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2015/02/05

RFID Journal 抄訳 2015/01/30号

今週気になった記事はFTCがInternet of Thingsに関するプライバシー・セキュリティ-レポートを公開したというものです。いよいよこのあたりの話もメインストリームに出てきはじめたということなのですね。

DNPによるJAL・イオンモールでの太陽電池駆動Bluetoothビーコンのトライアルの記事も、日本の製品による日本での事例なので読んでいて嬉しくなりました。でもこの話は日本の報道では見かけていない気がします。

識者寄稿はKen Traub誌によるEPCISの利用方法。業界が長い人には「いまさら?」という基本的な内容ですが、普及につれてこういったことを知りたいという読者ニーズが強まっているのかもしれません。

DIRECTV Uses RFID to Cut Inventory Time From Years to Months

衛星放送のDIRECTVは器材管理にRFIDを利用しています。このソリューションはRFID Global Solutionが提供しているもので、3ヶ所の放送センターと200ヶ所の小規模拠点の器材20万点をUHFパッシブタグで管理するものです。

Federal Trade Commission Issues Report on the IoT, Privacy and Security

アメリカの連邦取引委員会(FTC)はInternet of Thingsに関する消費者のプライバシー・セキュリティの保護に関する2つのレポート、"The Internet of Things: Privacy and Security in a Connected World"と"Careful Connections: Building Security in the Internet of Things"を公開しました。これは2013年11月に行われた同タイトルのワークショップをベースにしたもので、DoS攻撃やIoTデバイス経由での消費者への物理的な危害なども対象にした幅広い内容になっています。

Japan Airlines, Aeon Mall Test Solar-Powered Bluetooth Beacons

JALやイオンモールが大日本印刷の太陽電池駆動Bluetoothビーコンを使ったソリューションのトライアルを実施しています。このビーコンはSpansion社の製品です。

Bags Pack Extra Security Via NFC Tag

機密封筒のメーカーPackaging Horizons社とモバイルアプリベンダーのGinstr社は共同でNFCを利用した開封検出封筒の流通過程管理ソリューションの提供を開始しました。これは封筒にNFCタグを取り付け、流通の過程でNFC対応スマホで読み取りを行うことによりクラウド上に履歴を蓄積するものです。

RFID News Roundup

  • Alien Technology社がHiggs4搭載のインレーを発表
  • RFIDを導入した小売店の多くで粗利益率が5%以上改善という調査結果が公開
  • Kereon社がTageos社のRFIDラベルを中南米で販売
  • Onyx社がエンタープライズ用途向けBluetoothビーコンを発表
  • Tracking Solutions社とImpinj社が資産管理ソリューションで提携
  • Identiv社がInternet of Things製品開発向けのサービスを立ち上げ
  • URevu社がウェアラブルのビーコンを用いた顧客サービスアプリを発表

IT Service Provider Gains Visibility Into Warehouse Logistics(有償記事)

ITインフラ分野のサービスプロバイダーであるEssintial Enterprise Solutions社はIT資産・部品管理にRFIDを利用しています。同社は全ての器材にUHFパッシブタグを貼付し、固定リーダーとハンドヘルドリーダーを組み合わせて管理を行っています。

VCs Rediscover RFID

最近RFID Journalの購読者にベンチャーキャピタルの社員が増え始め、過去6ヵ月で2倍になりました。ブーム時にはVCによるRFID業界への投資が話題になりましたが、2006年から2014年の間にはVCによる投資は非常に低調でした。もしあなたがVCの社員なら、来年から再来年、RFIDが本格的な成長軌道に乗る直前に本格的な資金注入を行うことで高いリターンが得られるでしょう。

Supply Chain Visibility

EPCISを用いてパートナー企業とデータの共有を行うためには、EPCISとEPCコアビジネスボキャブラリ(CBV)に準拠し、データをプッシュで送るのかプルで取りに来るのかを決め、ソフトウェアを適切にセットアップするかクラウドサービスを選定し、安全な通信経路を設定しましょう。

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