども、バンド編成のほうが似合うんじゃないかな。

トリは拝郷メイコ。彼女のライブは5月のワンマン以来だからもう半年ぶりくらいになるのか。新曲も2曲披露し、イベントなのにアンコールまでやってくれて満足。

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2008年9月27日 (土)

ゆるやかな接点Vol.5{ヨシンバ/森川アキコ/戸田和雅子}@下北沢440(2008/09/23)

ずいぶん久しぶりの森川アキコのライブ。もともとあまりライブの本数の多くない人で、しばらくそのライブがことごとく出張にぶつかっていたのだ。今日は見ないとなぁ、ということで北陸旅行を早めに切り上げて帰ってきた。

会場は下北沢440CLUB251の系列のハコで、同じ建物の1階に入っている。カフェスタイルの大人の空間、という話は聞いていて、以前から来てみたかった。実際ゆったりした空間で座って聴けるのが嬉しい。あえて言うなら料理がもう少し充実していればなお嬉しいのだが、そこまで言うと贅沢かな。

今夜のイベントはヨシンバが主催。森川アキコと戸田和雅子という女性シンガーソングライターをホストするという趣向になっている。森川アキコのバンドライブは久しぶりなのだが、記憶にあるよりもまろやかな、極上のカフェミュージックになっていたのにはびっくり。セッションするバンドメンバーでこれほど印象が変わるものだとは。戸田和雅子は今回初めて見るアーティストで、強くてまっすぐな声が魅力的だった。前半はこの二人の女性アーティストが中心で、バンドセッションのほかにもギター弾き語り、女性二人でハモるセッションなど多彩。

後半は基本的にヨシンバのセットで、女性をコーラスに迎えた曲を数曲。2時間半ほどの充実したライブだった。座席もゆったりしているし、大人のポピュラーミュージックという言葉がふさわしいイベントだったな。また来てみたい。

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2008年9月 1日 (月)

日倉士歳朗&荏原和弘@綱島Blue Corn Cafe(2008/08/30)

ブルコンにはずいぶんとご無沙汰してしまった。ここしばらくずっと出張やら帰省やらで週末が潰れていたからなー。今日は雨も降ってちょっと厭な天気だったのだが、どうにも懐かしくなり出かけてしまった。

今夜の出演の日倉士歳朗荏原和弘2月に見たときに次いで2回目。この店のライブに外れがないのはいつも書いているとおりだが、今夜はいつも以上にすごい。酒のお供にご機嫌な、という形容が失礼なほど、熱くて見事なブルーズギターを聴かせてくれた。

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2008年7月28日 (月)

榎本まどか@渋谷KABUTO(2008/07/25)

贔屓にしているミュージックバー、綱島Blue Corn Cafeのスタッフ榎本まどかさんからライブ告知を貰った。ここ数回のライブは見にいけなくて残念だったので、今回はなんとか時間を作って出かけてきた。

会場は前回見たときと同じ渋谷KABUTO。イベントの最初から見に行くつもりだったのだが急な仕事が入ってしまい。ハコに着いたのは一つ前のアーティストの持ち時間が終わるところ。V-Guysという男性ボーカルユニットで、楽しそうなライブをやっていた。

彼女の出番はトリ。ギター弾き語りでサポートにもう一本のギターとベースを引き連れた3人編成だった。ちょっとレゲエっぽい格好が夏らしい。前回見たときはRavenというユニット名義で、今回個人名に変えたのは思うところがあってのことだろう。前回よりもやりたいこと歌いたいことがくっきりしてきた気がした。歌詞は僕の趣味・感性からすると素直すぎるところがあるように思うのだが、それは今のメジャーの若手アーティスト全般にも感じていることであるので、オッサンとの世代の違いなんだと思う。歌がきちんと上手いなー、というところはもちろん前回と変わらず。

いいライブだったし、これからも応援したいなー。

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2008年7月21日 (月)

タマコウォルズ@赤坂グラフィティ(2008/07/17)

タマコウォルズの名前は森川アキコのサポートに入っていた縁で知った。きっといい感じのライブをやるバンドなんだろうなーと思っていたのだが、今日赤坂グラフィティでワンマンライブをやるのを見つけ、開始時間も調度良かったので出かけてみることにした。

サポートに来るのは2人だったがフル編成のタマコウォルズは6人組。ギターボーカルにギター、ベース、ドラム、キーボード、パーカッションという手堅い編成。大人のギターロック、という感じのバンドなのだが、2部構成の前半はいたってポップな曲が中心で、後半はファンクでグルーヴィーに雰囲気をがらりと切り替えた。捻りの無い表現になってしまうが上手いなー余裕あるなーというのが印象で、考えてみたらこういうちゃんとした大人のロックは久しぶりに見るかもしれない。機会があればまた見に来たいな。

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2008年7月16日 (水)

キタロー&タツミ@綱島Blue Corn Cafe(2008/07/13)

ふだんは金曜・土曜にライブをホストしているブルコン。今日は日曜日なのにライブが入っていたので、買い物ついでに立ち寄ってみた。マスターによると今回は地元のプレイヤーが日曜日を指定してブックしたそうで、今後日曜日もライブを入れていくというわけではないそうだ。

ライブは和洋のフォーク、ブルースをとりまぜたもので、それ自体は悪くもなかったんだけど、プレイヤーの態度が気になった。まぁ、キャリア豊富な先輩ミュージシャンにサポートしてもらい、なおかつ客のほとんどが知人という状況では照れくさいという気分はわかるし、そんなライブでも発表会ではなくチャージを取る一般向けなのが嬉しいし憧れだというのも理解できるのだが、それがあまりに表に出ちゃうのは、ねぇ。

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2008年7月12日 (土)

mouve@六本木vanilla mood(2008/07/06)

vanilla moodは六本木ヒルズのすぐ北、乃木坂トンネルの入り口近くにあるミュージックバー。僕のジョギングコース沿いにあり、ライブをやっている店なんだろうなぁとは以前から思っていたのだが走り終わるとチェックを忘れてしまいなかなか確認できなかった。昨日思い出して検索してみたらほぼ毎晩ライブを2セットやっているようで、じゃあ様子を見てみるかと思って出かけてきた。客席は20人も入れば一杯になる小さな店だが、演奏スペースは一応バンドが入れるくらいは取ってある。

今夜の出演はmouveという女性ボーカルのバンド。ボーカルにピアノ・ベース・ドラムという標準的な編成で、ジャズやソウルのカバーもやったのだけれど、オリジナル曲がかなり良かった。ノワールな感じの大人のポップスで、NYでは好きだったんだけど日本ではどこに行けば聞けるのだろうと思っていたのだが、ちゃんと演ってる人はいるんだな。全然事前知識無しだったのでかなり得した気分。

帰り道だしチャージも手頃だし、簡単な食事もできてライブの時間もちょうどいいという使えそうな店。これからスケジュールに気をつけよう。

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2008年7月 7日 (月)

大倉山水曜コンサートVOL.1138@大倉山記念館(2008/07/02)

今夜の大倉山水曜コンサートは声楽。メゾ・ソプラノ歌手の青木さおり氏とピアノ伴奏の田中知子氏で、歌曲とミュージカル楽曲を披露した。この編成・内容って結構よくあると思ったのだが考えてみると自分で足を運んだことはあまりなく、とても楽しむことができた。

しかし、最近出かけているライブってこの大倉山水曜コンサートとBlue Corn Cafeばかりだな。ちょっと新規開拓しないと。

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2008年6月28日 (土)

ココロの琴線#13@赤坂グラフィティ(2008/06/25)

しばらく続いていた出張&飲み会の日々が一息つき、ようやくライブに出かける余裕が出てきた。いくつか行きつけのライブハウスのスケジュールをチェックしてみて、今夜は赤坂グラフィティが女性ボーカルイベントのようだ、というので出かけてみることにした。

最初の出演は石井里佳。昔Peachyという芸名でアイドルをやっていた人で、Perfumeのライブ曲スーパージェットシューズのオリジナルを歌っていたと言った方が通りがよいだろうか。今のビジュアルはアイドルしているわけではなく普通に雰囲気のいい女性ボーカリストなのだが、曲がオーソドックスながらも観客をエンターテインしようという気分が伝わってくるのは彼女のキャリアに関係があるんだろうか。

二人目はあずままどか。元気印のガールポップ、という煽りが似合うギター弾き語り。ワンマンライブだったら引き出しの少なさを感じるかもな、とは思ったが、イベントの持ち時間だと勢いに身を任せて楽しく聞くことができた。

次のR・2は男性ピアノと女性ボーカルの二人組。大人のポピュラーミュージックで、歌に加えてトークも軽妙な大人のトーク。ニューヨークのキャバレーショウを思い出した。日本でもこういうライブアーティストへの評価がもっと高くていいと思うんだよな。

最後の登場が中島有紀。この人が今日一番の当たりだったかな。歌唱力もさることながら、楽曲の幅やスケール感など、ちょっと新人離れしている。もう少ししたら色々なところで名前を聞くようになるかも。

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2008年6月11日 (水)

青山ピアノナイト第三夜@月見ル君想フ(2008/06/08)

この週末はシカゴへの出張疲れと時差ボケで死んでいるかと思っていたのだが、帰りの便でゆっくり寝れたのと土曜日に体を動かしたのが良かったらしく、今朝にはすっかり体調が回復していた。長く抱え込んでいた原稿にもめどをつけたので、夕方には近所でちょっと音楽を聴こうかと久しぶりの月見ル君想フに。今日はタイトルの通りピアノのイベントで、九夜連続の3日目のようだ。

最初の登場はcoet cocoeh。女性のピアノ弾き語りで、このハコに出るアーティストなのできちんと上手かったのだが、もう少し何かひっかかってくるものがあっていいかな。

二番手は矢野絢子。彼女がピアノとボーカルで、加えてバイオリンが入っている。彼女の名前は知っていたけれど楽曲を聴くのはこれが初めて。声質が印象的で、良い意味で通俗的な、たとえばNHKみんなのうたのボーカリストのような声。楽曲や歌詞の世界が通俗的というわけではなく、結構激しい曲、ヒリヒリするような世界観だったりするのだが、声のかすかな泥臭さがそれらにリアリティーを与えている。確か一度メジャーデビューして今インディーでやっている人だと思うが、もっといろいろな場で活躍できるんじゃないかな。

