« 2014年8月 | トップページ | 2014年10月 »

2014/09/28

RFID World Watcher Monthly August 2014

今月は特集記事がありません。ごめんなさい。ニュース解説は事例が多く、特にBluetooth関連で面白い話がじわじわ増えてきている印象。

RFID World Watcher Monthly June 2014 (PDF形式、210KB)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/09/26

RFID Journal 抄訳 2014/09/19号

今週の記事のなかでちょっと気になったのはMacy'sです。全店舗でUHFパッシブタグの利用を開始するのは2015年からとのこと。2011年末の発表時には2012年第3四半期には稼働ということになっていたのに、ずいぶん時間がかかっていたんだなぁ、という印象です。

ポーランドのIfinity社による環境発電対応のBluetoothビーコンタグ、この種の製品にはベーパーウェアが多いので気が抜けませんが、本物だったら真打登場という感じですね。とても楽しみです。

編集後記はiPhone 6のNFC対応。Mark Roberti氏が素直に喜んでいるのが嬉しいです。早く機能制限を解除してほしいものですね。

Macy's Expands RFID and Beacon Deployments

アメリカの大手スーパーMacy'sは衣料品へのUHFタグの取り付けを開始しました。すべての店舗での利用が開始されるのは2015年に入ってからになります。また同社は店舗内プロモーションを目的としたBluetoothビーコンのトライアルも開始しました。利用しているビーコンはShopkick社の製品です。

Bluetooth Beacons Bring Elvis Back to Graceland

エルビス・プレスリーの旧宅でテーマパークのGracelandではiPadとiBeaconを使った展示品のガイドを行っています。来訪者は入り口でiPadを貸与され、展示室に入るとiPadがiBeaconの信号を受信して展示品の解説映像が表示されます。

Northwest Masonry Company Expects Rock-Solid Benefits From RFID

アメリカの石材会社Mutual Materials社は車両の位置管理にRFIDを利用しています。同社はZonar社のLFタグソリューションを利用しており、リーダー内蔵のAndroidタブレットで読み取りを行って管理しています。

Ifinity to Test Energy-Harvesting Bluetooth Beacons in Malls

ポーランドのベンチャー企業Ifinity社は電池不要のBluetooth Low EnergyタグAirBeaconを開発し、現在ワルシャワでトライアルが行われています。このタグは環境中の電波を電力に変換して動作します。

International RFID Institute to Deliver Certification Exam at RFID Journal LIVE! Europe 2014

RFID認定試験の実施団体International RFID InstituteはRFID Journal LIVE! Europe 2014の開場でテストの実施を行います。これは4月にRFID Journal LIVE! 2014で実施されたことに続くものです。

RFID Journal Announces Exhibitors for Its LIVE! Europe 2014 Event

RFID Journal LIVE! Europe 2014の出展社が公開されました。Checkpoint Systems、Smartrac、Tyco Retail Solutionsなどが出展しています。

RFID News Roundup

  • Freaquent froschelectronics社がISO 18000-3 Mode 3対応のHFリーダーを発表
  • HID Global社が超薄型エポキシ梱包のUHFパッシブタグを発表
  • Xterprise社がClarity Inventory対応製品としてTSL Mobile社のRFIDリーダーを認証
  • Nordic Semiconductor社がBluetoothビーコン用チップをKontakt.io社、Estimote社に供給
  • AppleがiPhone6のNFCの利用を制限
  • ワシントンD.C.の地下鉄でNFC支払いのパイロットが計画中

Re-Evaluating Supply Chain Relationships(有償記事)

10年前にWal-Mart社などによりサプライチェーンでのRFID導入が提唱された時点では、多くのサプライヤーは最小限のコストで対応するためSlap-and-Ship戦略を選びました。ですが、RFIDの導入効果が明らかになった現在、サプライチェーンの各企業は協力して共同の利益に挑むべきです。

An iPhone With NFC-at Last!

