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2018/06/15

RFID Journal 抄訳 2018/06/15号

今週気になったのはiPS細胞塊(オルガノイド)をRFIDチップで識別するという話。横浜市立大医学部の武部貴則教授のチームが開発したようなんだけれど、日本のメディアで取り上げられているのを見たことが無い気がします。

Organoids1

ドローンを使った油田採掘用の金属パイプのRFID棚卸しの話。可能だという話やトライアルをやったという話はずいぶん前からニュースに出ていますが、実用化も着実に進んでいるんですね。

編集後記で出ていたIATAのRFID手荷物のトラッキング標準作成の話。良いニュースではあるのですが、正直まだその段階だったのかという印象も。とっくの昔に標準作成は終わり各社の導入待ちというステージになっていたと認識していましたが...

なお、元記事はこちらになります。

RFID-enabled Organoids Offer Aid in Scientific Research

横浜市立大医学部の武部貴則教授はiPS細胞から培養した細胞塊(オルガノイド)の識別のため、細胞塊にRFIDチップを直接埋め込む手法を開発しました。この手法は、細胞塊が成長後にRFIDチップを埋め込むのではなく、RFIDチップに付着したiPS細胞がチップを包み込むように成長していくというものです。RFIDチップは0.4ミリ角で512バイトのメモリを持ちます。

Fracking Companies Track Iron via RFID-enabled App

石油・ガス掘削機材の大手メーカーWeir社は、掘削機材のトラッキングをRFIDとスマートフォンアプリで行うソリューションを顧客に提供しています。同社はもともと社内のビジビリティのために機材にRFIDタグを貼付していましたが、機材が顧客に渡った後もタグが残っていることを利用してこのソリューションを開発しました。利用しているのはRFID4U社のUHFパッシブタグです。

Drone RFID Read Rate Hovers Near 100 Percent in Oil Fields

カリフォルニア州立工科大学のスピンオフ企業であるProcess Expert社は油田の採掘に利用される金属パイプの棚卸にRFIDとドローンを利用するソリューションを提供しています。油田では数十万本のパイプの棚卸が必要とされる場合がありますが、このソリューションでは精度が95~100パーセントを提供します。利用しているのはUHFパッシブタグです。

Brazilian Retail Chain Reduces Overtime Costs

ブラジルの小売りチェーンLojas Ki Barato社は店舗での在庫管理を目的としてRFIDソリューションを導入しました。ソリューションはITAG社が提供しました。

BLE-enabled HomeBridge Brings Beacons to Home Automation

ネットワーク機器ベンダーのVolansys社は、自社のホームオートメーションゲートウェイ製品にHomeBridgeにBluetooth 5.0対応機能を組み込みました。同社の既存製品はWiFiとZigBeeに対応しており、Bluetooth 5.0への対応により各種のホームオートメーション機器のインターネットへの接続を統合して処理することができます。製品はすでにパイロット導入が実施中で、今年の第2四半期中に販売が開始される予定です。

RFID News Roundup

  • Wade Garcia社とInCom社がRFID利用の出席管理システムのライセンスで提携
  • iDTRONIC社がハンドヘルドRFIDリーダーの新製品を発表
  • STMicroelectronic社のNFC技術がTCL communication社のスマートフォンに搭載
  • Electric Imp社は携帯ネットワークを用いたIoTサービスを発表
  • Quuppa社がインドア測位サービスのパートナーイベントを開催

Airline Industry Embraces RFID Baggage Tracking

IATA(国際航空運送協会)はRFIDを用いて手荷物のトラッキングを行うための標準を作成することを議決しました。IATAは航空手荷物の世界的なロールアウトを2020年までに実施することを目標にしています。

Sorting Out Security: Making Sense of Today's Solutions

IoTのセキュリティのためには、適切な暗号化の実施と、プロセッサー上での処理の分離が重要な役割を果たします。

Patti Engineering Solves RFID Challenges at Manufacturing and Distribution Site(有償記事)

産業機械メーカーのPatti Engineering社は顧客の物流センターでトレイとパレットのトラッキングをRFIDを用いて実施するソリューションを導入しました。利用している技術はUHFパッシブで、Siemens社のリーダーが採用されました。

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コメント

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投稿: glennake2 | 2018/06/19 07:21

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投稿: DaniilZep | 2018/06/21 21:41

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