トリは野狐禅。こちらも名前だけは聞いていたけれど…、というアーティストで、目にした記事などの印象でなんとなくオルタナ系かと思っていたのだが、実はフォーク、それもかなりの70年代どフォークだった。が、ピアノナイトとタイトルがついている今夜のに出てくるだけあって、ギターボーカルとピアノの二人組。このピアノがタネで、フォークなギターに野太い声というともすれば時代遅れに野暮ったくなりそうな要素に、今のポップスとして通用する空気を加えている。これもいいアーティストだなぁ。何気なく足を運んだイベントだったのに、非常に当たりのアーティストが続いて満足。

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2008年6月 1日 (日)

井上としなり@綱島Blue Corn Cafe(2008/05/31)

今夜はブルコンでライブ。帰省や旅行で週末がしばらく潰れていたので結構久しぶりになってしまった。酒と料理と会話を楽しみながら音楽を聴けるこの店はやっぱりいい。

今夜の出演は井上としなり。ブルーズやスタンダードナンバーでけではなく、ボサノバや日本のややマイナーなフォークなど選曲が多彩だ。どの曲もほのかなユーモアが利いていて、それがまたバーというシチュエーションに合う。この店のライブはほとほと外れがないなー。

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2008年5月31日 (土)

Every Little Thing@NHKホール(2008/05/30)

去年の夏以来久しぶりのEvery Little Thingのライブ。前回のワンマンは10周年記念というちょっと特殊なライブだったのだが、今回は普通にアルバム「Door」のレコ発ライブ。Doorは買ったし何回か聴いたがあんまりキラーチューンは無い印象だったので、どんな感じになるのかなー、と思いつつ足を運んだ。会場はNHKホールでここでのコンサートを見るのは今回が初めて。ここで紅白歌合戦をやっているわけだが、ステージは3階席から見る限りは案外狭い。小林幸子のあの衣装とかはどうやってセットアップしているのだろう。

さて、今日のコンサート、Doorを中心に最近のアルバムの曲が中心で、少しだけやった昔のヒット曲のうちTime Goes Byはアコースティック、アンコールでDear My Friendsはやったがラス前で締めはgladiolusだった。それでいてちゃんとメリハリのある選曲で、途中のアコースティックセッションはしっとりと、後半のアッパーな曲はガンガン盛り上がっていた。すごくいいライブで、このあたりのステージングはやっぱりベテランならではだなー、というか90年代後半の邦楽が一番元気だったときに売れていたアーティストは、それからの10年で音楽性が変わったとしても、成功したという自信がどこかに出るんだろう。PUFFYのステージを見てもそんなことを感じる。

しかしもっちーもいよいよ三十路なんだねもっちー。アホになる気はあんのかお前らーっていうのは二十歳そこそこの小娘が言うからシャレになるのであって三十歳の大きいお姉さんが言うと男前すぎるよもっちー。まぁ、三十歳になってもお綺麗でなによりです。これからも素敵な音楽とライブを期待。

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2008年5月28日 (水)

ナナカイ☆レディースデーVol.22@渋谷 7th FLOOR(2008/05/27)

今日は午後に埼京線沿線で仕事があって直帰。東急ハンズで買い物をする予定もあったので、渋谷で何かライブを見て帰ろうか、と思って調べてみたら、2月に見た女性シンガーソングライターイベント、ナナカイ☆レディースデー7th Floorで開催されているのを見つけた。座って見れるしちょうどいいな、ということで出かけることに。

オープニングアクトのteraと1番手の手塚幸は、どちらも悪くは無かったんだけれどやや印象が薄い感じ。女性で弾き語りでちょっとシリアスな感じで、というところから踏み込みきれてない気がした。どちらも体調が万全でないみたいなことを言ってたので、あるいはそれでなのかもしれない。

2番手の芙咲由美恵は前回も出演していた。そのときはあまり強い印象が無かったのだが、今回はいい感じの佇まいだな、という感じを受けた。それほど音楽性が変わったわけでもないはずなのだが、不思議だ。前回びっくりした会場からのお題でアドリブというのは今日もやっていて、お題が一つ増えていた(笑)。「山」「ニューヨーク」「ふとん」という3つで、ちょっとバラバラだけに堅めにまとめたな、というのはあるが、ふんわりした印象に反してずいぶんステージ度胸のある人なんだろうなーと思う。

トリは二村佳代子。いかにもギターをかき鳴らして唄いそうなロックなお姉さんで、歌も見かけどおりのもの。Blue Corn Cafeでやってそうな音で、当然僕の好みなのでとても楽しめた。

今回は席に余裕があったこともあり、7th FLOORやっぱいいハコだなと思った。もうちょっと足を運ぶ回数を増やそうかな。

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2008年5月25日 (日)

Porto Norte@大倉山記念館(2008/05/24)

今日は大倉山記念館で昼間にボサノバのイベントがある。ボサノバも最近聴き始めるようになった音楽で、インターネットラジオ局SKY.fmに専門チャンネル(Bossa Nova Jazz)があり昼間にかけっぱなしにしておくのにいい感じなので週末は昼間ずっと流している、ということもままある。ちなみにこのチャンネル、選曲の幅が狭いのが難点で、だいたいイパネマの娘が30分に1回、ワン・ノート・サンバが1時間に1回流れる(さすがにアーティストは違うが…)。もうちょっと幅広い選曲をしてくれれば良いのだが。

さて、本日のコンサート、開始時間は午後2時。以前にここでやはり土曜午後にジャズコンサートがあり、そのときは出かけてみたら売り切れだったのだが、今回は8分の入りながら当日券があり入場することができた。本日出演のPorto Norteはギター福井伸治、ボーカル後藤春香のデュオ。ボサノバの定番曲のほか、ジャズスタンダード曲のボサノバアレンジ、そして荒井由美など日本のポップスも少し、という、この時間枠ならこうかな、という選曲。今までインターネットラジオだけで聞いていた曲を生で聞けたのは良かったし、ちゃんと上手かったしで土曜の午後の過ごし方としては上々だった。あえて一つ言うならMCというかショウの進め方かな。どうもボーカルの人はギターの人の生徒らしく、ショウの中での会話でも相手を先生扱いしていたのがちょっと違和感。チャージを取るステージなんだから、ちゃんと客のほうを向いている姿勢はMCの時でも意識してほしいものだ。

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2008年5月23日 (金)

バ・ナ・ポ・ダ・ニャ・ホ@南青山MANDALA(2008/05/22)

4月末から色々あってあまりライブに行けていない。仕事だけが理由じゃない、というかほとんどプライベートが原因なので別に愚痴をこぼすような話でもないのだが、やはり生の音楽をゆっくり聴かないと精神的に持たなくはある。今日はライブに行けそうなので色々なハコのサイトをチェックしてみると、南青山MANDALAでシャンソン歌手3人のイベントライブがあるそうだ。そういえばシャンソンって生で聴いたことがないなー、と思い、出かけてみることにした。

本日の出演は花木さち子サカイレイコソワレ(男性)。女性二人も花木さち子はどちらかと言えばクールな印象なのに対して、サカイレイコは情念たっぷりに歌い上げるタイプと好対照。楽曲もシャンソン曲とオリジナル曲が半々ぐらいと、バラエティに富んだ内容だった。シャンソンは音源で聴いたこともほとんど無いと思っていたのだが、結構聞き覚えのある曲が出てきたのには驚いた。何気に格好良い曲が多いし、ちょっと聴き始めてみようかな。

入替こそ無かったが途中に休憩を挟んで2セットという形を取った本格的な内容。ショウとは直接関係は無いがそれほどギュウギュウでは無かったので念願のマカロニグラタンも食べることができた。かなり満足。

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2008年5月 7日 (水)

拝郷メイコ@南青山MANDALA(2008/05/06)

拝郷メイコワンマンライブ2Days二日目。通し券を買っていた客が多いらしく客の入りも雰囲気も一日目とほぼ同じ。今日はハセガワミヤコがゲストで出演し、ピアノを弾いたりデュエットしたり、スペシャルで彼女の持ち歌も一曲披露していた。ライブ全体の雰囲気は昨日とは極端には違わず、何曲か重なっているセットリストだったが、昨日よりはアッパーな曲が少し多かったかな。とてもいいライブで連休の夜を二日続けて潰した甲斐は充分以上にあった。

ライブが終わってから気付いたのだが、今夜はギター2本にパーカッション、ピアノ、キーボードという変わった編成。演奏中は不自然な印象は受けなかったが、なぜ?

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2008年5月 6日 (火)

拝郷メイコ@南青山MANDALA(2008/05/05)

拝郷メイコ今年初めに見て以来かなり気になっているミュージシャン。先日イベントライブを見に行ったとき、ワンマンライブを南青山MANDALAで、しかも2Daysやるという情報を見つけていた。連休中だから見ようとすると帰省を途中で切り上げないとなぁ、とか考えたのだが、きっとワンマンを見ておかないと後悔するだろうからチケットを買うことに。チケットは早々にソールドアウトし、当然だが店内は立見は出ないけれど満員。メニューにあるマカロニグラタンを注文するチャンスはまた今度になってしまった。

この南青山MANDALA、こういう女性ボーカルのライブをやると映える。前回の藤子のときも思ったけれど、内装や照明がしっとりとしているし、音響も結構女性ポップス向けなのではないだろうか。もちろん今回のライブも例外ではなかったのだが、いままでここで見た他のアーティストと違ったのはシンガーソングライターとしての現役感。良い音楽を届けたい、と言うだけでなく、歌詞も含めて伝いたい世界があるんだということがライブに緊張感を与えていた。

最近のライブでの勝負曲は今日全部出してしまったと思うのだが、2Days二日目の明日はどういうセットになるんだろうか。楽しみ。

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2008年3月26日 (水)

森川アキコ@青山LOOP(2008/03/25)

ちょっと久しぶりの森川アキコのライブ。今週はバタバタしているのだけれど会場が近いので出かけてみることにした。

その会場は青山のLOOP。渋谷と表参道の間、こどもの城の反対側のビルの地下にある。入ってみてまず狭さに驚いた。立ち見も含めて20人も入れば満員になってしまう。その割にバーが別の部屋になっていたりと作りがよく分からない。立地を考えると素直にバーにでもしたほうがよほど良いと思うのだが、オーナーの趣味なのか、あるいはライブハウスにしかできないような素人には理系できない理由があるのか。

本日はイベントで、森川アキコの出番から参加。今日はギターの弾き語りで新曲も無し。お楽しみのMCも時間がないのでということでほとんど無かったのでネタ的にはあまり書くことはない。でも彼女の声は久しぶりに聴くとやっぱりいいなぁ。

次に出演したのはeartというバンド。スリーピースに女性ボーカルという標準的な編成で、アーバンな雰囲気のポップスを演奏していた。出てそうな雰囲気のハコでいうと月見ル君想フ。決して悪くはないのだが、CDを売るには後少し何かが欲しい、という感じ。

