2018年6月21日 (木)

楠堂浩己とFINEST JAZZ MEN@HUB浅草店(2018/06/20)

今日の夕方は時間が空いたので何か気楽にジャズを聴いていこうと久しぶりのHUB浅草店へ。今夜のライブはディキシーランド・ジャズで、楠堂浩己とFINEST JAZZ MENというこの店でレギュラー出演しているバンド。ベテランだけあり10分以上のドラムソロがあったりバンジョーで三味線の引き真似をしたり(これがそっくり!)といったサービス精神満載のイタズラもたっぷり。

聴衆も長い間通っているんだろうなぁという感じでステージと息の合った盛り上がりで、あぁこういうライブもいいなぁ、ということを感じた一夜でした。これでチャージが1600円というのは値打ちだと思いますよ。

P_20180620_195747

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年6月20日 (水)

70-80年代を彩ったポスター繚乱@ときの忘れもの(2018/06/19)

今日の夕方はときの忘れものに。現在開催中なのは現在の駒込の場所に移転した一周年記念展で、70年代から80年代のアートや演劇、映画のポスターが並んでいる。

これは他の美術展で見たな、資料集に載っていたな、というマスターピースもたくさん並んでいるのだが、そこまで派手でないものの中にも目を惹くものがたくさんある。出展されている作品のうち後期のものは僕が美術館に通い始めた学生時代と重なるので、「あー、こんな感じのポスター確かにあった!」と当時のことを思い出させてくれる。

出展作品数も多いし、ポスターだけあって一つの作品がずいぶん大きい。物凄く見ごたえのある内容だった。これだけのポスターを一度に眺める機会はなかなか無いと思うので、現代美術ファンであれば絶対に足を運ぶ値打ちのある展示だと思う。会期は6月30日まで。

07

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年6月16日 (土)

小瀬村真美:幻画~像(イメージ)の表皮@原美術館(2018/06/15)

今日の夕方は原美術館のオープニングレセプションに。本日から開催されるのは小瀬村真美という作家の個展。実在する静物画を元にしたセットを作成し、それを動画として撮影したり、それにレースの覆いをかけて撮影したり、あるいは路上に打ち捨てられていたガラクタをあたかも曰くありげな静物画風に撮影したり、といった作品が展示されている。

何というか、学術論文のような展示だな、という印象を受けた。美術についての一定の前提知識を持つ人を対象にして、人類の美に対するBody of Knowledgeを僅かなりとも確実に広げるもの。売れ線にするために現代美術のテンプレをなぞってみました、的な海外現代美術作家の一部と比べるととても誠実だし意味があるとは思うのだが、僕程度の現代美術の造詣で面白さを感じられるかと言われるとちょっと言葉に詰まるかも。個人的には良質なレーベルが出す一般向けの教養新書ぐらいの水準のアートが一番楽しいかなぁ。

オープニングレセプションでは作家の挨拶もあったのだが、とても言葉少なだったのが興味深かった。これほど理屈っぽい作品を作る作家さんでも、やっぱり言葉では自分の作品の説明はやりづらいものなのかな。

4

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年6月15日 (金)

河村要助 傑作イラストレーション展@スペースユイ(2018/06/14)

今日の夕方はスペースユイに。現在開催中なのは河村要助というイラストレーターの展示。ちょうど一年前にもこの場所で個展を開催していて、僕は彼の名前をその時に初めて意識した。「ヘタうま」ムーブメントをけん引した作家の一人だそうで、去年の個展で見て学生時代に「宝島」にワクワクしていたことを思い出した。

今回は去年見た作品がジークレーになって再登場。加えてJUN OSON、竹井千佳、水沢そら、本秀康、山崎若菜といった若手作家が彼の作品にインスパイアされて制作した作品も並ぶ。河村氏の作品のエッセンスは若手のイラストレーターの作品とこうつながるのか、という気付きもあって見え方の広がる、楽しい内容でした。

Joyful_2301

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年6月14日 (木)

MOMOLAND@ラゾーナ川崎(2018/06/13)

