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2018/04/14

RFID Journal 抄訳 2018/04/13号

今週インパクトのあった記事は歯に張り付けて口腔内の情報を取得するためのセンサーパッシブタグ。まぁこのままの形で商品化されるということは無いのでしょうけれど、この種のバイタルサインを取得するためのパッシブセンサータグの動向は気になります。

Tufts1

名古屋大学病院のソリューションも興味深かったです。こうやって日本の事例を日本の企業が発信し、それが掲載されるのは嬉しいですね。詳しい内容は日本の記事を参照してください(日経デジタルヘルス:名大病院、「スマートホスピタル構想」の実証研究)。

なお、元記事はこちらになります。

RFID Finds Buses for Blue Bird at Manufacturing Site

米国のスクールバスメーカーBlue Bird社は製造管理にRFIDを利用します。スクールバスは見た目は非常に似ていますが実際には顧客ごとに仕様が違い、作業員が正しい作業を見つけるには大変手間がかかっていました。同社が導入したのはGuardRFID社の433MHzアクティブRFIDのソリューションです。

Study Finds Value for RFID in Visual Merchandising

パルマ大学RFIDラボの研究者はRFIDを使ってビジュアルマーチャンダイジングを支援する研究を行いました。これによると、RFIDを利用してより顧客に訴求するディスプレイを実施した店舗では売上が3パーセント上昇しました。この研究は、商品にRFIDタグを貼付し、店内のさまざまな場所に並べて場所ごとに在庫数の確認を行うことで行われたものです。

Retailers Discuss the Benefits of RFID

今週開催されるRFID Journal LIVE! 2018では小売業界のリーダーがRFID導入の利益について語り合うパネルディスカッションが開催されます。参加者はStadium AB社、Lids社、Capgemini社などで、SML社のRFID担当VPがモデレーターを務めます。

Japanese Hospital Tests BLE Beacons to Track Patient-Staff Interactions

名古屋大学病院はBLEビーコンを利用して医療サービスの向上を行う実証実験を開始しました。実証実験では病院スタッフと入院患者がBLEビーコンを身に着けて所在をリアルタイムで把握するととともに、患者のビーコンにバイタルモニター機能を搭載して脈拍数や活動量、ストレスレベルなどの情報をリアルタイムで測定します。利用する測位システムはサトーヘルスケアのものを、バイタルモニタービーコンはホシデンのものをそれぞれ利用しています。

RFID-enabled Tooth Transmits Sensor Data About Diet

タフト大学工学部は歯に貼付して口内の唾液や飲食物の成分を計測するセンサータグを開発しています。このタグは400MHzの独自プロトコルで動作。アンテナの間に特定の成分に反応する層を挟み込み、共振周波数が変化することで反応の程度を測定します。

RFID News Roundup

  • Primera Technology社がオンデマンドのカラーRFIDラベルプリンタを発表
  • JADAK社が4ポートの固定型UHF RFIDリーダーを発表
  • SensThys社が低価格のRFIDキットを発表
  • OTI Europa ASEC社がワルシャワ市交通局と契約を締結
  • WISeKey社とトッパンがセキュリティ器材で提携
  • Particle社がRedBear社を買収
  • Inmarsat社が鉱山会社がサイバーセキュリティ強化のためにIoTの利用を拡大すべきという報告を発表
  • Cardinal Health社が医療器材の供給不備のため手術が行えない状況が生じているとの報告を発表

Finding the Right RFID Solution

RFID Journal LIVE!では、参加者が自分に関係するソリューションを見つけられるようにさまざまな取り組みを行ってきました。今年は参加者の登録情報に合わせて出展企業のガイドをメールで送信するサービスを新たに取り入れました。

Framework for an IoT Developer Kit

IoT向けの開発フレームワークに重要なものはオープンなAPI、オープンソースの対応、多言語・マルチデバイスへの対応、セキュリティ基準への準拠などです。

IoT System Reduces Fish Death Rate at Iran Farm(有償記事)

イランのIT企業Afarinesh Samaneh Mehr Engineering社は魚の養殖池のモニタリングを行うIoTソリューションのトライアルを行っています。このソリューションはセンサーで取得したデータをLoRaWANで送信します。

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