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2015/05/31

RFID World Watcher Monthly April 2015

RFID Journal LIVE! 2015で出てきた新製品のニュースが掲載されている号になります。iBeacon系の製品の比率が普段の記事より少ないのでは、とか、ソフトウェアパッケージの重要性を社説で説いている割には記事はあまり多くないな、とか、いろいろ気付きがありますね。

RFID World Watcher Monthly April 2015 (PDF形式、221KB)

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2015/05/28

RFID Journal 抄訳 2015/05/22号

今週一番気になった記事はやはりTarget社のRFID導入です。技術面の詳細はこれから出てくるのでしょうが、現時点で興味深いのはオンライン購入・店舗受け取り(Buy Online, Pickup In-Store: BOPIS)への対応の強化が重要な目的だということ。現時点で売上げの15%がBOPISだそうで、そりゃ店舗での在庫管理精度の向上が死活的な問題になるだろうなと思います。

フォードのエンジン生産ラインへの大容量UHFパッシブタグ導入の話も興味深かったです。この用途はHFパッシブタグの牙城だという認識はありましたが、メモリ容量が重要な理由の一つだとは不勉強で知りませんでした。生産ラインの自由度はUHFのほうが大きくなるはずで、今後どうなっていくかが気になります。

なお、元記事はこちらになります。

Target Announces Nationwide RFID Rollout

小売り大手のTarget社がRFIDを導入します。同社は婦人・子供服やインテリア用品を対象とした個品タグ付けを年内に数十店舗で開始、2016年中に全米1,795店舗に拡大します。

Ford Motor Co. Uses Omni-ID 64-kbit Tag to Monitor Engine Production

Ford Motor社はOmni-ID社の大容量UHFパッシブタグをエンジンの生産管理に利用します。同社が採用したのはAdept 850タグで、64キロビットのメモリを持ち、4mの距離で書き込み、8.5mの距離で読み取りができます。同社はこのタグをエンジンの指示台に貼付し、生産工程全体で読み取りを行います。従来生産ラインでのこのような用途には大容量のHFタグが利用されてきましたが、UHFタグを用いることでより柔軟なラインの設計を行うことができます。

Dominion East Ohio Uses RFID to Inspect Natural Gas Pipes

エネルギー企業Dominion社はパイプの検査点検のためにRFIDを利用します。パイプの点検ポイントに打たれている杭にHFパッシブタグを貼付し、IDBlue社の小型BluetoothリーダーをiPhoneと接続してタグ情報を読み取り、iPhoneで自動的にレポートが作成されます。

RFID Tracks Radioactive Materials Used by Oil Services Providers to Explore New Well Sites

米国エネルギー省の研究施設は油田・ガス田の開発に用いられる放射性物質の管理を行うソリューションを開発しました。433MHzアクティブタグを放射性容器に取り付け、その容器を格納するコンテナにBluetoothリーダーを取り付けて読み取り結果を送信します。油田・ガス田産業では計測機器との干渉を避けるため低い周波数帯のRFID製品が好まれる傾向にあります。

RFID News Roundup

  • Ams社がセンサー等への給電機能を持つNFCチップを発表
  • Manchester大学とBGT Materials社がグラフェンによるアンテナを印刷で製造
  • NXP社のエンジニアがEuropean Inventor Award 2015にノミネート
  • Proxama社がExterion Media社のビーコン契約を獲得
  • Intergraph社がacquires Blue Iron Systems社を買収

RFID Saves an EMS With Inventory Challenges(有償記事)

コロラド州の消防署South Metro Fire Rescue Authorityでは救急医療用の器材の管理にRFIDを利用しています。17ヶ所の拠点にある救急医療用の器材にUHFパッシブタグを貼付し、管理を行っています。

End Users Must Balance Interests

エンドユーザーがRFIDの導入事例の公開を行う際には短期的な利益と長期的な利益のバランスを取る必要があります。ライバル企業が自社のRFID導入を参考にすることは短期的な不利益になりますが、自社のRFID導入を秘密にした結果、採用したRFID技術が普及せず標準から外れたソリューションになってしまうことは長期的な不利益です。