最後はサトウコウジ。こちらはギターボーカルのスリーピース。アコースティック編成でドラムの代わりにパーカッションなので(これはeartも同じ)独特の雰囲気になっているが、ふつうの編成だと結構渋谷系の香りがしたりするのではなかろうか。面白そうな音楽をやっている人かも、という雰囲気は伝わってきた。名前を覚えておこう。

各バンドの持ち時間は25分、セットチェンジが10分。なのでここまでで1時間半。こういうテキパキしたライブって気持ちがいいな。このハコはいつもこういう感じでやってるのならまた来てみたい。

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2008年3月 4日 (火)

カヒミ・カリィ@東京文化会館小ホール(2008/03/02)

カヒミ・カリィ。DMCネタに走りたいところだが別にネタで見に行ったわけではないので我慢。もともとは渋谷系の歌姫という認識しかなくてそれほどの興味は無かったのだが、比較的最近のアルバムTrapezisteは良いよ、という記事を目にして聴いてみたらこれが出来の良いアルバムで、これならライブも行ってみないとなと以前からチャンスを狙っていた。

会場は上野の東京文化会館小ホール。ここは本来はガチガチのクラシックの会場だそうで、今回のライブはあえてそこでポップスのライブをやってみたい、という趣旨の5夜連続のシリーズの一部らしい。それだけの格のホールらしく作りはしっかりしていて、キャパ600人の最後列なのにステージからの距離を感じさせない。音響については言うに及ばず。

Trapezisteの感想からフリージャズのテイストが強いライブになるのかなと思っていたが、ボーカル、ギター。ベースのみというシンプルな編成からか、The Stoneあたりで似合いそうなエクスペリメンタルでアーシーなポップ、という感じに仕上がっていた。ウィスパーボイスなのだがアンニュイでもノワールでもなく、かといって無機質でもないというのは僕にとっては結構初めての体験。伴奏のプレイヤーの技量もすばらしく、知っている曲が無かったにも関わらず2時間があっと言う間に過ぎてしまった。

あんまりライブをやるタイプのアーティストではなさそうだが、おすすめ。僕と同じように妙な先入観のある人もぜひチャンスがあれば聴いてみて欲しい。

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2008年2月17日 (日)

日倉士歳朗&荏原和弘@綱島Blue Corn Cafe(2008/02/16)

隔週の綱島Blue Corn Cafe。本日は今までに無いほど満員で、何とカウンター席まで全部埋まっていた。客層は悪くないのでマナーの悪い奴が騒ぐとかそういうことは無いのだが、かなりステージから離れた席にしか座れなかったのと、どのスタッフも慌ただしく働いているのでちょっと話しかけづらかったのが淋しい。いや良い店だし応援しているので流行ってくれるのはとてもとても嬉しいことなのだが。

本日の出演者、日倉士歳朗荏原和弘は今回がはじめて。このハコの出演者のコンセプトが統一されているのを改めて感じる。これなら思い立った日にぶらりと来ても裏切られることはまず無いだろう。もちろんプレイヤーごとの個性の違いはきちんとあって、聞けばちゃんと分かるのだが、僕としてはそれほど聞き込んでいるジャンルでも無いのでうまく説明できないのがもどかしい。そのうち表現力がついてくると思いますので…。

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2008年2月10日 (日)

flower voice scene.37@表参道FAB(2008/02/09)

flower voiceはFABがホストしている女性ボーカリストの隔月イベント。今回は以前に見て良かった拝郷メイコ辻香織、名前は見かけていたが実際に聴いたことが無かったハセガワミヤコSHUUBIなどが出ているというお得なイベントだったので、当日券が売り切れなんて目に遭わないようにローソンチケットで前売券を買っておいた。当日会場に出かけてみると身動きも出来ないような超満員。MCを聴いてみると、かなり出演者・観客共に思い入れのあるイベントで、しかも今日の出演者全員が以前にイベントホストだったことがあったそうで、それがこの集客の原因だったらしい。

そんなわけで、客席のノリも良く出演者のテンションも高い、しかも出演者の間に大きな知名度や実力の差が無いライブだったので最初から最後まで盛り上がった。6時半開始で終了が11時という長丁場を感じさせない内容。

どのアーティストもいつもよりアガった演奏でかつ実力以上のものを出していた感じで、その分ふだんの芸風や実力はちょっと見えにくかったかも。以前に見たことのある拝郷メイコと辻香織については以前の印象とは基本的には変わらないが力の入った演奏をしていたのが伝わってきた。初めて演奏を見る残りの三人もそれに負けない熱演。ハセガワミヤコはほぼ記事やイベント相手から想像していたとおりの内容だったが、SHUUBIは思っていたよりずっとロック寄り。事前に知識が無かった池田綾子は、特に声量や音域などの基礎体力が凄い。最近はこの手の歌唱力のある人はポップスではなくR&Bの方に行くのでちゃんとポップスを歌ってくれているのは嬉しい限り。

アンコールでは参加者5人がステージに集まり、一曲目はあえてそれぞれが苦手な楽器を持ってのお遊びのギャルバン、2曲目は今回のホストSHUUBIの曲を全員でコーラス。

ともかく、生で音楽を聴く醍醐味を存分に感じさせてくれた良いライブだった。なかなかこういうライブは探して行けるものではないけど、当たってみると本当に楽しいものだ。

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2008年2月 5日 (火)

ナナカイ☆レディースデーVol.18@渋谷 7th FLOOR(2008/02/04)

日曜の夜にブラウザでライブハウスのリンクを整理していたら、今夜7th FLOORで元ハートバザールの五月が出るイベントがあるのを見つけた。彼女もここしばらくノーマークだった、というか活動休止していると思っていたのでかなりびっくり。月初でバタバタしていたのだが何とか会場に駆けつけた。

会場に着いたときに歌っていたのは依布サラサ井上陽水の娘さん、ということでフライヤーに載っていた記事を記憶していた。実際に生で見て歌を聴いてみるとそんな煽り文句なしでも普通に良いシンガーだと思う。ルックスと歌との組み合わせで僕はつじあやのを連想したが、彼女よりはコケティッシュな印象があるかな。まだあまりライブはやったことが無いとかで、これからが楽しみ。

次に登場したのはThe 606。女性ボーカルの4人バンドで、初めて聴くのだが結構僕好みの音を出す。ボーカルの声質とちょっとひねくれた楽曲の組み合わせが、どことなくハートバザールを思い起こさせる部分があって懐かしかった。

続いたのは芙咲由美恵。割と普通のボーカリストさんかなー、と思って聴いていたのだが、ライブの後半で会場からお題を貰ってアドリブで曲を作ります!というのでちょっとびっくり。「チューリップ」と「出会い」というテーマで曲を作り、なかなかの出来だった(もちろん歌詞付き)。ジャズやキャバレーでは時々見たことはあるがポップスでは初めて。やるなぁ。

ラスト手前はつるうちはな。彼女への感想は以前書いたとおり。もうガールポップ馬鹿としか言いようが無い。最高!

で、ラストが五月。

僕は以前にこんなことを書いたことがある「この日記を読んでいる方には自明のことだが僕はよくライブハウスに足を運ぶ。座って聴くことができてセットが短いジャズクラブはともかく、時間の見当が付かず、セットチェンジで1時間近くぼんやり待たされ、おまけに立って見るしかないロック系のライブはこの年になると正直辛い。じゃぁ何で出かけるのか、と正面切って聞かれると実は困る。ただ、聴き手としての醍醐味と言うものはある。その最たるものは、アーティストの変身の瞬間に立ち会うことだろう。何十本に一本という確率だし、事前に予想できるものでもないのだが」。

僕にとって、その原風景となったライブがハートバザールだ。2001年9月15日の仙台 CLUB ennでのワンマン。もちろんそれ以前からファンだったし、だからこそわざわざ仙台まで足を運んだのだが、それまで斜に構えた「不思議ちゃん」的なイメージだったのに、このライブではまるで人が変わったかのようにまっすぐな歌を歌っていた。この後に出た唯一のメジャーアルバム「さいはて」、そしてラストシングル「アイ」は今でも名盤だと思っている。ハートバザールは結局翌年の春に解散してしまうのだが、ニューヨークに着任していた僕はわざわざ解散ライブのために帰国した。5年間ニューヨークにいたがライブのために日本に帰ったのはこの時だけだ。

その後、五月のインタビュー記事などを読み、彼女が鈴木玲史の作りこんだ壮大な楽曲ではなく、自分で書いた曲に自分の詩と声を乗せたいために解散を選んだ、ということを知った。彼女がその後に組んだバンドであるハッカは帰省とスケジュールが合ったので一度ライブを見に行き、音源も通販で買ったのだが、「方向性は分かるけどまだ結果は出てないな」と思ってそのままになっていた。後は最初に書いたとおりで、2006年の末に音楽サイトで活動を休止するという記事を見かけていた。

で、今日のライブ。冒頭に「今日は五月の最後のライブなので精一杯歌います」というMCが。昔からこういう寒いMCをする人だったので今回もそうなのか、と思っていたら客席の誰も笑わず食い入るようにステージを見つめている。そうか。そうなのか。

弾き語りで始まったライブには途中からハッカ時代のメンバーが入りバンド編成に。聴いていて何となく「あぁ、届かなかったんだね」ということを思った。ennで見えて、あぁこれを追いかけるんだと思って、だけれども結局見えたものを掴むことはできなかった。芸術だものな、見えたものを掴めなかったのが不幸、ではなく、7年かけてなお届かなかったものを確かに見たことは幸せ、だったのかもしれない。まるでベテラン野球選手の引退試合のように端然と歌い、端然とステージを終えた。イベントなのにアンコールがあり、最後に「ハミングバード」を。

なんというか、最後のライブを見ることができて良かった。彼女のこれからの人生に幸あれ。

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2008年1月28日 (月)

The Meets@新宿Lennon House(2008/01/26)

The Meetsは友人が参加しているバンド。といっても彼はプロのミュージシャンではなく、このバンドはビートルズのコピーバンド。世間で言うオヤジバンドというやつになる。今度ライブやりますという告知を貰っていて、彼の勇姿をみてあわよくばちょっと冷やかしてやろうというのと、あとは最近マスコミを賑わすオヤジバンドを実際に見てみたい、というので足を運んだ。

会場は新宿Lennon Houseという店。プロのステージはホストしないというコンセプトで、今回のようにアマチュアバンドのライブを入れたり、ライブの無い日でも客の興が乗ってくるとセッションを始めたり、ということでやっているそうだ。客席は補助椅子を出しても20人入って目一杯。

