Drawn Together - GEGO/SHIOTA@GOFF+ROSENTHAL(2009/11/20)
この週末に有給を足し、ニューヨークに3泊で遊びに来ている。プライベートかつ一人でニューヨークに来るのは2年ぶりで、やっぱり開放感が違う。
朝に到着しホテルに荷物を預けて最初に出かけてきたのはチェルシーのギャラリー街。今回はそこそこ収穫があったのだが、その中でも紹介しておきたいのがGOFF+ROSENTHALで開催中だった塩田千春とGertrude Goldschmidt(GEGO)の二人展。僕は塩田千春の作品はバスタブの中で泥をかぶったりとか黒糸で絡め取ったピアノを燃やしたりといった大技系のものの印象が強かったのだが、今回の作品はギャラリーというサイズの制限もあってかおとなしめで、小さな仏像をケースの中で絡め取ったり、部屋の隅に黒糸でくもの巣のようなインスタレーションを行ったりというもの。その作品のアプローチがGEGOという亡命ドイツ人女性作家に似ているということで今回の展示になったそうだ。
塩田が使うのが黒糸であるのに対し、GEGOが使うのはワイヤ。だが並べて展示してみると(というか塩田がGEGOの作品を踏まえて新規に作成したそうだが)、似たような素材・アプローチでもこれほど印象が違うのかと思う対照的なものになっていた。まるで神経組織がむき出しになったようなヒリヒリする印象を与えるGEGOの作品に対し、一つ一つの黒糸の存在感というよりはそれが重なる空間で何かを訴えてくる塩田の作品。二人展という様式を生かした、良い展示だったと思う。
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