Maximizing Big Data's Potential With the Internet of Things

Internet of Thingsの導入に当たっては、導入によって得られるビッグデータをどのように収集し、どのように分析して利益を出すかを事前に想定しておくことが、価値の最大化のために重要です。

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2015/05/19

RFID Journal 抄訳 2015/05/15号

今週興味深かったのはMarks & SpencerのRFID導入状況の記事です。家具などへの100%タグ付けは以前の発表(Marks & SpensorのRFID利用、その後)では2014年春からとなっていたと思うのですが、少し予定から遅れているのですね。それでも続けているというのは同社の底力でしょうし、RFIDが実際にメリットを出しているからではないでしょうか。

今週の識者投稿は大手のアパレル値札ベンダーのFineLine社。現在のアメリカのアパレル小売店では店舗でRFIDタグ付けをしているところが多い、という話にはへーと思いました。記事にある通りソースタギングが増えてくるのでしょうし、そうするとサプライチェーン内での利用も変わっていくのでしょうね。

なお、元記事はこちらになります。

Zebra's Painter Protection System Helps Prevent Falls at Boeing

Boeing社はZebra社のUWB RTLS技術を用いて作業員の安全確認を行っています。航空機の製造工程の中では移動作業台に乗っての不安定な塗装作業が発生しますが、この時に作業者が安全帯を適切に装着・固定しているかをRTLSを使って監視し、不適切な状態を検出すると移動作業台を底止します。

Brazilian Recycling Plant Uses RFID to Facilitate Reverse Logistics

ブラジルの家電リサイクル会社Sinctronics社ではリサイクル品の仕分けにRFIDを利用しています。同社はHP Brasil社のプリンターのリサイクルを扱っており、HP Brasil社がプリンタに貼付して出荷しているUHFパッシブタグを読み取り、プリンタの機種を自動的に取得しています。

RFID Carves Out a Place in Woodworking Industry

ドイツの木工業界展示会LIGNAは今年からRFIDソリューションのショーケースを開始しました。木工業界では家具の仕掛品管理などでRFIDが利用されるようになってきています。

Marks & Spencer Expects to Achieve 100 Percent RFID-Tagging by 2017

Marks & Spencer社は店舗でのRFIDの利用を拡大します。現時点で雑貨のタグ貼付率が80%ですが、これを2年以内に100%に引き上げます。同社は現在衣料品の100%、家具の50%にタグを貼付しています。

RFID News Roundup

  • ベトナム郵電公社がNedap社のRFID入退室管理システムを導入
  • 世界税関気候がThinfilm社のタグを偽造防止プラットフォームとして認定
  • ロンドンのセレクトショップBrownsがRFID・NFCを導入したフューチャーストアに改装
  • Atlas RFID Solutions社が資材管理システムJovixのアップグレードを発表
  • SML GroupがRAIN RFID Allianceに参加

RFID Journal LIVE! 2015 Report, Part 2(有償記事)

4月に行われたRFID Journal LIVE! 2015でのプレゼンテーションの発表資料とビデオの一覧の後半です(前半はこちら)。

Balancing Your Interests

私が危機に行ったある医療業界のカンファレンスで、2社のRFIDベンダーが登壇して互いに相手の製品を貶しあっていたということがありました。もちろん聴衆はどちらかの会社の製品を検討してみようとは思わず、ただRFIDは自分の役に立たないだろうという印象を受けて終わりました。両社がRFID製品が有益でありその上で自社の製品にはこのような特徴があるというプレゼンをしていたら、聴衆の中には実際に製品比較をしようと考える人も出てきて、両者ともに受注のチャンスはあったでしょう。

