2019年5月25日 (土)

STU48@どんどび芝っち広場(2018/05/24)

今週は今治に出張で、バリシップという造船・海運の展示会に参加した。企業の商談関係者だけではなく街全体を巻き込んだお祭りのように運営されていて、一般参加が出来るイベントも盛りだくさん。6年前に来た時にはバリィさんがプッシュされていたのだが今回はあまり姿を見かけず、代わりにあちこちに顔を出していたのがSTU48。開会式の挨拶だったり、ミニライブだったり、企業の個別イベントにも顔を出していた様子。
 
講演の終了後に一般向けのミニライブを開催する、という告知を見つけ、せっかくなので見ていくことにした。会場はどんどび芝っち広場という今治駅にもほど近い広場で、バリシップの期間中はスポーツイベントなども開催されていたよう。今回のステージに出演したのは榊美優・谷口茉妃菜・兵頭葵・福田朱里・森香穂・中村舞の四国出身の6人。AKBグループらしく「会いたかった」でスタートした後はオリジナル曲を披露。全部で10曲ほどと、アイドルの30分の見にステージとしてはしっかり歌ってくれた。
 
とってもオーソドックスなステージだなー、というのが感想(悪いという意味ではない)。東京のアイドルグループは尖ったところ(不自然なほど「清く正しく美しく」に振るのも含め)を押し出さないとやってけないんだなー、ということに逆に気付かされた感じ。実は彼女たちは専用の公演船(!)を持っていて、今回今治に来ているんだそう。機会があれば見てみたいな。

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2019年5月23日 (木)

六本木クロッシング2019展:つないでみる@森美術館(2018/05/22)

今日の夕方は森美術館へ。現在開催中なのはこの美術館のトリエンナーレ、六本木クロッシング。今回のテーマは「つながり」とのことで、1970-80年代生まれを中心とした日本のアーティスト25組の作品が展示されている。
 
展示されている作品はどれも現代美術作品としての勢いを感じさせるもの。アンドロイドを使った永続作品が入り口近くのエリアに展示されていて相当インパクトがあった。個人的に一番興味を惹かれたのが佐藤雅晴という作家の映像作品。日本とドイツを舞台にし、駅前やカラオケボックス、電車の中などの様々な無人の光景の中で鳴る電話(固定電話、ガラケー、タブレットのSkype)の短いシーンを24個つないだもの。最近のアニメーションにあるリッチな風景表現を使ったもので、新作アニメのティーザー映像と言われても違和感が無い。現代美術とコマーシャルアートのクロスオーバーは興味のある分野だけれど、映像の方でも進んできてるんだな。
 
森美術館の看板企画だけあって今年も見ごたえのある内容。会期終了に間に合って良かった。
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2019年5月21日 (火)

花・Flower・華-四季を彩る-@山種美術館(2018/05/19)

今日の午後は散歩の途中に久しぶりの山種美術館へ。現在開催中なのは広尾開館10周年記念展。四季折々の花の絵が展示されている。

会場が会場だけに「ザ・日本画」的な圧倒的な存在感のある作品が多く、それはもちろん素晴らしいのだが、ちょっとその雰囲気から外れた作品は会場の中で目立ち、ああこういうタイプの作品だったのかと気づいたりするのも面白い。例えば荒木十畝の《四季花鳥》。タイトルの通り春夏秋冬の花と鳥を描いたシリーズ作品なのだけれど、リッチで華やかな色遣いはどことなく同時代のアール・ヌーヴォーの作品を思い起こさせる。

会場はとても混雑していて、テレビにでも取り上げられていたのかもしれない。こういうオーソドックスな作品をしっかり見るのは楽しいものですね。

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2019年5月19日 (日)

コヤマシノブ個展「コヤマシノブ時代」@白白庵(2018/05/18)

今日のお昼は白白庵に。現在開催中なのはファブリック作家のコヤマシノブ氏の個展。今回出展されているのは変わり種のバッグ、というか、バッグという形態をとったオブジェが中心。