Tomoさんはじめバンドメンバーは全員スーツで登場。僕はビートルズの良いリスナーではなく、アルバムもちゃんと聴いたことはないのだが、それでも知っている曲が過半数で驚いた。やっぱり偉大なバンドなんだね、ビートルズ。

で、オヤジバンド、とても上等な大人の遊びだと思った。カバーバンドではなくコピーバンドなので基本的には表現に対する評価は無いのだが、コピーならではの楽しみ方というのが結構あることに驚いた。コスチュームにしてもスーツだけではなくブーツにまでビートルズブーツというのがあるそうで、演奏にしてもこの曲はこのライブでの感じを狙おう、とかいうのをワイワイガヤガヤやるらしい。いいねえ、僕もトロンボーンをもう一度始めてみたくなったな。

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2008年1月24日 (木)

土岐麻子@duo MUSIC EXCHANGE(2008/01/24)

一年ぶりの土岐ちゃんのライブ。確かニューヨークから帰国して最初に出かけたライブだったんだよなー。時の経つのは早い。今回のライブは去年に開催を知ったときには売り切れていたのだが、先週何気なく再チェックしたところ残席が出ていたのであわてて購入。

ライブは去年から随分良くなっていた。前回は結局どういう曲を歌いたいのかが今一つピンと来ない部分があったのだが、今回はAORなシンバルズという感じでコンセプトが統一されていて、そのものズバリの曲からちょっとイメージをずらした曲(アンコールでは"Take Me to the Ball Park"とかやった)まで、飽きさせないセットリストだった。コンセプトには「結局それかよ」と思う部分もちょっとはあるけど、似合ってて本人が納得しているならそれが一番だよね。もう伸びしろ充分で荒削り、って立ち位置でもないんだし。

大人のおしゃれな音楽を演るアーティストというポジションをすっかり確保した感じ。これからも安心してライブを見に行けそう。あと、そろそろスタンディングじゃない方が嬉しいな。duoも大人向けのハコではあるけれども…。

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2008年1月20日 (日)

The Gate 7@渋谷KABUTO(2008/01/18)

先日Blue Corn Cafeに行ったときにマスターから「こんどスタッフのもっちゃんがライブをやるんですよ。良かったら聴きに行ってやってください」とフライヤーを貰った。せっかくなので出かけてみることに。

会場は渋谷のKABUTOというライブハウス。道玄坂をずーっと登っていった先にある。今まで来たことはないのはもちろん存在すら知らなかったが中は結構広いちゃんとしたハコで、渋谷の音楽シーンは厚いと感動してしまった。

もっちゃんことRAVENは最初に登場。ギターの弾き語りでもう一人がギター。途中にブルースハープのサポートが入った。こんな経緯で聴きに来たのでそれほど気合は入れてなかったのだけれど、歌を聴いてびっくり。上手いじゃないか!1月に入って弾き語りのアーティストのイベントが続いていたが、それらのアーティストに全然負けていない。これだけきちんと歌えるということはよほどきちんとボーカルトレーニングを受けたのだろうか。一つキラーチューンを作ることが出来れば、あるいは行けるかも。

他に2アーティストを聴いて帰ってきたがどちらも上手くて満足。寒い中出かけたが予想以上に良いイベントだった。

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2008年1月19日 (土)

フロミズワンダーズ@綱島Blue Corn Cafe(2008/01/12)

1ヶ月ぶりの綱島Blue Corn Cafe。綱島に散髪に来たついでに綱島ラジウム温泉に入り、暖まってから綱島Blue Corn Cafeに行くというのがすっかり癖になってしまった。繰り返しになるが綱島に住んでいるときにこの店を知っていれば…

今回の出演はフロミズワンダーズ。初めてのアーティストで、かつBlue Corn Cafeで見る二組目のアーティストになる。アーリーアメリカン的な雰囲気の酒場で聞くにはこれ以上は無い、というタイプの音楽で、出演者をきちんとしたコンセプトを持って選んでるんだなー、というのが分かる。もう一組二組見て、ほんとに僕が思っている通りなのか確かめてみたい。

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2008年1月12日 (土)

January Song Book’08@赤坂GRAFFITI(2008/01/11)

先週末に引き続いて赤坂グラフィティ。今夜は混雑はそれほどでもなくゆっくりと食事をすることができる。せっかくテーブルのあるハコなんだから音楽と食事は両方ゆったり楽しみたいよね。

今回も前回と同じく4アーティストの出演。前半の2組はバンド形式だったのだが、悪くなかったもののさほどの個性は無かったのでコメントはパス。

3番目の登場は森川アキコ。今回は弾き語りではなくサポートのギターと二人で登場。僕ややっぱり彼女の声にはバックの音が厚めの方が似合うと思うなー。毎回お楽しみのカバー曲は今回は何とアニソン。トムソーヤの冒険のテーマ曲「だれよりも遠くへ」で、意外感というか違和感はそれほど無かったけれど感じの良いアレンジになっていた。

トリはセレンという男性シンガーソングライター。彼も非常に当たりで、繊細で詩的な歌と演奏を聴かせてくれた。男臭いシンガーも好きなのだが、こういうタイプの方がストライクゾーンに近いかな。しかし最近シンガーソングライターの方が自分の好みにしっくり合うようになってきた。歳だろうか。

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2008年1月 7日 (月)

新春艶姿’08 Special 3days@赤坂GRAFFITI(2007/01/06)

新年2つ目のライブは赤坂グラフィティ。ここは食事が出来るので楽しみに出かけていったら、会場は身動きできないほどの満員。一応座れたし机の前だったので食事は出来たのだが、腕を動かすたびに周りに触れてちょっと肩身が狭い。

今回のイベントは名前の通り女性アーティストのイベント。ソロ名義でやっている女性アーティスト4組が出演していた。キーボード弾き語りの二人はちょっとピンと来なかったんだけどかといって一言申し上げたいと言うわけではなく単に自分の好みの問題だなーと分かっているのでコメントはパス。悪口のための悪口なんて意味無いもんね。

残り二組のうち一人はcan'no。他の3組は弾き語りだったのだが彼女はキーボード・ウッドベース・ドラムのバックバンドを従えて登場。バックバンドの編成から想像できる通りジャズ・ソウルテイストの強い楽曲だった。日本でこういう曲を歌う人たちは「ディーバ」とか呼ばれてて、僕はそういうアーティストの「私って声出てるでしょ?!」的な表現がちょっと苦手なのだが、彼女はそのあたりさらっと歌えているのが良い。

もう一人は拝郷メイコ。彼女の名前は元ハートバザールの鈴木玲史が作品に参加していたので結構以前から知っていて、一度ライブを見てみたいと思っていた。そこまで思っていて音源を試聴しないのは実に僕らしいのだが、聴いてみると実に良かったのだ。何と言っても彼女の声。透明感があり、それでいて無機質になり過ぎない程度のかすかな癖がある。どこかで似た声を聞いたことがあるな…、と記憶を手繰ったら、「Many Pieces」時代の持田香織だった。結構難しそうな部分も破綻を見せずさらっと歌っており、高い歌唱力も感じさせる。後で調べてみたら彼女は今をときめく歌声合成ソフト「初音ミク」の前バージョンの声(MEIKO)のモデルになっていたとか。さもありなん(アニメ声、という意味ではない。念のため)。あ、ひょっとしたらそれで大きいお友達系の客が多かったのか?それはともかく、楽曲も歌詞の世界観も彼女の声と良くマッチしたもの。しばらくぶりに僕の中で大当たりのミュージシャンかも。

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2008年1月 5日 (土)

仕事始め2008@表参道FAB(2008/01/04)

年末年始は実家に帰省していた。一度くらいは音楽を聴きに行こうかと思っていたのだが、寒いし風が強いしで結局引きこもりに。結局初ライブは東京に戻ってからになった。会場は表参道FAB。近所なのに結構久しぶりになる。マンションから遠出をしたくなかったのだが青山界隈は今日は目立ったライブは無く、消去法でここに出かけることになった。

「仕事始め2008」という名前の通りいい感じにユルくはじまったイベント。ハコのスタッフの宴会芸で始まり、抽選でアーティストの出演順を決めていた。

最初の登場はタナカミドリ。とは言っても女性のアーティストではない。中堅ミュージシャンのお遊びプロジェクト(たぶん)。松崎ナオがメンバーなので「おっ」と思ったが彼女はタンバリンでの参加でバックコーラス程度にしか歌わない。演奏は面白かったな。音自体はそれほど尖がっているわけじゃないけど、いろいろな曲調の曲を混ぜて演奏したのでその意味での印象は広かった。

次に登場したのは辻香織。結構小さな女の子。僕はラッパを吹く女の子も好きだがギターを抱えた(あるいはギターに抱えられたように見える小さな)女の子も大好きだったりする。何と言うか、図書委員の女の子が何かの拍子でバンドを始めてしまう、といった青春映画からそのまま出てきたようなルックスや仕草がたまらない(笑)。そういう印象を与えながらも、演奏はたどたどしくも無いしかといって手馴れたものでつまらない、という感じでもない。彼女のライブはぜひもう一度見てみたい。

残り二人は男性ソロミュージシャン。自分で目当てに見に行くことは少ないのだが、だからこそイベントでの出会いは面白い。TAKIというプレイヤーはギターの弾き語りで日本の歌謡曲(悲しい色やね、とか、サムデイ、とか)を中心にカバー。どういう背景の人なのだろう。CDや次のライブの告知などを一切しなかったから分からなかった。上手いは非常に上手い人で、こういう歌謡曲をこういう形で聴く機会って少ないので良い体験だった。

最後の出番はシオダマサユキというピアノ弾き語りの人。適度な疾走感があり、女性の方が目立ちがちなこの形態で男性らしい個性を出している。今まで名前を聴いたことも無かったのだが、最後の曲までだれずに聴くことが出来た。

ということで、年明け最初のライブに相応しい良いイベントだった。今年も良い音楽に出会えますように。

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2007年12月23日 (日)

藤子@南青山MANDALA(2007/12/22)

前回の書き込みから2週間も間が空いてしまった。書くのをサボっていたわけではなく、この2週間ライブにもギャラリーにもいけなかったのだ。今週は仕事に関係無い飲み会が続いたからなので自業自得なのだが、ライブを2週間見に行けないと結構精神のバランスが悪くなる。

今夜のライブは南青山MANDALA。今のマンションから徒歩3分ほどの非常に便利な場所にあるのだが、引っ越してからはスケジュールが合わず行きそびれていた。食事も出来るしあまりピンと来ないライブでも出かけてみるという手もあったのだが、そういう使い方をするにはちょっとチャージが高いんだよなー。

