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2017年9月30日 (土)

渡辺おさむ展「お菓子の水族館」@画廊くにまつ青山(2017/09/28)

今日の夕方は画廊くにまつ青山に。現在開催中なのは渡辺おさむの個展。言わずと知れた、洋菓子のデコレーションを手法として使ったデコラティブな作品を制作している作家。僕が出かけたのは雨の降る夕方遅くだったが、それでもひっきりなしに女性を中心に来廊者があった。

彼の個展は6年前にnewtron tokyo(時代の白白庵)で見たことがある。その時は腐りかけたフルーツなどのヴァニタスなモチーフを取り入れた作品が出展されていたのだけれど、今回の展示ではその種の路線の作品は無く、「スイーツを食べている時は誰もが幸せ。その幸せを切り取ってアートとして表現した」という感じの作品ばかり。ただ、ラッセンのポスターにデコレーションを加えた作品なども展示していて、表現の毒が完全になくなったわけでもない。

久しぶりに見たけどやっぱり面白かったな。他の路線の作品も作っているのであればいろいろ見てみたいと思った。

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2017年9月28日 (木)

安藤忠雄展 ドローイングと版画@ときの忘れもの(2017/09/26)

近所にあって企画展のたびに出かけていたギャラリー、ときの忘れものが7月に駒込に移転した。少し遠くなった、というのもさることながら平日の閉廊が18時になり、夏の間は間に合う時間に会社をなかなか出られなかった。土曜も開廊しているのだがこちらもあれこれ用事のある日が続き、初めて出かけるまでに随分時間がかかってしまった。

新しい建物はコンクリート打ちっぱなしのとてもスタイリッシュな空間。もともとは民家で展示スペースは廊下と応接室だった場所。ただし吹き抜けになっているのでそれほど狭さは感じない。こういうスペースでの展示は難しいと思うけどピタッと決まるととても素敵なものになる。スタッフの執務スペースと展示エリアが繋がっているのも親密感があって好きだな。

今回開催中だったのは安藤忠雄展。こちらのギャラリーにお邪魔するようになって最初に購入したのが彼の作品で、今回もその姉妹作が展示されていてちょっと嬉しかった。建築の全景を描いた作品から、コンセプトの中心になる部分を切り取った作品、あるいはラフに建物の空気感を切り取った作品など、建築をモチーフにしたドローイングっていろいろな切り口があるんだな、と感心した。安藤忠雄展は国立新美術館でも開催中で、ときの忘れものからもエディション作品を出展しているそう。そっちも見に行かなくっちゃな。

会社から30分ほどで着き、5時に出れば一通り作品を見られることがわかって安心。いろいろなミニ企画展なども開催しているので、これからはちょくちょく出かけないとな。

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2017年9月26日 (火)

大槻香奈・木ノ戸久仁子 二人展「家と石-依代の在処-」@白白庵(2017/09/23)

今日の夕方は白白庵のオープニングレセプションにお邪魔。今回開催中なのは画家の大槻香奈さんと陶芸家の木ノ戸久仁子さんの二人展。ちょっと異色の組み合わせだが、本展の企画の段階までは顔を合わせたことも無かったと聞いて二度びっくり。

大槻香奈さんの作品は2011年に見たのが最初なのでもう6年前になる。当時のトレードマークだった制服少女のイラストから大きく作風を変えたのは2015年のACTでの個展「私を忘れないで。」去年の白白庵での個展「空家と蛹器」で見て知っていたのだが、作家さんの話を聞くのは作風が変わってから初めて。「少女のイラストは自分の中の子供性を客観視するためにモチーフとして選んだもので、それを乗り越えて大人になることが制作の目的だったのに、イラストとして人気が出て本来の意図と違った形で作品制作を求められたのは辛かった。作品を作った分だけ自分が振り切りたい子供性が体の中に溜まっていって…」という話をされていた。商業イラストとして「も」消費できるアートって本当に際どい部分があるんだな。今回出展されていたのは家や家族の歴史を中心とした作品が多く、前回の個展で見たときからさらに一歩表現が深まっていたように感じた。

