« 中島洋子「模様と装飾2」@スペースユイ(2018/10/12) | トップページ | ビーナスを綴じる-Venus Bound-@アートコンプレックス・センター(2018/10/14) »

2018年10月14日 (日)

金田花季展「百獣の女王」@白白庵(2018/10/13)

今日の夕方は白白庵に。現在開催中なのは金田花季氏の個展。最初に彼女の作品を見たのは5年前のアートフェア「天祭一〇八」だったと思う。その時は猫を童話チックに描くイラストレーターという印象だったんだけど、その後の5年間でずいぶん作風が変わった。フードのような被り物として猫の上に猛獣を描くというアプローチを取り入れ、最近の作品では骸骨や爬虫類のようなグロテスクなモチーフも描くようになった。画風がそういうモチーフに合っていたこともあり、作家性がぐんと上がって現代美術としてもとても面白い作品になっている。

今日は作家さんが在廊だったのでいろいろ話を伺うことができた。一番興味深かったのは被り物として猛獣を描くというアプローチはどこから出てきたのですか、という話で、猫も虎も好きだけどそれまでは虎はどうしても背景、脇役としてしか描くことが出来ず、何か方法が無いかと考えていたら「被り物にしたら猫と同じ大きさで描いても不自然じゃないのでは」と思いついたと。いや、凄い、アーティストさんの発想で作品を作らない人間とは全然違うところから出てくるので本当に勉強になる。その他にもグロテスクな作品は面白いんだけどそればっかり描いてると参るのでスイートな作品と交互に描いてるとか、いろいろ面白い話も伺えた。

風刺やユーモアもある刺激的な作品なので、近く大きな仕事をしそうな作家さんで今後が楽しみ。気楽に眺めることもできるのでぜひ展示に足を運んでみてほしい。

44035544_2005678332823783_210742753

|

« 中島洋子「模様と装飾2」@スペースユイ(2018/10/12) | トップページ | ビーナスを綴じる-Venus Bound-@アートコンプレックス・センター(2018/10/14) »

ギャラリー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 金田花季展「百獣の女王」@白白庵(2018/10/13):

« 中島洋子「模様と装飾2」@スペースユイ(2018/10/12) | トップページ | ビーナスを綴じる-Venus Bound-@アートコンプレックス・センター(2018/10/14) »