« RFID Journal 抄訳 2018/03/23号 | トップページ | RFID Journal 抄訳 2018/04/06号 »

2018/03/31

RFID Journal 抄訳 2018/03/30号

今週興味深かった記事は指紋認証とNFCを組み合わせた高セキュリティIDカード。技術的には極端に難しいところは無いとは思いますが、単価が20ドルというのは思ったより安いです。もっと広まると面白いと思うのですが。

RFID Journal LIVE! in Retailが2019年に開催、というニュースも良い話。e-コマース展示会や店頭ディスプレイ展示会と共同開催になるようで、自然な流れなのでしょうね。

今週の編集後記はRFID Journal LIVE!に向けてのプロモーション記事。でも自信があっての内容であることが伝わっています。久しぶりに行ってみたいですねー。

なお、元記事はこちらになります。

Heathrow Evaluates RFID Baggage Cart Tracking Test

ヒースロー空港は手荷物カートの所在管理にRFIDを利用する3ヵ月のパイロットを実施しました。これはカートにRFIDパッシブタグを貼付し、入退出ゲートにリーダーを設置することで、カートがどのエリアに存在するかを判定するものです。ソリューションの提供はVero Solutions社が行いました。

MeReal Biometrics Combines Biometrics and NFC Technologies for New Card Solution

MeReal Biometrics社はバイオメトリック認証とNFCを組み合わせたIDカードを製造しています。このカードは、指をカード上の指紋センサーに当てるとNFC機能が有効になり、それをリーダーで読み取って認証を行うもので、カジノのVIPルームなどの高いセキュリティが利用される場所で導入されています。IDカードの単価は大量購入時で20ドル未満です。

RFID Journal LIVE! in Retail to Co-locate With IRCE, GlobalShop Under New RetailX Concept in 2019

RFID Journalは小売りに特化した展示会RFID Journal LIVE! in Retailを2019年に開催します。これは世界最大のe-コマース展示会Internet Retailer Conference & Exhibition (IRCE)および店頭ディスプレイ展示会GlobalShopと統合して行われるもので、全体のコンセプト名はRetailXになります。RetailXは2019年6月25日-27日にシカゴで開催されます。

RFID Markers, GPS Data Track Underground Lines in India

インドの電力会社Tata Power Delhi Distribution社は地下の電力線の保守にRFIDとGPSを利用するソリューションを発表しました。これはRFIDの入ったマーカーを1000個使用して所在をGPS情報とリンクさせ、障害発生時の位置の特定と状況の記録に利用するものです。

Moscow Boosts Public Vehicle Efficiency With Internet of Things Technology

モスクワ市の情報技術部は市が管理する車両2万2千台の稼働状況をリアルタイムで取得しています。現在は車両の位置と速度のみを収集しており、結果を携帯モデムで送信しています。将来的には取得するデータの種類を拡大する予定です。

RFID News Roundup

  • Xerafy社が自社のBricおよびPico Wedgeタグの販売終了を発表
  • Tonnjes E.A.S.T.社が自社の車両識別ソリューションをアムステルダムの展示会に出展
  • Jadak社が固定式のバーコードリーダーを発表
  • Seldat Technology Services社が3PL倉庫管理向けのRFIDソリューションを発表
  • Senseon Secure Access社が小売業向けのRFID鍵のソリューションデモを実施

The Value of Good Information

質の高い情報には価値がありますがコストもかかります。例えば、展示会でベンダーやセルサイドのコンサルタントを招いた講演を行えばコストは安く済みますが、ユーザーに自社の経験を講演してもらうよう依頼や支援を行うにはそうはいきません。RFID Journal LIVE!はコストをかけてこのような質の高いコンテンツを展開しており、私はその内容について自信を持っています。

The Untapped Potential of the IoT and Smart Utilization of Heavy Industrial Assets

大型機械のメンテナンスにIoT技術を活用すれば、予防的メンテナンスを行うことで事故の発生を防ぎ大きな利益を得ることができます。

European Care Homes Track Patient Rolling in Beds(有償記事)

オランダの介護施設Carehome Zorgspectrumは床ずれ防止のためにIoTでマットレスを監視しています。同施設では床ずれ防止のために3時間ごとに介護士が患者をベッド上で動かしていますが、自力で寝返りを打った患者に対しては作業が無駄になり患者を起こしてしまうことにもなります。同施設はマットレスに3つの圧力センサーを内蔵し、その結果をWiFiで送信して監視を行うソリューションを導入しました。データはdigitalAngel社のクラウドデータベースに送信され、Dell Boomi社がデータを分析して患者ごとに動かす必要性があるかどうかを判定します。

|

« RFID Journal 抄訳 2018/03/23号 | トップページ | RFID Journal 抄訳 2018/04/06号 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/163335/66557319

この記事へのトラックバック一覧です: RFID Journal 抄訳 2018/03/30号:

« RFID Journal 抄訳 2018/03/23号 | トップページ | RFID Journal 抄訳 2018/04/06号 »