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2018年3月31日 (土)

黒田阿未個展「夜」@アートコンプレックス・センター(2018/03/28)

今日の夕方はアートコンプレックス・センターに。今週はグループ展が多かったんだけど、その中でやっていた黒田阿未の個展が印象に残った。

出展されている作品はセーラー服の少女の紙版画。一人だったり群像だったり、また日常の中のシーンだったりちょっとファンタジックだったりするんだけど、いずれにも共通するのが良い意味での湿度。目線とか髪とか腕への力の入り具合とか、そういった部分に心を掴まれる。一方でイラスト的な力もきちんと持っていている。

とてもこのギャラリーらしい、アートとイラストの接点にある作品。セーラー服の少女以外の作品も制作しているようで、機会があれば見てみたいな。

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2018年3月29日 (木)

鈴木眸美展-柳は緑花は紅-@ギャラリー須知(2018/03/27)

今日の夕方はセミナーで茅場町に出てきたので帰りに久しぶりのギャラリー須知に。現在開催中なのは鈴木眸美の個展。このギャラリーなので写実絵画の作家さんなのだが、扱う題材は美女のヌードではなく小鳥や小動物。

基本的に羽毛や体毛などを実際と同じぐらいの細さで書きたい、というスタンスのため作品はほぼ実物大の大きさの作品。リアリティに圧倒されるが、ちょっと不思議な感覚にもなる。この種の小鳥や小動物のリアルなイメージは、写真で目にする機会ももちろん多いし、そして図鑑の挿絵としても見たことがあるのだが、作品から受ける感覚がそれらとちょっと違うのだ。

作品に込められた「目の前の対象をリアルに伝えたい」という思いや、リアルに伝えたいと感じている部分はどこか、という部分での違いが、言葉にすると同じように「対象をリアルに再現している」となってしまう作品でも、放つ雰囲気が変わるんだな。とても面白い体験だった。

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2018年3月27日 (火)

ウタアカリ{矢野絢子/足田メロウ}@白白庵(2018/08/25)

今日のお昼は南青山のギャラリー、白白庵に。今日は足田メロウ個展の最終日で、クロージングイベントとして矢野絢子のライブとライブドローイングイベントがあるのだ。

矢野絢子のライブは以前、といっても8年前と11年前、同じく青山の月見ル君想フで2回ほど見たことがある。地に足のついた、良い意味で通俗的な歌声でヒリヒリするようなリアルな感情を歌う様子に衝撃を受けた記憶があり、もう一度見てみたいなと思っていたが機会が無かった。今回白白庵でライブをやるという話を聞き、即座に申し込んでずっと楽しみにしていた。

ライブの内容は記憶にあるそのままだった。剥き出しの感情をそのままぶつけるような曲から、それを俯瞰するような広がりのある曲、あるいは女友達との楽しく懐かしい時間を歌った肩の力が抜けた曲など、楽曲の幅は多彩。レナード・コーエンの「ハレルヤ」のカバーも素敵だったなぁ。

そしてライブドローイングがまた素晴らしかった。5分という時間の間で、歌の内容とシンクロしながら作品がどんどん描かれていく。今回はテーブルで描いている様子をスクリーンに投影していたので、その意味ではPVを見ているような部分もあったんだけど、作品が出来上がる過程、動物で言えば骨格や肉にあたるようなところがどんどん膨らんで作品になる様子が歌とシンクロする様子というのは、やはりPVとは全く違う、ゾクゾクするような感覚がある。

足田メロウの通常の作品は、美しくて幻想的でダークなところもあって、ちょっと藤城清治のような世界観を感じる。値段も手ごろで何か買って帰ろうと思い、せっかくだから常に身の回りにおいておける物を、と思って豆皿を買った。

歌も展示もその組み合わせも大満足の内容だった。歌に合わせたライブドローイングはハマってしまいそう。

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2018年3月19日 (月)

小山登美夫ギャラリーコレクション展3@8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery(2018/03/18)

今日の夕方はプールの帰りにヒカリエの小山登美夫ギャラリーへ。現在開催中なのはコレクション展。出展作家は国内から国外まで、ジャンルも絵画、陶芸、彫刻、写真と多彩。

全体的には春らしく柔らかでふわっとした雰囲気をどこかに持った作品が多かったような気がする。この佐藤翠の作品とか、個展で見たら作品の強さの方に目が行ったろうけど、柔らかな部分に気がつけるのがコレクション展の面白さだね。
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2018年3月16日 (金)

ART in ACT sioux旧作展@アートコンプレックス・センター(2018/03/14)

