2019/10/18

RFID Journal 抄訳 2019/10/18号

今週興味深かった記事は凸版印刷のNFCボトルキャップ。こうして海外のメディアに取り上げてもらえると日本人としては励みになります。

Toppanamcor2

編集後記はMarks & SpencerがRFID Journal LIVE! Europeで講演するよ、という話。男性用スーツでのトライアルを行うという記事はしっかり覚えていますが、あれから15年になるんだなぁ…。しみじみしますね。

なお、元記事はこちらになります。

NFC Solution Fights Beverage Counterfeiting

凸版印刷とAmcor社は飲料キャップにNFCタグを組み込むソリューションを開発しました。このタグは開封を検知して偽造を防ぐ機能を持ちますが、開封後も読み取ることができて顧客への情報提供にも用いることができます。

Avery Dennison Targets Retail Deployments With Mobile Printer, Robomart Partnership

Avery Dennison社はモバイルタイプのRFIDラベルプリンタPathfinder 6059を発表しました。この製品はバーコードを読み取ってそれに対応するRFIDラベルを出力する作業を5秒以内に完了することができます。この製品はすべての製品をソースタギングすることができない小規模店舗や食料品店、あるいは小規模物流拠点などをターゲットにしています。

Pinea Wine to Speak at RFID Journal LIVE! Europe 2019

スペインのワイナリーPinea Wine社が11月13日にロンドンで開催されるRFID Journal LIVE! Europe 2019で講演します。同社はワインにNFCタグを付けて出荷しており、顧客への情報提供と偽造の防止を行っています。

SML RFID Opens Retail Ideation Space in China

SML社は上海にRFIDのアイディエーション施設をオープンしました。この施設は小売りでの個品タグ付けのユースケースを対象としたもので、同社のアイディエーション施設としてはテキサスに続いて世界で2番目になります。3番目の施設は2019年中にイギリスに開設される予定です。

RFID News Roundup

  • HID Global社がLUX-Ident社を買収
  • AT&T社が村田製作所とAltair Semiconductor社の製品をLTE-M/NB-IoTのソリューションで認定
  • Schneider Electric社が産業向けIoTプラットフォームを発表
  • Solace社とBoomi社がエンタープライズIoTアプリケーションのプラットフォーム統合で連携
  • Semtech社がスマートホーム・スマートビルディングのリファレンスデザインを発表
  • LoRa Alliance社がLoRaWAN-IoTのテスト拠点をインドに開設

Learning from Marks & Spencer

Marks & Spencer社は2004年に男性用スーツでのトライアルを行ってから15年間RFIDの導入に取り組んできました。同社は過去に何度かRFID Journal LIVE!に登壇しており、そのたびに重要な洞察を披露しています。彼らは11月13日にロンドンで開催されるRFID Journal LIVE! Europe 2019でも講演を行います。

How the IoT Has Ushered in the Fourth Industrial Revolution

IoTは第4次産業革命の中で非常に重要な役目を果たすため、逆に「IoT」という独立したコンセプトは個別のソリューションに溶け込んで見えなくなっていきます。IoTの初期に話題の中心だったセキュリティについて語られることが少なくなってきているのも、技術が成熟し個別のソリューションに合わせてセキュリティが進化しているためだと考えられます。

Chicken Company Hatches RFID-based Track-and-Trace Solution(有償記事)

フランスの養鶏業者Senecal社は鶏肉の生産バッチを追跡するためにRFIDとバーコードを利用しています。個別の鳥の飼育中のデータは首にかけたRFIDタグにリンクして収集され、出荷時にはバーコード情報とリンクされます。

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2019/10/12

RFID Journal 抄訳 2019/10/11号

今週気になったのはNXP社のNFC/UWB複合チップ。iPhone 11で搭載される測位機能を提供するモジュールがこれです。基地局不要で±3度の角度±10センチメートルの測位精度というのは位置情報アプリを変えるはずで、スマホ以外のものも含め今後どのようなソリューションが出てくるかがとても楽しみです。

編集後記は「RFIDの導入の際に特定目的だけに限定するのは勿体ないですよ」という内容。数年前まではLow Hanging Fruits論が語られていたことを考えると隔世の感があります。

