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2019/07/06

RFID Journal 抄訳 2019/07/05号

今週興味深かった記事はRFID Journal Live! Retailの開催報告。小売総合イベントの一部としての開催となったそうで、アウトリーチができるという意味で意義深いことだと思います。

Stora Enso社はRFID対応の多目的自動販売機の話、日本の「600」の方が機能も展開水準も進んでるんじゃない?と思いながら読みました。アイデアも要素技術も昔からあるものなのでパクリではないですし、どうしても各地で同時多発的にビジネスが立ち上がるものですが。

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識者投稿はRFID搭載社員証を使った統合オフィスソリューション。入退室管理の他にPCのシングルサインオンなどにも使うというアイデアは面白いですね。プリンタについては既に結構普及していると思いますが。

なお、元記事はこちらになります。

RetailX Begins With RFID Journal LIVE! Retail

今年のRFID Journal Live! Retailは小売総合イベントRetailXの一部として6月9日から11日にかけてシカゴで開催されました。オープニングでMark Roberti編集長が基調講演を行ったほか、メンフィス大学オートIDラボのKevin Berisso教授がRFID導入の意義について講演を行いました。

Inventory Accuracy: The Key to Retail Success

RFID Journal Live! Retailの2つ目の講演では、オーバーン大学RFIDラボのBill Hardgrave教授が登壇し、最近の小売業界における革新の多くが商品在庫が適切かつ正確に管理されていることに依存しているし、そのためにはRFIDを用いた商品在庫管理が必要になると述べました。

Solving Retail Challenges via RFID

RFID Journal Live! Retailの座談会では、RFIDのビジネスでの活用に関し、バーコードとの比較、ブロックチェーンとの関係や標準化なども含む、さまざまな切り口での議論がなされました。

IoT Keeps an Eye on Cold Beer in South Africa

ビール大手Anheuser-Busch InBev社の子会社であるSouth African Brewery社は、販売店に配備している冷蔵庫の稼働状況を確認するためにIoT温度計を導入しました。同社が採用したのはCIRT社と共同でソリューションを開発しました。

New Retail Kiosk Enables RFID-based Sales

Stora Enso社はRFID対応の多目的自動販売機Intelligent Cabinetを開発しました。Intelligent Cabinetでは格納する商品にRFIDタグを貼付し、取り出した商品の代金をスマートフォンで支払うことができます。Intelligent Cabinetは現在中国とヨーロッパで試験導入されており、他のアジア諸国や北米でのトライアルについても協議中です。

Essex Electronics and HID Global to Offer RFID-Enabled Turnstiles

Essex Electronics社とHID Global社は回転木戸にICカードを統合するためのソリューションを共同で開発しました。回転木戸はその物理的な形状と金属製であるという条件からICカードリーダーを組み込むことは困難でしたが、両者は回転木戸ユニットに統合できるリーダーの開発に成功しました。

Smart Packaging Industry Estimated to Reach $6 Billion By 2023

AIPIA(アクティブ&インテリジェント包装業協会)が開催したイベントでは、スマートパッケージングの市場規模が2023年までに60億ドルまで拡大するという調査のデータが公開されると共に、各種のユースケースが報告されました。

Companies Anticipate NFC Scale-Up With Apple's iOS 13 Release

NFC Forumや関連企業は、Apple iOS 13でのNFC機能の追加開放により、アプリケーションがNFCを使って実現できる機能が広がり、NFCの市場が拡大するとしています。

RFID News Roundup

  • SML社とMicrosoft社が小売向け個品RFIDソリューションで協業
  • BSN社がPragmatIC社のフレキシブルICを利用したRFID偽造防止システムを発表
  • CoreRFID社がSerco社に鉄道向けアクセスカードを供給
  • Onset社がBLE温度計を発表
  • Advantech社がIoTセンサープラットフォームの接続ソフトにBehrTech社の製品を採用
  • NFC ForumがInfineon社のNFC Type 4Bタグを認証
  • The Foschini Group社がRIoT Insight社のRFIDソリューションを導入

What I Look Forward to at RFID Journal LIVE! Retail

今年のRFID Journal Live! Retailは小売総合イベントRetailXの一部として開催されます。これにより、従来RFIDに振れたことのなかった業態にリーチできることにとても興奮しています。RFID Journal Live! Retailでは既にRFIDを導入して小売業者やブランドオーナーによる多数のセッションが開催されます。

RFID User Authentication Drives Access Beyond the Door

RFID搭載のIDバッジは、単に入退室管理に利用できるだけではなく、職場のPCでのシングルサインオン、共有プリンタでの印刷管理、車両や収納棚へのアクセス管理など、さまざまな用途に用いることができます。

Sheba Medical Center Reports Cost Savings With RFID Cabinet Solution(有償記事)

イスラエルの病院Sheba Medical Centerはカテーテルなどの医療器材や高価格衣料品の管理を行うスマートシェルフを導入しました。これにより利用期限を踏まえた在庫管理が可能になり、大幅なコストの節約が可能になりました。このスマートシェルフはLogiTag社の製品で、UHFパッシブRFIDを利用しています。

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