2019/01/27

RFID World Watcher Monthly December 2018

12月のRFID JournalはややIoT寄りの記事が多め。10月にはIoT系の記事が少ないと感じたのですが、記事が出てくるタイミングのようなものがあるのでしょうか。技術とユースケースの記事量はバランスが取れている印象です。

RFID World Watcher Monthly December 2018(PDF形式、225KB)

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2018/12/30

2018年RFID重大ニュース

今年はニュースを10個選べなかったので「十大ニュース」ではなく「重大ニュース」。普及規模は大きくてそこそこのペースで導入が進んでいる(国内外共に)はずのアパレル業界では、ユニクロを除いてはあまり大きな報道が出てこなかった。本格的な普及の前の足踏み状態という側面と、そもそも現実的な普及期に入ったらハイプ期ほどの盛り上がりはないといことの両方なんだろう。

一方でコンビニ電子タグ計画で要素技術が着実に進展していそうなこと、UHFパッシブRFIDの読み取りを解析して各種の高度なセンシングに使う研究が出てくるなど、次の世代に向けた仕込みのようなものが伺えた一年でもあった。このあたりの技術、来年には大いに盛り上がってほしい。

☆コンビニ電子タグ計画の進展

2017年に経産省が発表したこの計画(RFID a GoGo!:コンビニ5社RFID無人レジ導入計画(よりもずっと凄い話なんですよコレ))、関連技術が整うまでは展開ができないため今年の報道は地味だったが、計画自体は動いてるんだろうな、ということを感じさせるニュースがぽつぽつ出ていた。

現時点で中心となってコンセプトを発信しているのはローソンで、ユーザ企業でありながらCEATECにRFID利用のウォークスルー決済ができるモデル店舗を出展したことが話題になった(Internet Watch:ローソンの“歩いて決済”店が金曜まで限定オープン、弁当やおにぎりを購入可。CEATECブース内の実験店)。

技術開発の面では、何といっても東レがUHF帯のプリンテッドRFIDタグを2019年に実店舗テスト導入というニュースが大きい。従来品より1ケタ安く、タグを個別に読み取っていく用途にはすでに実用レベルという話は衝撃的だった。その後報道は表に出てきていない(化学工業日報の記事もリンク切れになってしまっている)が、地道に裏で開発が続いていると期待したい。

☆ファストリRFID利用の進化

ファーストリテイリングが去年のプレスリリース通り2018年春夏商品から全ブランドの全商品にRFIDタグを貼付を開始。全商品RFID貼付はユナイテッドアローズやオンワード樫山でも開始されているが、話題性の牽引という意味ではやはりユニクロの存在感は大きい。

今年の目玉はダイフクが物流に関するパートナーシップを締結して1000億円を投資というもの(日経xTECH:目玉はRFIDと自動倉庫、ファストリ1000億円投資)。RFIDを活用した自動倉庫の全世界展開も視野にということで、ぜひ積極的な情報発信もお願いしたいところ。

☆日本国内でのNFC(非Felica)対応決済の拡大

東京オリンピックの開催とクレカEMV対応のための決済端末入れ替えを受け、非FelicaのNFCでの拡大が始まっている。現時点で対応している大手チェーンはマクドナルドとローソン、またジャパンネット銀行やイオンカードは既存カードのNFC標準搭載を進めている。

スマホのNFC対応でも、イオン銀行がNFC搭載スマホでのATM取引を開始、Androidの楽天EdyアプリがNFC対応機種からEdyカードへのチャージに対応といった動きがある。個人的にはもっと広がっていって欲しい。

☆UHFパッシブRFIDの高機能化

技術面で今年面白いなと思ったのがUHFパッシブRFIDを使った各種のセンシング技術。従来はアンテナの特性が周囲の環境で変化することをセンサーとして利用する、という技術だったんだけど、今年出てきたのは普通のUHFパッシブタグを読み取った情報から環境特性を測定するもので、MITではミルクのメラミン汚染や酒類のアルコール濃度を測定する技術(TechCrunch:RFIDステッカーからの信号で食品の汚染が分かる)、カーネギーメロン大学では物体の形状や動きを測定する技術(ZDNet:RFID tag arrays can be used to track a person's movement)をそれぞれ発表している。データ解析技術の進歩というのは凄まじい。この分野での技術の進展が続くとUHFパッシブRFIDがIoT分野でも中心技術の一つになると思う。

☆IATAによる航空手荷物タグRFID対応義務付け

IATAが2020年1月から航空手荷物タグのRFID対応を義務付けるという件につき、業界の動きが報道に出始めたのが今年。この業界が長い人には「ようやく」という感慨があるものだろうけど、今回はぜひ成功してほしい。

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2018/12/27

RFID World Watcher Monthly November 2018

11月のRFID Journalは製品紹介、事例、標準化など盛りだくさんの内容でした。先月はIoT系の記事が少ないと書きましたが、今月はしっかり記事数が回復していて、ほっと一安心です。

RFID World Watcher Monthly November 2018(PDF形式、223KB)

