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2019/01/27

RFID World Watcher Monthly December 2018

12月のRFID JournalはややIoT寄りの記事が多め。10月にはIoT系の記事が少ないと感じたのですが、記事が出てくるタイミングのようなものがあるのでしょうか。技術とユースケースの記事量はバランスが取れている印象です。

RFID World Watcher Monthly December 2018(PDF形式、225KB)

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2019/01/25

RFID Journal 抄訳 2019/01/25号

今週興味深かった記事は、通常記事と特集記事でそれぞれ出てきた、カナダの地方自治体が独自でLoRaWANインフラを整備し、広域IoTソリューションのパイロットを行っているというもの。両方カナダというのが不思議で、政府の補助が付いていたりするのでしょうか?

識者投稿は位置情報ベースソリューションの今年の展開。展開の大規模化のほか、複数の技術の統合、新たなソリューションの開発などもその通りでしょう。興味深いソリューションが出てきてほしいものです。

なお、元記事はこちらになります。

RFID Brings Visibility to Hummingbirds at UC Davis

カリフォルニア大学デービス校の研究者はハチドリの行動観察にRFIDを利用しています。利用しているのは15センチの距離で読み取りが可能なLFパッシブタグで、皮膚の裏側に埋め込まれています。

Canadian City Plans IoT Pilots With New LoRa Infrastructure

カナダのフレデリクトン市は独自のLoRaインフラを整備し、駐車場の利用状況や川の水位観測、芝生の水分などの観測を行っています。これは市のスマートシティーエコシステム整備計画の一環で、インフラはeleven-x社が導入しました。

LIVE! 2019 to Feature RFID Professional Institute Certification and Fast-Track Training Course

2019年4月2日~4日にフェニックスで開催されるRFID Journal LIVE! 2019では、RFID Professional Instituteの認定試験とその速習コースが実施されます。この速習コースを提供するのはRFID4U社です。

UHF RFID Reader Systems Capture Laundry Tags in Motion

Datamars社は高密度に梱包されたリネンを高速で読み取るためのトンネルリーダーを開発しました。従来はケーシングされたリーダーの中で一旦停止して読み取る必要があったため、一連の作業の効率が大幅に上昇します。

RFID News Roundup

  • SML RFID社が在庫管理、盗難防止向けのインレーの新製品を発表
  • Nedap社がオムニチャネルリテール向けのRFIDソフトウェアプラットフォームを発表
  • STMicroelectronics社がBluetooth/LPWANデュアル対応のIoT開発キットを発表
  • Bsquare社がAmazon Web ServicesとIoTの導入の加速で提携
  • PREMO社が自動車向けの磁気エミッタアンテナを発表
  • Altizon社とAXISCADES社が未来の工場向けの製品で提携
  • Taoglas社がThinkWireless社を買収
  • Bluetooth Special Interest GroupがSmart Homeサブグループを設定

The State of Omnichannel Retailing

アメリカの小売業者はBOPIS(ネット注文の実店舗受け取り)の導入でヨーロッパよりも遅れているという調査結果が出ました。OrderDynamicsの調査Omni-2000 Research:Globalによると、BOPISを導入している企業はアメリカでは28%だったのに対し、イギリスでは64%、フランスでは50%、ドイツでは43%と、いずれもアメリカより高い導入率となっています。

Real-time Location Based Services: Four Predictions for 2019

2019年に位置情報ベースサービス分野では以下のようなことが起こります。

  • 製造業、運輸業、産業向けIoTなどの分野を中心としたより大規模な導入
  • UWB、BLE、GPSなど複数の即位技術を統合したソリューションの普及
  • 携帯電話ベンダーの位置情報ベースサービスへの進出
  • 測位精度の向上を受けたスポーツの解説などの新たなソリューションの登場

Calgary IoT Solution Helps Manage Garden Conditions, Golf Carts(有償記事)

カナダのカルガリー市はLoRaWANを用いた広域IoTソリューションのパイロットを実施しています。現在実施されているのは、温室やショッピングセンターの空調管理、市営のゴルフ場でのカートのトラッキング、騒音のモニタリングなどです。同氏はSemtech社のネットワークを利用しています。

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2019/01/18

RFID Journal 抄訳 2019/01/18号

今週興味深かった記事はパルマ大学が発行したRFIDの導入状況レポートです。アパレル小売の分野ではRFIDの導入は既にアーリーマジョリティーの段階を通過したとしていますが、業界標準になったホールプロダクトは存在していないはずなので、その見立てで合っているのかな、と個人的には思います。