Putting a Stylish Face on RFID Tags

現在アパレル小売店の多くでは店舗に到着した商品の値札にRFIDラベルを追加で貼付しています。この作業コストに一品当たり6~12セントかかるだけではなく、美しくデザインされた本来の値札の外観を台無しにしています。現在大手の商品タグベンダーはRFIDタグを統合した値札の提供を開始しており、インドや中国などの原産国で値札付けを行うことができます。これらの国での値札取り付け作業コストは0.7~1.4セントで、美観の問題もありません。

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2015/05/12

RFID Journal 抄訳 2015/05/08号

今週気になったのはSmartrac社が遊戯用カードベンダーと提携し、低コストで現行のトランプと違和感の無い形でNFCタグを埋め込むことを目指すという記事です。こういうエンターテイメント系のアプリケーションは予想を超える広がり方をすることがあるので、期待したいなと思います。

今週の有償記事はRFID Journal LIVE! 2015の発表資料の一覧。様々な分野での最新事例が分かる、海外にアンテナを張っている人には非常に有益な記事ですので、ご興味のある方はぜひ記事を購入してあれこれ眺めてみてください。

なお、元記事はこちらになります。

Dolphin RFID Solutions Manage Vehicle Parking, Identify Missing Car Parts

Dolphin RFID社は駐車場で利用されるRFIDソリューションを3種類発表しました。駐車位置を管理するもの、部品のすり替えを発見するもの、緊急時に従業員の脱出を確認するものです。利用される技術はUHFパッシブです。

Army Training Centers Enlist RFID to Help Track Uniforms

ミズーリ州の米陸軍新兵訓練施設ではRFIDを用いて制服の管理を行っています。納入業者は米国防総省のガイドラインに従って納入時にUHFパッシブタグを貼付し、施設ではそのタグを用いて管理を行います。

Howler Targets a Variety of Business Sectors for Its Beacon-Based Services

ベンチャー企業のHowler社は自社のKontakt.io bluetoothビーコンをボストン市内の150施設に600個設置します。同社はビーコンによる広告サービスを全米でマーケティングしようとしており、クラウドでソリューションを提供しています。

Smartrac Sees RFID's Future in the Cards, the Clouds and the Cosmos

Smartrac社はトランプや遊戯用カードを扱うCartamundi社と提携し、Cartamundi社の製品にNFCタグを埋め込もうとしています。Cartamundi社は既にカジノで使う業務用トランプにNFCタグを埋め込み、トーナメントの中継に用いていますが、利用しているNFCタグが大きく専用のトランプを利用していました。NFCタグが通常サイズのカードに組み込まれることで、例えばトレーディング・カードでカードに独自の情報を記録していくことが可能になったり、遠隔での対戦が可能になったりします。

RFID News Roundup

  • VUEMED社とZebra社が米食品医薬品局(FDA)の医療機器IDソリューションで提携
  • Embytek社がAndrodi搭載のRFIDハンドヘルドリーダーを発表
  • Orbiter社がUWBタグによるゴーカート競技向け計測ソリューションを発表
  • Atlas RFID Solutions社が資材管理ソリューションJovixの新バージョンを発表
  • Lumi社がNFC対応の会議管理ソリューションを発表

RFID Journal LIVE! 2015 Report, Part 1(有償記事)

RFID Journal LIVE! 2015ではさまざまな発表が行われました。当日のプレゼンテーション資料とビデオを公開します。

Products Outpace Solutions

RFIDの新製品は次々に新しいものが出てきていますが、それを束ねるソリューションの提供は製品に追いついていません。RFIDベンダーがパートナーシップを組んでトータルソリューションを提供する動きも小売向けに一部始まったばかりで全体的には不足しています。RFIDがキャズムを超えるためにはトータルソリューションの普及が必須です。

The Internet of Things Is a Secular Transformation

Internet of Thingsは社会や産業の仕組みを根本から変える技術で、それが本領を発揮するまで、あるいはリスクや不確実性が明らかになるまでには長い時間がかかります。