今日は珍しく夕方がフリーになったなーと思い、フリーライブの紹介サイトを見るとMOMOLANDという韓流ガールズグループのイベントがあるのを見つけた。最近は韓流の第2次ブームが来ているという話も聞いていてちょっと気になる。会場はラゾーナ川崎と平日夕方にはちと遠いが思い切って出かけることにした。

彼女たちは今回が日本初ライブだというが、会場はものすごい混雑。やっぱり人気があるんだな。観客には外国人がかなり多く、それも韓国人だけではなく東南アジア系の人や欧米系の人も結構見かける。いや、このあたりは見に来てみないと分からない。

もう一つ実際に見てみたいと思っていたのは実際どれだけ踊れるんだろうということ。遠目でじっくりとは見えなかったが、きちんと踊れているのは間違いないものの、日本のアイドル・アーティストできちんと踊れている人たちと比べてレベルが違うかと言われるとそこまででもないかなとは思った。

見ていて思ったのは、自分の欲望を素直に外に出しているという明るさ華やかさがあるなぁということ。もちろん歌や踊りのトレーニングはとても厳しいものだろうし、韓国の芸能人の待遇は必ずしも良いものではないという話は聞くが、それでもそう見える、見せている、ということは事実だと思う。

日本のアイドル・アーティストだと、顧客の視線を意識しているな、と感じさせたり、あるいは道を究めるといったストイックさを感じさせたりする。僕は好きなのだけれどそれが窮屈だと感じる観客、特に若い女の子はいるだろうし、そういう観客にはこの自己肯定感は共感し憧れるんじゃないかな。

ファンイベントの性格が強く歌が少なかったのが残念だったけど、見に行っていろいろ気づきのあったイベントだった。

P_20180613_175515

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年6月10日 (日)

かのうたかお 個展「PTF」@白白庵(2018/06/09)

今日の夕方は白白庵に。現在開催されているのは陶芸家のかのうたかお氏の個展。コンセプチュアルなアート作品から、端正な茶器、普段使いできる器まで、さまざまな作品を手掛ける作家さんで、アート作品も好きだし普段使いの器もとても気に入っている、大好きな陶芸家の一人。

今回の作品のタイトル「PTF」は「原始的(Primitive)、伝統的(Traditional)でありながら未来的(Futuristic)」というイメージの略らしい。僕は日本の陶芸に詳しいわけではないけど、確かに彼の作品はそういう突き抜けたところがあると思う。約束事から離れた作品でも「分かっていてあえて外している」ということを感じさせず見ていて「えっ」と戸惑うというか。

今回出展されている作品は、石のようなテクスチャーの上に未来派っぽい直線的な模様を焼き付けたもの。こういうお皿だと、作る側も大変だけど面白いだろうな。Molecular Gastronomyとか似合そう。

Work1_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年6月 9日 (土)

紺野真弓個展「蝶々結びを忘れて」@アートコンプレックス・センター(2018/06/07)

今日の夕方は信濃町のアートコンプレックス・センターに。今回の目当てはイラストレーターの紺野真弓さんの個展。松岡圭祐『水鏡推理』シリーズの表紙ほか、多くの書籍の表紙を手掛けているので作品を見て「見たことある」と思う人は多いはず。彼女の作品を始めて見たのは2年前の個展で、一目で分かる個性がありながらとてもキャッチーで一目惚れした。その後は毎年の個展を楽しみにしている。

今回は展示に解題が付いた。作品を見て何となく感じていたこと、彼女の作品に頻出するリボンや額縁というモチーフは絵の中の少女が「見られるために作られた」ということを示すモチーフであること、硬い表情も見られることを強いられていることを示していて、その分の感情の動きを目元や口元、そして特に指先で表現しようとしていることなどが、あぁなるほどと腑に落ちた。美少女イラストとして見ればそのまま消費しようとすればいくらでもできちゃう作品なんだけど、解題を見て作家さんに話を聞いてもう一度見直すとガラリと見え方が変わるという意味では、やっぱり現代美術作品でもあるんだよなぁ。

