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2016/02/18

RFID Journal 抄訳 2016/02/18号

今週興味深かった記事は小売り用薬瓶向けのRFID内蔵キャップ、その名もeSealです。義務付けによる導入は結局日の目を見ませんでしたが、技術は着実に進んできたのですね。

RFID Professional Instituteの認定試験がインターネット経由で受験できるようになった話も気になります。どこかで時間を作って受験を準備しようかな。

今回の識者投稿はRFIDタグ付けの貼付専門業者の話です。確かにこういうサービスがあってもおかしくはないですが、RFID Journalでも初めて掲載されたと思います。日本でもこういうサービスを提供している会社はあるのでしょうか。

なお、元記事はこちらになります。

Beverage Company Uses RTLS to Turn Skaters Into Artists

ロシアのビール会社Ochakovo社はスケート選手の動きをリアルタイムで絵にする広告キャンペーンを行っています。利用されている技術はQuuppa社のRTLSで、Navigine社とMobecan社がソフトウェアを開発しました。

RFID Helps Land-Surveying Agency Chart an Efficient Course

台湾の地政局は土地台帳の紙の原本の管理をRFIDで行っています。台中市にある倉庫で保管されている20万冊の台帳にUHFパッシブが貼付され、貸出時と棚卸し時にハンドヘルドリーダーで読み取られます。ソリューションはEPC Solutions Taiwan社が開発しました。

RFID Monitors Parking Spaces for the Disabled

ロンドンのウェストミンスター地区では障がい者向けの駐車スペースの管理をRFIDで行うパイロットを実施しています。このパイロットではパイロット参加者に433MHzのアクティブタグを配布し、64ヶ所のパイロット駐車場に駐車された車両がこのアクティブタグを装着したものかどうかを判定します。

Neutraceutical Company to Use eAgile's RFID Solution to Track Its Products

eAgile社は小売り用の薬瓶のキャップに取り付けるRFIDタグeSealを製造しています。この製品は開封すると読み取れなくなるようになっており、トレーサビリティー管理や偽造防止のために利用しています。現在の製品はUHFパッシブタグを利用していますが、今年の後半からEM Microelectronic社のNFC/UHF Gen2v2デュアル対応タグを導入する予定です。

X Games Goes High-Tech

Intel社はスノーボードに取り付けて各種の動きを計測できるセンサーCurieを1月のCESで発表しました。Curieは6軸の加速度センサー、ジャイロスコープ、GPS、気圧センサーと方位センサーを内蔵しており、測定結果をBluetoothで送信することが出来ます。通常は送信結果はコーチやトレーナーが動きを確認することに利用しますが、1月にアスペンで行われたエックスゲームスではデータの一部が観客にも公開されました。

RFID Professional Institute Teams With InstructedU for Certification Exams

RFID認定資格を運営する非営利団体RFID Professional InstituteはInstructedU社と協力して認定試験をインターネット経由で受験できるようにしました。これはWebカメラや画面共有サービスを使うことで不正を防止するものです。インターネットでの受験は既に利用可能です。

Manufacturer Uses RFID to Put a New Face on Cabinet-Making(有償記事)

家具メーカーのAmerican Woodmark社は500種類以上の家具を納品順に製造するため、部品の管理にRFIDを利用しています。利用している技術はUHFパッシブです。

An Integrated RFID Solution for Retail

小売分野でスケーラブルで導入が容易なRFIDソリューションが提供されれば、普及は急速に進むでしょう。例えば天井にリーダーを取り付け、調整無しで在庫商品のタグを完全に読み取れるようなソリューションです。タグやリーダーは単体で見れば改善が進んでいますが、統合ソリューションを作るという観点での努力は不足しているのではないでしょうか。

Creating a Faster ROI for RFID

RFID資産管理システム導入で最も負担になる作業はタグの貼付です。タグ貼付を請け負う専門業者にこの作業を委託することで、プロジェクトのリスクを削減し、費用対効果を改善することができます。

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