で、今夜の出演は藤子。tohkoまたはトーコと書いたほうが馴染みがある人の方が多いかもしれない。1998年に小室プロデュースで売り出した女性シンガーで、「ふわふわふるる」あたりが代表曲になるかな。2年ほどでメジャーからのCDリリースを終えたのだが僕は1998年ごろの音楽シーンを未だに引きずっていて(苦笑)、彼女の名前をイベントリストで見かけて出かけてみようと思ったのだ。

前売券を買わずに出かけたら入り口でしばらく待たされて、会場に入ったらすでに満員。一応全員に椅子は割り当てられたけど、これほどの観客がいるとは思っていなかったのでちょっと驚いた。

ライブの印象はちょっと面白いものだった。歌った曲はメジャー時代のヒット曲から最新のオリジナル曲、そしてジャズのスタンダードのカバーや、最近はミュージカルにも出演しているということでそちら方面の曲と実に幅広い曲を歌ったのだが、初期の曲はいかにも小室っぽいし当時の歌い方の印象が確かにあるのだけれど、ジャズ曲やミュージカル曲もとてもきちんと歌えている。一人の歌手が歌っているとは思えない。MANDALAみたいなハコで見るショウとしてはとても出来の良いものだった。次に見かけたときもぜひ足を運んでみたいな。

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2007年12月16日 (日)

森川アキコ/フリーボ/月球@下北沢mona records(2007/12/09)

森川アキコからのライブ案内がありまた見に来てしまった。彼女のファンかどうかと聞かれればもちろんファンなのだが、ライブに足を運ぶのは対バンが信頼できる、というほうが大きいかも。

今夜の会場はmona records。僕が見に来るときはいつも大混雑でダイニングサービスをやっていないのだが、今日は食事も出来るということでタコライスを頼む。ボリュームはやや少なめだが味は合格点。

今夜は森川アキコがトップバッター。今日もアコースティックのセットで、彼女がアコースティックライブのときにいつも決めているというテーマは今回は「夢」だったとか。自作曲中心、ということであまりサプライズは無いライブだったのだが、最後の曲をウクレレで弾き語ったのがへぇと思った。彼女の声はちょっと重ためなのでウクレレの軽い音色とはあまり合わないかとは思ったが、弾き語り活動の比率を高めていくのなら使える楽器を増やすのは面白い。バンジョーとか彼女の声に合うと思うのだが。

次の出演はフリーボ。前回も森川アキコとの共演で聴いて今回が2回目だが、前回の印象どおり実にステキな大人のポップスをやる。昨日のMooneyもそうだけど、こういう人たちの生演奏を地元のライブハウスで聴く、っていう音楽文化が日本にも根付かないものだろうか。大人が使える良いライブハウスは増えているから、あとは聞く人の側の問題なんだよね。

最後の出演は月球。メガネ男子3人のバンドで、方向性は今日の他のバンドと同じようにエバーグリーン系のポップス。上手いしセンスあると思うが、ちょい若いかな。このジャンル、歳を取って出てくる味というのがあるからなぁ。

今日は森川アキコのクリスマスソング3曲入りのCDが無料で配布され、それが楽しみで見に来た、というのもある。毎年恒例だとかで曲はあまりメジャーなものでは無かったけれど、味のある英語詩曲でそれもまた良し。

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2007年12月 2日 (日)

ピストルバルブ@渋谷チェルシーホテル(2007/11/21)

ピストルバルブの3ヶ月連続ライブの最終回。今回も会場はチェルシーホテルで、関係者らしい人も混じってはいたがほぼ満員。本日はシングルの発売日だとかでリリースされたシングルがおいてあったほか、物販もいろいろ増えていた。

今回はリクエスト曲にDeep PurpleのHighway Starをやったりしたほかいつもの通りの楽しいライブをやってくれた。最後はダブルアンコールで、演奏時間はほぼ2時間。管楽器でぶっ通しでということを考えると大したものだと思う。

来年1月にアルバムを出して、その後レコ発ツアーをやることになったとか。正直、ライブでの魅力とシングル曲の方向性とが合っていない感じはずっと残っているので、そのアルバムを聴いてみないと今後どうなるかは分からないな。いろいろな曲が入るそうなので素直に楽しみでもあるが。

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2007年11月30日 (金)

OH! MY CAT@渋谷7th FLOOR(2007/11/17)

森川アキコの出演イベントということで見に来たイベント。会場の7th FLOORはO-WESTと同じビル、というかO-NESTの一つ上の階に入っている。が、O-NESTとはがらりと雰囲気がちがい、基本的にテーブル席でロックっぽい猥雑な雰囲気はあまり無い。ドリンクの他におつまみからちょっと腹に溜まるものからデザートまでフードメニューが充実しているのもポイント高い。名前の通り7階にあり、ライブハウスにしては広めの窓から見える夜景が個人的にはかなりツボだった。

会場に着いたときはBIG JUHNというアーティストが出演中。ライブごとにキャラを作ってそれになりきってライブをやるというコンセプトだとかで、今日は何と落語家に。結構面白かった。

次に出演の中瀬至はLucky 13というバンドのギターボーカルが一人でアコースティックイベントに参加。典型的な、という訳ではないが、下北のインディーバンドらしい雰囲気を濃厚に出している。こういう立ち位置のアーティストならそれも個性のうちだし、久しぶりに聴くとこういうのもいいなぁと思う。

森川アキコも一人で登場。一人イベントだと何かコンセプトを決めないと何をやって良いか分からないとかで、今日のテーマは別れ。今までの人生でのいろいろな別れをカバーを中心にいろいろな曲に託して歌っていた。良かったんだけど結構渋めで、次は久しぶりにバンド編成のも見に行こう。

最後に登場したのはつるうちはな。今日の一番の収穫だった。何というか、ガレージロックのある部分を突き詰めるとギターウルフになるのと同じ意味で、ガールズロックのある部分を突き詰めるとつるうちはなになるという感じ。元気でキャッチーでポジティブというベクトルを振り切っている。何より良いのがコンセプトを固めて狙ってみましたという気配を全く感じさせないこと。良い意味でバカという面でもギターウルフばりだ。大ヒットを出すには色々な意味で濃すぎるような気もするが、音楽ファンなら誰でも名前は知ってる、という存在になるかも。今後ウォッチしていこう。

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2007年11月29日 (木)

センチメンタル歌情@月見ル君想フ(2007/11/16)

引っ越し後最初のライブは月見ル君想フ。ここはマンションの斜め隣になる。今の部屋へ不動産屋に案内されたときは結構驚いた。ちょっと癖は強いが信頼できるライブハウスが隣にあるのはありがたい限り。

今日のイベントの最初に登場したのはracoustik。世間的にはおそらく無名のアーティストなのだが、全然シモキタ的なインディー臭が無く大人のポップスになっていて、そのあたりこのハコのブッキングが信じられるところ。

次に登場したのが松崎ナオ。10年近く前から名前は知っていたがライブを見るのはこれが初めてのはずだ。曲はちょっとだけ、キャラはかなり不思議ちゃん入っていて、こんなアーティストだっけかと思う。ベテランだけありライブはまったく破綻が無く楽しく聴けるものだった。

今夜のトリはキンモクセイ。ファンも一番多いようだった。月見ル君想フは大好きなハコだとMCで言っていたが、実際ハコのイメージそのままの大人の良質な音楽で、しかも結構曲調の幅が広い。彼らのライブは初めてなのだがここで見れて良かった。

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2007年10月27日 (土)

BON-BON BLANCO@渋谷O-WEST(2007/10/23)

今夜はBON-BON BLANCOのライブ。ピスバル、PUFFY、ボンブラと続いてしまうとかなりその筋の人臭が漂うのだがジャンルの似たライブというのはなぜか同じ時期に固まってしまうのだ。チケットを買うタイミングが同じ、というなら気分によって目が行くライブ案内が違うんだ、ということになるんだけど、チケットの購入時期はずれてたりするんだよね。不思議。

で、本日のライブ。相変わらずダンスのキレはいいしアンナは歌が上手いんだけど、なんか普通のアイドルイベントになっちゃってて今一つノリ切れない部分があった。いや今更アイドルイベントは駄目だ見たいなことは言うつもりは無いけれど、ボンブラみたいなコンセプトのユニットはいい意味で調子に乗ってないとねー。今でも応援してるし頑張って欲しい。 BON-BON BLANCO@渋谷O-WEST

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2007年10月21日 (日)

ピストルバルブ@渋谷チェルシーホテル(2007/10/18)

ピストルバルブの3ヶ月連続ライブの2回目。会場も同じチェルシーホテルで今日も満員。今回は来月発売のシングルからの曲を初披露したりRamonesのBlitzkrieg Bopのカバーを演ったりと盛りだくさんの内容だったが、華やかでダンサブルなのは今までのライブと同じ。
ボーカル中心のシングル曲とライブの印象は全然違うし、ライブは凄くいいから今の扱われ方ってもったいないんだよなー。かと言ってTVでプロモーションして人気が出ないと活動を続けられないだろうし。今後どうするのかな。

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2007年9月17日 (月)

大光寺圭@日吉Nap(2007/09/14)

先日一度出かけてからなかなか再訪する機会の無かった日吉Nap。ジャンルや知名度の点で足を運びたいアーティストがなかなかいないこと、電車で隣駅というのは休日出てくる億劫さは都心と変わらないし平日途中下車するにしても「もう帰っちゃうか…」になってしまう。とはいえ以前に書いたように志の高いハコだと思うしちょくちょくスケジュールはチェックしていて、今日はメジャーアーティストのソロライブということでじゃあ出かけてみるかということにした。

本日出演の大光寺圭は横浜出身のシンガーソングライター。デビュー前から日吉Napに出演していて、今日はメジャーデビュー一周年を記念して初心に帰るためにこのハコでライブをすることにした、とのこと。かなり遅れて入場したら会場は満員で、補助椅子を出してもらって座ることができた。楽曲は若手SSWにありがちな326っぽいものではなく、真摯さだけでなくユーモアも感じさせる感じのよいもの。SSWに必要な年齢なりの味というのはこれからだけど、今後の可能性を感じさせるライブだった。名前くらいは覚えておこう。

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2007年9月10日 (月)

ピストルバルブ@渋谷チェルシーホテル(2007/09/04)

