2009年12月23日 (水)

バニラビーンズ@代官山UNIT(2009/12/23)

先日HALCALIのライブを見に行ったときにバニラビーンズのワンマンライブのフライヤーが配布物に入っていた。どっかで名前を聞いた覚えがあったし北欧系サウンドの女性デュオというのも好みに合いそうだ、12月はあんまりライブに行けなかったし23日は空いてるから近場の代官山UNITだしちょうどいいな、とチケットを購入。

チケット券面には出ていなかったけれどオープニングアクトとしてキノコホテルというバンドが出演。ジャンルとしてはGSパンクとかになるんだろうか。最近はこのジャンルでメジャーも含めいろいろなアーティストが活動しているようだがちゃんと聞くのは今回が初めてで、結構可能性のあるジャンルかなと思った。音や衣装まで忠実になぞっている上でメンバーが全員女性、しかるにキャラがあばずれというのが差別化ポイントなのだろうか。機会があればまた見てみたい。

しばしの転換のあとバニラビーンズが登場。彼女たちは基本的にアイドルなんだね。それなりのレベルのスウェディッシュポップを期待していたんだけれど正直その面では肩透かし。ただ、ハコと音が合っていなかった気はする。クラブ仕様のハコなので低音が妙に前に出てブーミーな感じが強かったので音源で聞いたらもっと良かったのかも。ショウとしての出来はちゃんとしていてミッドセンチュリーというか森ガっぽいコスチュームを2回衣装替え。こういうビジュアルだと女の子受けもいいんじゃないだろうか、実際女性比率もそこそこだったし。

なんだかんだ言ってどちらもあまり見たことがないジャンルのアーティストだったので楽しかったな。いい気分転換になった。

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2009年12月22日 (火)

To the South@外苑前Z.imagine(2009/12/20)

今年の6月に見てとても良かったTo the South。Z.Imagineのスケジュールをチェックしたらライブ予定が入っていて、無事に仕事が片付いたので見に行くことができた。

9月のライブではチェリストのサポートが入ったそうだが、今夜は前回と同じくボーカルの高瀬麻里子とピアノ・サンプラーの南方美智子の二人での出演。今夜のセットの中心は「羊たちのクリスマス」の朗読、そう村上春樹のあの作品だ。当然ピアノ演奏がBGMとして、あるいは朗読の合間にソロで入り、朗読だけでは伝わらない世界観(元が絵本だからね)を表現していた。途中休憩も含め朗読だけで1時間の長さだったし、決してストーリーそのものが面白いという訳でもないのだが、最後まで引き込まれてしまったのはさすが。

セットの半分を朗読にしたからだろうか、残りの作品はクリスマスらしいスタンダード曲が中心。そしてアンコールは鉄腕アトムのテーマ(!)という遊び心も楽しい。

まるでニューヨークのエクスペリメンタル系のハコのようなZ.imagineの雰囲気も相変わらずで、ここ最近気ぜわしく過ごしていたモヤモヤがライブを聞き終えて外に出るときにはすっかりなくなっていた。

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2009年12月14日 (月)

PAYDAY{HICKSVILLE/HALCALI/THE HELLO WORKS}@恵比寿LIQUIDROOM(2009/12/13)

HALCALIはほぼデビューの頃から知っている。日本の友人に録画を頼んで送ってもらっていたSakuSakuのオープニングに2ndシングル「エレクトリック先生」が使われていてこれはいいと思い、その後もアルバムやDVDを日本から取り寄せていた。ただ2ndアルバム「音樂ノススメ」の後はとんと名前を聞かなくなり、これはSonyがいつものように放り出したのかなと思ってそのまま忘れてしまっていた。日本に帰ってきた後にアルバム「サイボーグ俺達」を出したのを知ったもののその時点ではあまりチェックしようという気にはならなかったのだが、最近音楽系の掲示板で「フェスでHALCALI見たけど凄ぇ良かった」といった書き込みを何度か見かけ、またTOKYO No.1 SOUL SETとコラボした「今夜はブギー・バック」のカバーが良かったので一度ライブで見てみようと思い立ったのだ。彼女らのオフィシャルサイトでライブスケジュールを調べ、今夜のイベントを見つけたのでチケットを買って楽しみに待っていた。