木ノ戸久仁子さんの作品は自然石を模した陶芸作品という不思議なもの。磨かれた石の表面のような釉薬というだけではなく、軽石のように小さな穴が無数に空いたもの、水晶の結晶のような形状のものなど、どうしてこれを陶芸作品として表現しようと思ったのだろうという作品が多数。そもそも陶芸は、自然石が摩耗してごく細かい粒になった粘土と、同じく自然石を人工的に細かく砕いた釉薬を、人間が成形し焼くことで作られるもの。ある意味対極にある存在をどうして陶芸作品で表現しようと思ったのだろうか。お話を聞いてみると、実家が工業に縁のある家で育ち、自分には合わないと思って陶芸の道に入ったが、炎と灰の偶然で陶芸製品ができるというのも自分の感覚とずれていた。計算と偶然の両方が重なることで小さな奇跡として作品が出来ることを表現できるのが自然石というモチーフなんだと伺い、ちょっと感動したな。

二つの違うジャンルの作品が重なり合って生まれたハーモニーがとても素敵で、この空間にぴったりとはまる展示だった。こういう展示に出会える幸せってギャラリーならでは。

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2017年9月24日 (日)

レオナルド×ミケランジェロ展@三菱一号館美術館(2017/09/22)

職場で毎回招待券を頂くのだが毎回ほったらかしにしてしまい最終週に出かける羽目になる三菱一号館美術館の企画展。今回もやっぱり会期終了の2日前に出かけることになってしまった。

今回の企画展はレオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロの素描をじっくりと見比べようという贅沢なもの。ただ、僕にはちょっと地味過ぎたし、デッサンを見て「ここをこう描くのか…」と唸れるようなセンスも不足してるんだな、というのを感じてしまった。展示が結構混雑していて、一つの作品の前でじっと眺めている、というのも気が引けた、っていうのもある。もうちょっと自分が見巧者だったらなー。

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2017年9月22日 (金)

チャイチーシスターズ@浅草HUB(2017/09/21)

今日の夕方は時間が空いたのでライブに出かけることに。いくつかのライブハウスをチェックして出かけたのは浅草HUB。今夜の出演はチャイチーシスターズというジャズボーカルの女性デュオ。

彼女らのライブは一年前にこのお店で見たことがある。古いスウィングの名曲のお洒落な部分を蒸留したように取り出して、今のポップミュージックとして表現した、とても楽しいライブ。去年来た時にはお店の濃い雰囲気にちょっと負けてるかな、という感じもあったのだが、今回は良い意味でベタになった部分もあり、お店にすっかり馴染んでいた。聞けば今年から隔月のレギュラー出演をしているとのこと。

ジャズは初めてという方から古いジャズボーカルにうるさいという方まで、幅広いリスナーが楽しめるライブだと思う。店の雰囲気も良いし、料理についてはHUBのチェーン店なので一定のレベルは保証付き。浅草観光とスケジュールが合えば、ぜひ見に行ってみてほしい。

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2017年9月18日 (月)

煎茶上等@白白庵(2017/09/17)

今日の午後は白白庵のワークショップに。現在開催されているのは煎茶で使う器や道具をテーマにした展示で、茶道の道具とはまた違う日常性、普段の暮らしの中でどう使おうと考えられるのが楽しい。

ワークショップは煎茶と日本酒とを一つのワークショップで味わおう、という贅沢なもの。もちろん器は出展作家のもの(新見麻紗子氏の焼き物と角居康宏氏の錫器)。日本酒のワークショップは毎回楽しんでるんだけど、煎茶の方は初めてで新鮮だった。冷水や常温で入れたお茶、お茶と鰹節だけで作ったお浸しと、煎茶ってこんな可能性のあるものだったんだという気づきが盛りだくさん。