会場に入ってみると、「木炭コンロ」「ほうき」「郵便ポスト」「下駄」など、これがバッグになっているとはどういうことだろうという見た目の、そして正直バッグとしての実用性が低そうな作品がずらりと並ぶ。ラクレットチーズだとか体重計だとか、面白バッグとしての許容範囲に入っているものもあるのだけれど。

呆れたり笑ったりしながら出展作品をじっくり見て回ったんだけれど、考えてみればこれらの作品はとってもアートでは無いだろうか。これらの作品を見た人間は作品のコンセプトに対して何らかの判断を示さざるを得ない。少なくとも「アートって難しくて良く分かりません」とは言えないはずだ。そして、そういう判断を強制する要素として、見に着けるという形での身体性を持つ「バッグ」というモチーフ、見る側に違和感を感じさせる作品のサイズ(例えば小さすぎればチャームとして理解され消費されてしまう)、そして悪い方にも(「なんか雑だね」)良い方にも(フェティッシュな魅力)意識を逸らさない作品の質感など、さまざまな側面が慎重に計算されているんだろうと思う。

美術って今こういう方向に可能性があるんじゃないかなー。個々の作家による取り組みが重なって運動の姿が見えてこないかなー、とか思いながら会場を後にしました。凄い展示なのでぜひ多くの人に見て欲しい。

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2019年5月18日 (土)

オルガンプロムナードコンサート{野田美香}@サントリーホール(2018/05/16)

今日のお昼は久しぶりにスケジュールが合ってサントリーホールのランチコンサートに。前回聴きに来たのは去年の4月だから1年ぶりになるなぁ。
 
今回の出演奏者は野田美香さんというオルガン奏者。今回の楽曲は知らない曲ばかり、というか作曲家の段階でムッファト、ダウランド、カルク=エーレルトといった、名前を聞いたことが無い人ばかり。いずれもパイプオルガンの面白さを引き出す楽曲だったようで、知らないから退屈、ということは無かったな。生のパイプオルガンの響きはやっぱり圧倒的で、スカジュールを合わせて癒されに来よう。
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2019年5月16日 (木)

田口和奈「エウリュディケーの眼」@void+(2019/05/15)

今日の夕方は久しぶりにvoid+に。現在開催中なのは田口和奈氏の個展。既存の資料を組み合わせて非常にリアルな人物像を描き、それを撮影して写真作品にする(被写体の絵画なので実際の人物を撮影した写真と見分けがつかない)という、とても複雑でコンセプチュアルな手法で制作をする作家さん。ちょうど10年前にシュウゴアーツのギャラリーショウで見て衝撃を受けて作品を買ったのだが、その年を最後に日本での個展はしばらくお休みになった(2017年に神奈川の美術館で個展があったそうなのだけど出かけられていない)。2013年から2016年にかけて文化庁新進芸術家海外留学制度にてウィーンに留学し、現在もウィーン在住だそうなので拠点を向こうに移されたのかもしれない。

今回の展示は彼女が現在制作中の本「エウリュディケー」から派生した作品が中心だそう。展示室に入ってみて「あれっ?」と思ったのが作品がどれも小さいこと。文庫本ぐらいのサイズが中心だろうか。このサイズだと僕が彼女の作品に最初に惹かれたモノクロのねっとりとしたテクスチャーはそれほど強く感じられないのだけれど、制作アプローチの面では何気ないスナップ写真に適用した方がコンセプトが引き立つのかもしれない。また、印画紙に直接加筆したり二重露光させたりした作品もあり、そういうテクニックとの相乗効果も興味深かった。

10年前に知って作品も買ったアーティストさんが、現在も現役の作家として試行錯誤しながら制作を続けているというのはとても嬉しいこと。次はもう少し大きな作品を見たいか、あるいは書籍「エウリュディケー」を見たいか、かな。

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2019年5月15日 (水)

人非ざるものが棲む世界@アートコンプレックス・センター(2019/05/14)

今日の夕方は信濃町のアートコンプレクス・センターに。今回の目当ては人外作品のグループ展。悪魔、天使、怪物やヒューマノイド、ロボットなどなど、「10%以上どこかしらの見た目が人間であれば、その他90%は人外で良い」という参加規程で公募された作品が並ぶ。