SmartX Launches Multilinear RFID Portals

ブラジルのSmartX Tags社は多重線形技術を用いたポータル用RFIDリーダーを販売しています。このリーダーは異なる角度で配置された複数のアンテナを読み取ることで、安定した読み取りを可能にします。

NXP Offers UWB Fine-Ranging Chipset for Mobile Devices

NXP社はNFCとUWB機能を搭載したSR100Tチップを発表しました。このチップはAoA方式を用いて±3度の角度精度で、±10センチメートルの測位を可能にします。

Virtual Event: RFID in Harsh Environments

RFID Journalは9月24日に「RFID in Harsh Environments」という仮想イベントを開催しました。登録ユーザーはプレゼンテーションの資料と動画にアクセスすることができます。

Fast-Track RFID Certification Training to Be Featured at LIVE! Europe 2019

11月13日に開催されるRFID Journal LIVE! Europe 2019ではRFID Professional Institute認定のファストトラックトレーニングが開催されます。トレーニングを提供するのはRFID4U社です。

RFID News Roundup

  • Printronix Auto ID社が産業向けRFIDプリンタを発表
  • D.O RFID社がプラスチック製のRFIDカードを発売
  • Otis Elevator社がエレベーターのパフォーマンスを向上させるIoTソリューションを発表
  • ShieldIOT社が360億ドルを調達
  • Kerlink社がスマートシティー・スマートビルディング向けのLoRaWAN IoTゲートウェイを発表
  • BehrTech社が産業向けIoT用の環境測定スマートセンサーを発表
  • Unified Officem社がIoTを用いた飲食店向け食品安全管理プラットフォームを発表

Don't Be Short-Sighted About RFID

RFIDは業務全体を変革する能力を持つテクノロジーであるため、その全体像を知らないままに特定目的のアプリケーションを構築するのは大変勿体ないことです。RFID Journalなどの業界展示会に参加したり、RFIDのアプリケーションを広く理解したSIerを選定したりすることで、RFIDの持つ可能性を引き出しましょう。

Sensors and Data Mining Help Airports Fix Passenger Wait Time Anxiety

空港での待ち時間の不安と苦痛は、IoT技術を用いて処理効率を向上させると共に、待ち時間が発生する場合にはその予測などを提供することで、低減させることができます。これを行うためには複数のセンサーから取得した情報を組み合わせて分析する必要があります。

Mine Solution Tracks Worker Safety, Operations via Tags, Droids and Robots(有償記事)

オーストラリアのテクノロジー企業であるRajant社、Poynting Antennas社、Extronics社、Australian Droid + Robot社の各社は、地下鉱山の安全確保のために、人員、車両、ドローンなどを監視するアクティブRFIDソリューションを開発しています。このソリューションはRajant社のメッシュネットワークBreadCrumbを利用します。

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2019/10/07

RFID Journal 抄訳 2019/10/04号

今週は比較的地味な記事が並びました。

その中でも興味深かったのはNFCタグを搭載したヘルメット。NFCタグはクラウド上の医療情報にリンクしており、事故で意思表示ができなくなった時にも医療機関でNFCタグを読み取って情報を取得できます。難しいものではないので日本でも広まってほしいですね。

Helmetsweb

識者投稿はIoTデバイスの通信をSMSを使って行うソリューションの宣伝。実際のところどの程度のメリットがあるものなのでしょうか。

なお、元記事はこちらになります。

Ultra-wideband Brings Security to Grand Paris Express

パリ交通局は地下鉄拡張工事で作業員の安全確認を行うためにUWB RFIDを利用しています。導入されているのはLitum IoT社のUWBタグです。

Montreal Students Use NFC to Go Cashless at School Events

ビジネススクールHEC Montrealの学生組合では学生が学内イベントの料金を支払うためにNFCを導入しました。これは、年度初めに学生がNFCカードを受け取り、イベント時にカードをタップするとNFCカードにリンクされたウォレットから代金が引き落とされるというものです。ソリューションはモントリオールに本拠を置くConnect&GO社が提供しています。