今回も楽しい展示だったなー。次回も楽しみ。

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2017年9月16日 (土)

板垣真実「ありてなければ」@NANATASU GALLERY(2017/09/15)

今日の夕方はプールに行く途中に西麻布のNANATASU GALLERYにお邪魔。現在開催中なのは板垣真実という彫刻家の個展。過去の個展のフライヤーで独特な柔らかい雰囲気を持った女子高生の彫刻を見て気になっていたのだけれど、その時は行きそびれてしまった。

会場で眺めてみると、思った以上にふわりとした質感で驚く。作家さんが在廊だったのでお話を伺うと、素材は桐の粉末で作った粘土(桐塑)で、雛人形などにも使われているのだとか。これにパステルで彩色することで、伝統工芸品とは違う日常的な雰囲気が醸し出されている。

会場に展示されていた彫刻には、女子高生以外に中年のサラリーマンのものもあった。作品としてはサラリーマンの方を先に手掛け始めたそうで、以前はもっと大型の作品を作っていたけれど、東日本大震災をきっかけに日常的なテーマに意識が向かい、通勤電車の中のサラリーマンをモデルにしてみようかと思ったとのこと。女子高生ほどキャッチーではないが、肩をすぼめてだけど笑顔のオジサンたちはとてもキュート。

彫刻のためのドローイングも展示されていて見ごたえのある展示でした。女子高生好きにもオジサン好きにもお勧め。

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2017年9月15日 (金)

長月の鼎展@画廊くにまつ青山(2017/09/14)

今日の夕方は画廊くにまつ青山へ。現在開催中なのは女性作家3人のグループ展。いずれも日本画の技法を踏まえながら、それを少しずらすことでポップな作品を製作している作家たち。毛利美穂の作品は今までに何度か見たことがあり、今回も納得の出来だったが、残る2人の作家もとても面白かった。

井口麻未の作品は、柑橘類のような大きな果実をたわわに実らせた木々が並ぶ里山を描いたもの。ちょっと谷内六郎を思わせるナイーブなモチーフなのだが、実際には果実が単色の円で表現されていたり、ありえない階段やエスカレーターが描かれていたりと、とてもポップでファンタジックなものになっている。単体の作品として見ても面白いが書籍の表紙などに使うと面白そう。

廣門愛由の作品は、日本画のオーソドックスな(と思う)描き方をされた大型動物たちの肌に、その動物にちなんだモチーフをペイントしたもの。シロクマの作品には(おそらく鹿児島名物のかき氷に引っ掛けた)フルーツや寒天などが描き込まれ、シロナガスクジラには夏休みの思い出てきなモチーフがさまざまに描き込まれている。こういう作品はえてしてイラスト的な側面が強くなりすぎるのだけれど、日本画のオーソドックスな作風が緊張感を与えている。

手法やコンセプトとしてはかなり似ているはずなんだけど、並べてみるとそれぞれに個性がある。アートってやっぱり面白いねぇ。

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2017年9月14日 (木)

「ATM tempo I/II/III セロニアス・モンクに捧ぐ」エマニュエル・ソーニエ展@メゾンエルメス フォーラム(2017/09/12)

今日の夕方は銀座で飲み会だったのでメゾンエルメスに寄り道。現在開催中なのはエマニュエル・ソーニエというフランスのアーティストの個展。ガラスの質感を生かした作品の展示もあったりしたんだけど、一番惹かれたのはタイトルにもなっている「ATM」という作品。「ATM」は「A Thelonious Monk」の略で、モンクの楽曲からインスピレーションを受けて制作したインスタレーションだそう。黒いインクを満たした細いガラスの管で壁に「ATM」との文字を描き、フロアには漆黒に塗りこめた流木を配する。作品から伝わってくるリズム感はまるでマティスのようで、立体作品でこういう印象を与えられるのか、とちょっと衝撃だった。