ハイアートとイラストとのクロスオーバーというこのギャラリーの得意分野のど真ん中のテーマだけあり、ギャラリーの常連作家はもとより公募作品も力の入ったものが並ぶ。グロが入った作品も多いが、個人的な好みで言うとちょっと苦手。今回いいなと思ったのは旧下という作家さんの作品で、ファンタジー系できれいにまとめられた作品はぱっと目が行くよね。

展示エリアもなかなか広く、新しい作家さんにも出会えるお得な展示。タイトルからして人を選ぶけど、その筋の方は足を運ぶ値打ちがあると思います。

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2019年5月14日 (火)

スナ・フジタ「人と動物と植物の陶磁器」@8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery(2019/05/12)

今日の夕方は綱島の帰りにヒカリエのTomio Koyama Galleryに。開催中だったのは陶芸ユニットのスナ・フジタの個展。藤田匠平と山野千里という陶芸家2人が、普段使いの器を制作するために結成したのだそうで、会場には茶碗やぐい呑みのほか、レンゲや箸置き、服のボタンなどさまざまなジャンルの作品が並んでいる。

作品にはどれも絵付けがされている。適度にデフォルメされた人間や動物が描かれたもので、ユーモラスでありながら品もあり、かつ器として雰囲気を壊さない、とても素敵な作品たち。ただ値段はそれなりにお高く、ボタンやレンゲのような小物でも数千円台の半ば、器になると数万円。そんな値段にも関わらず、なのか、そんな値段が付く人気だから、なのか、作品の販売はすべて抽選制で、しかも申し込み個数には5個の制限あり。凄いな、と唸った。

噂に聞いていたうつわブームの雰囲気を感じることもできた面白い個展。こういうのは実際に目にしないと分からないよね。

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2019年5月12日 (日)

“The Factors” solo exhibition of Takayuki Matsumine@コートヤードHIROOガロウ(2019/05/10)

今日の夕方はコートヤードHIROOに。今日はTakayuki Matsumine氏の個展のオープニングレセプション。フリースタイルスキーの転倒事故で頸椎を骨折して四肢麻痺となり、口に筆を咥えて描くマウスペインターとして活動している。
 
展示会場の入り口にはいきなり砕けた頸椎、ちぎれた脊髄の立体作品があってギョッとする。正直、最近の個人的な経験から、俯瞰して現代アートの文脈の中に作品を位置づけるというよりは、骨折からアートに出会い、こういう作品を作るようになったアーティストの経験の方にどうしても意識が向かった。それぞれの作品にはアーティストによるキャプションが付けられていて、そのうちの一つに「頸椎を骨折して良かったとはとても言えないけれど、骨折しなければ自分は咲かなかっただろうなとは思う」という記述があり、読んでいてこみ上げてくるものがあった。
このキャプションを読んで何か感じるものがあった人にはぜひ現物を見てもらいたい展示。足を運んで良かったです。
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2019年5月10日 (金)

「SHUMOKU GALLERY Pop Up @ MAHO KUBOTA」@MAHO KUBOTA GALLERY(2019/05/09)

今日の夕方は神宮前のMAHO KUBOTA GALLERYに寄り道。現在開催中なのは名古屋のSHUMOKU GALLERYの出張展示。同ギャラリーの取り扱い作家である山村國晶、鈴木広行、岸本清子のほか、名古屋にゆかりのある作家として荒川修作や中西夏之などの作品が展示されている。

荒川修作や中西夏之の作品は現代美術を見始めたころに触れる機会が多かったので改めて眺めてみるととっても懐かしい。こういうシュールな作品にドキドキしていたんだよなー。

取り扱い作家としては岸本清子の作品が気になった。僕のボキャブラリーで説明しようとすると、アメリカンポップアート的なイラストチックな肖像画を油絵っぽいニュアンスを付けて描いたもの、という表現になってしまうのだけれど、眺めているとそれではとても説明しきれないざわざわした気持ちになる。自分の引き出しがもっと深ければよいのにな、とこういう時には思ってしまう。

普段のこのギャラリーの展示とはちょっと違った印象で、とても面白い体験だった。名古屋で時間ができたらSHUMOKU GALLERYにも立ち寄ってみよう。

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