NFC Enables Helmets to Store and Share Health Data

スポーツ用品メーカーのPOC社は事故対応のためにNFCを搭載したヘルメットを開発しました。このヘルメットは、持ち主がNFCタグにリンクさせた医療情報をWebサイトに登録しておくことで、事故で意思表示ができなくなった時にも医療機関でNFCタグを読み取って情報を取得することを可能にします。

Smartrac Intros Flexible On-Metal NFC Tags for Industrial and Retail Sectors

Smartrac社は柔軟性のある金属対応NFCタグBlock On-Metalを発表しました。このタグは5cm角の大きさで、産業および小売分野での利用が想定されています。

IoT News Roundup

  • Autodesk社がIoTの3次元測位ソリューションでSensera Systems社を採用
  • Telensa社がQualcomm社のスマートシティーアプリケーションプログラムに参加
  • Avnet社がWitekio社を買収
  • Lutron Electronics社がZigbee Allianceの取締役会に参加
  • Wireless Broadband AllianceとLoRa AllianceがIoTのホワイトペーパーを発表

Investors: Ask Retailers About Their RFID Strategy

ZARAを運営するInditex社が2019年上半期に7%増収、10%増益となったように、RFIDを活用した販売戦略は小売業の成長の鍵になりつつあります。投資家が小売業の今後の成長性を占うためにはRFIDへの取り組みを確認することが重要です。

IoT Botnets: Fighting the Rise of the Robots

IoTデバイスがインターネットの踏み台攻撃に使われないようにする方法として、Thingstream社はデータの交換をSMSで行うソリューションを提供しています。

RTLS Aims to Bring Calm and Order to Emergency Department(有償記事)

カリフォルニア州にある病院St. Joseph Hospitalの救急部門では患者とスタッフの所在を確認するためにRTLSを導入しました。これにより、情報が錯綜しやすい救急部門でも必要な処置をタイムリーに行うことが可能になりました。導入したのはTagnos社のIR RTLS製品です。

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2019/09/27

RFID Journal 抄訳 2019/09/27号

今週興味深かった記事は小売業向けのオムニチャネルソリューション。こういうソリューションがパッケージとして入手できるようになることがキャズムを超えて普及するために重要です。

電子ペーパーの病院での利用も面白いですね。個人的にはもっといろいろなユースケースに広がってほしいと思う技術です。

なお、元記事はこちらになります。

IoT Solution Protects Bridge With LoRa Connectivity

フィレンツェ市はヴェッキオ橋の保守のためにIoT技術を利用しています。ヴェッキオ橋には古い水道管が通っており、そこからの漏水が橋を歪める可能性があります。Worldsensing社のLoRa通信センサーが水分や橋の歪みの計測のために利用されています。

Landmark Hospitals Pilots Wireless E-paper Patient Monitor

E Ink社とDigital Connected Intelligent Health Technology社は共同で電子ペーパーを用いた病院向けの患者情報表示器材を開発しました。この機材は患者の病室入り口やベッドサイドに設置され、その患者の情報をWiFiで受診して表示するものです。現在Landmark Hospitalsがこの製品のパイロットを実施しています。

Singapore Airport, Airlines Piloting Handheld RFID Reader

Koamtac社はスマートフォンやタブレットに接続して利用するタイプのRFIDリーダーを提供しています。同社の製品はUSBとBluetooth接続に対応し、デバイスと同時に充電が可能です。同社の製品はシンガポールのチャンギ国際空港で航空手荷物読み取りのパイロットに利用されています。

Retail Reload, Mainetti Partner on Omnichannel and Big-Data Solutions

Retail Reload社とMainetti社は共同でRFIDを用いた小売業向けのオムニチャネルソリューションを提供しています。このソリューションはRetail Reload社のクラウドソフトウェアとMainetti社のRFID/QRラベルを利用するもので、例えば試着室に持ち込まれている商品をオンライン販売の在庫からリアルタイムで外す処理を行なえます。

RFID News Roundup

  • iDTRONIC社が悪環境向けRFIDタグの新製品を発表
  • BlueCats社がPLUS Location Systems社と合併
  • Avnet社とTrusted Objects社が産業向けIoTで戦略的提携
  • Senet社とSimplyCity社がLoRaWANサービスとIoTソリューションで提携
  • ABI Research社がBluetooth対応のIoTデバイスの出荷量がスマートフォンを上回ると予測
  • PrecisionHawk社とSkylogic Research社がドローンテクノロジーガイドを発表