会場のLIQUIDROOMはほぼ満員。最初に登場したHICKSVILLEはHALCALIが楽しみでワクワクしていたのであまり印象が無い…。

HALCALIは2番目に登場。痩せたな、というのが最初の印象。僕が知っている彼女らの姿は5年前のPVのもので、その頃は結構ぷにぷにした印象があったのだが、今はまるでモデルのように細い。そして次に感じたのがダンスが甘くなったのではということ。PVの中ではヒップホップダンスをバキバキに踊っていたように思うが、今回のライブでは歌いながら動き回るもののダンスという感じではない。アーティストとしての方向性の変化なのかもしれないが、膝から下があまり動いていない感じでダンスのレッスンも今はやっていないのかも。曲はギリギリ・サーフライダーやストロベリーチップスのようなデビュー当時の曲から今夜初披露という来年1月発売のシングル曲(タイトル失念)まで幅広く。ライブであること、あるいは会場の音響のせいかもしれないがヒップホップというよりパワーポップ的な印象で、昔のスタイルよりずっと僕好み。

最後に登場したのがTHE HELLO WORKSスチャダラパーがインストバンドSLY MONGOOSEとやっているサイドプロジェクト、という理解でいいのかな。ビートの効いたファンキーなラップと、生演奏というのに完璧にそのラップと噛み合うバンド演奏。音楽のジャンル的にはそれほど得意な分野ではないのだけれど、日本のヒップホップを創成期からリードしてきて今なお第一線にいる実力のほどを感じざるを得なかった。

HALCALIとスチャダラパーということで当然ながらアンコール曲は「今夜はブギー・バック」。ゲストのMCも参加した非常に豪華な演奏だったのだが、HALCALIのパートが少なかったのが残念。まぁ、この面子だと仕方ないよね。

とにかく今夜はHALCALIが収穫。またライブ見に行きたいなぁ。

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2009年12月13日 (日)

オダトモヒデ@綱島Blue Corn Cafe(2009/12/11)

今週末は夕方に用事があったり昼間は腰を落ち着けて片づけたい仕事があったりで今夜に綱島に出かけてきて散髪や買い物を片づけた。その後は流れで当然ブルコンに。

今夜の出演はオダトモヒデ。雨男なもので僕のライブの日はいつも雨…とか苦笑しながら歌ったのは冬の雨の夜にぴったりのしっとりしたバラード。客が少なかったせいかいつも以上に誰もが知っている有名曲ばかりのセットで、こういうベタなライブも楽しい。

今夜はあまり夜更かしはできないので第1セットが終わったところで引き上げたが、冷えた体が暖まった気がするライブだった。

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2009年12月11日 (金)

隈研吾展 Kengo Kuma Studies in Organic@ギャラリー間(2009/12/10)

ギャラリー間では隈研吾展を開催中。サントリー美術館や根津美術館といった僕のお気に入りかつご近所の美術館のデザインを手がけ、かつ自身の事務所も僕の通勤ルート上にあるという建築家なので、何とか見に行きたいと思っていた。そろそろ会期末が近づいてきたので仕事帰りに立ち寄ることに。

展示は非常にあっさりしたもので、個人的には隈氏のデザインらしさというのがあまり出ていなかったのでちょっと拍子抜け。もちろん僕が建築展というのに慣れていないというのもあるのだが、ちょうど一年前ここで開催された安藤忠雄展が良くも悪くも俺節全開なものだったので。学生さんや外人も含めとても賑わっていたので客観的に良い展示ではあるのでしょう。興味のある方は来週末までなのでお急ぎを。

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2009年12月10日 (木)

イズミカワソラ@月見ル君想フ(2009/12/07)

今夜のイズミカワソラのライブは月見ル君想フのスケジュールをぱらぱら見ている時に偶然見つけた。音楽を聞きだした頃にTVKでよくCM流れてたなー懐かしいなー(当時は「泉川そら」名義)と気楽にチケットを取ったのだが、会場に来てみたら何か5周年ぶりのワンマンライブとかで結構ヘビーな雰囲気。僕が行くライブはどうもこういうパターンが多い。まぁ、10年ぐらい前に活躍しててしばらく見なかった人がいきなりワンマンでというとなにやらワケありというのが当たり前なのかもしれないが。

