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2018年5月27日 (日)

大槻香奈のART MARCH [画集出版記念展 -絵画編-]@アートコンプレックス・センター(2018/05/24)

今日の午後は信濃町のアートコンプレックス・センターへ。今回の目当ては大槻香奈さんの個展。河出書房新社から10年間の活動での代表作を収録した画集「その赤色は少女の瞳」が出版され、今回はその記念展とのこと。

そういう趣旨の展示なので、会場にも過去10年間の作品が並んでいる、ここアートコンプレックス・センターのほか、白白庵、そして僕が彼女の作品を初めて見た(2011年10月だった) neutron tokyoの展示で見た作品が多く並んでいる。彼女は何度か大規模個展を開催しているけれど、今までの活動を振り返る、という切り口の展示はあまり無かったかもしれない。

画集には彼女のパブリックイメージを代表する少女像が多く掲載されているが、今回の個展に展示されている作品はその裏にあるコンセプトである「から(空/殻)」の扱いがどう変遷してきたかを見せるためのものが並んでいたように思う。「から(空/殻)」は人を守るものである一方でそれが人そのものではないし、人が成長すると破らなければいけないもの、というアイデアはとても興味深いものだし、その解題を活動の変遷の中で見せてくれるこの点展示は、見ごたえのあるものだったな。

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2018年5月26日 (土)

大竹寛子展「Secret garden」@SCÈNE(2018/05/24)

今日の夕方は表参道の招待制ギャラリー、SCÈNEに。パブリックデーが会期中の毎週木曜日だけでなかなか都合がつかないのだけれど、今回はうまくスケジュールを合わせることができた。

今回の展示は大竹寛子氏の個展。日本画の技法をベースにし、モダンなアプローチを加えることで現代のライフスタイルにとけ込む作品が並んでいる。個人的に好きなジャンルの一つで、足を運ぶのを楽しみにしていた。展示されている作品は箔押しされたキャンバスの上に花や蝶を描いたもの。水彩の滲みや箔の削り方などのテクニックで、メメント・モリというか、命の儚さのようなものが伝わってくる。

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2018年5月23日 (水)

北沢夕芸「OLD SAILOR TOLD ME」@スペースユイ(2018/05/22)

今日の夕方はスペースユイに。現在開催中なのはイラストレーターの北沢夕芸さんの個展。雑誌・書籍の表紙や挿絵で活躍されている方で、彼のイラストは絶対どこかで目にしたことがあるはず。スペースユイでは毎年個展を開催されていて、普段の仕事では出すことのない自分のファンタジックな世界観をテーマにした作品が並び、毎年楽しみにしている。

今回の展示のテーマは「7つの海を航海してきた船乗りがこっそり教えてくれた異国の不思議な風景」。海運会社で働く人間としてはグッとくるテーマで、絶海に浮かぶ幻想的な光景や、文明から離れた島の風景など、ああ確かにこのテーマで心に浮かぶイメージをピタっと表しているなーと感心することしきり。

今回は他にも鉛筆画のポートレートも展示されていた。これがまた凄く、対象のデフォルメの仕方がイラストとアートのクロスオーバーになっているというか、シンプルなのに今までちょっと見たことのない印象だった。

今回もとても充実した内容で、絵の好きな人なら誰でも楽しめると思う。表参道界隈にいらしたならぜひお立ち寄りを。

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2018年5月21日 (月)

江戸の戯画-鳥羽絵から北斎・国芳・暁斎まで@大阪市立美術館(2018/05/20)

この週末は家の用事で大阪に。泊まりで少し時間に余裕があったので、午前中に大阪市立美術館に出かけることにした。

開催中だったのは江戸の戯画の企画展「鳥羽絵から北斎・国芳・暁斎まで」というサブタイトル通り、幅広い作品がカバーされている。見ていて本当に凄いなと思ったのは、特に動物や妖怪などの人間ではない生き物は、現在の漫画、イラストとして見ても全く違和感のない、少しも古びていないものだったこと。人間の表現については今のイラストとの違いがあるが、それは時代ごとのイラストとしての約束事、強調や省略のポイントが違うからで、たとえば今80年代のイラストを見ると古くさく感じるのと同じ。日本の漫画って日本美術の嫡流の一つなんだな、ということがこれを見ると改めて分かる。

ギャグのセンスは作品によりまちまちで、今の目で見ても面白いネタから、滑った転んだのベタすぎるやつまで様々。まぁマンガの作品展ではなく美術展だからね。

一つ一つの作品が素晴らしいだけではなく、全体としての資料性もとても高い。力の入った展示だと思う。他の会場には巡回しないようなので、興味のある人はこれを見るだけのために大阪に行っても損はしないはず。

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2018年5月19日 (土)