Managing Sell-By Dates Is Easier With RFID

New York Timesにヨーロッパの小売業者が食品廃棄の削減で温室効果ガスの排出を減らす取り組みを行っているという記事が掲載されていました。ですが個別商品の賞味期限に合わせた在庫管理や値引きはとても労働集約的な業務になります。RFIDを利用することでこの業務の負荷を大幅に低減することができます。

How Construction Companies Can Meet Eco Goals and Optimize Workflows

建設会社は資材や現場作業員の利用のために多量の車両での移動を利用します。車両にテレマティクス器材を装着し、移動データや燃料消費データを取得・分析することで、コスト削減だけではなくCO2削減も達成することができます。

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2019/09/20

RFID Journal 抄訳 2019/09/20号

今週興味深かった記事は特集記事のPUMAのニューヨーク旗艦店でのRFID導入。靴のRFID利用は10年以上前にさんざん実証実験が行われていましたが、結局実導入はアパレルに遅れることになりました。商品単価ではアパレルに負けないと思うのですが、ユースケースのどこかに違いがあったのでしょうか。

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ニューヨークでのイベントRFIDリストバンド決済の話も興味深かったです。事前チャージ型とクレジットカード直リンク型の違いとか、いろいろ深掘りするところがありそうですね。

なお、元記事はこちらになります。

Pilot Aims to Prove Passive RTLS Success for Manufacturing Site

RFIDソリューションベンダーのRTV Engineering社は製造現場内の金属ラックを対象としたRTLSをUHFパッシブRFIDで実現するソリューションを構築しました。このソリューションは匿名のメーカーに導入されたもので、RF Controls社の天井設置型フェーズドアレイアンテナを利用するものです。

Sales Up By 40 Percent for New York Venues With RFID Wristband

イベント決済ベンダーのBillfold POS社は数年前からニューヨーク周辺のイベントでRFIDリストバンドを用いた決済サービスを提供しています。RFIDリストバンドを用いた決済では、事前に残高を購入して決済に使う「トップアップ」という手法が一般的ですが、同社はクレジットカードに直接リンクしてトップアップ無しで買い物ができるのが特徴です。同社の決済サービスを導入したイベントでは売上高が40%増加しました。

RFID Brings Intelligence to Texas Warehouse Roll-Up Doors

TagMaster North America社は冷蔵倉庫のシャッターの開閉を行うシステムを匿名の倉庫会社に納入しました。この倉庫会社は従来モーションセンサーを使ってシャッターの開閉を制御していましたが、頻繁に誤検知が発生しフォークリフトの運転手の注意を逸らすことで安全上の問題が生じていました。この倉庫会社はUHFパッシブタグの利用も検討しましたが、読み取り距離が長くなりすぎるとのことで、最終的に読み取り距離をコントロールしやすい2.45GHz帯アクティブタグを利用することにしました。

Metalcraft Offers Lower-Cost, Longer-Range On-Metal Tags

Metalcraft社は長距離読み取り、低コストの金属対応UHFパッシブRFIDの新製品Universal MCの新モデルPro、Standard、Plusを発表しました。3種類のタグのサイズは2インチ×1インチで共通ですが、タグの材質(堅牢性と柔軟性のバランス)および接着剤の組み合わせがバリエーションになっています。

RFID News Roundup

  • Sensormatic Solutions社がRFIDベースの盗難防止システムを発表
  • Balluff社がUHF RFIDハンドヘルドリーダーの新製品を発表
  • Avery Dennison社がヨーロッパにインテリジェントラベルの拠点を設置
  • Altizon社が製造業向けIIoTソリューションの説明会を実施
  • AtomBeam Technologies社がLoRa Allianceに参加
  • BehrTech社がMYTHINGSとLoRa LPWANの比較レポートの公開
  • Simbe Robotics社がSeries Aで2,600万ドルを調達

A Reflection on Smart Packaging

スマートパッケージングはRFID技術を使わない場合についても顧客体験の提供やトレーサビリティーなどさまざまな利用がなされます。

IoT and RFID: What's the Connection?