先日のO-EASTでのライブがとても良かったので会場の物販で次回のライブのチケットを買ってしまったピストルバルブ。今夜の会場は渋谷チェルシーホテル。東急ハンズの裏にあるわりと新しいハコで、名前のイメージの通りニューヨークの古いボールルームを改装してクラブにしましたみたいな内装がいい雰囲気を出している。適度な広さで死角もないのも良い。

今日はメンバーが一人病欠だったそうだが、それを感じさせない元気の良いライブだった。前回のO-EASTでもハコのサイズに負けていなかったがジャンル的にこういう狭い場所の方が映える。今回は歌物の曲は少なく、ほとんどがインストか、せいぜい軽めのラップが乗る程度。こういう曲の方がぜったい似合うし良いと思うのだが、ボーカルが乗らないと一般受けしないし、一般受けしないとやっていけないタイプのユニットなんだよなぁ。

客層はファンが半分関係者が半分といった感じでほぼ満員。理由は分からないが外国人の客が結構いたのに驚いた。どういうつてで来たのだろうか。O-EASTではほとんど見かけなかったが...彼らにも反応が良くちょっと嬉しかった。

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2007年8月26日 (日)

a-nation'07@つま恋(2007/08/12)

今年の春にエイベックスから届いた株主優待セットの中にa-nationの招待抽選券が入っていた。せっかくだし申し込んでみるか、と思って会場を見ると関東の会場は味の素スタジアム。半日暑いスタジアムで過ごすよりは本当の屋外、それも自然の多いエリアがいいなぁ、ということでつま恋の方に申し込んだ。この時点でチケット代より往復の新幹線料金の方が高くなっているわけだが、そこは気にしないことにする。実際、今日は一日快晴だったのだが、4時ごろからはかなり風が涼しくなってきて、自然の中で開催している効果はてきめん。その分会場の関連施設が広く散らばっていてやや不便ではあるが。会場はかなり広いが、僕の席(というか芝生を区切ったエリア)は前寄り中央のかなり良いところ。表情が分かるとまでは行かないがコンサートホールで置き換えてもまずまずの席になる。

実は僕はフェスへの参加は初めてで、野外での大きなコンサートも片手で足りるほどしか見たことは無い。が、野外はいいもんだと思った。開放感があるし、腹に響くような重低音が出ているのに耳にはそれほどうるさくなかったり。複数ステージがあっていろんなアーティストが平行でライブをする、音楽好きの学生が新しいバンドを探しに行くようなフェスも楽しいんだろうけど、ちょっと懐かしめのアーティストも出てきて幅広い年齢の人が楽しめるイベントも悪くない。

前半は普通の野外コンサート。鈴木亜美しばらく見ない間にセクシーになったなー、とか、mihimaru GTはやっぱり野外映えするなー、とか(前半のベストアクトだったと思う)、マイラバなんだったんだろう、とかいろいろ思いつつ楽しんで見ていた。前半のトリ(と案内があったわけではないが)はELT。結構さらっと流した、という感じだったかな。選曲もみんなが知ってる大盛り上がりの曲よりは夏っぽい曲をダブなどの夏っぽいアレンジでやっていた。

後半、日が暮れてからはがらりと雰囲気が変わり、コンサートというよりもダンスを中心としたショウという感じになる。エイベックスって考えてみればそういうレーベルだもんな。倖田來未は化けたなーと思った。僕は実は2002年に彼女をニューヨークで見ている。J-Popの紹介イベントで、共演はBoAキタキマユ。その時はキタキより客の反応が薄く、実際「エロカワイイ」という例のキャラも確立してなかった気がする。その後に庵野版キューティーハニーの主題歌としてLove&HoneyのPVを見て、頑張ってるけどこの路線って大変なんだよなーと思ってさほど感心はしなかった。その後ビッグになったことは知っていたし、最近はパチンコのポスター(笑)で大フィーチャーされていたが、ショウを見てまぁ納得。アメリカのR&B系の女性アーティスト、例えばビヨンセあたりのショウの魅力を上手く伝えられている。先に書いたようにこれはゴージャスさがないと単なるケバいねーちゃんで終わってしまうので、そのキャラをこなす実力をよく身に付けられたということだろう。もう一つ感心したのがTRF。とっくに終わったグループだと思っていたし、正直CDを売るという意味では今日やった曲も厳しそうだが、ダンスも含めたショウとして生で見ると凄い。セールスがはるかに大きい筈の他のアーティストを抑えてトリ前の出番だったのが良く分かる。

非常に心残りだったのが、最後の浜崎あゆみを見られなかったこと。エイベックスのフェスを見に来て浜崎を見ずに帰るなんて画竜点睛を欠くもいいところだが、最後まで見てしまうと最終の新幹線に乗れないのだからしかたがない。スケジュールを見てどういうわけか7時にすべてのセットが終わると思い込んでいたのだが、終演時刻は8時半だったのだ。はじめから分かっていれば泊まる準備をしていたのに。ま、次に来る機会があればしっかり泊まる準備をしてこよう。

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2007年8月 3日 (金)

ピストルバルブ@渋谷O-EAST(2007/07/30)

ピストルバルブはぴあのライブ広告で偶然に見つけた。見たところ大編成のガールズブラスユニットのようで、正直ラッパを吹く女の子には非常に甘い僕は速攻でチケットを買った。が、音源の試聴をする暇が無く、いつもの通り予習無しでライブに臨む。

そんな今夜のライブ、結構良かったのだ。久しぶりに面白いものを見せて貰ったという感じ。彼女らのやっている音楽はブラスロックをベースにクラブジャズの要素をかなり取り込んでいる。なんせ10人組のユニットのうちホーンが8人で残りがバイオリンとターンテーブルだ(あとサポートでギター・ベース・ドラムが入っていた)。演奏自体の上手い下手はあまり感じない。そういう楽曲・編曲なんだろうし勢いもあるのだろう。

メンバーもボーカルを取ったり楽器を持ち換えたりと芸達者。コスチュームもバンドのイメージによく似合った考えられたもの。

ワンマンで2時間近い長めのステージだったが、全然だれを感じさせなかった。これはもう一度ライブを見てみたいなー。こんなけよくできたライブだとCD買うのはむしろちょっと怖いけど。

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2007年7月 8日 (日)

07下北沢・七夕集会@下北沢mona records(2007/07/07)

森川アキコのイベント案内がメールで届いて、読んでみるとニューヨークに行く前に下北沢で活躍していたバンドの名前がいくつか。それが懐かしくもありmona recordsに出かけてみた。

一番の目当てはSwinging Popsicle。メジャー時代の2ndアルバムの「Fennec!」はメロディーの美しさと疾走感がバランスした名盤で、時々取り出して聴いていた。今どんな音楽をやっているのかな、ということに興味があった。変な方向に行ってなかったのが嬉しかったし、知ってる曲は演奏しなかったが素直に楽しめた。大人の音楽になったな、というのと、ややインディー的に小さくまとまり気味かな、というのが感想。

知っているバンドもう一つはハックルベリーフィン。こちらの方は僕が思っていたよりかなりルーツミュージック寄りになっていた。やっぱ、5年も見なくて商業的なプレッシャーが直接かからなければ似たような方向に動くのな。個人的にはこの手の下北的なおしゃれなポップスってどこかの外国のコピーのようで実際には現在生きているシーンは他の国には無いので大事にして欲しい、できれば外国に発信したいと思う。

森川アキコの曲は今までのライブで聴いたことがあるもの。ギターが今までよりざっくりしていた印象がある。このイベントは彼女の企画なので出演はトリだったのだが、実力も今夜出演のバンドの中で一番だったのでは。「Discord」とか名曲で、音源でも聴きたいのだが。

今回も各バンドのボーカリスト全員で最後に一曲歌ったのだが、その選曲が蘇州夜曲と渋い。本番とちょっと違う側面も見えたりしてこちらも面白かった。

なお、今夜は七夕。会場には笹が立ててありフライヤーに短冊が折り込んであった。こういうのってなんかいいよね。

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2007年6月18日 (月)

コンコンジャンプ@渋谷O-WEST(2007/06/09)

渋谷O-WESTO-EASTの反対側にあるライブハウス。昔はずいぶん足を運んだがニューヨークから戻ってからはこれが最初になる。O-EASTは大規模な改装をして結構印象が変わったが、こちらは昔のまま。久しぶりに来てみてこんなに狭かったっけとは思ったが。

今夜のライブはコンコンジャンプ。ニューヨークにいるときに入手したギャルバンのコンピアルバムに彼女らの曲が収録されており、それが結構良かった記憶があったのでぴあのライブ一覧で名前を見かけてチケットを買った。それでもアルバムを買って予習しないのが僕らしい。

オムニバスに収録されていた曲はかなりベタなポップパンクで、ライブでもその系統の曲ばかりかと思っていたら、案外バラードが多かった。ルックス、キャラ、楽曲など僕としてはかなりつしまみれとかぶるように感じるが、コンコンジャンプのほうが癖は少ない一方で全体的な実力はやや高いのかな。2時間+アンコール2曲という長丁場だったがあっという間に過ぎてしまった。

僕が聴いたオムニバスの後に一旦インディーになり、この8月に再メジャーデビューだとか。まずはめでたい限り。デビュー作は買ってみようかと思う。

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2007年6月 4日 (月)

Poco a Poco@日吉Nap(2007/06/02)

日吉Napは日吉にあるアコースティック系のライブハウス。基本的には完全にアマチュア相手のハコで、ごくたまに名の通ったミュージシャンが出ているが、普段登場するミュージシャンは名前をマスメディアどころか他のライブハウスですら見ない人たちが多い。が、日本に戻ってきてからこのハコはずっと気になってきた。やっぱSupport Your Local Venueというのがあって、住んでいる土地のライブハウスと一緒にその土地で聴かれるべき音楽を作り上げていくことは大事だと、NYでの暮らしを通じて感じるようになったのだ。クラシック系をメインに聴く人は場所も時代も超越したオールタイムベストのようなものを意識するのだろうし、それはそれで良いと思うのだが、大衆音楽には別のアプローチがあるのだと思う。

今夜の出演はPoco a Poco。男女二人、ギターボーカルとキーボードのユニットだ。このライブは今月のプッシュになっていて、今夜は遠出したくなかったのでじゃあ初Napは彼らにしようということで足を運ぶことにした。ハコの中に入ってみると失礼な表現ながら結構ちゃんとしたライブハウスで驚いた。ライブハウス密集地ではない東横線沿線だし、アコースティックのハコだし、ということで、バーの隅にステージをちょっと作った、という感じのハコかと思っていたのだ。ちゃんとテーブルがあって座れるようになっているのがありがたい。あとは食事が出来ればなお嬉しいのだが。