当初思っていたよりアートとしての強度を上げてきていたのは嬉しい驚きで、一方で上に書いたように商業イラストレーターとしての活動の幅も広げている。今後の活躍が本当に楽しみ。

Konno

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年6月 7日 (木)

若林暢メモリアルコンサート@浜離宮朝日ホール(2018/06/06)

今日の夕方はクラシックコンサートに。妻の友人のヴァイオリニスト、高梨真実さんからお誘いを頂いた。彼女の師匠だった若林暢という方の3回忌のメモリアルコンサートだとのこと。

会場の浜離宮朝日ホールは今回初めてになるが、駅から直結だし音も良いしでとても良いホール。自由席だったので妻と二人で後ろの方の席に陣取る。

今回出演するのは彼女が後進の指導のために開いていたというヱイランドアンサンブルで共演した方々で、楽曲は、モーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』と、チャイコフスキーの弦楽セレナード ハ長調 作品48の他に、彼女の支援者だった宮澤健一の作品も加えたもの。

いずれの曲も初心者にも分かりやすい素直に楽しめるもので、久々のクラシックコンサートを満喫した。

P_20180606_183959

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年6月 3日 (日)

ザ・対決!~比べて感じる日本画~@桑山美術館(2018/06/02)

この週末は合宿で名古屋に来ている。土曜日の午前は時間が空いていたのでどこか美術館にでも寄っていこうと思い、ギャラリーガイドを眺めていたら桑山美術館の「ザ・対決!~比べて感じる日本画~」というタイトルに心惹かれた。それほど遠くなかったので出かけてみることに。

桑山美術館は名古屋の実業家が収集した日本画や茶道具を展示する美術館。名古屋市東部の閑静な住宅街にあり、少し大きめの邸宅ぐらいのサイズの建物。展示エリアもそれほど広くは無いが、テーマを絞った企画展をやるには十分。

今回の企画展はタイトルの通り、美人画や、富士山、花鳥、牡丹、猿、鯉など、同じテーマで描かれた作品を2点、3点並べて違いを見比べてみようというもの。横山大観、上村松園、鏑木清方といったビッグネームから僕は今回初めて名前を見た作家まで出展作家の幅は広いけど、テーマの切り取り方の違いやテクニックの差などの個性を楽しめる内容だった。

お庭も小さいながらも雰囲気が良く、ゆっくり時間を過ごすことが出来そう。ちょっと名古屋の中心部から遠いので在住の方以外がわざわざ足を運ぶ機会は少ないだろうけど、良い美術館でした。

2018_nihongachirashi_3

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年5月27日 (日)

大槻香奈のART MARCH [画集出版記念展 -絵画編-]@アートコンプレックス・センター(2018/05/24)

今日の午後は信濃町のアートコンプレックス・センターへ。今回の目当ては大槻香奈さんの個展。河出書房新社から10年間の活動での代表作を収録した画集「その赤色は少女の瞳」が出版され、今回はその記念展とのこと。

そういう趣旨の展示なので、会場にも過去10年間の作品が並んでいる、ここアートコンプレックス・センターのほか、白白庵、そして僕が彼女の作品を初めて見た(2011年10月だった) neutron tokyoの展示で見た作品が多く並んでいる。彼女は何度か大規模個展を開催しているけれど、今までの活動を振り返る、という切り口の展示はあまり無かったかもしれない。

画集には彼女のパブリックイメージを代表する少女像が多く掲載されているが、今回の個展に展示されている作品はその裏にあるコンセプトである「から(空/殻)」の扱いがどう変遷してきたかを見せるためのものが並んでいたように思う。「から(空/殻)」は人を守るものである一方でそれが人そのものではないし、人が成長すると破らなければいけないもの、というアイデアはとても興味深いものだし、その解題を活動の変遷の中で見せてくれるこの点展示は、見ごたえのあるものだったな。

Ohtsuki

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«大竹寛子展「Secret garden」@SCÈNE(2018/05/24)