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2018/05/28

RFID World Watcher Monthly April 2018

今月の記事はソリューションに関するものが多めでした。RFID Journal LIVE!に向けて出てきた製品紹介記事が一段落したことが反映しています。

RFID World Watcher Monthly April 2018(PDF形式、207KB)

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2018/05/25

RFID Journal 抄訳 2018/05/25号

今週は比較的地味な記事が並びました。

その中で目を引いたのは、RFRain社のRFIDオールインワンソリューション。工具管理などの「ちょっとRFIDを体験してみよう」系のスタートキットは同誌でも過去に掲載されていましたが、もう少し規模の大きいソリューションを対象にしたオールインワンのパッケージはまだまだ少ないのだと思います。買ってきて箱を開けてケーブルを繋げばとりあえず使える、というのは普及ペースの加速にはやっぱり必要でしょう。

3Dプリンタ出力の著作権管理にRFIDを使う方法も面白いですね。具体的な対応製品など増えてくると良いと思います。

なお、元記事はこちらになります。

Startup Offers Low-Cost RFID System That Can Be Self-Installed

ベンチャー企業のRFRain社はUHFパッシブRFIDを導入するためのパッケージソリューションを販売しています。このソリューションにはRFIDリーダーとゲートウェイ、そしてクラウドのアプリケーションの使用権が含まれており、価格は3,499ドルです。

Brazilian Sugar and Ethanol Company Uses RFID in Agribusiness

ブラジルではサトウキビの栽培の管理にRFIDが利用されています。このソリューションはCPqD社が開発しました。

Zebra Printers Enable Intelligent Badge Printing With HF, LF Tags

Zebra社はRFIDバッヂを印刷するためのハンディプリンタZC300とZC350を発売しました。このプリンタはアクセス管理用に用いられるRFID対応の入退場バッヂを作成するためのもので、Androidタブレットと連携して動作します。現在のバージョンはHFタグとLFタグに対応していますが、今後3~6ヵ月のうちにUHFタグに対応したバージョンも発売する予定です。

New Wi-Fi Access Points Come With BLE

ネットワーク機器ベンダーのRuckus Wireless社はKontakt.io社との提携により自社のWi-FiアクセスポイントにBLEビーコン機能を組み込みました。これにより、BLEビーコン機能の企業への導入が容易になります。

Spotify Playlists Link to NFC Jukebox

NFCリーダーを搭載した子供向けジュークボックスのJookiはSpotifyに対応しました。NFCカードやフィギュアをSpotifyのプレイリストにリンクさせることができ、NFCカードをJookiの上に置くことでそのプレイリストの再生が始まります。

Technologies Needed for a True Digital Transformation

デジタルトランスフォーメーションは、現実世界の管理対象を個別に識別すること、識別した管理対象の状態を知ること、取得した管理対象とそのデータをビックデータ分析で処理すること、の3段階になります。基本となる管理対象の個別識別にはRFIDが最も有効です。

Using RFID Technology to Prevent Unauthorized Copying of 3D-Printed Objects

3Dプリンタの普及はデータが流出することで同一の物体が自由に複製できるようになるという問題を生じさせました。3Dプリンタによる偽造を防止する手法として、RFIDタグなどの認証要素を対象に埋め込む処理を3Dプリンタが行うようにするというものがあります。

IoT Data Management Targets Food Safety at Processing Plants(有償記事)

食品業界向けの製造ソリューションを提供しているSomax社は、工場の衛生に関する情報をセンサーで収集し、タブレットやスマホで閲覧するためのIoTソリューションを提供しています。

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2018/05/18

RFID Journal 抄訳 2018/05/18号

今週気になった記事はRFID棚卸しロボット。日本では器材や実証実験の発表が続いているもののRFID Journal誌ではしばらく記事が掲載されていませんでした。海外でもまた注目が高まってきたということでしょうか。

村田製作所の手術器具向け超小型UHFパッシブタグの記事、日本では見かけていないような気がします。海外を中心に展開していくのかもしれません。

なお、元記事はこちらになります。

Robot Employs RFID to Manage Warehouse Inventory

ロボットメーカーのFetch Robotics社は倉庫の棚卸を行う自走式ロボットをRFID Journal LIVE! 2018に出展しました。同社は2016年から倉庫や店舗の中で商品の輸送を行うロボットを販売しており、顧客にRFIDを用いて在庫管理を行っているところがあったことからRFIDの機能拡張を行うこととしました。このロボットは最大7メートルの読み取り距離を持ち、100%近い読み取り制度が実現できます。

RFID Badges Printed With Color Photos

Primera Technology社はカラー写真の印刷が可能なRFIDラベルプリンタRX500を発売しました。このプリンタは展示会やイベントの入場券の作成を想定しており、現時点ではUHFパッシブのみに対応していますが、将来はHFやNFCへの対応も行う予定です。同社Webサイトでの価格は2,495ドルです。