Multi Layered Surfaces@カナダ大使館高円宮記念ギャラリー(2018/05/17)

今日の午前はカナダ大使館でセミナーを受講したので、休憩時間に高円宮記念ギャラリーを覗いてみた。開催中だったのはMulti Layered Surfacesというタイトルの企画展。トロントのアートシーンで活躍している10名のアーティストの作品が展示されており、ジャンルは油絵から写真、映像まで多彩。

本展の意図は、北米第4位の規模でありながら世界最先端の多文化共生を実現しているトロントのアートシーンの視点から、中心と周辺という構造を超え、かといって地域性に閉じこもるのでもなく、ローカルがいかにグローバルと関わっていくかについてのアイデアを提示するもの、だそう。

コンセプトはとても面白いし、出展されている作品のレベルも高いと思うんだけれど、風呂敷が広い割に出展作品数が少ないのでコンセプトを説明しきれているかというと微妙なところ。本件は展示が複数のギャラリーに分かれて行われているようなので本来はそれらを一通り見てからコメントすべきなんだろうけど、できればある程度まとまった量の作品を並べられる場所で展示したほうが良いコンセプトなんじゃないかな、とは思った。

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2018年5月16日 (水)

冷广敏「涟漪」@MAHO KUBOTA GALLERY(2018/05/15)

今日の夕方は神宮前のMAHO KUBOTA GALLERYに。現在開催中なのは冷广敏(レン・ガンミン)という中国の若手作家の個展。

展示されている作品はモノトーンに近い色合いで描かれた静物。だが遠目でもちょっと変わったテクスチャーを持っていることが分かる。近づいてよく見てみると、白い部分は表面が剥がされた紙であることが分かる。これらの作品はキャンバスの表面に薄い紙を貼り、その上にアクリル絵の具を塗ったうえで、ナイフで表面を削り取っていくという手法で作成されているのだ。

削り取られかたはまちまちで、紙のケバを感じさせるものから、紙をすべて削り取ってキャンバス地がむき出しになっているもの、はたまた絵の具の面が剥がれずに切れ目だけが残っているものもある。これらの要素が緻密に計算された上で濃密に塗りこめられたアクリル絵の具の塗り面の上に乗っているのは、とても知的で重厚な印象を受ける。

1986年生まれの若手作家ということで、それより上の世代の中国の作家のような政治・社会状況に関するまなざしは作品から直接は感じられないが、それは決して悪いことではないと思う。いつまでも見ていられるモノとしての強さを備えた作品はやはりいいものだ。

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2018年5月15日 (火)

越田太郎丸@プラッサオンゼ(2018/05/14)

プラッサオンゼは北青山にあるブラジル音楽のミュージックバー。日本のブラジル音楽の聖地のような場所だということも含め、存在はずぅぅっと前から知っていたんだけど、ちょっと敷居が高かったり、思い立った日にライブをやっていなかったりと、訪れる機会がないまま10年が過ぎてしまった。これはどこかで思い切らないとずっと行かないままになる、と思い、今日思い切って出かけてみることに。

青山北町アパートから青山通りに出る道に面した入口は今までに何度も何度も通ったことがあるが、店内に入るのは当然今回が初めて。中に入ってみると思った以上に狭い。たぶん客が20人も入ると着席だと相当混雑して感じるだろう。年季の入ったメニューを受け取り、カイピリーニャとブラジル風の揚げ物を注文。どちらも旨い。

今夜の出演は越田太郎丸というギタリスト。おそらく日本のブラジル音楽を代表するギタリストの方で、プラッサオンゼのオーナーの誕生日ライブに出演したり、東京ディズニーリゾート開園35周年記念コンサートに参加したりという方。そういう人のライブをこういう親密な雰囲気で聴けるっていうのもなかなか贅沢。今日はギターソロライブということで地味だったんだけど、聴き覚えがあるボサノバの名曲も多く、とても楽しめた。

ボーカルの入ったライブも楽しそうだし、フードももっとしっかり食べたかった。また来なくっちゃなー。

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2018年5月13日 (日)

「花鳥風月」KACHO-FUGETSU* remixed@白白庵(2018/05/12)

今日の夕方は白白庵のオープニングレセプションに。今日から開催されるのは4人のアーティストによるグループ展。4人のアーティストは二組の夫婦で、しかもどちらも滋賀在住ということでレセプションもとても親密な雰囲気。

レセプションのメインは髙橋良氏のライブペインティングで、フラワーアーティストの加藤ひろえ氏による花活けと同時のパフォーマンスだった。無造作な一刷毛がそのまま完成された絵画の一部として存在感を放つようになる様子はライブペインティングならではで、いつ見ても息を呑むような迫力。

出展作品も器あり絵画ありバッグありアクセサリーありと実に多彩で、ライフスタイルの幅広い部分に訴求する内容。いつも以上に身近で楽しい展示でした。

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2018年5月11日 (金)

