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2017年11月30日 (木)

メキシコ地震被災地支援・チャリティー頒布会@ときの忘れもの(2017/11/28)

今日の夕方は久々にときの忘れものに。今日から開催になるのはメキシコ地震の被災地支援を目的としたチャリティー頒布会。一律8千円で百点を出品し売上額の全額をメキシコに送金するというもの。

人気が無く売れ残った作品があれば引き取ろう、と思って出かけたのだけれど、何のことは無くほとんどの作品が売り切れ、知らずに来た人のために追加で出品したという作品が並んでいた。僕はその中から元永定正氏の版画を購入。作品そのものの持つ力はもちろんのこと。それが世の中で評価されてきた経緯というか歴史が纏わせる雰囲気というのを、最近意識するようになってきた。

チャリティー頒布会の初日ということで他のお客さんも多く、いろいろなお話を聴かせていただいた。今回もとても素敵な展示でした。

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2017年11月29日 (水)

「琵琶湖周航の歌」100周年記念音楽祭@京都大学百周年記念ホール(2017/11/25)

この週末は久しぶりに母校を訪ねる。今年は琵琶湖周航の歌が誕生して百周年で、それを記念した音楽祭が開催されるのだ。場所は京大の時計台下にある記念ホール。思ったほどには広くないホールで、500人ほど入ると満席になる。

音楽祭の前半はグリークラブ、マンドリンアンサンブル、吹奏楽団といった京都大学の音楽団体が琵琶湖周航の歌とそれぞれの持ち曲を披露。グリークラブが想像していた以上に良かった。男性コーラスってこんなに表現力豊かだったんだね。

後半は加藤登紀子さんのトークライブ。「百万本のバラ」など四曲を披露し、最後は会場の全員で琵琶湖周航の歌を大合唱。

100年の間ずっと歌い継がれてきて、しかも懐メロではなく常にその時代の大学生にとってのリアルな青春の歌であり続けてきた。そういう歌を自分たちの歌だと言えるのは幸せなことだなぁと改めて感じた一日でした。

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2017年11月27日 (月)

Slick Monk Sisters@ラドンナ原宿(2017/11/24)

今日の夕方は友人に誘われてSlick Monk Sistersのライブに。彼女たちのライブを見るのは4年ぶりで、場所も前回と同じラドンナ原宿。ショウやフードの値段の割にゴージャスな雰囲気のお得なハコ。

Slick Monk Sistersは女性3人組のボーカルユニット。ドリームガールズのようなゴージャスな衣装で鉄板の80'sミュージックを歌って踊る、とても楽しいライブ。今回は古い日本の歌謡曲から今風のアレンジのダンスミュージックまで幅広い選曲で時間を忘れるほど盛り上がった。

僕と同じか少し上の世代であれば絶対にハズさない内容だと思う。こういう完成度の高いショウに何も考えず身を任せるってやっぱり良いもんですね。

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2017年11月25日 (土)

神戸博喜・津田友子 二人展「華気楼」@白白庵(2017/11/23)

今日のお昼は白白庵に。現在開催中なのは画家の神戸博喜さんと陶芸家の津田友子さんの二人展。

神戸博喜さんは緻密な線描で花を描く作家。高密度で描き込まれた細い線が作り出すねっとりしたテクスチャーは銅版画を思わせる。線は一本一本面相筆で引かれているそうで、「引きそこなうことはありませんか?」と在画廊の作家さんに尋ねると「線を引きそこなうことはあまりありません。むしろ描いている途中で『この構図では上手くいかない』と気づくほうが辛いですね」とのこと。油絵と違って修正ができないし、確かにそれは辛いよなぁ。今回は球体に描いた作品やピンクで描いた作品なども面白い。

津田友子さんの作品は楽焼で、作品によるが手に持って見るとふわりとした軽さに驚く。見た目の持ち重りとのギャップや釉薬をかけていないところの手触りがまるでダックワーズのよう。スタッフの方が彼女の茶碗を3カ月ほど使っているというので新品と並べて見せていただいたところ、色合いや光沢などが全く変わっていた。初めは外側から吸った水分で色が変わり、やがては内側から染み込んだお茶が外側に達することでまた色が変わるのだとか。「器が育つ」という言葉は知っていたのだが、実際に見たことはなかったのでずいぶん驚いた。茶碗以外にもいろいろな作品が出展されており、特に豆皿などはリーズナブルなお値段。僕も黒の豆皿を一つ購入した。

