« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »

2009年3月22日 (日)

イカルス渡辺@東神奈川High Pitch(2009/03/21)

今夜は伊勢源で海外に赴任する同期の忘年会。いつもであれば終了後はブルコンに流れるのだが、今夜は同期の「知り合いが面白いライブをやるから」というお誘いがあり、それに乗ることにした。場所は東神奈川駅前にあるHigh Pitchというバー。それほど大きくはない店で設備らしい設備もないのだが、スケジュールを見るとほとんど毎日ライブを入れていて頑張ってるなぁと思う。

今夜出演するアーティストはイカルス渡辺。「涙の天保山」という演歌系コミックソングで去年メジャーデビューしたそうだ。80年代の洋楽のカバーが半分ぐらいだったんだけど、やはりオリジナルのコミックソングが面白い。こういう種類の曲、というか芸は、会場が狭ければ狭いほど映えるんだよね。久しぶりのジャンルのライブだったけど、とても楽しむことができた。

1114979670_222

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月21日 (土)

インシデンタル・アフェアーズ@サントリーミュージアム天保山(2009/03/20)

本日は墓参りのため大阪の実家に帰省。墓参りと家族での食事を終えた後、夕方まで時間があったのでサントリーミュージアム天保山を覗いていくことにした。東京の美術館で現在開催中の企画展のパンフレットを拾って現代美術展だと知り、この美術館にしては珍しいと気になっていたのだ。図録によると、やはり開館15周年にして最初の本格的な現代美術展だったらしい。

野心的な企画だと思うがとても成功したのではないか、というのが感想。絵画・写真から映像・インスタレーションまで第一線の現役アーティストの作品を集め、それが「サントリーミュージアム天保山の名前で足を運んでくれる来訪者に現代美術を紹介する」というコンセプトとマッチしている。

大作が揃っているので印象に残った作品を選ぶのは難しいのだが、それでも一番に来るのは宮島達男の「MEGA DEATH」だろう。時の連鎖シリーズに連なる作品なのだが、部屋の広さとデジタルカウンターの色・サイズのバランスが良く今までの作品の中でも格別に美しい。そしてタイトルの「MEGA DEATH」、連鎖を断ち切る形でいきなり訪れる闇とそこからの回復は、「時の連鎖」というコンセプトを完成させたものと言って良いのではないか。

もう一つはさわひらきの映像作品「Going Places Sitting Down」。これは小さな木馬が洋風の部屋の中を動き回り、それが草原や海原のイメージと重なり合うという幻想的な作品。実は僕はこの作品をニューヨークのギャラリーで見たことがあり(正確な時期と場所は失念)、懐かしいなーという印象があった。今回は大型の3面スクリーンを使った展示で、より非日常的でゆったりとした世界に浸ることができる。

コアな現代美術ファンも、現代美術は難解そうでちょっと…という人も、どちらも納得できると思う展示。巡回はしないそうなのでぜひ大阪で足を運んでみて欲しい。

1113901833_111 1113901833_56

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月18日 (水)

Bossa Nova Night{Pecombo/行川さをり/TOYONO}@六本木サテンドール

先日見たイベントが良かったので機会があればまた見たいと思っていたPecombo六本木サテンドールでライブをやるのを見つけた。複数のアーティストが出るイベントなのに値段が手頃で、これは見に行こうということで足を運ぶ。久しぶりに来てみるとやはり店内が明るくゆったりしているし、料理もお酒も良心的な価格でいい店だなと思う。

今夜の出演はPecombo、行川さをりTOYONOの3組。今夜は3セットなので順番に出てくるのかと思ったら、そこはジャズクラブなので各セットに全員が出てくる。各アーティストが2曲ずつ歌い、セット最後に全員で1曲歌うという趣向。

Pecomboは前回と同じく美しいコーラスワーク。やはりこういうゆったりした店で聴く方が似合うと思った。曲はイベントの趣旨から行ってボサノバ系のものだったのだがストレートな選曲からは少し外れていて、前回よりちょっと通好みなものを選んでいたのかな。

2人目の行川さをりは今夜のヒットだったかも。見かけはちょっと地味な普通の女性なんだけれど、歌ったときに出てくるオーラがすごい。何というか、本場の空気感がばぁーっと出ている感じがする。

最後のTOYONOは以前にモーションブルーヨコハマで見たことがあり、そのときと同じ安心して気持ちよく聴けるという印象。ボサノヴァ聴きたいなーと思ってライブに出かけて彼女が歌っていたら誰もが納得するだろうという、王道のステージだった。

全員で歌う曲はそれほどでもだったかな。普段のイベントなら出演者のコーラスが聴き所なんだろうけど、今夜は本職のコーラスグループが入っているので全員でのハモりはなかった。

全体的にはとても満足感のあったイベントで、これで2,800円はとても安い。スケジュールが合えば次回も来よう。

1111162842_47

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月14日 (土)

ふたりごと{戸田和雅子/森川アキコ}@下北沢lete(2009/03/13)