今日の夕方はちょっと散歩して帰ろうと四ツ谷で降りて若葉のあたりをぶらぶら。外苑東通りに出たあたりで「あ、まだ7時半か。アートコンプレックス・センターまだ開いてるじゃん」と気付いて覗いていくことに。

今週はちょっと地味目の展示が多かったんだけど、面白かったのはsiouxというアーティストの女性画の展示。男性目線での美少女、というよりは、女性誌の挿絵に載るような複雑なニュアンスを持った女性の作品が多い。水彩の透明でやや滲んだタッチがそういう女性によく似あっている。個人的には大判のガールズバンドの作品が気に入った。

ちょっと不思議だったのは会場に記名帳などが見当たらなかったこと。ひょっとしたら、別の作家さんが展示に穴をあけて急遽開催が決まったりしたのかな。

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2018年3月15日 (木)

加賀温「The Search For Languorous Magic」@MAHO KUBOTA GALLERY(2018/03/13)

今日の夕方は久しぶりに神宮前のMAHO KUBOTA GALLERYに。現在開催中なのは加賀温の個展。

会場に並んだ絵画に登場するのはウサギやクマなどの動物たち。まるで絵本に出てくるように親しみやすく擬人化された姿だが、その世界観は皮肉っぽく辛辣。ただ過剰に突き放してはいない。作品に描き込まれた文字や、時に激情的なタッチは、個人的には奈良美智の作品を連想するものだった。作家は高校卒業後すぐにダブリンに渡り、その後もずっとアイルランドに拠点を置いているそうなので、そのあたりに通じるところがあるのかな。

イラスト的に眺めることもできる作品なのでどんな人でも楽しめる展示だと思う。外苑前に来られた際にはぜひ。

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2018年3月13日 (火)

すわだいすけ@綱島Blue Corn Cafe(2018/03/11)

今日は綱島桃まつりに合わせて綱島に出てきた。会場を覗いた後は昼食を食べていこうと久しぶりのブルコンに。今日は3・11の日でもあり、震災復興支援イベントを開催していたのだ。

イベントにはフリーライブもあり、元Sleepyhead Jaimieのすわだいすけが出演していた。Sleepyhead Jaimieはハンバーガーをテーマにした楽曲を作ってハンバーガーショップでライブを行ったりキャンピングカーで全国を回ったりと面白い活動をしていた。がっつりアメリカな雰囲気を漂わせつつフレッシュな雰囲気は音楽的にも好みだった。残念ながら去年の秋に活動を休止し、今回が休止後初のソロライブとのこと。

久々のブルコンのカウンターに座って音楽を聴くとやっぱり体に沁みる。やっぱり自分にはクラシックよりこういうジャンルの音楽の方が合ってるんだよなぁ…。マスターも覚えていてくれたし、ブルコンにもまた通い始めないとな。

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2018年3月12日 (月)

シャネル・ピグマリオン・デイズ 2018{江崎萌子}@シャネル・ネクサス・ホール(2018/03/10)

今日のお昼はシャネル・ネクサス・ホールに。申し込んでいたシャネル・ピグマリオン・デイズに久しぶりに当選したのだ。シャネル銀座店の横の入り口から密かに案内される感じはやっぱりワクワクする。

今日の出演は江崎萌子というピアニスト。シューマン、シューベルト、ベートーベン、アンコールでモーツァルトと巨匠の作品が並んだが、曲自体は誰でも知っているという曲ではなかった。このイベントの本来の趣旨は、若い音楽家と聴き巧者の観衆をマッチングして成長の機会を与えようということが目的だろうから、本当は僕のような観衆は対象外なんだろうなー。
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2018年3月11日 (日)

アートフェア東京2018@東京国際フォーラム(2018/03/09)

今日の夕方は東京国際フォーラムでアートフェア東京2018へ。今回は164のギャラリーが参加し、廻れていないけど近隣のホテルやギャラリーを使った連動イベントもずいぶん活発に行われているそう。

このフェアは毎回雰囲気が変わり、例えばジャパンクール的な女の子のイラストの比率が日本の現代美術シーン全体と比べて不釣り合いに高いな、と思った回もあったんだけど、今回は日本の美術シーンを比較的バランスよく再現した内容になっていたと感じた。あと、台湾と香港のギャラリーの参加がずいぶん多かった気がする。企画者が営業を頑張ったのだろうか。

全く知らない作家から教科書で見るような巨匠の名品まで、楽しめた展示でした。来年もゆっくり時間を取って見に行きたいな。

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2018年3月 9日 (金)

オルガンプロムナードコンサート{マルティン・シュメーディング}@サントリーホール(2018/03/08)