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2018/11/30

RFID World Watcher Monthly October 2018

10月のRFID Journalは久々に記事が多く、製品紹介、事例共に記事が充実していました。テクノロジーとしては先月に続いてパッシブが多い印象。IoT系のソリューションが多いアクティブ製品はハイプサイクルでいう幻滅の谷に入りつつあるのかもしれません。

RFID World Watcher Monthly October 2018(PDF形式、212KB)

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2018/10/28

RFID World Watcher Monthly September 2018

9月のRFID Journalはレイバーデイのため配信が3回。今月の記事はパッシブが多く、特に事例記事はほとんどがパッシブでした。

RFID World Watcher Monthly September 2018(PDF形式、214KB)

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2018/09/15

RFID World Watcher Monthly August 2018

8月のRFID Journalはパッシブ系の記事が充実していました。製品紹介の記事も例月より少し多めです。

RFID World Watcher Monthly August 2018(PDF形式、253KB)

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2018/08/20

RFID World Watcher Monthly July 2018

7月のRFID Journalは独立記念日のため配信が3回。記事数も少なく、ちょっと寂しい号になりました。パッシブ系の記事が比較的多かった印象です。

RFID World Watcher Monthly June 2018(PDF形式、207KB)

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2018/07/27

RFID Journal 抄訳 2018/07/27号

元記事では過去に掲載された記事への再リンクが多くなっていて、それを除くと件数は少なめです。

今週面白いなと思ったのはRFIDを利用する家庭用スパイスサーバーを開発しているベンチャー企業の話。日本のセンスだとどこまでのニーズがあるかよく判らないのですが、惹かれる楽しいニュースなのは間違いありません。

スタンフォード大学のスピンオフ企業が手掛ける、WiFiネットワークに相乗りするセンサータグの話も興味深かったです。この記事だけでは技術的な詳細をつかむことができなかったので、もうちょっと勉強してみたいですね。

なお、元記事はこちらになります。

Tracking Brazilian Clothes Made in China

ブラジルのiTag RFID Smart Labels社は台湾のPrintronixと提携し、アジアで縫製されて中国に輸入されるアパレルに個品タグ付けを行うソリューションを提供します。

NFC Spices Up Meals for Intelligent Rack Users

ベンチャー企業のTasteTro社はRFIDを利用する家庭用のスパイスサーバーを開発中です。このスパイスサーバーは20種類のスパイスを格納し、レシピに合わせて必要な分量を取り出せるというもので、各スパイスのケースにNFCタグが貼付されてケースが正しい場所に設置されているかや十分な残量があるかを検知し、本体はBluetoothでスマホに接続されて必要なレシピの設定を行います。この製品は2019年第一四半期に出荷予定です。

Sensor Data, Images Hitch Ride With Wi-Fi-based Solution

スタンフォード大学のスピンオフ企業であるWavelite社はWiFiネットワークを活用したセンサータグHitchHikeを開発しています。HitchHikeのタグは受診したWiFiの電波を電力に変えて起動し、受診した信号を加工して転送することで専用に設定されたWiFi端末にセンサーデータを送信します。

RFID Goes Out to Pasture, Matching Ewes With Lambs

テキサスA&M大学は羊の交配のためにRFIDを利用する実験を行っています。農家は羊毛を効率よく生産する羊を繁殖できるように交配をコントロールしようとしますが、羊は牧場で自由に移動できるため、所在の管理は簡単ではありません。同大学の研究者は、それぞれの羊の耳にSapien社のLFパッシブタグを貼付し、水飲み場に来た時に読み取りを行うことで、羊の行動を記録して分析に役立てます。

RFID By Any Other Name

技術ベンダーの間にはRFIDの幻滅期の間に着いたネガティブなイメージを避けようと、自社の製品を別の技術用語でブランディングしようとするところがあります。これは愚かな動きです。すべての技術は本格的な普及に先立って必ず幻滅期を通るので、そのようなブランディングをすることは、ようやく幻滅期を脱した技術ブランドを捨て、これから幻滅期に入る技術ブランドを採用しようとすることだからです。

Smart Cows and How Not to Design IoT Products to Fail

IoTデバイスが実環境で適切に動作するかどうかには5つの重要な要素が関わってきます。輻輳、電波干渉、アクセスポイント間のローミング、ファームウェア更新などによる互換性の喪失、セキュリティ侵害がその5つです。

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2018/07/14

RFID World Watcher Monthly June 2018

RFID Journal LIVE!が終わって一息ついた時期であり、製品・事例ともに記事が多く、またパッシブUHF、NFCから独自Active、Bluetoothビーコンまで幅広い技術が取り上げられていました。

RFID World Watcher Monthly June 2018(PDF形式、234KB)

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2018/06/08

RFID World Watcher Monthly May 2018

今月は製品に関する記事が多め。ロボットから小型ラベルプリンタまで、楽しい製品が並んでいます。

RFID World Watcher Monthly May 2018(PDF形式、225KB)

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