ライブ自体は楽しめた面と厳しいと感じた面と。基本的には80年代を思わせる素直なポップス(特にガールポップ)っぽい曲を沖縄音楽の影響を受けた男性ボーカルが歌うバンドで、聴きやすくライブ映えはするので2時間だれずに聴くことができた。一方で、ボーカルは音域が狭くちょっと高音になるとすぐに裏声になってしまうのが辛い。曲のほうも「あ、これXXだよね」というフレーズがところどころ出てきて、ライブでは良いんだけれど音源にするとどうかなぁと感じた。結構ライブ慣れはしていると感じたので、今後もガンガンライブをやってその中で楽曲を揉んで行く、というより、例えばボイトレの回数を増やすとか、そっちからアプローチすべきなのではなかろうか。ポテンシャルはあると思うので…。

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2007年5月24日 (木)

TSmusic LIVE VOL.18{森川アキコ}@代々木Bogaloo(2007/05/20)

代々木Bogalooは初めて出かけるハコ、というか代々木駅で降りるのは今日が最初かもしれない。妙に外人さんを多く見かけるのは土地柄なのだろうか。Bogaloo自体もちょっと東京のライブハウスっぽくないスッキリした感じの内装だった。

今夜の目当ては森川アキコ。今回はバンドではなく弾き語りをやる、ということで出かけてみた。今までの人生の自己紹介を音楽でやる、というテーマだったそうで、人生の節目にちなんだ曲のカバーをたくさんやってくれた。歌謡曲あり演歌ありボサノバありTheピーズのカバーありと盛りだくさんで彼女のボーカリストとしてのいろいろな側面が垣間見られて楽しい。Cycles時代のカバーは青春アワー一曲だけで、できればもう少しやってくれれば、というのが心残り。ギターも案外(失礼!)お上手で、事前に考えていたより楽しむことができた。

余談だが、今日のライブの客層、うわめっちゃA-BOYという人の比率がやけに高かった。ピンパンとかボンブラとかその筋のライブにも足を運んでいる僕だがこれほどの客層は初めて。出演者リストをみてもそれっぽい人はいなかったのだが、あの客層はなんだったんだろうか。

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2007年4月30日 (月)

EASTERN☆SUPERNOVA@月見ル君想フ(2007/04/26)

月見ル君想フは青山にあるライブハウス。赤坂グラフィティでスケジュールを拾って知ったのだが、それ以前には全くアンテナに引っかかって来なかった。ライブスケジュールをぴあなどに出していないのだ。スケジュールで見る限りは質の高いポップスを演るアーティストが出ているハコで、どんなハコなのかと気になっていた。店内に入ってみてへぇと思う。地下のスペースをバルコニーを使って二階建てで使っており、壁にはアクションペインティング風の月の絵が描いてある。テーブルや椅子も観客全員分ではないが置いてあり、座ってゆっくり音楽を聴くハコという雰囲気を作り出している。さながらBrooklynにあるオーナーが自分の趣味でロフトを改造したライブハウスにいるようだ。日本の、特に東京のライブハウスは、高い地価と厳しい防音規制とのおかげでどうしても似たような雰囲気になってしまうのだが、このハコはどうしてこんな雰囲気にできるのだろう。

本日最初の登場はカルダモン。色々な要素を取り込んで上手にまとめた大人のポップス、という感じの演奏を聴かせてくれた。ライブで聴くには気分の良い曲でその意味で文句は無いのだがもう少し癖があっても良いかと思った。

次に登場したco.suzukiseiの印象はその正反対。長くは無いイベントでのセットなのにいろいろな要素をごちゃごちゃと詰め込んでまとまりがなくなっている印象を受けた。いかにもネオアコというか渋谷系という感じの女性ボーカルに、これまたベタなエレクトロのトラックが重なり、それを上手くまとめるメロディーが書けている、という点では既に十分な個性があるのだから、まずはその路線を押していけば良いと思うのだが。

今夜のメインはthe Indigo。2000年デビューのそろそろ中堅のアーティストで、この名前に覚えがあったのが今夜足を運んだ理由。昔は女1男2の三人組だった記憶があるのだが今日のライブではボーカル以外のメンバーを全員サポートとして紹介していた。ボーカルのソロユニットになったのだろうか。曲は記憶にあるとおりのエヴァーグリーンなポップス。圧倒的に上手いとか個性があるとかではない思うのだが不思議とどの曲も耳に引っかかってくる。MCも客の乗せ方も上手く、経験と言うのは伊達ではないのだなと思った。CDを買って帰ろうかと思ったのにあいにく今夜は持ち合わせは十分じゃない。今度Amazonで探してみよう。

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2007年4月 8日 (日)

COIL・アベジュリー@下北沢Club Que(2007/04/07)

Qlub Queは下北でも老舗になるライブハウス。古いだけではなくアーティストを見つけて育てて…という姿勢がしっかりしていて、若手中心の意欲的なブッキングもあれば名前の通ったアーティストがひょこっと出演していることもある。

今夜はどちらかというと後者の種類のイベント。目当てのCOILはデビュー当時から気にしていたアーティストで、ビートルズの影響を感じさせる美メロのポップスをベースにしながら歌詞がユニークだったりバンドサウンドを上手に組み合わせたりと「ひねくれポップ職人」とでも言うべき作風が気に入っていた。が、実は彼らを気にしていた理由が別にある。彼らは自宅でデモテープを作る宅録ユニットとしてデビューしたのだが、自宅が綱島にあるそうで、デビューアルバムのタイトルが「ロープランドミュージック」。僕の中ではふかわりょうと並んで地元の星なのだ。
話が逸れた。彼らのライブは7年前に見たきりで、その後の消息もあまり知らないままに今夜のライブに足を運んだ。僕が知っている初期の曲もいくつかやってくれたし、他の曲も僕が知っていたころをあまり印象が変わっていない。相変わらずのレベルの高いポップスだったので、最近のアルバムを聞いてみようかな。

もう一つの出演者のアベジュリーは去年解散したデキシード・ザ・ エモンズというバンドのギターボーカルだった。評判は聞いていたもののライブもCDも未経験の状態で見ることになったが良いライブだった。とにかくファンクで、なのに楽曲の幅が広い。僕は予習しないで行ったアーティストのライブって途中で飽きてしまうことが多いのだが、そういうダレ方を一切感じさせなかった。あと、MCが独特でとにかく喋る。それもショウの一部としてのトークではなく、何と言うか話し好きのオバチャンが話すような内容を曲の合間に延々と(笑)。結構笑えたし飽きなかったのだが、うーむ、どう評価したものやら。

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2007年3月29日 (木)

Quinka, with a Yawn@下北沢mona records(2007/03/26)

僕がライブハウス通いを始めるきっかけになったのはesrevnocというバンドを音楽番組で知ったこと。「あしたまにあーな」の「ぱっぱっぱぱ~」というテーマ曲(sweet strawberry toast)を歌っていた、と言ってももう覚えている人はいないかな。キーボードが入ったガールズバンドで、ポップでキュートでラブリーでセンスが良くて、というとありがちに聞こえるが、まぁ当時もありがちだったのかもしれない。どういうわけかデビュー1年で所属レーベルのSONYからのレコードリリースを止め、さらに1年後にDVDでPV集を出して契約切れとなった(そのくせなぜかオフィシャルサイトは残っている)。SONYのことだし例によってキャラ先行で売り出して方向性が変わったから放り出した、ということではないかと僕は思っている。その後もインディーで何作か出したが評価が定まる前にボーカルのミッコskyが脱退。活動休止に至った。

で、そのミッコskyこと青木美智子がやっている一人ユニットがQuinka, with a Yawn。エスレフ時代はカップリング曲とかでちらりと見せていた言葉遊び的なものやトリッキーなコード進行が前面に出た作品を作っている。ソロ転向後もアルバムは何枚か聴いたのだが、今一つピンと来ずそのまま追いかけるのはやめていた。今回mona recordsのサイトをふとチェックしてみると彼女の名前があったので懐かしくなってチケットを買ってしまう。実は今日は熱を出して会社を休んでいたのだが夕方になって熱が引いたので多少後ろめたく思いながらも出かけた次第。

青木美智子はエスレフノック当時は結構美人さんで、ぶっちゃけそれが当時ライブハウスに足を運んだ大きな理由でもあったのだが、なにぶん見るのは6年ぶり。いかんせん加齢は否めないが、男顔なのであまり老けたという印象は無い。で、演奏した曲なのだが、アルバムで聴いたより納得できた部分もあったが全体としては結局ピンと来なかった。声も曲もそれぞれは個性的だし悪くないと思うのだが、僕の印象では声が曲に合っていないのだ。彼女の声はどことなく浮世離れした軽い印象の声で、楽曲の方もこれまた軽い曲が多いので、合わさると薄々すぎて全然耳に引っかかってこないのだ。サイトによると「無意識と音楽(特にポップス!)の本当の合わさりを追求する姿勢は、ライブの形態や曲の構成やコード進行などから伺うことが出来る」とあるので、あるいは狙ってやっているのだろうしこれが良いという人も多いのだろう。でも、惜しいなぁ。

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2007年3月10日 (土)

Every Little Thing@日本武道館(2007/03/06-07)

ニューヨークにいるときから日本に戻ったら一番行きたい、と思っていたのがEvery Little Thingのライブ。なぜ好きなのか、と聞かれると肌に合うとしか答えようが無い。まぁ僕の好きなアーティストはどれもそうなんだけれど。
去年の年末に帰国日が決まったとき、帰国日の4日後の沖縄のツアーファイナルを有給を取って見に行こうかと結構本気で悩んだ。結局その後にツアーとは切り離した10周年記念ライブを東京でやるとのことでそちらに参加することにして楽しみに待っていた。

会場は武道館。ハヤリモノの音楽が嫌いではなくてライブに500本以上行っていて、なのに僕は武道館が初めてだ。チケットが高くて踏ん切りがつかないうちにさっさと売り切れて、ということが続いて、何のことは無いMadison Square Gardenと同じ理由で行きそびれていた。中に入ってみると案外小さい。アリーナをちょうど半分ぐらいに切った感じだ。

6時半の開演時間を過ぎてほどなくライブが始まる。もっちーかわいいよもっちー、と言いたいところだが、僕の席は2階席X列、文字通りの真後ろの席なので表情などは全く分からないのが残念。ELTはつい最近バラードベストを出したばかりなのでその系統の曲が多くなるのかと思ったら、イガちゃんがいたころのアップテンポな曲をガンガン歌う。特にアレンジを変えるわけではなし、かといって当時と同じ歌い方を狙うわけでもなし、自然体で今歌えるように歌っているという感じ。今回は本当にファン感謝イベントなんだね。とにかくどの曲も良く知っているものばかりで自然に体が動く。最後はお約束のDear My Friendで締める。いやー、もう、いいライブで、初めて日本に帰ってきて良かったと思ったかもしれない(笑)。

