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2018/09/22

RFID Journal 抄訳 2018/09/21号

今週興味深かった記事はImpinj社が航空手荷物タグ向けのRFIDチップを発表したという話です。2020年1月からすべての航空手荷物タグがRFIDタグを含むことが義務化されたとのことで、周辺でもいろいろな動きが出てきているようです。

今週は単発記事に日本の事例が2つ出ていました。一つはサトーが担当した東京ベイコート倶楽部でのワイン管理の事例、もう一つは京セラの金属対応セラミックタグです。こうやって日本企業の事例が記事になるとやっぱり嬉しいですね。

なお、元記事はこちらになります。

RFID Helps Resort Digitize and Manage Its Wine Collection

会員制リゾート施設の東京ベイコート倶楽部ではワインの管理にRFIDを利用しています。導入を担当したのはサトーで、ワインボトルの首に取り付けて水分や金属シールの影響を受けずに読み取ることができる独自のUHFパッシブタグを開発しました。このシステムの導入により棚卸の作業時間が8分の1に短縮されました。

Impinj Schedules Takeoff for New Baggage-Tracking Tag

Impinj社は航空手荷物向けのUHFパッシブRFIDチップMonza R6-Bを発表しました。IATAはRP 1740Cにより2020年1月以降すべての航空手荷物タグにRFIDタグを貼付することを求めており、その需要に対応するためです。Monza R6-Bチップは従来のMonza R6チップと同じ機能を持ちますが、航空業界が導入済みのMonza R5チップ対応のRFIDプリンタと互換性を持つようにデザインされています。

New On-Metal UHF Tag Measures Just 5 Millimeters in Length

京セラはセラミックケースの金属対応UHFパッシブタグを発表しました。製品には3つのサイズがあり、最小の製品は5mm×2mm×1.5mmとコンパクトです。ユースケースとしては手術器具や航空部品を想定しており、匿名のユーザーがトライアルを実施しています。

IoT Brings Pool, Irrigation, Lighting Data to Homeowner Association

サンディエゴの住宅所有者協会はThree Phase Electric社のIoTソリューションを利用してして照明や水利用のモニタリングすることを検証しています。このソリューションは、地区の照明状況を最適化したり、プールの水利用が地区への割り当てを超えていないかを監視したりする機能を持ちます。

RFID News Roundup

  • NedCard社が基盤取り付け用の超小型UHFパッシブタグを発表
  • Decawave社とRuntime社がApache Mynewtのサポートを表明
  • Q-Free社とSilicon Labs社が交通渋滞緩和のIoTソリューションで協業
  • IoTize社がNFC Forumのイノベーションアワードを獲得
  • Industrial Internet Consortium社とFira Barcelona社がスペインのIoTイベントで提携
  • Teslonix社とFarsens社が業務提携を発表

Change Is Hard

RFIDの導入にコミットする責任者がサプライチェーンマネージャーのレベルに留まる場合、導入のメリットはオペレーションの改善に留まります。RFIDがもたらしうるすべての利益を得るためには、CEOがRFIDの重要性を理解し、組織全体への導入を後押しする必要があります。

Integrating Smart Technology into Medical Devices

ヘルスケア対応のIoTデバイスは今後北米を中心に急速な成長が見込まれます。これら器材から得られる利益を更に広げるためには、デバイスが提供する情報が一定の範囲で自動的に処理され、必要な情報が整理されて分析者に伝わるようにすることが重要です。

RFID Provides On-the-Job Training, Accountability at South African Mines(有償記事)

南アフリカの鉱山機器メーカーAury Africa社は鉱山機器の利用、保守状況の管理をRFIDで利用しています。同社は顧客に出荷する機器にUHFパッシブタグを貼付し、顧客の担当者は点検やメンテナンスの際にハンドヘルドリーダーで読み取りを行うことで、誰がどのようは保守作業を行ったかを記録できるようになります。

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