BNDES Publishes National IoT Action Plan Study

ブラジル国立経済社会開発銀行は策定したIoTアクションプランが政府の政策として実施されることになりました。このアクションプランは都市、保健、農業、産業の4つの分野をカバーし、イノベーション、インフラストラクチャ、規制、セキュリティ、プライバシーなどを含む包括的なものです。

Murata Developing Small On-Metal Tag for Surgical or Industrial Tool Tracking

村田製作所は手術用具などの管理に利用する超小型の金属対応UHFパッシブタグのトライアルを実施しています。タグのサイズは6ミリ×2ミリ×2.3ミリで、読み取り距離は10~15ミリです。

RFID News Roundup

  • TrackX Holdings社とImpinj社が企業向け資産管理ソリューションで提携
  • Zigbee Alliance社がイギリス全戸へのスマートメーターの導入ベンダに選定
  • Waltonchain社がSilictec社のIoT向けRFIDチップを採用
  • Dell Technologies社とMicrosoft社がIoTソリューションで協業
  • SML RFID社が小売業向けのタグ、ソフトウェアソリューションを展示
  • KeyMe社がAlbertsons社からRFID鍵の複数年契約を獲得

RFID Is the First Step Toward Digital Transformation

RFIDは現実の世界でどこに何が存在するかをリアルタイムで知るための一番バランスの取れた情報収集手段であり、デジタルトランスフォーメーションの基礎になるものです。

Upcoming Tech Explosion Forces Industries to Go Big or Go Home

CenturyLink社の調査によると、アジア太平洋地域の企業の57%がすでにビジネスをデジタル化するための正式なロードマップを持っており、そのうちの63%は今後3~6年間にデジタル変換を完了する予定です。Gartner社の調査によると、企業がデジタル化に関して弱いビジネスモデルしか持てない場合、最低でもビジネスの25%を失うリスクがあります。

Sportswear Retailers Gain Home Run With RFID(有償記事)

スポーツウェアを販売するStadium AB社とLids社は商品の在庫管理にRFIDを利用しています。スポーツウェアは売上が特定のイベントで集中して発生し、また製品寿命が短いという特徴があるため、在庫管理の精度が非常に重要です。両社が利用しているのはUHFパッシブ技術で、SML社のClarityソフトウェアを採用しています。

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2018/05/10

RFID Journal 抄訳 2018/05/10号

今週興味深かった記事はRFIDタグ生産機械のメーカーMuhlbauer社による、低コストで環境にやさしいRFIDインレー製造装置。プリンテッドRFIDが視野に入ってきてどうしてもそちらに意識が向いてしまいますが、従来型の製造方式も着実に改善が続いているんですよね。

識者投稿はIoTのセキュリティについて。目新しいファクトが提示されている訳ではないのですが、切り口が参考になります。

なお、元記事はこちらになります。

RFID Solution to Prevent Terrorism on Flights

世界最大の旅客機向けケータリング企業Gate Gourmet社のペルー支店は、機内食の調理に用いられる包丁の所在管理にRFIDを利用します。従来は空港の制限エリアで利用される包丁の所在は調理師に任せられていたため、ミスや内通によりナイフが機内に持ち込まれテロリストに利用される可能性がありました。同社は包丁にUHFパッシブタグを貼付してスマートシェルフに格納するようにし、包丁の持ち出しと返却は調理師に持たせたNFC対応のIDカードで確認するようにしました。このソリューションはRadical Solutions社が開発しました。

Muhlbauer's Tag Manufacturing Machines Aim to Be Greener, Lower-Cost

RFIDインレー生産機械のメーカーMuhlbauer社は低コストで環境負荷の低い新製品を開発しました。従来はRFIDタグのアンテナはエッチングで製造されますが、同社はアンテナ部分を直接打ち抜いて製造することで。コストを低減するだけではなくエッチングのための酸の利用も不要にしました。

Petrochemical Company Launches Refinery of the Future With IoT

石油化学会社のTexmark Chemicals社はIoT技術を採用した「未来の製油所」のコンセプトの導入を進めています。第一段階として、Hewlett Packard Enterprise社のソリューションを導入し、ポンプに装着したセンサーの情報をWiFiでリアルタイムで取得できるようにしました。

Battling Cargo Theft in Brazil

ブラジルは今年の4月にBrazil-IDと呼ばれる商品の追跡・認証システムを導入しました。ブラジルでは盗難が産業部門でのコストの上昇の原因になっており、Brazil-IDは盗難の抑制手段として期待されています。Brazil-IDはRFIDを用いた有料道路料金支払いシステムやナンバープレート識別システムとの連携が可能です。

RFID News Roundup

  • Weir Oil & Gas社がRFID対応の車両管理システムとモバイルアプリを導入
  • SmartMetric社とGrupo Datco社がRFIDセキュリティーカードのディーラー契約を締結
  • Global Market Insights社がIoTヘルスケアマーケットの予想レポートを公表。2024年に100億ドルを突破
  • Future Market Insights社がRFIDプリンターの市場レポートを公表。今後数年会で市場が拡大
  • IBM社とCisco社がインテリジェントなIoTプラットフォームで協業
  • STMicroelectronics社とJorjin社が2周波数対応のSigfox IoTモジュールを発表
  • Penske社と日立が車両のパフォーマンスをIoTで改善するソリューションで協業

What Does "Digital Transformation" Really Mean?