アンディ・ホープ1930「Where did it come from!」@RAT HOLE GALLERY(2018/05/10)

今日の夕方は表参道のRAT HOLE GALLERYに。現在開催中なのはアンディ・ホープ1930というドイツのアーティストの個展。ちなみに後ろについている1930というのはアーティスト名の一部。作家の歴史観の中で1930年が重要なターニングポイントからだったこの名前にしているのだとか。今回がこのアーティストの日本初展示になるらしい。

このギャラリーで開催される展示にはコンセプトが表に出過ぎて出オチっぽいものも多いが、今回展示されているのはクラシックな現代美術の雰囲気を漂わせた重厚な作品。作品中に「SUBPRIME」という単語が描き込まれた、コンセプチュアルな雰囲気を漂わせた作品もあるが、基本的には抽象画として平面の中の線や図形の存在感に惹かれる。こういう展示もこのスペースには似合うなー。

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2018年5月 8日 (火)

TOKYO M.A.P.S{Shiggy Jr./BONNIE PINK}@六本木ヒルズアリーナ(2018/05/06)

TOKYO M.A.P.SはJ-WAVEが毎年ゴールデンウィークに六本木ヒルズで開催している音楽イベント。今年は六本木ヒルズ開業15周年、J-WAVE開局30周年というアニバーサリーイヤーらしい。今年のプログラム・オーガナイザーはいきものがかりの水野良樹とのことで、彼らももうそのレベルの大御所なんだなぁと時の流れの速さに驚く。

会場に到着した時にステージに立っていたのはShiggy Jr.。開始に少し遅れていたこともあり、六本木ヒルズアリーナに降りる途中の階段で"LISTEN TO THE MUSIC"が聴こえてきた。彼女らは2015年デビューの若いバンドだけど、女の子ヴォーカルのポップなアーティストを探していて、インディーズの時に見つけていた(江口寿史のジャケットアートだったのが考えてみたら凄い)。一度はライブを見たいと思っていたので、今回ようやく夢が叶った。とてもポップでクリスプな彼女らの楽曲だけど、生で聞くと思った以上にグルーヴィーでライブ映えする。年甲斐も無くピョンピョン飛び跳ねてしまった。

その後は用事もあっていったん帰宅し、最終セットのBONNIE PINKのライブに合わせて再び会場に。ボニピンのライブって以前に見たことあったかな、と思ってライブ日記を見てみると、2001年の3月に1度見たことがあった。いや、17年前ですよ、あなた。彼女の楽曲は好きでその間も思い立っては当時の曲を聞いていたんだけど、その時と今とで全然印象が変わらないのが凄い。エヴァーグリーンでもあるし、若い頃からスタイルが完成されていた、ということでもあるのだろう。ちょっとインドアな印象も持っていたのだが、どうしてどうしてベテランだけあり屋外のステージでも映える。アッパーな曲としっとりした曲を取りまぜつつ、最後は"A Perfect Sky"で〆た。

途中抜けちゃったのがちょっと残念だった楽しいライブ。屋台も出ていたし、来年はフルで参戦したいなー。

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2018年5月 7日 (月)

清川あさみ個展「ADASTRIA 美女採集」@表参道ヒルズ(2018/05/06)

今日の午後は表参道ヒルズに。開催中だったのは清川あさみの個展。前にもゴールデンウイークに表参道ヒルズで清川あさみの個展を見たなー、と思って確認してみたら2012年のことだった。あれから6年か。早いなー。

今回の個展も前回と同様に「美女採集」シリーズをメインにしたもの。シリーズの連載開始から15年経ち、写真集が出版された記念の展示だそう。ただ、6年前の展示と比べても正直ちょっとパンチに欠けるように思った。シリーズが長くなるとどうしても(失礼ながら)旬を外した女性が登場する。この種の作品はお遊び的な部分があり、圧倒的にゴージャスなオーラを纏い、誰もが知っている女性タレントの写真を使うから面白いのであって、まだ駆け出しだったり、あるいは盛りを過ぎてしまったりする人だとイタい感じになってしまうと思うのだよなー。

そういった感覚は作家自身も持っているのか、今回の展覧会のキービジュアルは美女採集シリーズからではなく、前髪で顔を隠した女性たちの群像作品、《mutant》。だけど、展示されている作品の中で圧倒的な作品性があったのは、2007年に制作された《complex》シリーズだったのには、なんとも言えない気分になった(僕が最初に見た彼女の作品で、その時の印象がとても強かったというのもあるけど)。地味ではあるが深みを感じる《life》など面白い新作も展示されていたので、今後に期待したいな。

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2018年5月 6日 (日)

