純粋なる形象-ディーター・ラムスの時代展@サントリーミュージアム天保山(2008/12/29)
帰省で大阪に帰ってきている。今夜は飲み会で早めに街に出てきて買い物をしていたが、思ったよりも時間が余ったので久しぶりのサントリーミュージアム天保山に。ここからの大阪港の眺めは相変わらず素敵だ。工業港の詩情って妙な表現かもしれないが、他の港では感じられない独特の雰囲気がある。
現在の展示はブラウン社の製品デザイナーであるディーター・ラムス氏の業績をたどるもの。彼は戦後のインダストリアルデザインの方向を決定づけたほどの巨匠とのことで、展示も彼の作品だけではなく前後・周辺の作者の作品も含むものになっている。個人的に好みのど真ん中のデザインばかりで、どれも欲しくて困った、って何てベタな感想(笑)。ひょっとしたらミュージアムショップに出てないかな、と期待していたらトラベルクロックだけは置いてあった。普通の家電価格なのでお土産にぜひどうぞ。デジタル腕時計が特に気に入ったんだけど、こういうデザインの物ってどこかで売ってないのかなぁ。
興味深かったのは、上に書いた時計類やドライヤー、調理器具などの使い方が明確なものについてはデザインの力が今でも全く衰えていないのに対し、オーディオ製品などの複雑なユーザインタフェースを必要とする製品群は技術とデザインのバランスが崩れている時期があること。インダストリアルデザインというのはやはり製品の機能あってのものなんだな。
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