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2018/10/19

RFID Journal 抄訳 2018/10/19号

今週興味深かったのは有償記事のロシアのコカ・コーラ販売会社でのIoT導入の事例。店舗の専用冷蔵庫に画像認識を用いた在庫管理システムとBLEビーコンを用いたクーポン配布システムをレトロフィットさせ、販売を10%向上させたと。日本は高度なオペレーションが可能なコンビニがあるのであまりピンときませんが、世界的には需要のあるソリューションなんでしょうね。

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編集後記はRFIDを用いた食品リコールにはコストの大幅削減の可能性があるよ、というもの。確かにそうだとは思いますが、この種の投資を経営層に認めてもらうのは大変なことではあるんですよね。

なお、元記事はこちらになります。

Impinj Reader Device Sales Reach 2 Million

Impinj社のUHFパッシブRFIDリーダーの累計出荷台数が200万台に達しました。同社のRFIDリーダーの中心用途としてはサプライチェーン管理が想定されていましたが、その後は店頭や航空手荷物などに大規模導入の現場が広がっています。

Global Rental Company Achieves Near-100 Percent Inventory Accuracy

冷蔵・ケータリング機器のレンタルを行うLowe Rental社はRFIDを利用して資産管理を行い、100パーセントの管理制度を達成しています。同社が導入したのはCoreRFID社のソリューションで、UHFパッシブタグを利用します。

Adidas, Stadium AB Among Leading Retailers to Present Case Studies at RFID Journal LIVE! Europe 2018

11月7日にロンドンで開催されるRFID Journal LIVE! Europeはメイントラックと小売トラックという構成になっており、小売業界からAdidas社やStadium AB社などの大手企業が登壇します。

RFID Solution Is Watertight for North Sails Facility

帆船のセイルの製造・修復を行うNorth Sail社はRFIDを用いてセイルの在庫管理をしています。同社は従来セイルの管理を手作業で扱っていましたが、不定形で適切な積み重ねができないセイルの在庫管理を目視で行うことは大きな負担になっていました。同社が導入したのはA2B Tracking社のソリューションです。

Atlanta Seeks IoT Innovators for Agtech Solutions

アトランタ市はIoTを用いたアグリテックのベンチャー支援プロジェクトを実施しています。このプロジェクトは低所得者層が新鮮な農産物を購入できるようになることを目的としています。

RFID News Roundup

  • Point Mobile社がNFC/UHF RFIDハンドヘルドリーダーの新製品を発表
  • Seldat Technology Services社がRFID対応の倉庫管理システムを発表
  • PREMO社が自動車業界向けのLF RFIDアンテナを発表
  • HEED社がスポーツ競技場での情報配信向けAI IoTプラットフォーム開発で3500万ドルを調達
  • Particle社が開発者向けIoTプラットフォームの新製品を発表
  • Mitek社とJanusID社がリアルタイムID確認システムで協業
  • FogHorn社がIoTソフトウェアの新製品を発表

The Cost of a Recall

食品のリコールが発生した場合の対応コストは巨額になります。RFIDを導入しておけば対象となる特定のロットのみをリコールすれば済むので、コストは大きく低下します。食品業界ではコストを理由にRFIDの導入が遅れていますが、リコールの可能性を考慮に入れると導入効果は大きく高まります。

Three Roadblocks that Could Hinder Warehouse IoT Adoption

倉庫管理へのIoTへの導入は、投資回収の不透明性、IoTを活用したオペレーションの未成熟、セキュリティの3点が問題となって遅れています。

Coca-Cola Hellenic Bottling Co. Achieves 10 Percent Sales Boost With IoT-Based Coolers(有償記事)

ロシア・東欧地域のコカ・コーラのボトリング会社Coca-Cola Hellenic Bottling社はIoTを用いた冷蔵庫の管理システムを導入しています。このシステムは画像認識で在庫や温度を確認すると共に、BLEビーコンで顧客のスマホにクーポンを送付します。このシステムのトライアルにより販売が10%上昇したため、160万台の冷蔵庫すべてで導入が進められています。

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投稿: RobertCix | 2018/10/22 23:44

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