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2015/05/19

RFID Journal 抄訳 2015/05/15号

今週興味深かったのはMarks & SpencerのRFID導入状況の記事です。家具などへの100%タグ付けは以前の発表(Marks & SpensorのRFID利用、その後)では2014年春からとなっていたと思うのですが、少し予定から遅れているのですね。それでも続けているというのは同社の底力でしょうし、RFIDが実際にメリットを出しているからではないでしょうか。

今週の識者投稿は大手のアパレル値札ベンダーのFineLine社。現在のアメリカのアパレル小売店では店舗でRFIDタグ付けをしているところが多い、という話にはへーと思いました。記事にある通りソースタギングが増えてくるのでしょうし、そうするとサプライチェーン内での利用も変わっていくのでしょうね。

なお、元記事はこちらになります。

Zebra's Painter Protection System Helps Prevent Falls at Boeing

Boeing社はZebra社のUWB RTLS技術を用いて作業員の安全確認を行っています。航空機の製造工程の中では移動作業台に乗っての不安定な塗装作業が発生しますが、この時に作業者が安全帯を適切に装着・固定しているかをRTLSを使って監視し、不適切な状態を検出すると移動作業台を底止します。

Brazilian Recycling Plant Uses RFID to Facilitate Reverse Logistics

ブラジルの家電リサイクル会社Sinctronics社ではリサイクル品の仕分けにRFIDを利用しています。同社はHP Brasil社のプリンターのリサイクルを扱っており、HP Brasil社がプリンタに貼付して出荷しているUHFパッシブタグを読み取り、プリンタの機種を自動的に取得しています。

RFID Carves Out a Place in Woodworking Industry

ドイツの木工業界展示会LIGNAは今年からRFIDソリューションのショーケースを開始しました。木工業界では家具の仕掛品管理などでRFIDが利用されるようになってきています。

Marks & Spencer Expects to Achieve 100 Percent RFID-Tagging by 2017

Marks & Spencer社は店舗でのRFIDの利用を拡大します。現時点で雑貨のタグ貼付率が80%ですが、これを2年以内に100%に引き上げます。同社は現在衣料品の100%、家具の50%にタグを貼付しています。

RFID News Roundup

  • ベトナム郵電公社がNedap社のRFID入退室管理システムを導入
  • 世界税関気候がThinfilm社のタグを偽造防止プラットフォームとして認定
  • ロンドンのセレクトショップBrownsがRFID・NFCを導入したフューチャーストアに改装
  • Atlas RFID Solutions社が資材管理システムJovixのアップグレードを発表
  • SML GroupがRAIN RFID Allianceに参加

RFID Journal LIVE! 2015 Report, Part 2(有償記事)

4月に行われたRFID Journal LIVE! 2015でのプレゼンテーションの発表資料とビデオの一覧の後半です(前半はこちら)。

Balancing Your Interests

私が危機に行ったある医療業界のカンファレンスで、2社のRFIDベンダーが登壇して互いに相手の製品を貶しあっていたということがありました。もちろん聴衆はどちらかの会社の製品を検討してみようとは思わず、ただRFIDは自分の役に立たないだろうという印象を受けて終わりました。両社がRFID製品が有益でありその上で自社の製品にはこのような特徴があるというプレゼンをしていたら、聴衆の中には実際に製品比較をしようと考える人も出てきて、両者ともに受注のチャンスはあったでしょう。

Putting a Stylish Face on RFID Tags

現在アパレル小売店の多くでは店舗に到着した商品の値札にRFIDラベルを追加で貼付しています。この作業コストに一品当たり6~12セントかかるだけではなく、美しくデザインされた本来の値札の外観を台無しにしています。現在大手の商品タグベンダーはRFIDタグを統合した値札の提供を開始しており、インドや中国などの原産国で値札付けを行うことができます。これらの国での値札取り付け作業コストは0.7~1.4セントで、美観の問題もありません。

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