今夜は久しぶりの森川アキコのライブ。会場は下北沢leteというハコで、彼女はここで何度かライブをやっているのだが定員27人要予約となかなか敷居の高く、今まで気が付いたら満員だったというのを繰り返していた。今日はなんとか予約が取れ、初めて見に来ることができた。

leteは思ったよりもかなり小さかった。ライブをやるレストランかと思っていたのだが10畳ほどのスペースにむりやりギター二人の演奏スペースとバーカウンター、そして座席を詰め込んでいる。ジョージア・オキーフのような荒涼としたイメージを意識したという内装は味はあるが、ゆっくり足も伸ばせないというのはちと辛いな、と最初は思った。

が、演奏が始まってみるとこれがいいのだ。ステージと客席に段差がないこともあり、まるで友達の家に招かれて、というか大勢で押し掛けて、そこで演奏を聴いているよう。弾き語りのファンには夢のようなシチュエーションではないか。

今夜出演の戸田和雅子と森川アキコはこの組み合わせで以前にライブを見ていたこともあり楽曲や演奏に驚きは無かったが、先に述べた理由でライブ全般の印象はとても新鮮。ガールズトーク爆発のグダグダMCや、普通のライブだったらちょっと引っかかったかもしれないミスも、むしろアットホームさを演出するアクセントに感じられる。アンコール曲がPUFFYのサクラサクという最後のちょっとしたサプライズも含め、満足のいくショウだった。

いやしかし、面白いハコだったな。気になるアーティストが出演するなら絶対損はしないと思う。僕も今後スケジュールを定期的にチェックしよう。

1107229965_62

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月13日 (金)

大城蘭@六本木alfie(2009/03/12)

大城蘭は沖縄出身のジャズシンガー。彼女の名前は1月末のブルーエアロの時にイクスピアリのスケジュールで見かけ、調べてみたら外国特派員クラブで歌って「和製ノラ・ジョーンズ」と好評を博しているとか面白そうだったので聴いてみたいと思っていた。alfieでライブがあるのを見つけて出かけてみることに。

ライブは思っていたのとちょっとイメージが違った。バンドにギターが入っていてそれが楽曲の印象をリードしている。あまりジャズジャズした感じではなく、どちらかというとアメリカーナ的な印象が強い。そういう意味で確かに「和製ノラ・ジョーンズ」ですね。彼女の低めでちょっとハスキーな声がそのアレンジによく合っており、酒を飲みながら聴くには最高の音楽になっている。とはいえ土曜・水曜に聴いたカクテルミュージックではなく客に向き合ったちゃんとした音楽。また楽曲にはボサっぽいアレンジの曲やアンコール曲の「てぃんさぐぬ花」など沖縄音楽も入っていて、幅の広さも感じさせる。

ともあれいい感じのライブだった。これから更に伸びていく人だと思うので、機会を見つけて今後もライブを見ていきたいな。

1106288496_89

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月12日 (木)

丸ビル35コンサート@丸ビル35階ロビー(2009/03/11)

今日は水曜日。特に用事がなければ大倉山に行く日だが今日は夕方に会議があり8時少し前という中途半端な時間に解放される。さてどうするかと考え、以前から気になっていた丸ビル35コンサートに行ってみることに。これは水、木、土、日に丸ビル35階のロビーで行われる無料コンサートで、基本的にはピアノリサイタル(特別企画で違う編成になることもあるようだ)。

ロビーに行ってみると先客が10人くらい。みなソファーか窓際に座っている。僕もソファーの角に腰掛けることができた。窓からの夜景はなかなかのものでそこいらのホテルのバーには負けない。ただ、コンサートは正直ちょっと期待外れ。演奏のレベルではなく、サティ、オーバー・ザ・レインボー、J-POPのハナミズキといった選曲と、いかにもカクテルピアノといったアレンジのせい。確かに公共スペースでの無料コンサートだけれど、観客は明らかに音楽を聴きに来ている人なんだから、もっと骨のある構成でもいいのに。プレイヤーの名前が出るコンサートだけにその部分をかなり期待していたので残念だった。

1105160257_112

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月 9日 (月)

大森明トリオ@セント・ジョージ・バー(2009/03/07)

今夜は自分にご褒美シリーズでヒルトン東京に宿泊。バーでジャズライブがあるとのことで足を運んでみた。ライブをホストするセント・ジョージ・バーは名前の通りのイギリス風の内装でなかなか洒落ている。ただ値段もそれに見合ったものでコンラッドのトゥエンティワンより高い感じではあるが…。

今夜のライブは大森明氏のサックストリオ。MCが一切なかったりとホテルのバーのBGM的といえばそういう面もままあるとは思うのだが、その一方でカクテルジャズでは終わらせないというプレイヤーの気迫は伝わってきて、それがとても良かったと思う。あと以前から気になっていたピアニンこと井上ゆかりのピアノを聴けたのは全然予想していなかっただけに嬉しかったな。結局2セット粘ってしまった。

1101350992_33

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月 8日 (日)