iPhone 6とApple WatchにNFCが搭載されました。何度もNFC搭載の噂がありましたが、Apple社はApple Payというソリューションが確立するのを待っていたのでしょう。これは非接触決済をはじめとする多くのアプリケーションに道を開くものです。

A Win-Win for Suppliers

ベンダー主導在庫管理は現在幅広く利用されていますが、ベンダーが店頭在庫を把握しなければならないという問題があります。RFIDの利用はベンダーが店頭在庫を把握する為に有効です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/09/17

RFID Journal 抄訳 2014/09/12号

今週は技術的に興味深い記事が並びました。

TimeForge社のBluetoothビーコンを用いた所在管理システム。記事を読むと読み取り範囲の内外という単純な判断では無く、複数リーダーでの電波強度を用いた位置の判定を行っているようです。素直に考えるとRSSIによる測位ということになるのですが、実際にそこまでやっているのでしょうか。測位の精度、あるいはキャリブレーションなどのインストール作業も含め、非常に興味深いです。

Kizy Tracking社のGSM基地局を用いた広域測位システム。そこまでやるならGPSを使えばいいのに…と思うのですが、電池の持ちや端末価格などでメリットがあるのでしょう。携帯電話事情が違うので単純には日本と比較できませんが、面白い取り組みですね。

TimeForge Intros Beacon-based Solution for Managing Staff, Assets

TimeForge社はBluetoothビーコンを用いた従業員の所在管理システムを開発しました。このシステムはRaspberry PiをベースにしたBluetoothリーダーを用い、複数リーダーでの読み取り電波強度を用いたタグの測位を行うものです。このシステムはテキサス州で販売中で、来月には実店舗でのデモを行えるとしています。

Kizy Tracking Solution Uses Cellular Network to Locate Goods

Kizy Tracking社は携帯電話のGSMネットワークを使った広域測位システムを開発しました。このシステムはタグが発信する電波を複数の基地局で受信し、その強度の違いから大まかな測位を行うものです。測位精度は200mから2kmになり、タグの電池は1年間充電不要です。

Wrestler-Turned-Entrepreneur Launches Concussion Tracker

MITの学生Ben Harvatine氏は、スポーツ中に頭部に受けた衝撃を計測しBluetoothでスマホに通知するデバイスJoltの開発に取り組んでいます。このデバイスにより選手が直ちに休憩・治療を行うべきかどうかを判定できます。同氏はこの開発のためにKickstarterで6万ドルの出資を募集中です。

Metova to Offer RFID Products

SaaSベンダーのMetova社は破産したRFIDソフトウェアベンダーepcSolutionsを買収してRFID市場に参入します。ターゲットとする市場は資材やスタッフのトラッキングです。

New Sponsors, Exhibitors Sign on for RFID Journal LIVE! Brasil Conference

9月24日・25日にサンパウロで開催されるRFID Journal LIVE! Brasilの出展社リストが更新されました。このイベントはブラジルでRFIDの最新動向を知るための得難い機会を提供します。

RFID News Roundup

  • EECCが250種類のタグを掲載したパフォーマンスガイドの最新刊を発行
  • Vizinex RFID社が小型のSentry Slim Shortieを発表
  • ROC IT Solutions社がRFIDラベル発行用のモジュールの最新版を発表
  • Marriott Hotels社がNFC対応の宿泊客システムを評価中
  • Ryder CupがRFIDリストバンドを使った支払い・SNS連携を実施

RFID in Energy, Mining and Construction 2014 Report(有償記事)

8月12日・13日にオーストラリアのパースでRFID in Energy, Mining and Constructionが開催され、鉱業、建設、エネルギー分野のプレゼンテーションが行われました。それらのうち発表者の許可が得られたものを公開します。

Believing in RFID

RFIDは紛失や賞味期限管理の失敗を防止するために信じられないほど強力な効果を発揮します。

Building on Retail's RFID Foundation

小売業にとってRFIDを正確な在庫把握のために利用することは有益ですが戦略的な優位をもたらすものではありません。なぜなら他の企業もRFIDシステムを導入することで同様の正確さを得ることができるからです。ですがRFIDを独自の競争優位性の獲得のために利用することは可能で、先進的なRFID企業はそれに取り組むべき時期に来ています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/09/03