最近話題になっている「デジタルトランスフォーメーション」は、現実世界の情報の全てにITシステムがアクセスできるようにすることです。これにより新たなビジネス改善が可能になり、これに乗り遅れた企業は5~10年以内に消滅すると主張するコンサルタントもいます。

Securing the Insecure: Security Challenges Posed by the Internet of Things

近年のIoTデバイスの進歩と変化は、不規則な通信パターンの発生、必要な時にローミングデバイス経由で通信するモデルの崩壊、セキュリティの観点からのハードウェア能力の制約など、さまざまな問題を引き起こしています。これらに対応するためにはセキュリティに対する慎重だが新しいアプローチをとる必要があります。

RFID Cuts Queue Waits, Boosts Truck Turnaround Times at Indian Plants(有償記事)

インドの大手トラックメーカーAshok Leyland社は工場間のトラックでの部品・資材の移動の管理にRFIDを利用しています。利用している技術はUHFパッシブで、ソリューションはVicinity RFID社が提供しました。

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2018/05/04

RFID Journal 抄訳 2018/05/04号

今週の記事で気になった事例はアイルランドのVPP(仮想発電所)でIoT技術が使われているという話。該当分野では目新しい話ではないのですが、RFID Journalとしてはちょっと異色な記事で、こちらの分野にウイングを広げていきたいということかな、と感じました。

POSと統合された固定式RFIDリーダーの記事も、やっぱり海外でもこちらの方向への展開が進んでいるんだなと感じさせる内容です。

なお、元記事はこちらになります。

IoT Enables Renewable Power Management for Irish Energy Company

アイルランドのベンチャー企業Solo Energy社はIoTを用いた家庭用蓄電装置の管理システムを開発しました。このソリューションは顧客の利用場所に設置された蓄電池の充電と放電のタイミングをリモートで管理し、VPP(仮想発電所)として扱えるようにするものです。このソリューションは既にパイロットの評価を終えており、今年中に商用利用が開始される予定です。

Feig Electronics Buys Panmobil to Provide Handheld, Wearable Technology

http://www.rfidjournal.com/articles/view?17488

RFIDメーカーのFeig Electronics社はハンディリーダーのメーカーPanmobil Systems社を買収しました。この買収によりFeig Electronics社は従来より広い範囲のソリューションを顧客に提供できるようになります。

New RFID Reader Serves as All-Inclusive Point-of-Sale Device

Caen RFID社はPOSと統合された固定式RFIDリーダーHexを開発しました。このリーダーはPOSとして利用するための全ての機能を備えており、すでにイタリアの高級ブランドで導入が始まっています。

RFMicron Now Axzon as Part of Company's Rebranding Efforts

RFMicron社はAxzon社へと社名を変更しました。これは、同社が事業のコアを半導体からワイヤレスセンサーソリューションに移したことを踏まえてのブランド再構築の一環です。同社は3年前から販売したセンサーから収集されるデータを分析するソリューションへの参入を始めていました。

RFID News Roundup

  • Bowen社とAtlas RFID Solutions社がMidwest電力プロジェクトで協業
  • FleetMind社が廃棄物コンテナをRFIDで追跡する特許を購入
  • BlueCats社とPLUS Location Systems社がRFID対応の統合ソリューションを発表
  • Industrial Internet Consortiumが産業向けのテストベッドと白書を公開
  • DNA社がCisco JasperをIoT接続に採用
  • Paragon ID社がオイスターカードの220万ポンドの案件を受注

Business People Speaking About Technology

RFID Journal LIVE!はRFIDの技術展示会と思われがちですが、実際にはユーザーのユースケースに焦点を当てた展示を行ってきました。

How to Make Your IoT Vision a Reality

IoTのプロジェクトは最初に正しい方針を定めてそれを守り続ける必要があります。このためには、スポンサーの支持を得てトップダウンのアプローチを取ること、ビジネスとITの間の整合性を取ること、データの適切な取得を行うことが重要になります。

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2018/05/01

RFID World Watcher Monthly March 2018

今月も紹介記事のみです。今回の記事紹介でも取り上げた1セントタグとか、気になるニュースもあるのですが…。記事紹介は製品に関するものが多め。これは4月のRFID Journal LIVE!が近づいていたためで例年の傾向です。

RFID World Watcher Monthly March 2018(PDF形式、246KB)

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