田口和奈@シュウゴアーツ(2009/03/07)

本日も越中島での学会前に清澄のギャラリービルに寄り道。清澄って用事がないと出かけるのが億劫な場所なので、他の用事と合わせて定期的に出てこれるというのは嬉しいことだ。今回も一通りのギャラリーを廻ったのだが、一番目を引いたのは1月に来たときと同じくシュウゴアーツ

今回はギャラリー・ショーで複数作家の作品が展示されていたのだが、その中でとりわけ目を引いたのが田口和奈。どこかはかなげな女性を写したモノクロ写真だけれど、作品のインパクトはPCの画面では絶対に伝わらない。メディアとしてはゼラチンシルバープリントとなってはいるが、その吸い付くような質感はまるで暗闇で見る粘膜のよう。そして、写真にしてはあまりに絵画的な存在感がどのような手法によるものかと思っていたら、なんと自ら描いた画を写真に撮っているということ。参った。そういう風な表現手段があり、それによってこんな効果が得られるのか。アートの可能性は本当に広い。

シュウゴアーツの次の展示はこの田口和奈の個展。学会と重ならなくてもぜひ見に行かなくては。

Wta1813 Wta1811

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月 7日 (土)

Fake Jazz Quintet@渋谷PLUG(2009/03/06)

Fake Jazz Quintetのライブは一年ぶり。前回のライブが結構良かったのと、ミニアルバムTHE SEVENをとても気に入って月に数回は聴いているので、是非もう一度ライブを聴きにいきたいと思っていた。今回、そのTHE SEVENが店頭発売になった記念ライブをやるとのことで早速チケットを入手して楽しみにしていた。

今回は会社を出るのが遅れて会場の渋谷PLUGには開演30分遅れで到着。結構混雑してはいたが空席を見つけ座ることができた。この時点で最初のゲストの出演は終わっており、2番目のゲストPecomboが演奏中。男女4人組のボーカルグループにギタートリオとトランペットのサポートという編成で、初見だったのだがとても楽しめる内容。コーラスを間近で聴くというのはやっぱりいいもんだ。カバー曲もさることながらハッピーなオリジナル曲が素敵だったな。こちらもまた聴いてみたい。

で、当然ながらトリがFJQ。今回はボーカル、ビブラフォン、ピアノにベースというフルバンドスタイル。レコ発ライブということでTHE SEVENからの聞き込んだ曲が中心であり、その意味で新たな発見があったわけではないけど、ピアノとベースが生で入るとかなり印象が変わる。今回もワクワクする時間を過ごすことができた。これからレコーディングに入り、秋口には次のミニアルバムを出すとのこと。そちらも今から楽しみ。

1100522797_127

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月 6日 (金)

大倉山水曜コンサートVOL.1166@大倉山記念館(2009/03/04)

しばらく間が空いてしまった大倉山水曜コンサート。今夜はピアノリサイタルということで、ラベルの「高雅で感傷的なワルツ」と「亡き王女のためのパヴァーヌ」、そしてショパンの「前奏曲 Op.28」を宮腰いづみ氏が演奏。何度か書いているようにクラシックのソロピアノというのはあまりピンと来ないジャンルではあるんだけれど、あまり構えずにぼーっと聴くとけっこういいもんだなーと今夜は思った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月 1日 (日)

Henry Chung Quartet@Peel Fresco(2009/02/28)

今週は出張で香港に来ていた。当然ライブハウスシーンには興味はあったものの平日の夜は上司と部下に挟まれて全く動きが取れず、土曜になってようやくフリーに。

さて何か聴きに行こうかと思ってガイドブックを見てもめぼしいライブ会場が載っていない。いやホテルのバーでお姉さんがImagineやTime After Timeを歌ってくれるところはいくらでもあるのだが、そんなとこに行っても仕方ないし。レコ屋に行ってもライブ情報載せてるフリーペーパーは見つからず香港ウォーカーとか見ても大会場のコンサート情報が数件しか載ってない。結局TimeOut香港に載っていたハーモニカ入りのカルテットのライブを見に行くことにした。

会場はPeel Frescoというミュージックバー。SoHo(蘇豪)という夜遊びエリアにある。このエリアの店はアルファベットばかりでほとんど漢字の看板を出していなくてとても中華圏とは思えない。Peel Frescoの店内の客も中国系はまったくいなくてお前ら額に汗して働いていないだろという欧米系の客ばかり。ライブ自体もちょっと面白いところも無いわけじゃないけど、それでも基本的にはジャズ・ブルーズを独自の解釈を含めずにプレイするBGM演奏だった。ミュージックチャージは無料だったし、社会見学的な面も含め、来て損をしたとは思わなかったが。

しかし、僕はライブ体験がニューヨークと東京が中心なのでそんなもんだと思っていたのだが、世界でまともなライブハウスシーンがあるのってこの2つの街ぐらいなんだなーというのがこの一年世界のあちこちに出かけた感想。採点を甘くしたらロンドンがぎりぎり合格かなー。

Photo_022809_002

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »