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2015/12/25

RFID Journal 抄訳 2015/12/17号

今週の記事で気になったのはTarget社の技術デモ店舗の話です。ユースケースや利用されている技術にはそれほど新規なものはないのですが、他のテクノロジーとの組み合わせや、顧客の受容という面で、以前と変化があったということなのでしょうか。

ドイツポストのRFIDを使った国際郵便のトラッキングの話も興味深いです。RFIDを利用することで低コストでのトラッキングができるようになると、EMSや書留ではない普通のビジネスメールでも利用できてありがたいですね。

なお、元記事はこちらになります。

RFID Helps Target Transform Holiday Shopping Experience

Target社はニューヨークに新技術のデモなどを行う仮設店舗Target Wonderlandをオープンし、その中でRFIDを用いた新たな購買体験を提供しました。来店者はNFCタグが入ったストラップを来店時に手渡され、ストラップを商品展示エリアのリーダーにかざすことで買い物リストを作成、レジで商品をピックアップすることが出来ます。

In Aarhus, RFID Triggers Traffic Lights When Bikes Approach

デンマークのオーフス市では自転車にRFIDタグを貼付して道路の信号をコントロールするシステムがテストされています。自転車にUHFパッシブタグを貼付し、信号近くのリーダーがそれを読み取ることで、信号に緑に変わるよう指示が行われます。また、自転車の移動データは交通量分析のためサーバに蓄積されます。

Deutsche Post Offers RFID-based Envelope Tracking for International Mail

ドイツポスト社はRFIDを用いた国際郵便のトラッキングサービスの提供を開始しました。従来は小包や書留を対象にバーコードを用いたトラッキングサービスが提供されていましたが、RFIDラベルを用いることで拠点の通過を安価に提供できるようになります。ラベルに利用される技術はUHFパッシブで、20枚19ユーロで販売されます。このサービスは現在ドイツのみで提供されていますが、国際郵便機構(IPC)に加盟する他の国でも導入が行われる予定です。

RFID Well Suited for Lebanese Menwear Company

レバノンの紳士服メーカーPellini社はRFIDを利用して店舗の在庫管理を行っています。同社は商品にUHFパッシブタグを貼付し、ベルギーとレバノンの12店舗で在庫管理を行っています。

Registration Now Open for RFID Journal LIVE! 2016

2016年の5月3日~5日にオーランドで開催されるRFID Journal LIVE! 2016の申し込み受け付けが始まりました。今回は小売、アパレル、ヘルスケア・製薬、防衛・航空宇宙の4つの産業別トラックが提供されるほか、エネルギー、建設・鉱業、倉庫、ITなど様々な分野を対象にしたワークショップやセミナーが行われます。

RFID News Roundup

  • Kurt Salmon社とTyco Retail Solutions社が個々の顧客向けにカスタマイズしたショッピング体験のデモを実施
  • 富士通の米国子会社がIoT向けのBluetoothビーコンを発表
  • Invengo社がUHFリーダー内蔵のスマホを発表
  • Schreiner Services社がRFIDを利用した道路メンテナンスのソリューションを発表
  • IDTronic社が競技の計測やイベント管理向けにUHF RFIDソリューションを拡販
  • Lakes Region General HospitalがHugs社の乳幼児連れ去り防止ソリューションを導入
  • Gaylord Palm社のRFID部品がKaba社のドア用の鍵に採用

RFID in Health Care 2015 Report(有償記事)

RFID in Health Care 2015が12月2日・3日にサンフランシスコで開催され、100名の参加者を集めました。今回は資産・在庫管理や患者・スタッフの所在管理など、ヘルスケア分野の様々なユースケースについて発表が行われました。

IATA Event Suggests Airlines Are Embracing RFID

私はIATAが開催したRFID & Paperless Aircraft Technical Operations Conference (2015)に参加しました。昨年よりも参加人数、参加会社ともに増え、航空会社は座席や酸素ボンベの管理にRFIDを利用する方法について熱心に学んでいました。RFIDが航空業界で幅広く利用されるようになるのは時間の問題でしょう。

New FCC Rules Could Threaten RFID, IoT Development

米国連邦通信委員会(FCC)では機器認証を行える認証機関を相互承認協定(MRA)を持つ国の機関に限るという制度変更を行いました。これはIoT機器を海外で製造しているベンダーに不利になる可能性があります。

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