楽曲は名前ほどにははっきり記憶に残っていなかったが、それでもほぼ想像していたとおりのライブ。昔ほどではないが高くてキュートなロリータボイス(アニメ声と言っても怒られないかな)にとことんポップな楽曲。ちょっとジャジーな曲が入っていてへぇと思ったのだが、最近はヴィレッジバンガードのジャズアルバムに参加していたりもしたらしい。楽しんでいるうちに「最後の曲です」というMCになり、えっ早いなと思ったら1時間半、それほど短い時間ではなく、時の経つのを忘れていたようだ。

そんな感じでいいアーティストに出会えて嬉しい。今度アルバムを借りてきてじっくり聞いてみよう。

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2009年12月 7日 (月)

コレクション展@国立国際美術館(2009/12/05)

金曜日に京都に出張で、週末は実家に泊まって関西の仲間の集まりに出席した。その前に覗いたのが国立国際美術館。彫刻の企画展も開催されていたのだがコレクション展が非常に面白かった。僕は国立国際美術館のコレクション展は万博公園にあった頃から何度か見たことがあって、それなりのレベルの作品が展示されているのだがどうも教科書的なキュレーションであまりピンと来ないなぁという印象を持っていた。今回はヨーロッパの比較的新しい世代の作品を展示の冒頭に持ってきて、その印象で展示全体をまとめている。全体に今までのコレクション展よりぐっと引き締まった内容で、この美術館はこんな作品を持っていたのかと認識を新たにした。

展示の最後の部分は工藤哲巳の小特集。こればかりは去年ニューヨークで見た個展ほどには冴えておらず、「グロくてキモくてサイコーでした♪」とはいなかったのが惜しかった。

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2009年12月 3日 (木)

田口和奈『半分グレーでできている』@void+(2009/12/02)

void+は表参道にあるギャラリー。ごく近所、というかほとんど毎朝通勤で歩く道沿いにあるのだが、今までピンと来る展覧会が無く足を運ぶ機会が無かった。今回たぐっちゃん(連れかよ)の個展があるというのでちょうどいいやと出かけることに。

void+は外から見えるよりもずっと狭い展示スペースで、今回の出展作品も3点。いずれも女性のポートレートで、4月のシュウゴアーツでの個展がちょっと食い足りなかった僕にはどんぴしゃの内容。部屋が狭い分照明に工夫してあり、ゼラチンシルバープリントのねっとりとした質感がひときわ強調されて美しい。展示作品数以上の価値のある展覧会だと思う。

ついでながら本展のパンフレットはタブロイド版と大きく印刷も良い感じなのでフレームに入れて部屋に飾るなんてのにもぴったりと思う。ご興味のある向きは訪れた時に忘れず入手されたい。

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2009年11月26日 (木)

Chico O'Farrill Afro-Cuban Jazz Big Band@Birdland(2009/11/22)

金曜日に続いて今日の夕方もBirdland。今日は友人と一緒なので金曜日に来たときに予約を入れておいた。今夜の出演はChico O'Farrill Afro-Cuban Jazz Big Band2006年の4月に一度見たことがある。その時には名前のとおりChicoさんがリーダーだったと思うのだが、お亡くなりになったそうで今は息子さんのArturo O'Farrillさんがリーダーを務めている。

演奏は記憶にあるよりもずいぶん魅力的になっていた。サルサやマンボなどのラテンジャズの要素を取り込みつつ今のジャズのフォーマットの中で上手く消化している。昼に聞いたInteroceanicoよりもちゃんとラテンの感じが前に出ていて、それが良かったな。ニューヨーク最後の夜もしっかりとライブで楽しめた。

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2009年11月24日 (火)

Interoceanico@Blue Note(2009/11/22)

今日は昼間が空いたので何かライブをと思い、ゴスペルブランチとかもいいなーと思いながら結局Blue Noteに来てしまった。開演直前に入ったので後ろの席かと思っていたら本当にステージ正面の席に案内されてちょっとびっくり。ここに座ってみるとステージも後ろのテーブル席もしっかり見えて、Blue Note New Yorkって結構普通のニューヨークのジャズクラブだったんだなと思う。

本日の出演はInteroceanicoというサックスカルテット。リーダーとあと一人が日本人のよう。非常にスムーズなフュージョンに南米のフォルクローレを取り込んだ、とても美しい演奏を聞かせてくれた。個人的にはせっかくフォルクローレを取り込むのだったらもう少し癖を強くしたほうが良いのではと思ったが、まぁ無いものねだりかな。

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