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2015/05/09

RFID Journal 抄訳 2015/05/01号

今週はRFID Journal LIVE! 2015で出た新製品の深堀記事が出始めました。UHFパッシブチップでは、NXP Ucode DNA、RFMicron Magnus S3、Impinj Monza R6-P/S6-Cが紹介されています。AES暗号・認証化を搭載したUcode DNAとセンサー機能を搭載したMagnus S3が独立記事だったのに対し、Monza R6-P/S6-CはRoundup扱い。もう付加機能が少ないRFIDチップはニュースバリューがないということでしょうか。

編集後記でも印象を受けた3つの製品として挙げたうち2つがUHFパッシブセンサータグ。IoTのハイプが進む中、RFIDメディアの老舗としての狙いどころはこの分野と考えているのかもしれません。

なお、元記事はこちらになります。

Upcoming Trial to Combine Ebola Care with Wireless Vitals Monitoring

Scripps Translational Science Instituteはエボラ出血熱の患者の体調をモニターするワイヤレスセンサーSTAMP2の開発に取り組んでいます。STAMP2は大型の絆創膏のような外観で、患者に張り付けることで心拍数や血中酸素濃度、呼吸数、体温などを測定、BluetoothでスマホやPCに送信します。

Market Researcher Uses Beacons to Study Shopper Behavior

市場調査会社のVerve社はBluetoothビーコンを用いた小売店舗来訪客の行動・関心の測定システムを開発しています。同社は従来監視カメラの映像を用いて来訪客の行動分析を行ってきましたが、映像の分析には時間と手間がかかるだけではなく、行動分析に必要な動きの撮影が考慮されておらず、カメラの増設は高価であるという問題がありました。同社は現在大手スーパーなど数社でトライアルを実施しています。

NXP Releases IC for Secure Encrypted UHF Reads

NXP社は世界で初めて暗号化による認証に対応したUHFパッシブRFIDチップ・Ucode DNAを発表しました。この認証機能はGen2v2に準拠し、ISO/IEC 29167-10で規定されたAES暗号を利用します。また、プライバシーモードではメモリの読み取りは暗号化して行われます。暗号化・認証機能を利用するには、NXP社よりタグのID・パスワードを記録したハードウェアを購入するか、インターネット経由でID・パスワードを検証するSaaSソリューションを利用します。

RFMicron Releases New Passive UHF Chips With Moisture, Temperature, Pressure Sensors

RFMicron社はセンサー機能を持つUHFパッシブRFIDチップの新製品、Magnus S3を発表しました。Magnus S3は温度校正を1点で行えば1℃の、2点で行えば0.3℃の誤差で測定を行えます。また、気圧、湿度、近接などのセンサー機能を持つMagnus S2もいくつかの企業で評価が進められています。

RFID Journal Announces LIVE! 2015 Highlights

4月15日~17日にサンディエゴで開催されたRFID Journal LIVE! 2015は3千人を超える来訪者を集めました。これは前年度から8パーセントの増加となります。2人以上の参加者を出した企業の数は前年から34%増加し、RFIDに関する具体的な関心の高まりを示しています。

RFID News Roundup

  • Impinj社がRFIDチップと組み込み向けRFIDリーダーの新製品を発表
  • FEIG Electronics社が非接触支払・チケットシステムcVENDを発表
  • Invengo社が偽造防止用RFIDラベルを米国で販売開始
  • Checkpoint Systems社がEASアプリケーション向けのRFIDアップグレードキットを発表
  • R-pac International社がTruecount社の個品レベルトラッキングソフトウェアを買収
  • BluetoothビーコンプラットフォームのプロバイダーSwirl社が18百万ドルの増資を完了

RFID Empowers Teachers and Protects Students(有償記事)

ペンシルバニア州の更生学校WIU Crossroads Schoolでは教員の安全確保のためにRFIDを利用しています。この学校は同州の一般校で問題を起こした生徒を45日間受け入れて更生を施すことが任務ですが、そのような問題にはナイフや銃の保持も含まれます。同校の教員・スタッフはRF Technologies社のRTLSバッジも着用し、所在を明らかにすると共に問題発生時にバッヂのボタンを押して関係者に通知します。