IoTやRFIDから生成されるデータは急激に成長しており、ネットワークやストレージ、分析基盤に変革を迫っています。ガートナーはこのような状況でIoTソリューションを提供するためにはIoTアーキテクトが必要だとしています。

PUMA Creates Digital Product IDs for Greater Engagement(有償記事)

PUMAはニューヨークの旗艦店にRFIDを導入しました。この店舗ではすべての商品にUHFパッシブRFIDタグが貼付されており、顧客は商品をマジックミラーにかざすことで情報を取得することができるほか、QRコードを自分のスマホにかざすことでAR体験もできます。RFIDタグは在庫管理や盗難防止にも利用されています。

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2019/09/07

RFID Journal 抄訳 2019/09/06号

今週気になった記事はパリ=シャルル・ド・ゴール空港での手荷物タグRFID対応です。ニュースそのものにはさほどの先進性は無いのですが、日本の事例がまったく聞こえてこないのがちょっと気になっています。

NIKE社が出荷する靴にRFIDの貼付を始めていたという記事も興味深かったです。アパレルの次は靴での大型導入が始まるのでしょうか。在庫管理が複雑なのでメリットはとても大きいはずです。

なお、元記事はこちらになります。

Air France Contract to Bring RFID to 40 Million Baggage Tags Annually

エールフランスは2020年からパリ=シャルル・ド・ゴール空港での手荷物タグRFID対応のためにRFIDラベルメーカーのParagon ID社と3年契約を締結しました。これはParagon ID社にとって最初に稼働するRFID航空手荷物タグ案件になります。

Authentic Feet Manages Nike Stock via RFID

スポーツシューズ店のAuthentic Feet社は靴の在庫管理にRFIDを導入しました。これはNIKE社が出荷する靴にRFIDの貼付を開始したことがきっかけであり、同社店舗の在庫の6割はNIKE社の製品です。同社が導入したRFIDソリューションはiTag Smart Tag社の製品です。

Semtech Offers Reference Kit for LoRa-based IoT Smart-Building Solutions

Semtech社はスマートビルディングの開発のためのIoTリファレンスキットを提供しました。このソリューションはLoRaWANで通信を行うものです。

BehrTech, Applied-IoT Partner on IIoT Solutions for Harsh Environments

BehrTech社とApplied-IoT社は悪環境向け産業IoTの分野で戦略パートナーシップを締結しました。

RFID News Roundup

  • SML社がRFID個品タグ付けのタグとソフトウェアのオールインワンパッケージを発表
  • Nordic ID社がRFIDリーダーとIoTプラットフォームを発表
  • Silicon Labs社とAllegion社がIoTセキュリティプラットフォームで協業
  • VMware社がPulse IoT Centerのオンプレミスでの提供を開始
  • NFC Forumが中国でイベント「NFC Forum Plugfest」を開催
  • Festicket社がEvent Genius社とTicket Arena社を買収
  • SensThys社がRFIDアンテナの新製品を発表
  • Nedap社がオンライン教材RFID Loss Prevention Academyを提供

Optimizing Low-code to Drive Intelligent Automation in the Supply Chain

デジタルプロセスオートメーション(DPA)ツールとRFIDデータを組み合わせることで、ビジネスで必要となる処理を、従来の業務システムの枠にとらわれずに柔軟かつスピーディーに開発することが可能になります。

Euro Pool Systems' 'Depot of the Future' Leverages RFID for Efficiency, Accuracy(有償記事)

冷蔵輸送器材大手のEuro Pool Systems社は器材管理にUHFパッシブRFIDを利用しており、ベルギーのスーパーAhold Delhaize社の店舗向けの倉庫でゲート型リーダーを利用したソリューションを導入しました。このソリューションはAucxis社が開発したものです。

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2019/08/31

RFID Journal 抄訳 2019/08/30号

今週のニュースレターの元記事は先週までに既出のものが多く件数が少なめですが、面白い記事も多くありました。

ニューヨーク・コミコンでのNFCバッジの利用、事例としては既出ですしユースケースもそれ自体では特殊ではないのですが、大きな写真付きで見るとやっぱり迫力があります。

