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2011/12/30

RFID World Watcher Monthly November 2011

今月号は元メールが11月分の配信が3回しかなかったので内容が薄め。特集はTRONSHOW 2012。来月号は2011年のRFID十大ニュースになるはずなのだが、果たしてどんなランキングが出てくるだろうか。

RFID World Watcher Monthly November 2011 (PDF形式、132KB)

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2011/12/23

TRONSHOW 2012

先週東京ミッドタウンで開催されたTRONSHOW 2012を見てきた。今回は会社帰りに立ち寄ったので講演は聴けず、展示ブースをを見学して帰宅。去年と比べて出展者が減り、出展しているブースも展示の内容が去年と同じ所が多く正直かなり寂しい。それでもハードウェアを中心に幾つか面白い製品を見つけることができた。

【富士通フロンテック】

リネンタグが好調な同社が出展していたのは書類管理用のラベルタグと検体容器用のタグ。いずれもGen2製品。書類管理用のタグは以前から商業化されていたもので、今回はシェルフリーダーと組み合わせた展示が行われていた。興味深いソリューションだと思ったが、実際のところはハンドヘルドを使ったソリューションが多く、シェルフリーダーを使った事例はあまり無いのだとか。

もう一つの展示品は検体容器用のタグ。小型のタグがピペットを巻くように貼り付けられている。イメージとしてはペットボトルのラッピングに近く、作業現場ではなくピペットの工場出荷時に貼付されると思われる。血液などの検体が入った状態でピペットを150本入りのトレイにセットし、専用の読み取り台で一括読み取りが行えるというもの。デモを見た限りでは読み取りが確実にできていることに加え、ピペットへの貼付がとてもしっかりしていることが印象的だった。このあたりのモノとしての作りこみの確実さが日本メーカーの強みだと思う。リネンタグと同様に国内外で成功してほしい。

【日立化成】

日立化成は各種のGen2特殊タグを展示していた。特に印象に残ったのがネジ型タグと溶接対応の金属タグ。ネジ型タグは名前の通りM8(ネジ径8ミリ)サイズのネジの形をしたタグで、ネジ穴にねじ込んで使う。僕の知る範囲では世界で初めての製品だと思う。金属部品にタグを付けたい、だが突起が出るのは避けたいという場合に非常に有効だと思う。通信距離は近接となっているがハンドヘルドリーダーで10cmぐらい離れた距離でも充分に読み取りできていた。現在はサンプル出荷の段階で、量産時の目標価格は500円とのこと。

Photo

もう一つの溶接対応の金属タグはステンレス製の外装のもの。海外メーカーにも類似の製品はあるが、過酷な環境で利用する製品だけに日本メーカーの製品は安心できると思う。通信距離は50cm程度。量産時の目標価格は300円という。

Photo_2

【SATO】

SATOは独自仕様のバーコード2種類を出展していた。1つはカラービットコード。ビーコア社が開発した技術をSATOがソリューション販売しているもので、提携自体はかなり前から行っていた。当初は本棚の書籍の一括棚卸をソリューションの目玉にしていた記憶があるが、今回出展されていた展示では反物の管理のデモを行っていた。反物のロールの断面にカラービットコードを貼付し、それをAndroidスマートフォンのカメラで読み取ることで対応する反物の柄を表示するというもの。リアルタイムで表示させることが可能で、ちょっとセカイカメラのようなARの世界が実現されていた。

もう一つはデジタルマーク。アメリカのデジマーク社が開発した電子透かし技術で、英数字10桁のシンボルをイメージの中に埋め込むことができるもの。画像・デザインに目視では分からないように埋め込むことができるというのは電子透かしの性質上当然だが、欠損やゆがみ、汚れ。特に煤の付着や表面の炭化に耐えられるというのが非常に面白い。カタログには1000℃まで耐えられるという耐熱ラベルとの組み合わせで製鉄所で利用する事例が紹介されていた。

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