Fosstrak(オープンソースEPC Networkアプリケーション)
仕込んでからちょっと時間がたったネタなのだけれど日本語のニュースソースがまだ無いようなのでご紹介。先月参加したEPCglobalの総会でFosstrakというアプリケーションの発表があった。これはEPC Networkのオープンソース(LGPL)実装であり、以前はAccadaという名前だったのでそちらで聞き覚えのある方がいるかもしれない。
Fosstrakは現時点で以下のような機能を実装している:
- EPCIS Repository
- TDT (Tag Data Translation) Library
- LLRP GUI Client
- ALE Middleware (Filtering & Collection)
なお、FosstrakはオートIDラボの研究者が中心になって開発しているが、リファレンス実装というわけではない。
EPCISについてはVersion 1.0.1でEPCglobalの認証を受けており、EPCIS準拠のソリューションの提供に無料で利用することができる。また、シンプルながらデモアプリケーションも含まれており、学習用途にも適しているかと思う。動作環境はApache・Tomcat・MySQLで、インストールも簡単だ(発表では実際のインストール作業を5分ほどで見せてくれた)。
現在のバージョンでEPC Networkのコアコンポーネントが一通り揃ったので、今後は新モジュールの追加よりも既存のモジュールの改善を優先していきたいとのこと。JBossがJ2EEアプリケーションサーバの裾野を広げたようにFosstrakもEPC Networkの利用を広められるよう、業界を巻き込んで非営利の運営組織を立ち上げたいとのこと。
発表の時点では毎月180ダウンロードがあり、EU、北米、中韓台の東アジアからのアクセスが多く、日本のダウンロード件数は集計対象外だったらしい。このエントリを見た方は試してみてはいかが。
| 固定リンク
« 金融危機のRFID業界への影響 | トップページ | RFID for the Optimization of Business Processes / Wolf-Ruediger Hansen他(著) »


コメント