Outstanding Products Featured at LIVE! 2015

RFID Journal LIVE! 2015で私が強い印象を受けた製品が3つあります。Zebra社のMotionWorksタグはアメフトの試合で選手を追跡できるほど高い精度を持つRTLSタグです。PhaseIV Engineering社の圧力センサー付きUHFパッシブタグはビルの寿命の間内部の圧力を計測できる製品です。Smartrac社のSensor DogBoneは湿度を計測できるUHFパッシブタグです。

To RTLS or Not to RTLS

病院ではRTLSとUHFパッシブRFIDのどちらを導入しようかと迷う場合があります。RTLSは既に費用対効果が証明されているのに対し、UHFパッシブRFIDについては病院での導入の標準がまだ定まっていません。

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2015/05/07

RFID Journal 抄訳 2015/04/24号

連休のあいだ作業ができず、2週間前の号になります。遅くなり申し訳ありません。

この号からRFID Journal LIVE!の記事が出始めました。最初は速報的な短い記事が中心です。その中でも気になったのが社説。来訪者が2008年以来初めて3千人を突破し、高額なパスの比率が増えたりといった質の上昇も目立つとのこと。ご同慶の至りです。日本ではこの盛り上がりは実感できませんが、RFID導入は着実に盛り上がっているようです。来年は生で見てみたいな。

今週の記事の中で面白かったのは、Tycoが開発した簡易版のパッシブUHF用RTLSアンテナ。店舗でのRFID利用が普及し、次のステップが模索される中、こういう製品へのニーズが今まで以上に上昇してくるのでしょうね。

シンガポールの南洋理工大学がプリンテッドタグの研究を進めているという記事、10cm角のタグを作ることが目的とのことで、今までRFID Journal誌が記事にしてきた内容からすると「そんなに画期的なんだろうか」という印象も受けます。簡単な記事なので書かれていない技術的なブレイクスルーなどがあるのでしょう。

なお、元記事はこちらになります。

RFID Journal Announces Winners of Its Ninth Annual Awards, RFID Startup Challenge

RFID Journal LIVE! 2015において、今年のRFID Journal Awardsの受賞者が発表されました。受賞者は以下の通りです。

  • Best RFID Implementation: Interstate Batteries (小売店頭での在庫のリアルタイム把握)
  • Best Use of RFID to Enhance a Product or Service: Kuehne+Nagel(医薬品の輸送中の温度のリアルタイム管理)
  • Most Innovative Use of RFID:The NASA Marshall Space Flight Center(パッシブUHF温度センサータグを用いた小水処理装置)
  • RFID Green Award: Detroit Diesel Corp. (Daimler子会社) (RFID搭載の電子ペーパータグによる紙伝票の置き換え)
  • Best NFC Deployment: Skoubee(ペット向けNFCタグによる迷子防止、他の飼い主との交流、医療記録の管理)
  • Best New Product: Zebra Technologies(運動選手の位置の計測)
  • RFID Special Achievement Award: Carlo K. Nizam氏(Airbus社のRFID責任者)
  • Best Internet of Things Deployment: Turkish Technic(トルコ航空子会社) (器材や人員の総合管理システム)
  • Coolest Demo Contest: Phase IV Engineering (鉄筋にかかる圧力のパッシブUHFタグによる測定)
  • RFID Startup Challenge: Golden Environmental Mat Services (石油ガス業界での木製マットの管理)

Tyco Retail Solutions' Steerable Beam Antenna Brings Movement Data to Retailers

Tyco Retail Solutions社が開発した、天井に取り付けてタグの位置と移動方向を検知できるパッシブUHFアンテナIDA-3100を、複数の小売店がトライアルで利用中です。この製品は店舗全域でのRTLS機能を提供することを意図したものではなく、棚の前など特定のエリアを集中的に監視することを目的としています。