識者投稿の産業向けIoTの見通し、いろいろ面白い切り口もあるように思いますが、かなりエッジコンピューティングのプロパガンダ集が強いように感じ、本当のところはどうなんだろうなぁと思います。例えば5Gが普及してくるとデータを全部集中管理して、というのもやりやすくなるはずで。

なお、元記事はこちらになります。

Irish Lift Equipment Company Offering HF RFID-Based Inspections

アイルランドのエレベーターメーカーAnderco Lifting社は、機器の検査効率の向上のためにRFIDを利用しています。導入しているのはCoreRFID社が提供するCheckedOKというソリューションで、NFC対応のAndroidタブレットで動作します。

RFID Enters Early Majority Phase in Retail

パルマ大学を中心とするグループは「RFID Barometer in Retail」というタイトルのレポートを出版しました。これは2001年から2018年にかけての報道されたRFID導入事例を調査したもので、アパレル小売の分野ではRFIDの導入は既にアーリーマジョリティーの段階を通過したとしています。

RFID Journal LIVE! 2019 to Host IEEE RFID 2019

2019年4月2日~4日にアリゾナ州フェニックスで開催されるRFID Journal LIVE! 2019はIEEE RFID 2019との共催になります。IEEE RFID 2019はRFIDに関する最大規模の学術イベントであり、過去12年間RFID Journal LIVE!と共催されてきました。

RFID, BLE Take Sting Out of Beekeeper Data Management

カナダのベンチャー企業Nectar社はミツバチの巣箱の様子を遠隔監視するソリューションをIoTで行うソリューションを配置しました。このソリューションは巣箱に2つの温湿度センサーを設置して携帯電話ゲートウェイを経由してクラウドに情報を送信するとともに、センサーの設置時にIDを自動登録するためのNFCタグも貼付されています。

RFID Boosts Gaming Experience for Florida Entertainment Centers

フロリダ州で複合エンターテインメント施設を運営するGameTime社はゲーム代金のプリペイドカードを磁気カードからHFパッシブRFIDカードに変更しました。同社はこの変更に際しスマホのNFC機能の利用も検討しましたが、ゲームセンター内でのスマホの置忘れを増やすという懸念もあり断念しました。同社は従業員のアクセス管理のもHFパッシブRFIDを利用しています。

RFID News Roundup

  • Apex Supply Chain Technologies社とZebra Technologies社が戦略的OEM契約を締結
  • Schreiner ProTech社が国際対応の金属向けRFIDラベルを発表
  • Tonnjes社がUtsch Tonnjes International社のUtsch AG社持ち分を買収
  • eX2 Technology社がアイオワ州交通局向けにスマートなトラック駐車システムを提供
  • Kerlink社とElectronica Elemon社がラテンアメリカでのIoT普及に向けて提携
  • PodM2M社がすべてのIoTコネクティビティ製品で監視と脅威発見を提供

Tech Companies Hate the Physical World

大手テクノロジー企業はRFIDに対してそれほど熱心ではありません、企業向けのビジネスでRFIDによる情報収集・分析がどれほど価値を生み出す可能性があるかを考えると奇妙に思えます。その原因は、企業の現場でRFIDを読み取ることはデジタルなデータをサーバの中で分析するよりもはるかに複雑だからでしょう。

Edge Computing and the Industrial Internet of Things in 2019

2019年の産業向けIoTでの7つの予想は以下の通りです。

  • エッジで処理されるデータが現状よりも急激に拡大する
  • 上記の変化を受けてエッジコンピューティングに対する認識が変化する
  • MLやAIがエッジで動作するようになる
  • MLやAIはクローズドループで完結するようになり、報告すべき変化のみがクラウドに送信される
  • 産業向けIoTクラウドはマルチクラウド、ハイブリッドクラウドに対応したものになる
  • 音声・画像センサーの普及が高まり、エッジでの徹底的な学習が必須になる
  • 予測的メンテナンスから規範的メンテナンスへの進化が起こる

RFID in Aerospace and Defense 2018 Report(有償記事)

2018年12月12日にヴァージニア州アーリントンで行われたRFID in Aerospace and Defense 2018でのプレゼンテーションの内容をご紹介します。

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