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2015/09/11

RFID Journal 抄訳 2015/09/04号

今週気になった記事はView Technologies社のUHFパッシブRTLSソリューションです。Mojix社から始まりImpinj社のxArrayなどこの分野もずいぶん製品層が厚くなってきたと思うのですが、なかなかブレイクせずもどかしい思いがあります。ビッグデータとかIoTとか、周辺環境も追いついてきたので、そろそろどこかの業界で本格導入が始まってほしいなと思います。

Bluetoothビーコンを使って美術館の音声ツアーを自分のスマホで聴けるサービス、いいですね。日本でもどこかが導入しないかな。

なお、元記事はこちらになります。

View Technologies Launches Long-Range RTLS for Passive UHF Tags

View Technologies社はUHFパッシブRFIDを使ったRTLSソリューションinViewを開発しました。inViewはアンテナから50メートル離れたタグの位置を30cmから1mの精度で判定できます。 Impinj社のxArrayなどの先行製品に比べると、アンテナに試行性があり読みたい方向のタグだけを読めることと、読み取り距離や精度が優れていることが特徴です。

Tyco Opens Experience Center for Wal-Mart

Tyco Retail Solutions社はWal-Mart社を対象とする小売り向けソリューションセンターを開設しました。Tyco Retail Solutions社は世界に14ヶ所のソリューションセンターを持っていますが、特定の顧客向けにセンターを開設するのは今回が初めてです。

Uniform Maker Sees a Market for CSL's Thread-Antenna Tag

香港の制服メーカーFarbo Uniforms社はConvergence Systems Ltd.(CSL)社のアパレル向けUHFパッシブタグを縫い込んでトラッキングができるようにしたユニフォームを提供しています。CSL社のCS8200タグは金属コーティングした糸をアンテナとして利用できるように設計されたもので、この糸を使ってタグをユニフォームに縫い付けます。

Museums Embrace Beacon-Based Audio Tours

オランダのMuzze社はBluetoothビーコンを使った美術館の音声ツアーのソリューションを提供しています。同社のソリューションはiPhoneとAndroidに対応しており、来場者は自分のスマホのアプリで音声ツアーを聞くことができます。アプリを有償にする場合には収益はApple/Googleに支払う手数料を引いた額を美術館とMuzze社で折半します。同社のソリューションはタグ3個のスターターキットで月39ユーロから。すでに40ヶ所の美術館に導入されています。

RFID News Roundup

  • Noahcard社がMonza R6チップを搭載したRFIDタグを発表
  • Star Systems International社が欧州・中東・アフリカ市場に参入
  • Blue Bite社がBluetoothビーコンのソリューションescaを発表
  • RetailNext社が小売分析ソリューションにビーコンを用いた従業員データを追加
  • Arrowsmith & Grant社が医療用冷蔵庫にサトーのRFID技術を搭載
  • ウィスコンシン大学体育会がYinzCam社とGimbal社のビーコンソリューションを導入

Hospital Lab Benefits From RFID Inventory-Management Solution(有償記事)

オクラホマ州の病院Saint Francis Hospitalでは使用する医薬品の在庫管理をUHFパッシブタグを用いて行っています。これにより、在庫を50万ドル文減らすことができたと同時に、在庫管理作業を年間1,200時間削減できました。

The Tortoise and the Unicorn

技術系のベンチャー企業で評価額が10億ドルに達したものをユニコーンと呼び、2003年以降39社がユニコーンとなりました。ユニコーンの多くはソフトウェア・Web企業であり、その分野で成功するためには利用者が意識しているニーズを満たすのではなく利用者が想像もしなかった新しいニーズを作り出す必要があります。これは狙ってできることではありません。RFIDベンダーはユニコーンほど急速な成長はできませんが、満たすべきニーズは目の前に存在しており、確実な成長が見込めます。

Try It - You'll Like It!

RFID Labが毎年行っているアメリカ小売業のRFID導入状況調査によると、過去2年間で導入状況は急速に加速しました。実証実験、パイロット、本番導入のそれぞれのステージに進む小売業の数のバランスが取れた健全な成長パターンとなっています。

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