どちらの作家さんの作品も確かな伝統の手触りと今の時代の感性とを併せ持っていて、このギャラリーらしい見ごたえのある展示だった。

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2017年11月23日 (木)

立澤香織個展@「花盛りと知ればこそ」@アートコンプレックス・センター(2017/11/22)

日の夕方は信濃町のアートコンプレックス・センターに。今回の目当ては立澤香織さんの個展。女性の姿をシンプルな線と大胆な塗りで描く作家さんで、彼女の作品を最初に見たのは2年前のこのギャラリー。それ以降東京での個展は毎回足を運んでいる。今回は今までの個展より少し広い展示スペース。

彼女の本領は女性が見せる仕草や感情の表れをシンプルな絵柄に生き生きと落とし込むことなんだけど、今回の個展ではそれに加えて女性の年齢ごとの描き分けが素晴らしかった。瑞々しい少女、成熟した大人の女性、その中間の年頃のそれぞれの雰囲気が、ああ確かにこうだよね、という説得力で表現されている。今日は作家さんも在廊でいろいろ話を聞くことができた。作品はたいてい目から描き始めるというは意外だったな。

良い意味でのポピュラリティーを持った、個人的には絶対にブレークすると思っている作家さん。ぜひ多くの人に見てみてほしい。

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2017年11月21日 (火)

ガーダー・アイダ・アイナーソン「Studies and Further Studies in a Dying Culture」@RAT HOLE GALLERY(2017/11/16)

今日の夕方は表参道で飲み会。開始時間より少し早い時間に着いたのでRAT HOLE GALLERYを覗いていくことにした。

現在開催中なのはガーダー・アイダ・アイナーソンというノルウェー出身の作家の個展。作品は基本的に文字やグラフィティなどをキャンパスに描いたもの。コンセプトとしては一見極端に尖ったところはないんだけれど、サイズや配色のバランス、あるいは筆のタッチの残し方などが絶妙で、見てみて「あぁいいなぁ」という作品になっている。

今回も間口の広い展示で、幅広い人にお勧め。このギャラリーを運営するヒスグラが好きな人なんかも気に入るんじゃないかな。

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2017年11月16日 (木)

2017年の風景画展@アートコンプレックス・センター(2017/11/15)

今日の夕方は信濃町のアートコンプレックス・センターに。今日見ることができた展示で一番面白かったのが風景画のグループ展。

このギャラリーでの展示ということで画風もハイアートではなく何らかのイラストレーション的な要素が入っている。というか、おそらく展示のテーマは「『君の名は。』に代表されるようなリッチでシズル感のある風景イメージが商業美術として登場している今、『風景画』の意味はどのようなものか」といったものなのではないだろうか。

そういう切り口で良いなと思ったのが待井健一の作品。アニメーション美術のような良い意味でのケレンを持ちつつ、「風景画」というフォーマットでしか表現できない内容を取り入れているという印象を受けた。

他の作家の作品も力作が並び、好みの作品は見る人に寄って別れるだろう。見る人を選ばない間口の広い展示だと思うので、近くに来ることがあればぜひおすすめしたい。

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2017年11月11日 (土)

イヌイットの彫刻 高円宮コレクション@カナダ大使館高円宮記念ギャラリー(2017/11/09)

今日の午後はお仕事でカナダ大使館のセミナーに参加。せっかく中に入ったので終了後に高円宮記念ギャラリーを覗いていくことにした。

現在開催中なのはイヌイットの彫刻展。高円宮がカナダを訪問した時に収集した彫刻コレクションの一部をカナダ大使館に寄贈したものの展示だそう。

展示はとてもシンプルで、作品と銘板が並ぶのみで解説のプレートなどはほとんど置かれていない。やや地味な作品が多いので作品の背景が分かるともっと取っつきが良かったのではと思ったが、高円宮とイヌイットのアーティストのかかわりを考えると、これはこれで良いのかもしれないと考え直した。

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2017年11月 8日 (水)

ささめやゆき「をどるリノカット」@スペースユイ(2017/11/07)

今日の夕方はスペースユイ。現在開催中なのはイラストレーター、絵本作家のささめやゆき氏の個展。タイトルの通りリノカット、つまりリノリウム版画を中心とした展示になっている(木版画の作品も2点出展されていた)。