今日のお昼は久しぶりにスケジュールが合ってサントリーホールのランチコンサートに。今回の出演奏者はマルティン・シュメーディング。バッハやメンデルスゾーンのいかにもパイプオルガンという壮麗な楽曲から、日本の現代音楽家の非常にテクニカルな作品まで、バラエティに富んだお腹いっぱいの内容。こういうコンサートを昼に聴けると午後も頑張ろうという気になるよなー。来月からもなるべく時間を作って出かけてこよう。
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2018年3月 8日 (木)

YANG FUDONG - The Coloured Sky: New Women II@エスパス ルイ・ヴィトン東京(2018/03/07)

今日の夕方は表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京へ。現在開催中なのは中国の映像作家ヤン・フードン(楊福東)の個展。10月から開催していた会期がいよいよ今週末終了になったので、慌てて出かけてきたのだ。

彼の作品は8年前、原美術館で見たことがある。その展示が日本での初個展だったらしい。中国の伝統的な詩情を切り取って現代のアートの文脈で見せる。作品がただ美しいだけではなく切り取り方そのものがアートになっているという技の見事さに唸らされた記憶がある。

今回出展されている作品「The Coloured Sky: New Women II」はルイ・ヴィトン財団が2014年に購入したコレクション作品。水着を着た若い女性5人が浜辺のセットの中で戯れている映像を5つのスクリーンに映し出すものだけれど、女性の水着やメイクが微妙に今風のものではなかったり、セットがいかにも書き割りっぽかったりといった作りになっていて、そういった違和感が、中国情緒を直接感じさせる小物があまり登場していないにも関わらず、モダンシノワ的な雰囲気を強く感じさせている(おそらく演出手法などにもそういうフックが多数使われているのだと思うが、残念なことに僕はそのあたりの知識を持ち合わせていない)。

エスパス ルイ・ヴィトンの看板である大きなガラス窓を封印して行われた展示だけのことはあり、その映像美は圧倒的。特に現代美術に興味が無い人でも酔いそうになるほどに映像空間を堪能できると思う。上にも書いたように会期は今週末まで。どうぞお見逃しなく。

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2018年3月 5日 (月)

書家・白石雪妃 個展 「一期一会」@白白庵(2018/03/04)

今日のお昼は白白庵へ。現在開催中なのは書道家の白石雪妃さんの個展。2月23日にオープニングレセプションがあったんだけど参加できなかったのが残念。

今回の展示はフランスの現代美術作家ピエール=スーラージュへのオマージュとのことで、「一」の文字とか禅画の円相とかをベースにした作品が多かった。ここまでシンプルで抽象的な作品だと、上記のピエール=スーラージュや、あるいは吉原治良などの作品と比較してしまう。こういった現代画家たちは筆跡のような姿を構想してそれに合わせて緻密な塗りを重ねて仕上げていく作風の人が多いが、そういう作品と書の一種として作った作品との違いをどう考えるか、という点に興味がある。作家さんが在廊だったので質問してみたのだけれど、どうもうまく言葉にできずかみ合わなかったなー。

そういう抽象性の高い作品のほかにも、いかにも女流書家という感じの流麗な書も展示されており、また白白庵の代表作家たちとのコラボレーション作品も楽しい。特に万美の壁面インスタレーションとのコラボは見事。幅広い層が楽しめる展示だと思うので、ぜひ足を運んでみてほしい。
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2018年3月 4日 (日)

海上自衛隊横須賀音楽隊第52回定期演奏会@横浜みなとみらいホール(2018/03/02)

今日の夕方は友人のお誘いで海上自衛隊横須賀音楽隊の演奏会に。場所は横浜のみなとみらいホール。昔からうろうろしている場所だがここにコンサートホールがあるのは知らなかった。横浜らしい開放感のある、よい雰囲気のホール。

演奏された曲はこれぞ軍楽隊!という感じの高揚感のある楽曲ばかりで、アンコール最終曲は行進曲「軍艦」。吹奏楽団のきちんとしたコンサートはずいぶん久しぶりだったが存分に楽しむことができた。

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2018年3月 3日 (土)

ロニ・ホーン「The Selected Gifts, (1974-2015)」@RAT HOLE GALLERY(2018/03/02)

今日の夕方は久しぶりに表参道のRAT HOLE GALLERYに。現在開催中なのはロニ・ホーンの個展。タイトル通り彼女が1974年から2015年までの間に受け取ってきた贈り物の写真を並べた展示となっている。

展示されている写真は背景を白に揃えたり実寸大にしたり、裏表をそれぞれ撮影したりと、微妙だが丁寧な処理がなされている。被写体の選択も含め、そういった丁寧さがアートとしての要素なんだろうけど、見る人を選ぶ展示だよなぁと正直思う。これを自分がアートとして見れるか、というとちょっと厳しいものがあるなぁ。

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