現代美術の知識がない人でもぱっとみて「あ、美しいな」と思うような展示。こういうのやっぱりいいよね。現代美術に苦手意識がある人にこそ、ぜひ立ち寄ってほしい。銀座の便利な場所にあります。

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2017年9月10日 (日)

田原桂一「光合成」with 田中泯@原美術館(2017/09/08)

今日の夕方は原美術館のオープニングレセプションへ。今回始まるのは田原桂一の写真展。田中泯という男性ダンサーを撮影したモノクロの写真で、企画を進めていた今年の6月に亡くなったという因縁の展覧会だとのこと。

展示自体は正直自分には合わなかったかな。何となく凄い展示なんだろうな、ということは分かるんだけど、その意味を本来のコンテキストに沿って読み解くだけのダンスに関する知識を僕は持っていないし、分からないなりに何かが心に刺さる、という感じも正直あまり無かった。どれだけ凄い作品であってもこういうことは時々あるし、しばらく経ってから見直してみたらずいぶん印象が変わる、ということも多いのだけれど。

オープニングレセプションの方は至ってシンプルで、フードの方はブドウのみというちょっと面白いセレクション。展示と何か関係があったのかな、レセプションの参加者はいつもの美術系の方の他にバレエ、ダンス系の人らしき人が多かったような印象。姿勢が良い、というか体幹がしっかりしているので見ていて明らかに雰囲気が違うんだよね。

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2017年9月 8日 (金)

舟橋全二「METAL PLAY 2017」@スペースユイ(2017/09/07)

今日の夕方はスペースユイに。開催中なのはイラストレーション作家の舟橋全二氏の個展。切り絵の手法を用いてイラストレーションを製作するほか、切り絵を金属板で表現したモニュメントなども手掛けている。

今回出展されているのは、鉄板を用いた立体作品で、家庭の中に持ち込んでも違和感のないようなサイズにしたもの。色合いもデザインもシンプルで、そのぶん形の美しさに意識が向く。曲線の部分は実に滑らかで、直線の部分は空間をスパッと切り裂くような爽快さを持っている。そして、丁寧に仕上げられた鉄板は、切り絵がそのまま自立している、という驚きも与えてくれる。厚紙やプラスチックだったらこの質感は出ないと思うんだな。

例えば書斎や会議室に置かれていたら、ふと目を止めたときに少し背中をシャンとさせてくれそうな作品たち。一つ一つの作品に見入ってしまった。

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2017年9月 7日 (木)

仲石祐介・森永哲則@博物館Cafe&Barうっふ(2017/09/06)

今日の友人は上京してきたジャズシンガーの友人と横浜に遠征。入ったのは野毛にあるライブハウス、うっふ。店内に入ると大きなステンドグラスに目を奪われる。このステンドグラス、ベニー・グッドマン家の本物なんだとか。

お店で開催するイベントにはポールダンスやジャグリングなども多く、ジャズをやっている日は半分ぐらい。今夜の出演は仲石祐介(Ba)と森永哲則(Ds)のデュオ。短めのセットで、耳馴染みのある曲のジャズアレンジも多く、気楽に聞ける感じなのが良い。バーホッピングの途中で少し足を止める、という感じを想定しているのかな。

野毛界隈は歩いているとほかにもたくさんジャズクラブが見つかる。今度はじっくり時間を取ってハシゴしてみたい。

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2017年9月 4日 (月)

塩谷良太展@白白庵(2017/09/03)

今朝はご近所のギャラリー、白白庵に。現在開催中なのは陶芸作家の塩谷良太氏の個展。

会場には様々な作品が展示されている。木の実がはじけたような不思議な形をした花器から、徳利に似ているが開口部が無い純粋なオブジェ、そして普通のぐい飲みや茶碗など。用途や大きさはまったく違っても、釉のかけ方などで通じるところがあり、面白い。

また、花器に実際に花が生けられていたり、作家自身によるドローイングが展示されていたりという点も作品を引き立たせていた。ドローイングは作品の設計図ではなく純粋にドローイングとして作成されたもの。紙を切って重ね合わせてという手法は釉を重ねて焼いていく手法と関係しているのかな、と想像してしまった。