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RFIDを用いた薬瓶の読み上げサービスも興味深いです。RFIDのバーコードに対する有利な点の一つは目の見えない人にも扱いやすいことなんですよね。

識者投稿は米国での3.5GHzプライベートLTEサービス。これも面白いテーマですね。IoTという切り口だとどうしてもLoRaなどの方に重心が偏りがちになりますが、注目すべき技術だと思います。

なお、元記事はこちらになります。

RFID Delivers Gaming, Access to Comic Con Fans

今年のニューヨーク・コミコンでのNFCバッジが利用されました。ニューヨーク・コミコンは大規模なイベントで多くの人気セッションがあり、そのアクセス管理が重要なテーマになっていました。NFCバッジはアクセス管理に使われたほか、写真や資料をメールで自動的に配布する際にも利用されました。来年にはバッジによる決済も導入の予定です。

Paper Mill Optimizes Manufacturing and Stock Control

ブラジルの匿名の製紙会社は製品の在庫管理にRFIDを利用しています。同社は紙のロールにUHFパッシブRFIDタグを貼付し、ポータルリーダーで読み取りを行っています。

RFID Speaks Up for Prescription Labels

Sam's ClubとWalmartのすべての薬局部門は視覚障碍者向けにRFIDを用いた薬瓶の読み上げサービスの提供を開始しました。このサービスはEn-Vision America社が開発したもので、処方の際に薬瓶のRFIDラベルを貼り付け、患者は自宅にあるScripTalk Stationという機材に薬瓶を置くことで処方を読み上げさせることができます。

RFID Adds Intelligence to Cabinet Locking Solution

Accuride社はキャビネットのスマートロックソリューション、Senseon Plusを販売しています。このソリューションはICカードを鍵として使うだけではなく、だれがいつ鍵を開いたかを記録することができるほか、解錠に複数のICカードを利用するとか、移動時間を考慮してタッチ後一定時間後に解錠するとかの追加機能も持ちます。

Lacoste Creates High-Tech RFID Showroom

Lacoste社はブラジル法人本社に併設されたショウルームにRFID機能を導入しました。このショウルームはLe Clubという同社の新コンセプトを説明するためのもので、店舗にはハンドヘルドリーダーのほかImpinj xArrayが設置され、リアルタイムの棚卸し、商品の精算、盗難防止などに利用されます。

Shared Spectrum: A New Solution to IoT Connectivity Challenges

米国ではCBRSと呼ばれる3.5GHz帯を利用するプライベートLTEサービスの提供が始まっており、石油ガス業界や港湾業界などでさまざまな取り組みがなされています。

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2019/08/23

RFID Journal 抄訳 2019/08/23号

今週気になった記事はオフィス電子機器の中古品販売に関するリバースロジスティクス。この分野はRFIDが得意とするもので、ソースタギングができればさらに価値が高まります。

今週は温度センサータグを使ったサプライチェーントラッキングの事例が2つ掲載されていました。それぞれは地味な記事ですが、このジャンルへの関心が高まっているのかな、というところが気になります。

なお、元記事はこちらになります。

RFID Zones Enable Automated Tracking Solution for Warehouse

オフィス電子機器の中古品販売を行うAsset Recovery Specialists社はRFIDを利用した在庫管理を導入し、受注を30パーセント上昇させるとともに作業時間を30パーセント削減しました。同社はMetalCraft社の吊り下げ式パッシブUHFタグを各機器に貼付し、壁に取り付けた固定式リーダーとスタッフが持つハンドヘルドリーダーとを使って読み取りを行って状態を管理します。

RFID in a Day Attracts Label Companies, Brands

フランスのラベル製造機器メーカーSMAG Graphique社は自社製品のRFIDを説明するイベントRFID in a Dayを開催しました。このイベントは英仏両語で行われ、自社製品だけではなくAvery Dennison社やNordic ID社など提携メーカーからも出展がありました。

Blockchain Solution Employs NFC for Supply Chain Accountability

物流ソリューションベンダーのShipChain社はGTX社のNFC温度センサータグを使ったサプライチェーンソリューションを提供しています。このソリューションはブロックチェーンを利用しています。