席があまりにも悪かったのが心残りで、翌日も会社を早く出ることができたので、とりあえず武道館に出かけてみた。チケット譲りますという人がいて昨日よりはずっとマシなアリーナ席のチケットを無事入手。昨日とセットリストが違うかという期待が外れたのが残念だったが、それでも昨日の悔しさは晴らすことができた(笑)。

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2007年3月 4日 (日)

ひなまつりまつり@赤坂グラフィティ(2007/03/03)

赤坂グラフィティは赤坂見附駅徒歩1分という交通至便の場所にあるライブハウス。店内は基本的にテーブルありの椅子席で、飲み物・つまみのほかに簡単ながら食事になるようなもの(パスタ・ピラフ)も出す。ライブは弾き語り中心でゆっくり聴ける。行ってみるまで今ひとつイメージがわかなかったがニューヨークだとLiving Roomあたりの印象に近いかな。チャージが基本的に2,000円というのもとてもとても嬉しい。ハコを信じていつでもぶらっと立ち寄ることができ、食事をしながらゆっくり音楽、という使い方ができそうなハコ。こういうハコは大事にしていきたい。

今日のイベントは先日の森川アキコのライブで告知されていたもの。知っているアーティストを増やすのには信頼できるアーティストのライブに出かけて対バンを見る、というのが地味ながら一番確かな方法なので、一ヶ月のインターバルで再び見に行った。今回は男女二人ずつ(岩見十夢山岡恭子平泉光司 from COUCH森川アキコ)、合計4人のシンガーソングライターのイベントで、どの出演者も歌唱力が高く質の高いポピュラーミュージックを聞かせてくれた。最後には全員のセッションで、シンガーソングライターのイベントでセッションってどうやるんだろうと思っていたら4人で「グッドナイト・ベイビー」のコーラスをやってくれた。当たり前といえば当たり前ですね。出演者は他のアーティストの楽曲にコーラスで参加している人も多くてハモリのレベルも当然高く、こちらもオマケというにはもったいないほどに楽しかった。

こういうイベントは大人が楽しめるものだし、それを赤坂という場所で良心的な価格で開催してくれるのは心強いこと。欲を言うなら皆さんもう少しMCを練ればさらにショウとしての完成度が上がると思う。あるいはショウ的なものに抵抗というか照れがあるのかな。でも、ハコについているちゃんとした聴き手がプレイヤーを育てる、といった好循環を多くの場所で作っていくためには、プレイヤーの側の歩みよりも必要ではなかろうか。

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2007年2月20日 (火)

Jewel League 07@表参道FAB(2007/02/19)

表参道FABは名前の通り表参道、それも駅から徒歩2分という交通至便の場所にあるハコ。節操がないほどいろいろなイベントをやるのが特徴のハコで、例えばアイドルやビジュアル系のイベントをやるハコはだいたい決まっているものだが、このハコではその手のイベントが普通のイベントの間にしれっとおさまっている。

今夜は普通の若手女性ボーカリストのイベントのつもりで足を運んだのだが、どうも様子がおかしい。カラオケだけで歌うセットもあったし、バンド編成のものもバンドメンバーを紹介するわけでもない。これはアイドルのイベントに紛れ込んでしまったのかとも思ったがそういう感じでもない。雰囲気の謎は最後まで解けなかった。

出演メンバーは5人。それぞれに個性はあり面白かった。一番良かったのはカラオケで歌ったR&B系の二人、特に中林芽衣かな。バラードを中心に歌ったのだが、伸びやかにそれぞれの曲調の違いを楽しんでいる感じが良かった。もう一人R&B系の宮川愛は、歌は中林芽衣よりやや上手いと感じたが少し単調さを感じたので。 あとちょっと気になったのはmai.。相当にベタベタの90年代ガールズポップをやっていて、あんまりそのまんま過ぎてこのライブでは今一つに感じたのだが、狙って美味しいところだけを取り出せるようになれば面白くなるかも。

とはいえどの出演者もまだまだ成長の途中。これから成長が一段落して彼女らなりの個性が出てきたときに機会があればまた聴いてみたい。

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2007年2月 4日 (日)

森川アキコ@下北沢mona records(2007/02/02)

日本帰国後初めての下北沢。実は下北沢のライブハウスにはNY滞在中も年に1回くらいのペースで帰省時に足を運んでいた。僕は10年ほど前にふとしたきっかけでTVKの音楽番組をヘビーに見るようになり、そんな番組の中で曲が流れるバンドのライブに足を運ぶようになった。エリアとしてはQUATTROやON-AIR EAST/WESTを擁する渋谷でのライブが多かったのだが、知らないバンドと出会う衝撃とかも含めると下北沢で見たライブの印象が強い。それまでは世間の人よりはよほど音楽と縁が薄い生活をしていたので、僕の音楽生活は下北生まれインディーズ育ち悪そうなバンドはだいたい友達ということになる。

そんな訳で下北のハコはそこそこは知っているつもりでいたのだが、今夜の会場のmona recordsというハコは今まで来たことが無かった。おそらく5年前には無かったのではなかろうか。自主制作盤を中心としたお洒落なレコードショップとカフェ、そしてライブスペースが一体となった場所で、NYのヴィレッジあたりにありそうでいて実はあんまりない感じの店(ぱっと思いつくのはCAKE SHOPぐらいかな)。キャパ40人ほどの店内はいかにも下北のカフェというマッタリとした空気が流れる場所で、こういう場所でカフェ飯とワインを楽しみながら音楽を聴けるといいなぁと思わせる。あいにく、というか、今夜のライブは満員で途中まで立ち見をすることになってしまい、後半に座れてからも結構ギュウギュウでのんびりするという感じではなかった。ハコが悪いわけでも無し、ライブが満員になるものいいことなので、誰を責めるようなことでも無いのだが、ちょっと惜しい。

今夜の目当ては森川アキコ。僕は彼女をCYCLESというバンドのボーカリストとして知っていた(当時は森川亜希子名義)。バンドの出していた音はかなりシンプルなギターポップだが、丁寧で清涼感のある、そして例えば羽鳥美保などとはまた違った意味で凛とした彼女のボーカルが強い個性になっていた。7年前にライブを見たきりなのに、そしてその3年後にバンドが解散したというのに、律儀にもずっとメールとハガキでのライブ案内を送ってきてくれていた。今日のライブもメールでの案内で知り、懐かしくなって出かけてきたのだ。
ライブはとても楽しかった。良い年の取り方をしたな、というのが最初の印象。CYCLES時代は丁寧さと清涼感ゆえに危うさのようなものまで感じさせられたのだが、今日のライブではその手の危うさは感じなかった。艶が出た、とかいう感じかというとそれも違う。なんというか、色気でも母性でもない大人の女性らしさが感じられる。歌唱力もバンド時代より更に上がった印象。こちらは変わっていなかったのが、歌声からは想像できない脱力系というか反応しづらいMC(笑)。ともあれ、足を運んだ甲斐がありました。

フライヤーなどを見ると最近の下北にはこの手のちゃんとしたライブをホストするカフェが増えているよう。やっぱいいなぁ、下北。新宿にも吉祥寺にも乗り換え無しでいけるからジャズを聴くにも便利だし。引っ越してこようかな。

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2007年2月 3日 (土)

BON-BON BLANCO@渋谷O-EAST(2007/01/27)

ボンブラのライブは2004年の春に今回と同じ渋谷O-EASTで見た。TVKの音楽番組などでPVは見たことがあったのだがライブを見てへえと思った記憶がある。何と言うか、この手のアイドルのライブを見て妙な褒め方をするのって言い訳がましくてみっともないと感じるのだが(笑)、彼女たちのライブはエクスキューズ無しに楽しめると思う。ボーカルのサントス・アンナは同世代の女性シンガー(アイドルに限らず)の中でトップクラスの歌唱力があると思うし、他のメンバーも含め下半身の動きの弱さを感じさせないキレの良いダンスをする。楽器の演奏についても一流か、と言われるとそこは微妙だが、珍しいラテンパーカッションを自分たちで演奏しているんだし合格点でしょう。彼女たちのような立ち位置のグループには珍しくライブに女性の客が(少しでも)いるというのがそのあたりの証明になるかと思う。

3年ぶりのライブで知らない曲も半分くらいあったが(CDを買ったりはしていなかった)、前回と同じく最初から最後まで楽しむことができた。実は彼女らのようにちゃんと歌えてちゃんと踊れて、というショウとしての完成度の高さは日本のアイドルとしては異端かもしれない(アメリカならこうでないと相手にしてくれないんだけどね)。もうちょっと評価されても良いと思うのだが、それほど大きなヒットも出してない(はず)のに前回から3年間活動を続けてきて同じ会場でライブができているということ自体が評価なのかな。これからも頑張って欲しい。

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土岐麻子@代官山UNIT(2007/01/25)

日本に帰って最初のライブが土岐ちゃんというのも微妙というか狙いすぎてるというか。いっそボンボンブランコとかだったら相当にらしい気もするのだが、まぁ馴染みのあるあたりから攻めていくというのもいいだろう。

今夜の会場の代官山UNITは初めて来るハコ。雑居ビルの地下2階にあるスペースなのだが、その割に天井が妙に高いつくりになっている。キャパもそこそこありそうで、QUATTROよりちょっと小さい、というレベルではないだろうか。

僕が彼女のボーカルを聞くのはかれこれ5年前のCymbals時代以来。そのころに比べればぐっとしっとりとした大人の女性になった。今夜は古めのポップスのカバーありジャズのスタンダードありオリジナル曲ありのバラエティーに富んだライブ。結構しっかりMCもしていて、ニューヨークのキャバレーショウをちょっと思い出したり。楽しめたので悪口めいたことを書くのは気が引けるのだが、いろいろなタイプの楽曲をまとめて聴いてみると気になる点もある。彼女は決して下手ではないし、彼女なりの個性も持っているのだけれど、どんな曲を歌っても土岐麻子の曲になる、という類の個性ではないのだ。曲やアレンジがピタっとはまると良いのだが、そうでなければ途端に没個性な歌になってしまう。Cymbalsを辞めて以来ボーカリストとしていろいろなジャンルの曲にチャレンジしている印象があるのだが、そろそろ肌の合うプロデューサーを探してチームを組んだ方が良いのでは、と思ったりもする。

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