お値段も手ごろで惹かれたんだけど、残念ながらほとんど売約済み。次回は会期早くに来ないとな。

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2017年9月 3日 (日)

大山エンリコイサム「ファウンド・オブジェクト」@コートヤードHIROO(2017/09/01)

今日は第一金曜日なので広尾のアートスペース、コートヤードHIROOでイベントが開催される日。今日から開催になるのは大山エンリコイサム氏の個展。

「ファウンド・オブジェクト」というタイトル通り、展示されているのは世界の骨董屋で無造作に陳列されているような、風景や風俗、静物などを描いた匿名の写真やドローイング。その上に柔らかい角材をグネグネと曲げたようなモチーフが描き込まれている。僕は大山エンリコイサム氏の作品は初めて見るのだが、このモチーフは「クイック・ターン・ストラクチャー」といって彼の作品の主要モチーフらしい。モチーフは、ある作品では写真に描かれた静物の輪郭線のように、別の作品では人物の顔を覆い隠すように、様々な形で利用されている。

匿名の写真に手書きのモチーフを描き込むという手法はありふれたものだが、それが未来的な幾何学図形というのが面白く、独自の緊張感を醸し出していた。展示作品数も多く見ごたえのある展示で、お勧め。

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2017年9月 2日 (土)

立澤香織作品展-mysterious lady-@シェフ&ブッチャー東京(2017/08/31)

今日のお昼は調べごとで六本木に出かけてきたので、気になっていたレストランでのアート展示を見ながらランチにすることにした。お店の名前はシェフ&ブッチャー東京。西麻布に近いホテル&レジデンス六本木に入っているステーキハウスで、ジャンルと場所から想像できる通りのお洒落なお店。去年からニットや写真など様々なジャンルのアートを展示するプロジェクトを開催している。

今回の展示は三度目で、出展作家は立澤香織。彼女の作品はギャラリーで過去何度か見たことがあり、様々な女性らしさをシンプルな線と大胆な塗りで表現するところがとても好みで展示を見つけるたびに足を運んでいる。今回展示されている作品は、ちょっと薄着の作品も多く艶やかな印象のものが並ぶ。西麻布のお洒落なステーキハウス、という場所柄にぴったりの展示になっていた。

レストランでのギャラリー展示って、インテリアとして作品が展示されているのとも、オープニングパーティーなどで飲食しながら作品を眺めるのとも、また違う印象になるんだなーというのが新鮮な驚き。料理の印象と作品の印象とが融合して新しい心の動きが生まれるってこういうことなんだな。

作家の新作を見ることが出来れば、という印象だったんだけど、予想以上の内容で満足。これからもアートプロジェクトを続けていってほしいな。

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2017年9月 1日 (金)

島崎良平個展「怪の眼、人の眼」@アートコンプレックス・センター(2017/08/30)

今日の夕方は信濃町のアートコンプレックス・センターに。今回の目当ては島崎良平という現代浮世絵の作家さんの個展。浮世絵の技法やモチーフを用いつつ、今の時代のイラストレーションを描いているという印象の作品で、フライヤーを手に取って一目で「あ、面白そう」と思い、楽しみにしていた。

展示されていた作品は予想を超えて良かった。今の時代に浮世絵でイラストレーションを描く意味は何か、ということを深く考えている、という印象で、例えば顔の表現などが現代のイラストレーションなのに浮世絵の技法やモチーフと違和感なく共存している。浮世絵のあの顔表現も、当時の人々が「萌える」お約束を踏まえたものだったわけで、当時の人々の目に映っていた浮世絵って今僕たちがその時代の作品を見ているものよりもここに展示されている作品に近かったのでは、と思ったりした。

出展されていた作品は全品に売約シールが貼られていたが、それも納得の素晴らしい内容だった。次に作品を見る機会が楽しみ。

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