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2008年11月10日 (月)

アンドリュー・ワイエス展@Bunkamuraザ・ミュージアム(2008/11/09)

Bunkamuraに出かけてくるのは結構久しぶりになる。東急沿線に住んでいた頃はメンバーシップを持っていたこともあるのだが、最近は無意識のうちに駅から遠いのを億劫に感じているような気がする。俺もジジィになったなぁ。渋谷センター街とか歩くとなんか狩られそうな気がして身構えてしまうよ(笑)。

現在開催中のアンドリュー・ワイエスは僕が一番好きな画家の一人。日本に来た巡回展は大体見たと思うし、アメリカでは彼の生家の近くにあるBrandywine River Museumまで足を延ばした。2006年にフィラデルフィアで開催していた大規模な個展は別の用事で街に出かけたのに時間が取れず心残りになっている。

そんな訳で今回の展覧会も楽しみにしていたのだが、予想とは違う、だがとても見ごたえのある展示だった。出典作品のうちテンペラ画の完成作品は多くなく、スケッチや習作が多い。スケッチからテンペラ作品という流れで展示されているのだが、肝心の完成作品は写真で参考展示というパターンもいくつもあるのだ。が、これら習作、特に水彩作品が素晴らしいのだ。テンペラ画の緻密なテクスチャーの裏の生々しい意識や感情が匂ってくるようで、かといって最終作品の準備というにとどまらない完成度を持っている。正直、テンペラ作品よりいいかも、という水彩・ドライブラッシュ作品がいくつもあった。

完成作品と習作とを何度も見比べることになるのでじっくりと時間を取っておくと良いと思う。いいものを見させてもらった。

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コメント

僕も行きました。展覧会の内容については同感です!本当に生のワイエスを見た感じ。テンペラしか知らないと、写真みたいに緻密に描く画家だと思っていたのが、本当はかなりワイルドでスリリングな画家なんだって思いました。かえって水彩のほうがいいかも。別のよさを強く感じました。多くの日本人は水彩を下に見るかもしれないけど、ワイエスはちょっと別格って言う感じでした。カタログ見たら最初は水彩画家として世に出てるんだそうです。(納得)会期中にまた行きたくなりそうです。

投稿: アンディ | 2008年11月11日 (火) 09時03分

>アンディさん、

はじめまして、コメントありがとうございました。
ワイルドでスリリングというと、自宅の習作で有刺鉄線に引っかかった枯草を書いたものが凄かったですね。水彩画、というより、ほとんど水墨画のようでした。
また時々覗きにきてくださいね。

投稿: Koi | 2008年11月11日 (火) 20時02分

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» Bunkamuraザ・ミュージアム「アンドリュー・ワイエス」 [きままにARTSダイアリー]
すごいな~ 水彩で、ここまで表現できるんだ~ 以前から噂には聞いてたけど本当だっ [続きを読む]

受信: 2008年11月11日 (火) 11時01分

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