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2015/07/23

RFID Journal 抄訳 2015/07/17号

今週は事例記事は比較的地味なものが並びました。

目を引いた記事はGoogleの検索統計の分析記事。RFIDというキーワードそのものへの検索は減っているが、RFID Journalへの誘導はむしろ増えているというものです。記事の対象になっている期間に同誌のライバルが減ったという訳ではない(その前に淘汰されてしまっていた)ので、記事にある通り専門的な知識を求める層は増えているということなんでしょうね。

なお、元記事はこちらになります。

Spectech Brings RFID Kanban System for Aerospace to the United States

ヨーロッパの航空宇宙サービスプロバイダーSpectech社は航空部品の管理をRFIDを用いて行うソリューションを提供しています。従来同社はヨーロッパで営業していましたがこのたびシアトルにもオフィスを開設することになり、またiPhoneに対応するクラウドソリューションを導入しました。

UK Hospital Pilots RFID for Bed and Hoist Tracking

イギリスの病院Good Hope Hospitalでは、2000個のベッドと介護用吊り具(ホイスト)の管理のためにRFIDを利用しています。利用されているのはHarland Simon社の2.4GHzアクティブタグで、スタッフはBluetooth対応のハンドヘルドリーダーを使って棚卸しを行います。

Italian Schools Automate Lunch Payments, Orders

イタリアのカザマッシマ市の学校では児童の昼食の手配をRFIDを用いて行っています。これは、自動のリュックサックにUHFパッシブタグを貼付し、校門で読み取って昼食の手配を自動的に行うというものです。このソリューションはCadan社が開発しました。

Adored Helps Gunstock Mountain Market to Loyal Customers, Attract New Ones

スキーリゾートのGunstock Mountain Resort社はBluetoothビーコンを用いて見込み客へのアプローチを行っています。同社はリゾート内のマーケティングに用いるだけではなく、都市部に提携先を見つけ潜在顧客へのプロモーションを行うことにしました。このため、同社のユーザ1万人のうちスキーヤーは1割のみです。同社はAdored社のソリューションを採用しています。

RFID Journal Announces Exhibitors Participating at RFID in Retail and Apparel Event

9月17日にニューヨークで開催されるRFID in Retail and Apparelの出展社が発表されました。Checkpoint Systems社がメインスポンサーとして出店するほか、Avery Dennison Retail Branding社、Information Solutions社、BoingTech社、SML Group社、Tyco Retail Solutions社、Zebra Technologies社などが出展します。

RFID News Roundup

  • Jadak社が医療分野向けBluetooth RFIDリーダーを発表
  • 2015年のRFID市場は95.6億ドルになる見込み。IDTechEx社のCEOが発言
  • RFIDリーダー搭載のカメラで展示会ブース訪問者を自動撮影
  • Google社がBluetoothビーコンの規格Eddystoneを公表
  • ParkerVision社のPV5870復調器がRFID製品で採用
  • Skytron社がMobile Aspects社のスマートキャビネットの販売契約に調印

Solving NASA's Water Problem(有償記事)

NASAは宇宙船で利用する浄水器をより効率化するため、タンクの内部にパッシブUHFセンサータグを取り付けて処理状況を監視することにしました。このタグは高温や真空、腐食に堪えるために特殊なケーシングを行っており、Phase IV Engineering社が開発しました。

IOT Hype Begins to Fade

Argus Groupの調査によると、消費者のスマート家電への関心は過去一年で15%減と、前年の140%増から大きく落ち込みました。これはガートナーのハイプサイクルと呼ばれる新技術への注目と幻滅に関する理論と合致しています。

Turn Traditional 'Reserved Book' Management Into an Intelligent Service

大学図書館へのRFID導入において、予約図書コーナーでの取り置き・貸し出し管理を自動化するというのは有効な手法になりえます。

Searching for Meaning in Google's RFID Statistics

Googleの検索統計によるとRFIDの検索件数は2008年から低下傾向にあります。その一方で、Googleの検索結果からRFID Journalのページがクリックされた件数はむしろ増加しています。これは一般にはRFIDに対する関心が低下している一方で実際にビジネスでの活用を考えている人はむしろ増加していることを示しています。

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