Smartrac Intros Inlays, Tags for Industrial Apps, Increases Its Production Capacity

Smartrac社は産業向けの金属対応パッシブRFIDタグSKYLINEを発表しました。このタグのサイズは54mm×25mm×1.8mmで、最大6メートルの距離から読み取りが可能です。

Internet of Things Forum to Discuss Agribusiness

Brazilian Internet of Things Forumは9月17日・18日にイベントを開催します。このイベントでは農業のIoT利用も重要なテーマとして取り上げられます。

Streamlining Connectivity Will Be Critical to the IoT's Success

コンシューマー向けのIoT製品が本格的に普及するためには、接続や決済を提供するプラットフォームが利用可能になることが重要です。

RFID to Cut Food Waste in the Supply Chain(有償記事)

Zest Labs社はUHFセミパッシブRFIDセンサータグを用いて農産品のサプライチェーン中の温度管理のトラッキングを行っています。これにより食料品サプライチェーン中の廃棄を削減することができます。

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2019/08/16

RFID Journal 抄訳 2019/08/16号

今週興味深かった記事はSuperdryのRFID導入その後。店頭の棚卸でバックヤードの在庫を読み取ってしまうという事例は頻繁にあるものなのでしょうか。また、この種の読み取りをアプリケーションレベルで防ぐVirtual Shieldingという機能も気になります。

カナダのNFCとGoogle Pay/Apple Payを組み合わせた駐車場料金支払いソリューション。おそらくQRコード決済と同じ原理を使ったものです。もうしばらくすると日本で「QRはもう古い!これからはNFCだ!」とか騒ぐ人が出始めるのかな、と思うとちょっと憂鬱です。

今回の編集後記を知らない人が書いていて、あれっ、Mark Roberti氏はどうしたのかな、と思ったのですが、今回書いていた人はRFID Journal Brazilの編集長でした。こうやって世界各地の人が回り持ちで書いても面白いですね。

なお、元記事はこちらになります。

Fashion Retailer Leverages Virtual Shielding to Overcome Stray RFID Reads

イギリスのアパレルブランドSuperdry社は店舗棚卸のためにRFIDを導入しましたが、店頭で棚卸中のハンドヘルドリーダーがバックヤードの在庫を読み取ってしまうといった問題に悩まされてきました。金属箔による物理遮蔽はコスト的に受け入れられる解決方法ではなかったため、同社はNedap社の仮想遮蔽機能に対応したアプリケーション!D Cloudを導入しました。これは過去の読取情報を突き合わせ、例えば店頭での読み取り中にはバックヤードにある商品の読取情報を無視する機能を持ちます。

LoRaWAN Brings IoT Connectivity to Rural U.S.

スタートアップ企業のIoT America社はアメリカの郊外地域でIoT接続を提供するためにLoRaWANを活用します。同社のターゲットは農業で、土壌の水分や農機の稼働状況などをLoRaWANで送信することを想定しています。

NFC Pays for Parking With HonkTAP

カナダのHonkTAP社はスマートフォンとNFCで駐車料金の支払いを行うソリューションを販売しています。同社のソリューションは、NFC対応のスマホで駐車スペースのNFCタグをタップすると、Google PayやApple Payの画面が開いて支払いを行うことができるというもので、アプリをダウンロードせずに利用することができます。

RFID Reader Manufacturer Sees Sales Soar

ブラジルでRFIDリーダーの販売が拡大しており、RFIDベンダーの在庫数が減少しています。

RFID News Roundup

  • Schreiner ProTech社が自動車の水浸試験で湿度センサー付きのRFIDタグを活用
  • JADAK社がRAIN RFIDスターターキットを発表
  • ForgeRock社がオープンソースのIoTエッジソリューションを発表
  • Synchronoss Technologies社がスマートビルディング向けソリューションでArrow Electronics社およびMicrosoft社と提携
  • B.O.S.社がRFIDおよびMobile部門の名称を変更
  • Event Genius社とAfro Nation社がガーナでのキャッシュレス支払い契約を締結

