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2019/04/07

RFID Journal 抄訳 2019/04/05号

今週興味深かったニュースはImpinj社の新モデルUHFパッシブRFIDチップ、M700。昔は新チップの発表ごとに大幅に性能が向上し、困難だったユースケースに対応できるようになってきましたが、数年前から一般的なユースケースではチップの性能が問題になることは少なくなり、自然と話題も少なくなってきました。今回は14年ぶりの核心だそうで、内容に期待しています。

今週の編集後記は「RFIDベンダーにコンタクトする前に準備しておくと良い情報」。とても実践的で役に立つ内容ですので、ぜひ元のページを読んでみてください。

なお、元記事はこちらになります。

New IC Design Promises to Enable Trillions of RFID Tags

Impinj社は新しいUHFパッシブRFIDチップM700を開発したと発表しました。M700チップは同社にとって2005年の最初のEPC UHF RFIDチップMonzaシリーズ以来の大規模な技術革新であり、従来よりも小型で高機能なRFIDタグの製造を可能にします。M700チップはRFID Journal LIVE!の会場でデモが実施されます。

RFID Tracks Antenna Health for Radio Networks

無線機器メーカーのComba Telecomは緊急無線機のアンテナの状態を確認するためにRFIDを利用するソリューションを開発しました。同社のアンテナは警察や消防などが建物の中で活動を行うために利用され、ビルの持ち主によって設置されますが、通常は使用されないため故障が発生しても気づきにくいという問題があります。同社のソリューションはアンテナごとにUHFパッシブRFIDタグを貼付しアンテナが正常に動作していない場合には読み取りに応答しないことで故障を検出できるというものです。

HP Brazil Integrates RFID With Smart Packaging

HP Brazilは2019年のRFID Journal Awardsに応募したケーススタディーの内容を発表しました。このソリューションは、商品のパッケージを印刷し、製品ごとに一意のIDを電子透かしとしてパッケージ印刷に埋め込むこと共に、そのIDをRFIDラベルと連動させるというものです。

IoT Lets Buildings Talk About Their Health

WiseState社は有線・無線ネットワークを用いて空調システムを監視するためのソリューションBopstemを提供しています。このシステムではスマホのチャットアプリを用いて機器の情報を取得することができます。Bopstemの第一号ユーザーはロンドンのホテルHyatt Regency London-The Churchillでした。

RFID News Roundup

  • JADAK社がプラグアンドプレイ対応のRFIDリーダーを発表
  • タンザニアが電子入管ソリューションにHID Global社のソリューションを採用
  • Smartrac社のRFID製品がバイアメリカン法に対応
  • Berntsen International社が地下のRFIDタグ読み取りについてアメリカの特許を取得
  • GlobalPlatform社とTrusted Platform AssociationがIoTのエコシステムで提携
  • L-SPARK社、TELUS社、BlackBerry社およびSolace社がカナダのIoTアクセラレーターを設立
  • FogHorn社がモバイル機器向けのIoTエッジソリューションを発表

Helping Solution Providers Help You

RFIDベンダーに見積もりを依頼する際には以下のようなものを準備しておくと精度の高い見積もりを素早く受け取ることができます。タグの貼付対象の写真、ポータルやドックドアの写真、作業をしている様子の動画、施設の寸法、施設で稼働している他の無線機器の情報。

From Ice Cream to Organs: Five Unusual Items Tracked by the IoT

IoTを用いたトラッキングは様々な分野で利用されています。アイスクリーム、温度管理が必要な医薬品、試験問題、遺体などがあります。

Hackensack Meridian Health Expands BLE Wayfinding to Jersey Shore(有償記事)

ニュージャージー州の病院運営企業Hackensack Meridian HealthはBLEを用いた患者のナビゲーションシステムを導入しました。病院の中で患者が迷子になることは患者の満足度を下げるだけではなく診療の効率も悪化させることになるため、同社は病院の建物の中で使えるナビゲーションシステムを探していました。このシステムはConnexient社の製品です。

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