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2014/12/11

RFID Journal 抄訳 2014/11/22号

前回分のアップを忘れていました。記事の順番が入れ違いますがご容赦ください。

今週はImpinj社の簡易RTLS機能付きUHFパッシブRFIDリーダーxArrayの一般販売が始まったという記事が目を引きました。昨年のRFID Journal LIVE!で発表されたものだったので、結構時間がかかったのですね。NFCが急速に普及する中、UHFパッシブが今後利用範囲を広げていく中でキーになる一つの機能がRTLS対応だと思うので、動向を注目しています。

ドローン(無人機)による空中写真撮影がB2Bの世界で注目を浴びているという記事は目から鱗でした。確かに広大な屋外エリアでのインフラ負担を劇的に引き下げる可能性がある技術です。ただ、記事自体にはあまりIoTやRFIDに関係する記述がありませんでしたが…。

Impinj Announces Commercial Availability of Its xArray UHF Reader

Impinj社が簡易RTLS機能付きのUHFパッシブRFIDリーダーxArrayの一般販売を開始しました。この製品は昨年4月のRFID Journal LIVE! 2013で発表され、その後限定された先行ユーザーで評価が行われてきましたが、今回一般向け販売に至ったものです。製品は4mの天井に取り付けられた場合に直径12mの読み取り範囲を持ち、単価は3,300ドル。一般の特約店のほかNofilis社やinMotion社などのソフトウェアベンダーが自社製品と統合した形で販売します。

German Beverage Wholesaler Raises Efficiency With RFID

ドイツの酒類卸A. Kempf Getrankegrosshandel社ではバーリンゲンの倉庫でRFIDを利用しています。この倉庫は自動化倉庫ですが、ドライバーが乗るフォークリフトが利用される部分があり、自動化部分の受け渡し時にドライバーがパレットのバーコードを読ませる必要がありました。同社はUHFパッシブタグ入りのIDカードを導入し、パレットの受け渡し時にIDカードを読み取ることで、正しいパレットが自動化部分に渡されることを確認します。

ZigBee Alliance Announces Six-in-One Standard Designed for All Users

ZigBee Allianceは最新版のプロトコルZigBee 3.0を発表しました。従来のZigBeeで個別のプロファイルとして定義されていたHome Automation, Light Link, Building Automation, Retail Services, Health Care, Telecommunicationの6つはZigBee 3.0の元に統合されることになります。なお、スマートメーターに使われるSmart Energyプロファイルは独自のセキュリティプロトコルを用いるためZigBee 3.0ではオプション扱いとなっています。従来のZigBee製品はソフトウェアの更新でZigBee 3.0に対応できます。

For Mining, Construction Firms, Flying Robots Keep Projects on Track

鉱業や建設業で無人機から撮影した画像・映像を業務に利用する動きが広がっています。無人機とデータ解析サービスのベンダーであるSkyCatch社は採掘量解析、安全、ロジスティクスなど様々なサービスを提供しています。同社の顧客には資源大手Rio Tinto社などがあります。

Saint Francis Medical Center Employs RFID to Track Staff Training

ミズーリ州の病院Saint Francis Medical Centerでは職員の研修参加をRFIDで管理しています。同院のスタッフは入退室管理用にHID Global社の125kHzタグ入りバッヂを持っているため、研修会場でタブレットにUSBドングルタイプのRFIDリーダーを接続し、バッヂを読み取ることで研修参加を登録しています。

RFID News Roundup

  • Keonn社がリーダー用アンテナとタグ書き込み機材の新製品を発表
  • Adobe社がAdobe Marketing Cloudでビーコンに対応、消費者調査を可能に
  • MTI Wireless社が高速道路料金所向けアンテナの新製品を発表
  • DuPont Microcircuit Materials社が銅100%の電導インクを発表
  • Confidex社が金属タグの新製品を発表。印刷対応の薄型とハードケース型
  • Haldor社がRFID対応の手術管理ソフトウェアに分析・レポート機能を追加

RFID Journal LIVE! Europe 2014 Report(有償記事)

2014年11月16日にRFID Journal LIVE! Europe 2014がロンドンで開催され、200人の参加者を集めました。会場では様々な業界でのRFIDの導入事例が報告されました。

Free the People

組織の人々は変化に抵抗すると考えられがちですが、実際にはそれは自分に危害が及ぶ場合だけで、人々は自分の仕事を効率化したいと考えています。RFIDプロジェクトのリーダーは人々のそういう思いに応えられるよう、RFIDが何を可能にするかをきちんと伝えるべきです。

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