Smart Packaging: A New Link Between Manufacturers and Consumers

スマートパッケージングは製品メーカーにとって顧客との新たな接点として活用できるものです。

The Intersection of IoT and Smart Business

IoTは企業にとって大きなチャンスとなるものですが、すべてのIoTベンダーがそのチャンスを現実にしてくれるわけではありませんし、セキュリティーやプライバシーなどの落とし穴も存在します。これらの問題点をIoTベンダーとの契約時に検討すべきです。

Smart Packaging Plays a Key Role for Brands and as a Marketing Tool(有償記事)

スマートパッケージングの業界団体AIPIAは中国でカンファレンスAIPIA Summit Chinaを開催しました。このカンファレンスでは、日本をはじめとした各国のベンダーやユーザーが事例の発表を行いました。

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2019/08/10

RFID Journal 抄訳 2019/08/09号

今週興味深かった記事は何といってもFDAのRFIDパイロット。パイロットは10年以上前から何度もやっていたので「今更またやるのか!」という驚きがあります。まぁ最新の技術動向の変化などもあるのでしょうけれども…。

UWB RTLSモジュールの記事も興味深かったです。WiFiやBluetooth、UHFパッシブなど様々な技術を使った高精度測位のソリューションがいろいろ発表されてはいますが、現時点で確実に高精度測位が可能なソリューションとしてはやはりUWB。もっと色々なところで使われて欲しいですね。

なお、元記事はこちらになります。

FDA RFID Drug Pilot Planned This Summer

米国食品医薬品局(FDA)はRFIDを用いた医薬品サプライチェーントレーサビリティのパイロットを実施します。パイロットは2019年8月から6ヶ月間実施される予定で、テクノロジーベンダーのKit Check社のほか大学や病院、製薬会社が参加します。トライアルで利用されるのはUHFパッシブRFIDで、二次元バーコードとの対比実験が行われます。

Retailer Rolls Out RFID Across 1,000 Stores This Year

南アフリカのファッション小売チェーンFoschini Group社はRFIDを導入中です。同社はUHFパッシブRFIDの導入プロジェクトを2019年2月に開始し、2019年末までに1,000店舗に導入予定です。同社は現在のところRFIDを在庫管理にのみ利用しています。

RFID Brings Gains to Small Apparel Brand

アメリカの小規模アパレルブランドSouthern Fried Cotton社はRFIDによる出荷管理を行っています。同社は成長中で手作業による出荷管理が追いつかず、梱包ミスへの対応のために多額のコストが発生していました。同社は低コストで導入できるRFIDソリューションを探し、Avery Dennison社のソリューションを導入しました。

New RTLS Module to Cut Active UWB Tag Cost

UWB RTLSベンダーのDecawave社はUWB RTLSタグ用モジュールの新製品DWM1004を発表しました。モジュールの大きさは15mm×30mmで、電池寿命は7~9年。価格は10ドル未満です。UWB RTLSは他の技術と比べて高い精度を実現できますが、コストが高いことが課題とされており、Decawave社は低価格化に取り組んでいます。

RFID News Roundup

  • STMicroelectronics社がIoTサイバー防御のツールセットを発表
  • Identiv社とSchreiner Group社が病院向けの偽造防止機能付きRFIDインレイを発表
  • ProxiGroup RFID Solutions社がRFIDとIoT向けのサイトサーベイシステムを発表
  • Pod Group社がケニアのAlemetic Systems社にIoT車両トラッキングソリューションを提供
  • Powercast社の長距離無線電力供給技術がFCCの認可を取得
  • Patron Technology社がToken Systems社を買収

Why All This IoT Heel-Dragging?

IoTの導入が従来の期待よりも遅れている理由は、導入を正当化するビジネスケースが欠如していることと、IoT技術を業務アプリケーションに接続する部分で利用可能な製品が不足していることです。

RTLS Helps Hospital Cut Surgical Turnaround Time by 10 Percent(有償記事)

ロサンゼルスの病院Adventist Health White MemorialではRTLSを導入して手術の所要時間を10パーセント短縮しました。同病院が導入したのはCenTrak社のアクティブRTLSで、病院ワークフロー管理システムのTagnos ORに統合されています。

 

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