Inlay Companies Testing EM Micro's Dual NFC and EPC Chip

EM Microelectronic社は一つのICでUHFパッシブとNFCの両方のインタフェースをサポートするRFIDチップEM4423をリリースしました。EM4423はGen2v2のuntraceableコマンドとkillコマンドをサポートしており、これらコマンドでUHFパッシブインタフェースの動作を制限してもNFCインタフェースでアクセス可能です。EM4423は主要なRFIDタグベンダーで評価中です。

Zebra's Sled Reader Enables UHF RFID Tag Reads Via Smartphone

Zebra Technologies社はスマートフォンを外付けするタイプのRFIDハンドヘルドリーダーRFD8500を発表しました。RFD8500は上部にAndroidかiPhoneを装着し、Bluetoothで通信することで、ハンドヘルドリーダーとして動作します。

Emanate Wireless Develops Self-Charging RTLS Tags that Monitor Hospital Equipment Usage

ベンチャー企業のEmanate Wireless社は病院の医療機材向けのRTLSタグをPowerPathを開発しました。このタグは電動式の器材に取り付けるもので、本体の電源ケーブルがコンセントに差し込まれている時に充電を行うと共に、電流から本体の利用状況を判定して報告することができます。

RFID News Roundup

  • R-pac International社がTesco社のF&Fファッション部門525店舗へのRFID導入を支援
  • Kathrein RFID社がミュンヘン空港に自動車両IDシステムを導入
  • Smartrac社がSonyのFeliCa Lite-Sチップを搭載したBullsEye NFCを発表
  • Times-7社が大規模現場向け円偏波RFIDアンテナの新製品を発表
  • Invengo社が偽造防止ラベルをアメリカのブランド企業に拡販
  • SATO社のPJM RFID技術がダイヤモンド管理アプリケーションに搭載
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RFID News Roundup: LIVE! 2015 Extra Edition

  • Voyantic社がタグを繰り返し折り曲げる際の影響を測定する機材を発表
  • Technology Solutions (UK) Ltd.社がBluetooth対応の高耐久性UHF RFIDリーダーを発表
  • Junmp社がスイッチ機能付きUHFパッシブタグを発表
  • SenseStone社が超小型UHFパッシブタグを発表
  • Mikron社がHF RFIDタグの新製品2種類を発表

RFID Warehouse-Management Systems for Apparel Retailers(有償記事)

2014年の年末商戦以降オムニチャネルコマースに対応するためにRFID対応WMSが必要という認識が高まり、アパレル小売店での導入が本格化しています。大手のRFIDソリューションベンダーはアパレル小売向けのRFID対応倉庫管理システム(WMS)を提供しています。

Reflections on RFID Journal LIVE! 2015

2015年のRFID Journal LIVE!の参加者は3千人を突破し、ピークだった2008年以来の水準となりました。この他にもさまざまな変化の兆候があります。入場者の増加が8%だったのに対して高価なフルアクセスパスでの入場者が25%増加したこと、バーコードのSIerや小売業の参加者が増加したこと。RFIDの導入が閾値を超えたと言うためにはRFID Journal LIVE!の参加者が1万人を超えることが必要ですが、それはそれほど遠くはないでしょう。

The Growing Use of RTLS by Manufacturers

世界の製造業は資材・危機・人員の効率的な管理を行うためRTLSの積極的な導入を進めています。IndustryARC社のレポートによると、2014年の製造業向けRTLSの市場は3.28億ドルで、2020年にかけ年率30%で成長します。主な市場は欧米で、2014年のシェアは北米が46%、欧州が30%でした。

All the RFID That's Fit to Print

シンガポールの南洋理工大学はプリンテッドタグの研究を進めています。現在はRFIDチップの各ブロックの製造に成功し、次のステップは10cm角の完動するRFIDチップを作成することです。

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