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2018/03/23

RFID Journal 抄訳 2018/03/23号

今週気になった記事は何といってもCompass Marketing社の棚卸用1セントタグ。記事には独自仕様とだけありますが、NXP Semiconductors社のUCODE G2を搭載した専用リーダーで読み取ることができるとのことなので、おそらくGen2のデチューンモデルではないかと思います。コンビニやドラッグストアでの一斉導入を目指す日本勢としても気になるところです。

Gartner社とT-Systems社が出したIoT導入レポートも興味深いですね。読まないといけないのですが…。

なお、元記事はこちらになります。

Powershelf Adopts RFID With One-Penny Tag

Compass Marketing社は独自仕様の単価1セントのタグを使ったスマートシェルフソリューションを開発したと発表しました。このタグはコスト削減のため性能が削減されており、最大読み取り距離は1メートル、NXP Semiconductors社のUCODE G2を搭載した専用リーダーで読み取ることができます。Compass Marketing社の顧客の一部はこのソリューションのトライアルを計画しています。

Single Switch Promises Lower-Cost RFID Access Control

Feig Electronics社は駐車場の入退出ゲートで入場用と退場用の2つのゲートを1つのリーダーでカバーするためのスイッチWiegandを開発しました。スイッチはアンテナから受け取った信号にアンテナ番号を付与して中継する機能を持ち、リーダーの10分の1と低価格です。

Q-Track Kit Provides RTLS Coverage at Low Cost

Q-Track社は自社の低コストRTLS製品の評価キットを販売します。この製品は周波数が1MHzと1.2MHzで動作するもので、精度は40cm。評価キットは2つのタグと4つのロケーター、そして関連のハードウェア、ソフトウェアからなり、500平方メートルの範囲をカバーします。評価キットの価格は3,500ドルです。

New Study Shows Strategy for Adopting Internet of Things

Gartner社とT-Systems社は共同でIoTの導入に関するレポート「Key Considerations for Your IoT Ecosystem」を発行しました。このレポートによると、IoTの導入の成功はビジネスニーズに適したプラットフォームを選択することが鍵となり、具体的にはIoTソリューション開発のサポート機能、データの収集と保存機能、デバイスやネットワークへの接続の管理機能の3点で評価すべきです。

Synergy Develops RFID, IoT Technologies During Crisis Period in Brazil

ブラジルのSynergy社はIdenthisブランドでRFIDリーダーを販売しています。同社のリーダーEZR2500はUHFパッシブリーダーですがBLEビーコンのゲートウェイとしても動作します。このリーダーはLevi's社の盗難防止ソリューションで利用されています。

RFID News Roundup

  • TrackX社とデンソーが自動車業界や一般製造業向けの資産管理ソリューションで提携
  • Corvus Integration社が生体認証とスマートカードの複合ソリューションでIdentiv社のリーダーを採用
  • Quuppa社とNesa Solutions社がヘルスケア業界向けの位置ベースワークフローで協業
  • Seldat Technology Services社が3PL倉庫管理向けのRFIDシステムを導入
  • Unified Office社がIoTサービスとビジネスコミュニケーションを単一管理ポータルに統合
  • Accruent社が自社の資産管理ソリューションMeridianを拡張。クラウドに対応。

RFID as a Strategic Tool

RFIDは魔法の杖のようなもので、使い方が分かれば複数の用途に役立てられますが、使い方が分からなければ役に立ちません。RFIDは棚卸しの効率化などの用途で小売業に普及しつつありますが、オムニチャネル対応や顧客の購買体験の改善など、複数の用途に利用を広げていくべきです。

26 Billion Service Calls Will Cost a Bundle

今後IoT器材が爆発的に増加していることは、フィールドエンジニア業界にとっても大きな機会とチャレンジになります。単にエンジニアを増加させることは問題の解決にはならず、IoT技術を利用してデータを分析し、必要な手配を先回りして行えるようにすることが重要です。

NFC- and Sensor-Based Solution Brings Intelligence to Cattle Feed, Forage(有償記事)

ノルウェーの飼料メーカーOrkel社は飼料の品質管理にRFIDを利用するFeedIQというシステムのパイロットを実施しています。このシステムは飼料のロールをNFCタグで識別し、顧客もスマホでNFCタグを読み取るとそのロールの情報にアクセスできるというものです。

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