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2009年6月21日 (日)

デーモン小暮の邦楽維新@港北公会堂(2009/06/20)

フハハハハ。諸君たち喜べ、諸君たちの町でミサを行う。来ない奴は呪われるぞ。というわけでデーモン小暮閣下のコンサート。まさか閣下のコンサートに来る機会があるとは思っていなかったが、先日大倉山水曜コンサートでチラシを貰ってイベントの存在を知ったのだ。港北公会堂とはまた中途半端な場所で、と思ったが、地元のボランティアが運営する芸術イベント群の一つという位置づけらしい。それで大倉山水曜コンサートでチラシを配っていたのだろう。会場は横浜の区のホールだったらこんなもんだろうなぁという広さと内装。僕はフロアに置かれたパイプ椅子の席だった。このコンサートはタイトルの通り純邦楽奏者とのコラボレーションイベントで、客層も閣下のファンらしき若者と邦楽愛好者の年輩の方々が混ざり合ってカオスな雰囲気を醸し出している。ちなみに写真は開演前なので空席が目立つが実際には満員だった。

イベントは普通のコンサートだと思っていたのだが、ゲスト奏者の自己紹介的な演奏が終わって始まったのはなんとロックオペラ。「煩悩のハムレット」というサブタイトル通り忠臣蔵でハムレットという内容になっている。で、これが良いのだ。今回参加している邦楽奏者は浪曲・三味線の国本武春と尺八の三橋貴風。僕はニューヨークでバンド編成に邦楽器を入れたイベントは何度も見たが、今回はそのどれよりもレベルが高い。浪曲がメインのパートも、閣下がメインのメタルのパートも、実に自然にボーカルとバンドと邦楽器が調和している。そして劇というか語りの部分も実に秀逸。もっとも、浪曲師や閣下のトークを普通のミュージシャンと比較するのはそれ自体が失礼という話だろうが。

このイベントのプロデューサーは尺八の三橋氏。もう10年も続いているシリーズだそうで、港北公会堂での公演は2回目になるそうだ。三橋氏のライブは去年の春に大倉山水曜コンサートで見たことがあり、その時もとても刺激的な内容だったことを思い出す。

アンコールも含め3時間のステージでお腹一杯。最高の大人のエンターテイメントだった。また見にいきたいなー。

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