RFID Journal 抄訳 2014/08/29号

今週はBluetoothビーコンの記事が2つ並びました。一つはレジでの顧客カード代わりに使うというアプリケーションで、そういう使い方ができるのか、と驚きました。読み取り範囲のコントロールとか上手くやれるのでしょうか。まだパイロット段階ではありますが…。

編集後記はMark Roberti氏の香港オクトパスカードの体験記。交通機関だけでは無く少額支払いやアクセス制御にも利用しているのを見て、「これは凄い!」と感動しているのですが、日本や韓国の動向を知らないはずもなしちょっと不自然に感じてしまいました。あるいは2年前に一度流れてしまったRFID Journal LIVE! Asia開催への伏線なのかもしれません。

RFID Helps Mondelez Market Its Trident Gum

トライデントガムなどの食品メーカーであるモンデリーズ社は学校の売店での販売促進にBluetoothビーコンを使うパイロットを行っています。売店の利用者はスマホに対応アプリをダウンロードし、そのアプリが紙のスタンプカードの代わりになるほか、クーポンやスクラッチくじの受け取りにも利用されます。

Beacon-based Scavenger Hunt Is a Hit at Ball Game

ノースカロライナ州の3AマイナーリーグチームDurham Bullsは、球場でBluetoothビーコンを使ったスタンプラリーを行っています。同球団はRadius Networksのビーコンを導入、球場内6ヶ所のスタンプポイントを回った先着20名に商品を出しています。

IDriveThru Leverages Toll-Tag Technology at Drive-Through Restaurants

iDriveThru社はETSシステムを用いたファストフードのドライブスルーシステムを販売しています。これはアメリカ東部で利用されているETSシステム、E-ZPassとクレジットカードとを紐付けて自動的な支払いをすると共に、カスタマイズされたメニューの表示やポイントカード機能を持たせたものです。同社のシステムはニューヨーク・スタテンアイランドのウェンディーズ5店舗で導入されています。

C2MTL Manages Its Conference Via UHF RFID

モントリオールで行われるビジネスカンファレンス・C2MTLでConnect&Go社のRFID入退場管理システムが採用されました。このシステムはUHFパッシブタグ入りのバッヂを利用するもので、参加者のアクセスの管理に使われるだけでなく、参加者のトラフィックを見るためにも利用されます。

RFID News Roundup

  • William Frick & Co.社が高電圧碍子向けのRFIDラベルを導入
  • Farsens社がスイッチの状態を検出するセンサー付きのUHFタグを発表
  • IDTronic社が柔軟・軽量なUHFタグを発表
  • イギリスのコンビニOne Stop社がBluetoothビーコンを使った雑誌割引サービスを展開
  • Orderella社とTAMOCO社がバー向けのNFC/Bluetoothビーコンアプリで協業
  • Identytec社がsteute Schaltgerate社の無線センサー向けに電子カンバンシステムを提供

Speed the Plow (and the Dump Truck and the Backhoe...)(有償記事)

オハイオ州デイトン市の水道局は業務用車両の駐車場にRFIDを用いたゲート管理システムを導入しました。この駐車場には除雪車が配備されており、大雪の日には多量の車両が出入りしますが、ゲートでのチェックで混雑が発生し除雪作業に遅れが生じており、この自動化が必要とされたのです。導入されたシステムはUHFパッシブタグを用いるものです。

Hong Kong: The First Cashless Society?

私が先日訪れた香港ではオクトパスカードという交通系ICカードが広く用いられています。このカードでほとんどの交通機関を利用できるだけでは無く、コンビニやファストフードでの少額決済、あるいはビルや駐車場のアクセスカードとしても利用されており、また香港政府は図書館カードとしても利用できるようにしようとしています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年8月 | トップページ | 2014年10月 »