ACT小品展2018@アートコンプレックスセンター(2017/05/06)

今日の夕方は散歩の途中に信濃町のアートコンプレックスセンターに。現在開催されているのは複数の展示室を使った小作品展。約65名の作家の、130点以上のサムホールサイズの作品がずらりと展示されている。出展されているのはこのギャラリーの取り扱い作家で、この一年で個展を見て、あ、いいなと記憶に残っている作家さんはほとんど出展していた。

ハイアートとイラストの合間を狙ってる作家さんがSMサイズで制作するため、インパクトなどを考えるとどうしても女性の肖像画が多くなってしまうのは仕方がない。ただ、去年と比べると作品の幅が広がった気もする。

出展作家の中には作品を買おうかどうか迷っている作家さんもいて、そういう作品に売約済みのシールが貼られてたりするとちょっと心穏やかではない。SMサイズなので値段も手ごろなんだよね。来年は忘れず、開催初日に来ることにしよう。

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2018年5月 5日 (土)

ジャズ即興演奏会@dot&blue(2018/05/04)

今日の夕方は赤坂のミュージックバー、dot&blueへ。先日ライブで知り合ったミュージシャンの方から、赤坂でジャムセッションのホストをやってるんですが、聴くだけでも楽しいセッションを心掛けているのでいらっしゃいませんか、とお誘いを頂いたのだ。

dot&blueは赤坂通りに面した五丁目交番の近くにあるお店。看板はちょっと華やかで、赤坂という場所柄もありお値段はどうなんだろうと怯んでしまうが、実際にはビールが800円というまずまずリーズナブルなお値段。今回自分では頼まなかったが周りの人が頼んだのを見ていると料理もボリュームがあって良い感じ。

ジャムセッションは結構楽しかった。演奏のレベルは必ずしも高い人ばかりが参加している訳ではないけど、だからこそ逆に、演奏が徐々に噛み合って曲になっていく感じとか、そういうものを生々しく感じられる。赤坂の夜をお酒を飲みながら過ごすには悪くないと思う。

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2018年5月 4日 (金)

巡りゆく日々 サラ・ムーン写真展@シャネル・ネクサス・ホール(2018/05/02)

今日の夕方は銀座のシャネル・ネクサス・ホールへ。今週金曜日までの会期でサラ・ムーンの写真展が開催されている。ここシャネル・ネクサス・ホールはメゾンエルメスフォーラムやエスパスルイヴィトンと比べて既に定評のある巨匠の展示の比率が高いんだよね。アートに対するスタンスの違いがどこから来るのかは興味深い。

展示はファッションモデルの雰囲気のある写真が中心かと思っていたら、風景写真や動物の剥製、サーカスなど、さまざまなジャンルの作品が並んでいた。必ずしも単純に綺麗、美しい、という作品ばかりではなく、グロテスクな、ものによっては醜いと感じさせるものもあるのだが、それでも空気感に引き付けられるものがある。さすが、という内容だった。

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2018年5月 3日 (木)

アートラウンジ第7回「シルエット ロマンス」@パークホテル東京(2018/05/01)

今日の夕方は汐留にあるパークホテル東京のラウンジに。ご近所のギャラリー、白白庵がプロデュースするラウンジのアート展示の初日で、オープニングを見に来た。2か月ごとの入れ替えでラウンジでのアート展示(但しギャラリーなので気に入った作品を購入することもできる)で、前回来た時にすっかりファンになった。ホテルのラウンジに美術が溶け込み、喧嘩もせず埋没もしない絶妙のバランス感覚が緊張感のある素敵な空間を生み出している。

今回の出典作家は、書道家の万美、鉄の立体造形の谷口和正、そして陶芸の津田友子の3人。それぞれ白白庵で作品を見たことがある作家さん。「シルエット ロマンス」というタイトル通り陰影をテーマにした展示だそう。

津田さんの作品はコントラストがはっきりし金彩なども多用したラウンジの仄暗さにも映える作品が選ばれていた。スパークリングワインを津田さんのフルートグラスで頂いたんだけど、陶器でスパークリングワインを飲むのは初めてで面白かったな。

谷口さんの作品はアルファベット型に切り抜いた鉄の板の中に光源を入れたもの(小型の作品には入っていないものもある)。作品そのものの美しさはもちろん、文字が影として投影される様がなんとも良く、まさにこの展示のテーマにぴったりだった。

万美さんの作品は書として展示されているだけではなく、植木に這わせたインスタレーションになっていたり、灯りのシェードとしてぐるりと巻き付けてあったりと使い方が多彩。

ちょっと暑い日の夕暮れ時には、日が沈んで光の様子が変わる中ずっと眺めているとどんどん景色が変わっていくだろうなと思う。6月末まで開催なのでぜひ見に行ってください。楽しいよ。

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