作家さんが在廊でお話を伺えた。リノリウムは木版に比べて扱いが簡単で作家の間でも軽く見られているところがあって、「じゃあ俺が面白いものを作ってやろう」というのが制作のきっかけなのだそう。

展示されている作品はリノカットの特徴であるはっきりしたコントラストによる力強さを生かしたもの。多くの作品はサーカスを題材にしていて、エネルギーに満ちているがでもちょっと物寂しい感じがリノカットの持ち味によくマッチしている。見ごたえのある内容だった。

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2017年11月 6日 (月)

天下を治めた絵師 狩野元信@サントリー美術館(2017/11/05)

今日のお昼は六本木のサントリー美術館へ。今年が移転10周年になるとのことで重量級の企画展が続いていて、今回の企画は狩野元信。狩野派の繁栄の基礎を築いた人物の画業を、彼が学んだ作品と合わせて展示する内容。

個人的にはパっと見てスゲーと思うにはちょっと渋すぎるかな、という作品が多かった。重要文化財がずらりと並ぶが国宝が入っていなくて、やっぱりそうなんだなと。もちろん自分に見る目が無いというのが理由なんだけどね。

展示の説明を見て思ったのは、手本となる過去の作品を整理して真・行・草の三種の「画体」を生み出し集団制作を可能にしたとか、その種の作品の背景になるような部分がもっと前に出ても良かったのになということ。このあたりは自分で勉強してみよう。

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2017年11月 5日 (日)

山田浩之個展「つち大根は、神様になる。」@白白庵(2017/10/03)

金曜日の夕方は白白庵のオープニングレセプションに。今日から開催になるのは陶芸家の山田浩之氏の個展。

今回の展示のメインは大根をモチーフにした作品。大根というよりは朝鮮人参のような、細い根が広がったような造形。その根の上には実在の動物や、あるいは眼だけがあるのっぺらぼうのような妖怪が乗っているという、とてもインパクトのある作品がずらりと並んだ様は壮観だった。

一方で並んでいる作品の種類は多く、まったく違うタイプの作品も多い。個人的に気になったのは最新作という赤絵のシリーズ。色合いといい造形といい、まるで古代の洞窟画のような印象を受ける。この赤絵に使ったベンガラは、市販されているものでは全然粒度が粗すぎ、自分でガラスの上で擦りなおして使っている。擦っていると感触がサラサラからネチャネチャに変わる瞬間があり、そこで初めて使えるようになると。

大根の神様が並ぶ強烈な雰囲気はぜひ会場で見て欲しいし、一方で普段使いできる焼き物も並ぶ。欲張りな展示でした。

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2017年11月 4日 (土)

牧野永美子「ロマンティックな形相」@NANATASU GALLERY(2017/11/03)

今日の午後は西麻布太陽祭という地元のバーのお祭り。普段は夜しか営業しないバーが屋台を出してお酒やフードを売っているのをハシゴしつつふらふら歩いていたらNANATASU GALLERYがオープンしているのを見つけた。しかも会期は明後日まで。おお、これは見ていかなくては、

現在開催中なのは牧野永美子という作家さんの個展。実在だったりファンタジックだったり、でもちょっとブサカワイイのが共通点の不思議な動物たちの立体作品が展示されていた。すっかり酔っぱらっていたのでじっくりは作品を見れなかったんだけど、印象に残ったのはコウモリの作品。手が妙にリアルだったりするところがしっかり再現されてたんだよね。ランプの傘とかと旨く融合した作品作りも上手いなーと思いました。

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2017年11月 3日 (金)

オルガンプロムナードコンサート{坂戸真美}@サントリーホール(2017/11/02)

今日のお昼は用事で溜池に出てきたので久しぶりにサントリーホールでオルガンプロムナードコンサート。スケジュールが合わなかったりサントリーホール自体が改装工事をしていたり(確か)でしばらくご無沙汰していて、気が付くと最後に来たのが去年の3月!もうそんなになるのか。

今日の出演は坂戸真美というパイプオルガン奏者。知っている曲は演目に入っていなかったんだけど、パイプオルガンの響きを素直に感じられる曲が多くて楽しめた。パイプオルガンの音色ってやっぱり癒されるよねー。

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