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2018/11/17

RFID Journal 抄訳 2018/11/16号

今週の記事ではRFID対応の靴在庫管理システムが目を惹きました。RFIDと相性の良いユースケースでずいぶん実証実験やトライアルなども行われているのですが、なかなか大規模事例が出てきていない印象です。これを機会に普及してくれると良いのですが。

PervasID社の天井型リーダーを使った低コストの店舗在庫管理システムも興味深いですね。実際にどれほどのコスト削減が見込めるのか、確実に動作するのか、そういったあたりも気になります。

なお、元記事はこちらになります。

Plastics Company Prevents Errors With RFID

プラスチックメーカーのAurora Plastics社は貨車で受け取る材料の管理にRFIDを利用しています。鉄道車両の荷物を誤った保存場所におろしてしまうとその場所の材料をすべて廃棄する必要があるため、正しい管理は不可欠でした。同社は鉄道にUHFパッシブタグを貼付して正しい場所で荷下ろししているかどうかを確認するようにしました。

RFID Steps Up Display Accuracy in Shoe Department

TAG Co.社は靴に特化したRFID対応の在庫管理システムShoRoomを開発しました。靴の販売では、複数のサイズ・色のうち店頭に出ているものは1つだけであり、店頭に出ていない靴は売れ残ってしまう、という問題があります。このシステムには展示されていない靴を発見する機能があります。

Stora Enso Launches Sustainable RFID Solution

フィンランドの製紙会社Stora Enso社は環境にやさしいUHFパッシブRFIDタグを開発しました。このタグは紙の支持体に金属のアンテナを備えており、プラスチックや銀インクは使っておらず発癌性などの有毒物質は含んでいません。このタグの価格は通常のタグと同程度です。

Single Solution Counts Inventory, Tracks Movement, Thwarts Theft

イギリスのPervasID社は低コストのRFID店舗在庫管理システムを発表しました。このシステムはUHFパッシブRFIDに対応し、天井型リーダーとポータルリーダーを利用するもので、従来のシステムの半分以下のコストで提供されます。

RFID News Roundup

  • Schreiner ProTech社がオンメタルRFIDラベルを発表
  • STMicroelectronics社が産業IoT向けのモード切替対応MEMS加速度センサーを発表
  • Kontakt.io社がサードパーティー機器向けのIoTプラットフォームを公開
  • SensLynx社がネットワークのダウンタイムを減らすIoTソリューションを発表
  • Inmarsatが産業IoTがグローバルサプライチェーンの環境負荷を下げるという研究結果を発表
  • PrecisionHawk社がドローンメーカーのUplift Data Partnersを買収

Europe Leads the Way for RFID

欧州ではRFIDの採用がアメリカよりも進んでいます。これは欧州の企業の方がアメリカよりも長期的な観点で経営を行うことに関係していると思います。

The Impact of the IoT and Wearables on Health

インターネット接続可能なウェアラブル機器は人々が健康な生活を送ることをサポートします。Apple Watchは転倒と気絶を検知した場合にネットに自動的に警報を送る機能を持ちます。生活中のさまざまな情報をクラウドに蓄積して分析することでより優れた医療ケアを低コストで提供することが可能になります。

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